この映画の本、面白いんじゃね?
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
ガイドブック、内幕本、解題、解説、分析本、歴史本、写真集、ムック等々 >>5
何だソリャ。
とりとめがなさ過ぎで、どういう読者を想定した本なのかがサッパリわからない。
手垢にまみれたネタばかりだし、コンビニの隅の棚に並んでる実話発掘本にも負けてる。
今野勉やゴジのピンク映画の話で、わざわざ一章も割いてるのかよ。 >>3
シナリオに連載中、渥美マリの回は「やべえな、コレ裁判沙汰になるんじゃねえか」
とドキドキしながら読みましたw
『ピンク映画史』 二階堂卓也・著
1960年代から90年代まで、ピンク映画会社の趨勢が追っ掛けられているのは貴重。
・ピンク映画全盛期の60年代後半には、関西にも製作プロダクションがあった
・新東宝興業は1980年代まで大阪に本社を置いていた
・ミリオンと大蔵は手を組んでいた時期があった
・日活はロマポ開始前に小川欽也を招聘して成人映画を作っていた。
・東映は子飼いの監督に成人映画を作らせたが、次第に向井寛など外部のピンク業界
に委託し、1970年代後半にはとうとう「荒磯に波」ではじまるピンク映画が誕生
などはこの本を読んで初めて知った。監督や俳優、作品にスポットが当たる事があっても、こういうあたりは地味過ぎて調べられていない事が多いので貴重。
(逆に言えば、監督論が書かれているのは若松孝二と向井寛ぐらいで、女優・男優の
筆者のお気に入りらしい清水世津に言及される位なので、その辺に期待してる人にはガッカリかも)
「ピンク映画いろは歌」など作者の思い入れが強すぎて噴飯ものなパートもあるし、
ここ最近のピンク映画事情はヘベレケすぎてアレなのだが、
60-80年代のピンク映画を体系的に知るには結構貴重な存在。 >>8
二階堂卓也といえば洋泉社の『新東宝・大蔵怪奇とエロスの映画史 海女と天皇と活劇渦巻地帯!』
まあ、個人的に大蔵・新東宝を面白がってるからなんだけど
最近は新東宝関連の書籍がけっこう出て嬉しい反面、作品本編が観れないことに悶々としてますw >>9
自分はどっちかというとピンク方面の人なんですが、新東宝は小森白や小林悟など
後にピンクで大活躍した人が多いため、そこそこ観てますw
小森白の方は新東宝の本流にいた人のため、そんなに観られない作品はないのです
が、大蔵貢の子分といった感じの小林悟の方は、新東宝時代の作品はほぼ絶望的
なんじゃないかと。新東宝の富士映画製作で大蔵映画が継承した作品はそのほとん
どが経費削減でジャンクされたとか。カルトの皇帝・小林悟の作品もその大半が
富士映画製作で。。。ピンクにとってエポックな存在であるはずの『肉体市場』も
前半部分が残ってるだけだとか。
小林悟の新東宝作品、その多くが太陽族系統の青春映画だったようですが、もう自分の目で確認できない(´;ω;`) >>7
解ってないなぁ
この手の「裏歴史モノ」は発掘された事実(と思しき与太話も含む)をトリビア的に羅列して愉しむものじゃなく、そこに至る検証過程や動的アプローチを愉しむものでしょ
コンビニの実話発掘本とネタが被るから価値無しなんていう姿勢は、あたかもミステリのトリックをネタにしたクイズ本を読んで、元ネタのミステリ小説を読み解いたつもりの「知ったかさん」と同レベルだよ
それに「ゴジ」呼ばわりもねぇ…
「さすが通は違うねぇ」と感心してくれるのか?
それとも、ボジョレー・ヌーヴォーを口にして「まだ若いなぁ」と言わずもがなのことを口にして周りから失笑を買うタイプと思われるのか?
はたしてどっちだろうねw >>11
https://search.yahoo.co.jp/search?b=1&n=10&ei=UTF-8&fr=ie8sc&p=%E6%9C%AC%E4%BA%BA%E4%B9%99w
https://search.yahoo.co.jp/search?b=1&n=10&ei=UTF-8&fr=ie8sc&p=%E5%AE%A3%E4%BC%9D%E4%B9%99w 古本屋で双葉十三郎のレビュー本買ったわ
1960年代、1970年代、1980年代 大判の写真集で東日本編と西日本編の二分冊だったと思います。
昔の映画館の写真集です。
10数年ほど前に図書館の相互貸借で閲覧したのですが、当時のメモ等が見当たらず困っています。
タイトルや版元等、ご存知の方、教えてください。 >>16
微妙に記憶との食い違いもありますが、国書刊行会という版元に微かに憶えがあります。
早速相互貸借を申し込んで現物を確認してみますが、十中八九、間違いないと思います。
素早い回答、ありがとうございました。 >>15
趣味嗜好の傾向から多分チェック済だろうけど「日本懐かし映画館大全」、比較的最近閉館した映画館がけっこう取り上げられてる 昔のキネ旬の批評、すごくズバズバ書いてるのな
「愚作」とか
辛辣批評集とかまとめてくれんかなw ガイドブックや紹介本でやたら桂千穂の名前を目にする >>21
桂千穂は必ず名前あるなw
映画秘宝系にもあったかな 板的にはイタチだろうけど、映画の本という括りで面白かったので
>>8の関連書籍 『洋ピン映画史 過剰なる「欲望」のむきだし』
70年代、かろうじて街に一軒残っていた洋ピン専門館
厨房で本編を観る術もなく銭湯に貼られた露骨なポスターにドキドキしてたあの時代・・・
おかげで西独やスウェーデンはエロいとインプリンティングされてしまったw 『映画探偵 失われた戦前日本映画を捜して』
文化の保存・継承という面では日本はまぎれもなく後進国だと思い知らされる一冊 >>24
出た直ぐに読んだけど、取り上げられてる戦前映画になじみが無さ過ぎて、イマイチ書き手の興奮が伝わってこなかった
内容はナイトスクープ的で面白いんだけど 文春文庫の日本映画ベスト150
映画をちゃんと見始めた頃のバイブルであった >>26
あのシリーズはまだ売ってる?
たしかに勉強になったな
また新たに更新して出版してほしいな。
邦画、洋画で。 そのシリーズどれも充実した内容だったけど
特に濃かったのがミステリーサスペンス150 文春はこういう企画モノ上手い(好きだ)よなぁ
映画本ではないけど、東西ミステリベスト100も重宝したわ 西脇英夫の「アウトローの挽歌」
がない
いくら探しても見つからん
どこにあるか知らんへんか? >>31
いや、買って、置いてある筈の「アウトローの挽歌」が見つからないんだ
棄てる訳ないし
言葉足らずスマン >>32
林敏彦の「アウトローに挽歌はいらない」なら、俺んちの本棚の隅っこにあるよ 新潮に連載されている松田美智子の飢餓俳優が面白い
今号は菅原文太伝、大蔵から松竹への移籍の顛末 >>34
大蔵じゃなくて新東宝だよね。。。
菅原文太が一番ひどいケースなのかもしれないけど、新東宝から松竹に移籍した
人でうまく行った人っていないよね。。。小津作品に出たり、木下恵介に可愛がられたりした
吉田輝雄も結局、東映に行く羽目になるし。 季刊TRASH-UP!も糞アイドル雑誌になってポシャったし、秘宝もつまらなくなって
もう3年以上前から買ってない。
初期の読者をつなぎとめておくには、若年層に迎合した今の紙面づくりでは無理。
季刊だった頃の活字主体の記事で読ませるA5判サイズのムックで再出発すればいいかも。
別冊のゾンビ究極読本だけは買ったからね。 >>36
皮肉なことだが、洋泉社解散のニュース以降、別冊のムックが売れ出した
普段からもっと買ってくれよ 「スクリプター」日本テレビ放送網出版。
戦後の映画興隆期に活躍した女性スクリプターさんらの激白本。
俳優さん、監督さんらのエピも面白い。
沢島忠監督の奥様がスクリプターさんだったとは(早世) 映画の本で名前だけ知っていた作品が気軽に見られるようになってうれしい >>42
ま、言いたいことはわかる
マルチチャンネルになって、DVDも企画モノが増えて、いい時代になった
地上波しかなかった頃は年末年始の深夜枠とか名画座の企画的プログラムに期待するしかなかったし、ぴあの映画情報をこまめにチェックしてたからなぁ 一昔前だと、紹介本とかは飢餓感が煽られるだけだったからなぁ
最近では編集方針に、ソフト化等、視聴可のものに限定を謳ってるのはありがたい >>48
一旦、ソフト化されても商品寿命が短かったり、少量生産だったり
特に企画モノはその傾向が強い 月村了衛の「悪の五輪」
64五輪の公式記録映画監督の人選をめぐるエンタメ小節
もちろんフィクションだけど、そこかしこに実在の映画人の虚実織り交ぜた言動が描かれていて面白い ガイド本でおなじみの桂千穂さん、お亡くなりになってたんだね 【超関連スレ】
平成ネット史上最大の闇!? 多くのネット民を震撼させた「鮫島事件」の実態 [朝一から閉店までφ★]
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1663500083/ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています