>>189
そう、伊丹って結局はそういう人だよね。
生きてたら津川と仲良く2人で安倍晋三と会食、『そこまで言って委員会』では津川の
隣に座っていても全くおかしくなかった。

なぜか伊丹に「反権力、反体制」の幻想を見ている人ばかりという不思議。

『スーパーの女』だって結局は安売りスーパーに群れを成す大衆なんかバカにしてる。
安売りの卵に殺到する主婦たちを悪意たっぷりに描いた場面を見ろよって。

伊丹が本音では「本当に良いものが欲しければそれなりの値段の処で買い物しなよ」
と思っていたのは明らか。
伊丹が本当に描きたかったのは「どうせ大したカネも払わない癖に分不相応なもの
ばかり欲しがる大衆のエゴ」「たかが大衆相手の安売りスーパーに狂奔する人間たちの
シニカルな人間模様」だったのだと思う。

あと例によっての「他殺」陰謀説にもウンザリだわ。

人間は些細な事で簡単に躁鬱的になったりするものだよ。それで死んでしまう人もいるでしょう。

TVの刑事ものや2時間ドラマではすぐに「あんな人がそんな理由で自殺なんかするわけがない」というけど、
あれはシナリオの都合上でそう言わせているだけ。

人間は他人からは「なんで?」という程度の理由でも簡単に気分が落ち込むし死ぬ。

それが人間というものですよ。。。