>>72
>浅丘ルリ子、南田洋子、金子信雄、宍戸錠他豪華なメンバーで脇を固めて、ついでに桂小金治、林家三平、牧伸二らの一流芸人まで登場させて

ここ笑うところか?

>日活という超メジャー映画会社で撮って

ここも笑えるな


私も大の日活映画ファンだが、昭和30年代においては、浅丘ルリ子はともかく、他のメンバーは日活映画では豪華かも知れないが、世間一般の評価では大したことはない

日活だって、裕次郎が出るまでは給料の遅配が度々あった新興(復活だが)映画会社
6者協定にやっと入れてくれた頃の話

超メジャー映画会社などと云っては笑われるだけだ

B級映画と云われると、バカにされた気分になるらしいが、B級映画=下らぬ映画ではない
自ら書いているように、A級映画と云うものは
「映画祭などに出品される芸術性を重視した作品」であり
B級映画と云うのは、そうでない作品。(A級映画を作る者の中には蔑みの気持ちもあったかもしれないが)
べつに、下らない映画と云う訳ではない
芸術祭参加作品なんかに縁のない旭や錠は、無国籍アクションと呼ばれる日活アクション映画の中で、体を鍛え、銃の扱いに執念を燃やし、観客を大いに楽しませた

東映時代劇、日活アクション、任侠映画。これらほどB級映画と呼ぶのにふさわしい映画はない
それらに掛ける製作費は黒澤映画や、角川映画、大作と呼ばれる作品と比べると、なんと慎ましやかなものであるか

だから、裕次郎は石原プロを起こし、B級映画でない映画を作ろうとし、そして作った

そのとき、旭はただひたすら、日活のプログアラムピクチャーで頑張っていたんだ
前に書いたように、私はこの旭の態度を評価する

例外を除き、東映時代劇、日活アクション、任侠映画は、B級映画のB級映画たる代表だ
これをA級映画などと云っては、笑われ、呆れられるだろう