先日TBSで深夜に放送されたドキュメンタリー『日の丸』は、かなり刺激的だった。
見始めて直ぐに、「あ、これはかつて寺山修司が同じTBSで制作した『日の丸』のリメイクだな」と気付かされた。

ところがソレは間違いで、
内容はやがて、「1967年のドキュメンタリー『日の丸』は何を描こうとしたのか」という分析へと移って行ってしまう。

ディレクターの制作意図がブレブレで、腰が定まってないのが残念だったけど、
若いディレクターが、「自分が何を描きたいと思っているのか」について迷い続けている様が描かれていると思うと、
その‘迷い’には確かに共感できた。

TVerで、今週末まで見逃し配信されている。
https://tver.jp/corner/f0097748

ATG映画好きなら、見ておくべき。