【ATG】日本アートシアターギルド作品総合スレ 2 [無断転載禁止]©2ch.net
狂った果実はロマンポルノか
人魚伝説好きなら同じ監督の天使のはらわた 赤い淫画もええでよ
狂った果実と同じ本間の十九歳の地図もええでよ ニューシネマ的なら野良猫ロックシリーズもそうやな
ハードなセックスハンターもええけど俺は能天気なワイルドジャンボが好きやで >>180
『野良猫ロック / セックスハンター』は、モロに日本版ニューシネマであって、その意味ではATGっぽい。
長谷部安春監督は、『(秘)ハネムーン・暴行列車』も、ニューシネマからの影響が露骨だった。 >>177
『無力の王』や『ビリー・ザ・キッド』は、後回しでいいよ。
『無力の王』の監督、石黒健治は、本職はカメラマンで、ATG映画『人間蒸発』で撮影を担当した時は素晴らしかったけど、
『無力の王』はヘナヘナの出来だ。
公海当時、「この映画自体が無力だ」と、散々に叩かれた。 >>179
うおおおお
参考になります!
>>178
それはもう観てますね
ATG系は割と結構見てます
>>180>>181
それ知らないので調べてみますが良さそうですね
>> U-nextで検索してみたら
野良猫ロック / セックスハンター
天使のはらわた 赤い淫画
の2本は置いてあったので早速明日にでも鑑賞してみますね。
他にもアメリカンニューシネマみたいな日本映画あったら教えてくれると助かります。 >>178
宇都宮雅代。大岡越前での役柄イメージがあったから、ちょっと驚きだった。 >>185
配偶者に驚いた
西岡徳馬(1973年 - 1975年)
三浦洋一(1978年 - 1993年) >>184
『野良猫ロック』シリーズは、ぜんぶ見ておいた方が良いよ。
一作目の新宿地下街のゲリラ撮影には驚くと思う。
『天使のはらわた』シリーズも、ぜんぶ見ておいた方が良い。
ちなみに、両シリーズとも、シリーズとは言いながらもストーリーはつながってないし、
『天使のはらわた』シリーズに至っては、脚本の石井隆の他のスタッフも、
それにキャストもぜんぶ違う。 >>185
『TATTOO<刺青>あり』に、宇都宮雅代は出てないよ。 >>188
間違えた。雪華葬刺しだった。同じ入れ墨関係なんで勘違いしていた。 ちょっと待って
今、天使のはらわた 赤い淫画見てるけどこれエッチなシーン多すぎでしょ…
アメリカンニューシネマみたいな日本映画を探してるんであってアダルトビデオ探してるわけじゃないんだけど
多少はセックスシーン、ベッドシーンあっても良いと思うけどエロの比率が高すぎてちょっと自分には無理だこの映画 人魚伝説と同じ監督っていうから見たけど人魚伝説くらいのセックスシーンなら別に良いと思う
だけど天使のはらわたはちょっと淫らすぎて俺が求めてる映画と全然違った
ポルノ映画を探してるわけじゃないからなあ…
野獣死すべしとか津軽じょんがる節、鉄砲玉の美学みたいな和製ニューシネマ映画を求めてる >>190
日活ロマンポルノなんだから、えろいのは当たり前だ。
それに、ロマンポルノとかピンク映画っていうのは、
「‘金ナシ地位ナシ学問ナシ’の孤独な男と女が、セックスだけを拠り所にして他者とのつながりを求めていく」
というのが全体を貫く基幹テーマなんだから、
エロ場面はちゃんと必然性がある。
「そもそも他者とのつながりを求めていない」
「つながりを求めるにしても、俺にはセックス以外にも拠り所がある」
という者には、ロマンポルノやピンク映画は必要ないだろう。
しかし、必要とする者も確かに存在するんだよ。 >>191
『(秘)色情めす市場』は見た?
あの作品は、「セックスだけを拠り所にして他者とのつながりを求めていく」という事自体の意味をテーマにしているんで、
あれを見れば、当時の日本においてロマンポルノがきちんと評価されていた事の理由が理解できると思う。 >>191
『野良猫ロック』シリーズは、君の趣味には合うよ。
それは確かだ。
『野獣死すべし』の村川透監督も日活ロマンポルノ出身なんで、彼のデビュー作『白い指の戯れ』も見てみたら?
日活ロマンポルノの初期には、
同じ日活のその前の路線「日活ニューアクション」のテイストを引きずっている作品が多い。
『野良猫ロック』は日活ニューアクションの中の代表的シリーズで、
『白い指の戯れ』はニューアクション路線を引きずっているロマンポルノの代表だ。 >>191
ロマンポルノなんだから仕方ない
ストーリーは自由だが濡れ場は決まりがあるから
めす市場もこいつには向かないと思うね ニューシネマ求めてる奴に当時の西成釜ヶ崎とか嘆きの壁とかの雰囲気を味わえるとは思えん
抜ける濡れ場はないがそこそこ絡みは多いし
弟のあれとか苦手そうだしな
狂った果実は淫画と違ってメインヒロインの濡れ場は少ないから合ったんだろ
エロい濡れ場は永島が担ってる感じで 勧めてもらってごちゃごちゃ言いすぎで端から見ててイライラするのよね >>187
赤い教室も傑作だがこいつには勧めた回がなかったようで残念ですな >>196
アメリカン・ニューシネマってのは「窮屈な日常世界からの遁走」を描いていた。
ロマンポルノやピンク映画は、それを見ること自体が「窮屈な日常世界からの遁走」であって、
その意味ではニューシネマともつながっていると思うんだけどな。 でも質問者はそういうニューシネマは求めてないと思うな
狂った果実、野獣死すべし、太陽を盗んだ男的なのでしょ好むのは >>201
まァ、『くいこみ海女・乱れ貝』や、『東京エマニエル夫人』を勧められて見たら、さすがに「騙された!」と思うだろうけど、
『(秘)色情めす市場』はATG映画だと見まがうような作品じゃん。
あれを見てヒロインの芹明香のファンになって部屋に彼女のポスターを貼る者がいたら、そいつは頭がオカシイ。 ファンになるやつは普通にいるだろ
あれの芹は魅力的だし
俺は女優芹明香伝説買ったわwww
ワンピースでクルクル回ってるシーンのポスターあったら貼るわ
これでもええけど
https://i.imgur.com/4kcNqqD.jpg 裕次郎の狂った果実も結末とかアメリカンニューシネマの系譜じゃね?
フランスヌーベルバーグに影響与えたらしいが >>201
まさにそうです
それらの映画が大好きで他にもないかな?って探してる状態です。 逆に言えば
中々理想の映画タイトルが出てこないとなるともう大体めぼしい作品をほとんど観てしまったのかなあと思ったりもしますけどね
アメリカンニューシネマみたいな映画を探してるので何なら日本製、アメリカ製映画でなく他の国の作品でも全然OKです
似ていれば あとATGなら津軽じょんがる節や鉄砲玉の美学のほかには
サード、青春の殺人者、股旅、曽根崎心中、タトゥーあり
このあたりも自分が求めてる映画像に近い作品たちです >>209
青春残酷物語
処刑の島
ヘアピンサーカス
十九歳の地図
さらば愛しき大地 >>214
『鉄砲玉の美学』の中島貞夫は、一貫して「鉄砲玉の美学」を描き続けた人で、
そういう路線が好きならば、もっと中島作品を見てみれば良い。
『現代やくざ・血桜三兄弟』とか、『狂った野獣』とか、『ジーンズブルース・明日なき無頼派』とか。 >>214
和製ハードボイルドは当たり外れ大きい印象です
蘇る金狼もちょっと苦手でした…
>>215
狂った野獣を試しに観てみます!
>>211
それなんとか全部観れそうです 淫画を見てエロとかアダルトビデオとしか感じられないってスゲーな
雨のシーン赤のシーンジャングルジムのシーンとかの映像センスよ >>218
アダルトビデオとまで言わなくてもこれはポルノ映画じゃないですかね?
出来の良いポルノ映画ってのが率直な感想です
>>220
セックスハンター観ましたが面白かったです 根岸なら、狂った果実よりキャバレー日記の方が面白い キャバレー日記といえば竹井みどり
行方知れずらしい >>225
元所属事務所が、退社後には連絡を取ってないというだけでしょ。
郊外のスーパーマーケットでレジ打ちとかしてるんじゃないの? >>227
言いたいことあるなら書いたら?
質問君? そんだけ見てて他にお薦めねえ
あとはロマンポルノだけど相米慎二監督の「ラブホテル」
あとはフィルムワーカーズ最後の映画「夜をぶっ飛ばせ」大御所が輝いてた頃の「復讐するは我にあり」大笑い30年の馬鹿騒ぎで有名な「仁義の墓場」大林宣彦の最高傑作「ハウス」
あ…全部ATGじゃないや
ATGで大林宣彦だと「転校生」や「廃市」なんだけど最高傑作は「ハウス」なんだよなあ
当時松竹の重役はボロクソ言ってたらしいが
優作は「野獣死すべし」で新しいハードボイルドをやろうとしたんだが退廃美っぽい雰囲気を受け付けない層もいたから森田の「家族ゲーム」も「ア・ホーマンス」も自己満足という評価は付きまとった 何かのカタログ本に影響されました中二丸出しですんまへんみたいな書込み ニューシネマ的なの希望してる奴にハウス勧める意味は >>231
申し訳ないけど優作の野獣死すべしなんて優作ファンだけ観てりゃいいじゃんっていう出来。
せいぜい室田日出男の髭面刑事がいいぐらい。
仲代達矢主演の方が原作に忠実で素晴らしい。 >>233
アメリカンニューシネマってイージーライダーやバニシングポイントやタクシードライバーみたいのばっかじゃないぞ 中島丈博先生の「祭りの準備」もアメリカンニューシネマの影響かな? じゃ面倒くさいけど説明するよ
ちょっと長文になるけど
アメリカンニューシネマというとカウンセラーカルチャーの時代を色濃く反映していて反体制とか反逆がテーマでアウトローとかが車やバイクでぶっ飛ばしたり破滅へ向かって突っ走ったりを思い浮かべる人が多いと思う
しかし実際は「スローターハウス5」や「時計じかけのオレンジ」のような近未来SFもあるし「カッコーの巣の上で」のように閉鎖的な場所を舞台にした作品もある
「ダーティハリー」のキャラハン刑事や「フレンチコネクション」のポパイのように主人公が体制側の立場だったりする作品もある
確かに反体制や反逆がテーマとして描かれる作品は多いが、アメリカではニューハリウッドと呼ばれていた様に、とにかくストーリーはハリウッドの黄金時代のパターンにはまらない新しさに満ちている
主人公は薄汚い負け犬のままだったり全然勧善懲悪で無かったりスカッとせずにグズグズ終わったりラストがブツ切りで投げっぱなしだったり
ゴダールに代表されるフランスのヌーベルヴァーグとは違うアメリカならではの新しさだ
「断絶」などザラついた映像でひたすら車が走り回るだけ、でもカッコいい
「時計じかけのオレンジ」は正確にはイギリス映画だし「エル・トポ」は正確にはメキシコ映画だがアメリカンニューシネマの範疇に入ったりする、なぜだ!
その強引さや雑な感じも含めてアメリカンニューシネマなんだ
さて、大林宣彦の「ハウス」はアメリカンニューシネマのファンに受けるか?という当初の疑問だが
俺の答えはイエスだ
なぜなら日本で77年に公開された反応がアメリカでアメリカンニューシネマの作品群が公開された時と同じだったからだ
「ハウス」を観た東宝の重役はゴミだと吐き捨て、映画評論家はボロクソに貶した
「CM作家が安い映像を繋ぎ合わせた全く何も残らない作品」という評論は俺も覚えている
しかし10代20代の若者は熱狂した(特にクリエイターは衝撃を受けた)
これもアメリカンニューシネマの反応と同じだ
大森一樹は「ハウス」を観て自らの創作欲を抑え切れずひたすらデビュー作創作へと突っ走った
井口昇は全身の細胞が沸騰するほど感激し「富江」をはじめ「ハウス」へオマージュを捧げている
2009年にアメリカで公開されると、そのポップでチープでアバンギャルドな作風はたちまちカルトな人気を博した
先日大林宣彦監督が亡くなったニュースがアメリカやイギリスで流れた時はあの「ハウス」の監督が…という内容だったほど カウンセラーカルチャーじゃなくてカウンターカルチャーね
長文なのに間違えてゴメン >>247
テレビ時代劇の必殺なんかもニューシネマの影響モロ受けてそう 「時計じかけのオレンジ」なんてもろに反体制、反社会的なものを描いた作品でしょうに
もしかして見てないで言ってない? >>250
お生憎様
理解はしてる
そりゃキューブリックだからね
テーマは反体制だけど絵に書いたような社会に対する反逆者が出てくるわけじゃないし、いかにもリベラリズムに満ちた人物が体制の問題あるプログラムの力を借りてチンピラ主人公に復讐したりと幾重にも捻った形の近未来SFでしょ?
いかにも時代を切り取った「いちご白書」とかとは違うブラックユーモア作品だよ
「スローターハウス5」も反戦的なメッセージがあるし
だからといって反体制や反逆が無いとアメリカンニューシネマというわけじゃないよね
「真夜中のカーボーイ」は都会に負けた二人がひたすら暖かい場所を求めた哀しいロードムービーが後半にあるだけで声高に反社会を叫ぶ人間は出てこない
それどころかプロパガンダの欠片も理想理念すらない作品もある
そういう偉そうに綺麗事の理念を語る人間を皮肉った描写の方がはるかに多いじゃないか
公民権運動と強引に結び付けようとする安い評論を見るけど見当違いも甚だしいと思うぞ
ついでにフランスのヌーベルヴァーグとも直接には関係ない
アメリカンニューシネマはそんなに不自由なものではない >反体制や反逆が無いとアメリカンニューシネマというわけじゃない
いやいや、反体制や反逆精神が無いアメリカンニューシネマなんて存在しないよw
一体どういう定義づけしてんのよ?
「真夜中のカーボーイ」なんて反体制運動の影響下じゃないと生まれてこない作品でしょうに >>254
面倒くさい人みたいだから、あんまり相手にしない方が良いかもよ。
この人に言ってる事にいちいち突っ込んでたらキリがない。
しばらくはジッとして、嵐が過ぎ去るのを待つべき。 大林宣彦の「ハウス」は」予告編を見た人がショック死した
くっだらねーにも程がある >>256 人類のIQが低くなった今だと真に受けて上映中止運動とか起きそう。。。 >>256
違う。本編を見た人がショック死したんだよ。 >>254
>>255
ベトナム戦争下のアメリカで作られたから無理やり政治背景を結びつけてこじつけて定義してるだけじゃん。
お前ら全共闘時代のジジイかよ。
勝手に定義すんな。
どうせ何を例に挙げてもお前らは無理にこじつけて反体制映画にしてしまうかそれはニューシネマじゃないとか排除するんだろ。
極左爺さんは臭くてたまらん。 お前が一番放置できなくて混ぜっ返すだけのパヨクじゃん。 >>252
ムダムダ
断絶どころかワイルドパーティやピンクフラミンゴでさえ反戦映画だって評論があるくらい。
勝手にゴールを動かす類いに何を言ってもダメ。 >>263
そういうふうに一言言い残すと、そこに突っ込み入れてくるから完全放置で。 >>264
263書いたの俺だけどお前に反対してるんだよ俺は。
ニューシネマが反戦とか反体制なばっかなわけねえだろ。
ワイルドパーティやピンクフラミンゴ見たことないだろ。 >>265
おまえ、誰と人違いしてんの?
面倒くさいバカが、もう1人現れたな。 >>270
『本陣殺人事件』か。
あれ、実は最初は、ATG&角川春樹事務所の提携作品として製作されるはずだったんだよね。
何で、角川は降りてしまったんだろう。
(ちなみに、野村芳太郎版の『八つ墓村』も、当初は、松竹&角川春樹事務所の提携のはずだった)
ATGは、円谷プロと提携する企画もあったし、
(実相寺昭雄監督『ウルトラマン・怪獣聖書』)
黒澤プロと提携する企画もあった。
(黒澤明監督『その木戸を通って』)
もしかしたら、
渡辺プロと提携で植木等主演のATG映画の企画もあったかもしれないし、
石原プロと提携で渡哲也主演のATG映画の企画もあったかもしれないし、
ホリプロと提携で山口百恵主演のATG映画の企画もあったかもしれない。
ま、それは冗談だけど、実際の話、『ミスター・ミセス・ミス・ロンリー』のような例もある。
あれは原田美枝子の企画で、彼女の所属事務所とATGの提携作品だ。
原田が神代辰巳に惚れ込んで、彼に映画化してもらおうと自ら脚本を書いたけど、
東宝にも東映にも相手にされず、原田自身が出資してATGと提携という形になった。 本陣の鈴ちゃんのキャラで八つ墓村の典子が出てきてたら俺的には最高だったんだが
基本的に映像化されると典子と宝探しネタはスルーされる
お兄さま!萌えネタもスルーやで >>265
ピンクフラミンゴってニューシネマじゃないですよ? 上のほうでニューシネマの定義で喧嘩してる人いますけどあれ僕じゃないですよ
僕はニューシネマみたいなATG映画を探してる20代の男性です
最近鑑賞した女囚 701号さそりはめちゃくちゃ良かったです!こういう映画探してました ここでニューシネマの定義語ってる人たちってちゃんとアメリカンニューシネマのwikipediaとか読みましたか?
確かに全部が反体制ではないけど大体が反体制ですよ
老人が猫と旅をするハリーとトントとか反体制ではないですね
例えば主人公が下っ端の警察官とかの話もありますけど(グラインドインブルーとか)結局それは警察が腐敗してるのを描いてたりしますからね
アメリカンニューシネマというのは卒業からタクシードライバーくらいまでに描かれた個人の無力感に共感するジャンルだと僕は思ってます
だから内容が体制側だろうが反体制側だろうが孤独な青年だろうが結局個人の無力感ややるせなさに共感できるような映画のことだと思います そもそもニューシネマに限らず映画のような第七芸術は反権力、反体制的な側面が必ずありますよ
芸術は絵画だろうが音楽だろうがそういう面があります
それが嫌いな人は何で映画なんか見てるんですか?
映画の世界じゃ大体悪者は金持ちとか政治家とか国家ですからね