満な肉体とあごのホクロが何とも艶っぽいヴァンプ女優、
木暮実千代の魅力を語りましょう。

略歴
1918年1月 下関生まれ。日大芸術学部に在学中に江ノ島カーニバルで
「弁天さん」を演じたのが松竹の撮影部長の目に留まり、在学中ながら
松竹に入社。
1941年に従兄・和田日出吉と結婚。戦中は満州に渡り、1946年に帰国。
帰国後は映画界で活躍するかたわら、熱心にボランティア活動を行う。
中国留学生研修生擁護協会常任理事として中国人留学生を自宅に寄宿
させたり、法務大臣認定の保護司として活動した。
なかでも、かって映画界で良きライバルだった高峰三枝子の息子が1977年
に覚せい剤所持容疑で検挙されると保護司として高峰の息子を指導監督し、
更生に尽力した。
1900年6月、72歳で逝去。

木暮実千代フィルモグラフィー(日本映画データベースより)
ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0179110.htm