池部良氏について3
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>>295
見てきました。銃の事は詳しくないのですが、流石に慣れた手つきだなあと感服しました。
話の内容は、三船さんと池部さんの間の男の友情、三角関係の女性との繋がりの描写が簡略されすぎたのか、
さらりと本人たちの台詞から「戦友同士で過去に何かあったんだな」と推測できるくらいで
キャバレーの支配人をする事になったきっかけとかもよく分からず・・
そういう情とか心の機微ではなく、男の連帯感を前提に、
ひたすらナイフやピストルでドンパチとエロスとを楽しむ映画なのかなと思いました。
設定が戦後のやくざ映画って、表向きは仁義だ仲間だと言いつつ、
結局は金と権力と女の取り合い、嫉妬で足の引っ張り合いをするだけで、
池部さん本人なら「こんな事に関わるのは馬鹿馬鹿しいぜ」とか言って報復とか興味なさそう。
古き良き?やくざなら似合いそうですが。
加山雄三が若いというよりまだひょろっとした子供で、
バンドにうつつを抜かすどら息子の設定にぴったりでちょっと笑ったw 「遥かなる男」は、男対男に続き、平田昭彦さんがあちゃ〜となる設定でw
脚本(原案)の人が同じだからか、内容は違えどなんだか似ている気がしました。
池部さんのエッセイにあったように、せっかく「女性ファンが10倍増える」はずの
柵越えのシーン、見事に柵と馬の足元しか映ってなくっておかしかったw
ですが、馬に乗って草原を軽やかに疾走する光景が映るたび、ほぉ〜と溜息がもれました。
ボート漕ぎもいい。
上半身のみ脱いで背中のアップとか、脚が長くて顔がちっちゃくて、
本当にきれいな骨格だなあ・・と再確認。 日活のアクション映画よりも先の作品だよ。西部劇を下地にしてるような気もする。
谷口監督が山で撮影したいために作ったんじゃないかな。
最後の平田さんがよかった。 そっか、日活の方が後か 谷口監督って山好きなんですかね? 東宝ってヤマカジさんをはじめ山好きな監督多かったんじゃないかな
黒澤もずっと登山帽がトレードマークだったし そうなんだ 山好き多いんだ
何か嬉しい( 〃▽〃)
それはそうと33号車応答なし、かなり面白かったです
フィルムが飛んで近所の人に何て言われたから池部さんがムカッと
来たのか分からなかったのが気になるところ >>307
先日読んだ『山岳マンガ・小説・映画の系譜』で
「銀嶺の果て」にかなりのページが割かれていて
その中で谷口監督(と黒澤監督)の山好きについて
触れられていましたね。あと、あの映画で助監督を務めた
岡本喜八も山男だったとか。 >>310
出だしの夜勤に行く場面なら、
「ちょいちょいタダ酒飲めてだって」という近所の陰口に憤慨する。
司さんのそのあとの行動に繋がる話なので、ここがはっきりしないと
モヤモヤしませんでした?
サスペンスとホームドラマをまぜたような作品で、自分も好きな映画。
心配をかけないために、ふだんと変わりない日だったというラストが
良いね。 >>312
はい、もやもやしました!
あーそう言ってたのかー。ありがとうございます。
もう一回見直したいなー。 女を弄んだ映画監督、谷口千吉。
若山セツ子は谷口のお陰で縊死した。 池部さんと若山セツ子さんも、共演作けっこうあるね。
「青い山脈」が有名だけど、「おスミの持参金」がよかった。
池部さんちょっとしか出ないけど。 池部・若山コンビだと『大番頭小番頭』が好き。
伊藤雄之助が面白い。 今日はお誕生日ですね。
生誕100年まであと4年。 「サラリーマン忠臣蔵」、社長シリーズ好き・かつ池部さんファンにはたまらないですね。
凄い俳優陣がずらりずらりと出演しているけど
やはり池部さん・三船さんがそれぞれ社長役として
ビシッとスーツで髪もなでつけて登場すると、スタアオーラ全快で格好いいわ〜。
主役が森繁さんというより、東野英治郎さんみたいになってるのも面白い。 ラピュタ阿佐ヶ谷
4月13日(日)〜19日(土) 恋化粧 1955年
5月18日(日)〜24日(土) こだまは呼んでいる 1959年 撮影所内では森繁に次いで台詞覚えの悪い俳優と自著にありましたが本当なのですか? 高峰秀子さんもあんな台詞覚えの悪い人いない(笑)っておっしゃってたらしいし
久我美子さんも笑い話として話していらした
でも篠田監督は5ページの長いワンカットをミス無くこなしたと話してらしたから
いわば「やれば出来る子」だったのではと
私は、池部さんという人はしゃかりきにやるのが恥ずかしいって部分があったのではと妄想しています >>319
tsutaya
で借りて今見てるところ。 京橋フイルムセンターにて
5月11日、23日 「夜の終り」 図書館で「並木座ウイークリー」復刻本を見てきた。
池部さんも画と文を寄せていたのですね。
お父さんゆずりか、やっぱり絵心ありますね。
「作家の猫2」も見たかったけど、こちらは貸出中でした。 「さらばラバウル」のファンはここに何人いるの
かな。 若林大尉、格好良かったですね。
「あの人じゃないわ・・」 高野外マナーTBCテレ南来日艦パクシイSIMイラクハウス国会ジャポン法公団りんごキャンセル米ギャンブルバー明太子孫スポーツ野球ねぎ欧州医学古文書マックスタミナ豚かつ大阪湾だしガンダムホー灰じめやんキードラ光勤ラーメン
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スタミナランド南川崎トークショー小売保健研究長教授モパイルしお駐車近代デナラーメン
港区参拝保健王なにあげてんだよ?「わー!ふお?」★↓★↓↓パズルビーム点数稼ぎ作文代行ノートン汽車元社長事務官 上映日程(東京)
9/6〜9/12 「花影」神保町シアター
9/8 「石中先生行状記」 池袋 文芸座
10/4〜10/10 「破戒」 神保町シアター
10/9〜10/11 「足にさわった女」ラピュタ阿佐ヶ谷 追加です。
上映日程(東京)
9/6〜9/12 「花影」神保町シアター
9/8 「石中先生行状記」 池袋 文芸座
10/4〜10/10 「破戒」 神保町シアター
10/7 「雪国」 池袋 文芸座
10/9〜10/11 「足にさわった女」ラピュタ阿佐ヶ谷
10/10 「乾いた花」飯田橋ギンレイホール
※加賀まり子さんトークショーあり 上映日程(東京)
10/4〜10/10 「破戒」 神保町シアター
10/7 「雪国」 池袋 文芸座
10/9〜10/11 「足にさわった女」ラピュタ阿佐ヶ谷
10/10 「乾いた花」飯田橋ギンレイホール
※加賀まり子さんトークショーあり
10/19〜25 「黒い画集 第二話 寒流」ラピュタ阿佐ヶ谷 ■「茅ヶ崎館」のカレーすき焼き
えっ??すき焼きに、カレー? と、まず普通は思う。
でも、考え出したのが小津安二郎となれば、ちょっと話は違ってくる。世界のオヅはとっても食いしん坊だった。牛肉が大好物。
青少年期の10年、松阪で暮らしていた。
その小津が、スタッフや俳優に自ら振る舞ったのが“カレーすき焼き”――カレー粉をふりかけたすき焼きだったのだ。
田中絹代は「こんなに美味しいものはない」と言ったというし、スタッフも「一種独特のなんともいえないうまさだった」と書いている。
でも、ほんとかな??「なんともいえない」と書くあたり、どうも怪しい。
『早春』に出演した池部良は「誰がカレー粉を入れた」と怒ったそうだ。 やっぱり……。
そのせいか、池部良はそれ以降、小津映画には出演していない。そして、小津もカレーすき焼きを二度とつくらなくなったという。
小津はカレー粉だけだったが、森さんは「鰻に山椒」からヒントを得てアレンジ。この山椒が 名脇役を演じている。
「松阪時代に父親と離れて暮らした小津さんは、時折父親と食べるカレーが好きだった」と森さんが教えてくれた。多感な年頃、
松阪での寮生活になじめなかった。そんなとき、父と食べるカレーは東京への思いを駆り立てたのだろう。すき焼き=松阪とカレー
=東京との邂逅。それが、無意識にあったのかもしれない。
そして、こうも考えられる。小津映画に漂うユーモアが、じつはカレー粉かもしれない。主役の牛肉が原節子とすれば、豆腐は笠智衆。
そして、カレー粉は杉村春子だろうか。 ■京橋フイルムセンター 千葉泰樹監督大回顧展
11/22(土) 14:00、12/16(火) 13:00
『妻と女記者 ―若い愛の危機―』
11/22(土) 16:30、12/17(水)16:00
『山のかなたに 第一部・第二部』
11/25(火) 19:00、12/17(水) 13:00
『若い娘たち』
11/26(水) 16:00、12/14(日) 10:30
『丘は花ざかり』
12/2 (火) 13:00、12/24(水) 19:00
『弥次喜多道中記』
■ラピュタ阿佐ヶ谷 加東大介特集
12/7(日)〜9(火)19:00、12/10(水)〜12/13(土)14:50
『自由ヶ丘夫人』 おお〜
金欠になって映画館から足が遠のいてたけど弥次喜多だけは
観に行こうかな >>343
テレビでも弥次喜多ありますね。
三船さんと並んで、股旅姿のいい男っぷりが見られそうです。
時代劇専門ch
『弥次喜多道中記』11/22 12/28
衛星劇場
『破戒』11/14 19 24、12/6
『早春』12/3 13 28 >>344
うわっ情報ありがとうございます!!
じゃテレビで観よう〜 >>330
エッセイを読んでいると、子供は好きだし、できれば欲しかったんだろうな、
と感じます。
最初期の戦記もの(再婚前の作品)の中にも、いつか自分の子供にお父さんの
このたいへんだった話をしてやろうという部分がありますし。
晩年のエッセイにも創作が混じっているだろうけど、ご近所の外国人一家の
赤毛の男の子と遊んでいて、養子に欲しいと思うシーンがあります。
またよほど「子供は?」と聞かれることが多かったのか、「夫婦の仲が大切で、
子供にはこだわらない」「できないんじゃない、作らないんですよ」「いくつ
だと思っているんですか。万が一、子供ができても、もう育てあげることができない、
それは子どもに対する一種の虐待ですよ」というシーンが度々出てきます。
年配の人たちと話していると、ちょうどその時代は、不妊治療といえば排卵誘発で、
今のような技術ではないので、多胎妊娠の危険と減数処置の倫理性が問題になって
いたようです。一応、クリスチャンでもあり、踏み切れなかったかもしれませんね。
亡くなったとき、生前親しかった骨董屋さんのブログに、池部さんがわざわざ
息子さんに手紙をくれたエピソードが出てきます。手紙の内容はサッカーチームで
頑張っているけどなかなか上手になれない息子さんに、サッカーが上手になる
「おまじない」を教える、というものでした。「君のお祖父さんのようなオジサンの
池部良」と結ばれていたそうです。 >>321
以前、池部さんの古い演技ノートを入手した、と書いたものです。
あの、若い医師が山村に赴任して…というヤツです。
本当に几帳面な性格が伺われる予習ノートなんですが、どういうシーンか簡単に
予習しておく、という感じで、「俺がこうやってやろう、こう言ってやろう、俺が俺が」と
いうのとはちょっと違うように思いました。
池部さんは監督志望だったので、どういう絵になるかとか、人物の解釈とか、全体像
に関心が高い人だったのではと思っています。
どんな役柄をやっても、自然に、その人物に見えるのは、そのせいではないかと。 すみません、途中で投稿してしまいました。
台詞を完璧に覚えるとか、そういうことは後からついてくることで、
全体の解釈や絵柄がきちんと頭に入っているタイプの人ではないかと、
感じています。 >>300
「池部良・永福町」で検索すると、年配の方のブログで永福近辺を散策する記事
があり、池部さんの旧居の写真が出てきます。
数年前の記事でしょうか。もう表札はありませんが、生け垣や樹木は手入れされて
いるように見えますので、誰か管理している人がいるのではと思います。
弟さんの獣医医院も近くだったと思います。
池部さんのエッセイでは、お父様の晩年のお世話を弟さんのお嫁さんがとてもよく
してくれたと感謝している記述があります。
エッセイでは。大森の生家→出征→復員して両親の茨木の疎開先でしばらく静養→
東宝に復帰してお父様の幼馴染の下町の家の2階に下宿→永福町の小さな家に両親を
引き取る・兵隊時代の部下を集めて宴会→同じ町内の立派な日本家屋に転居
写真の家はその立派な方の日本家屋でしょう。ご近所を回っていた新聞少年にすすめられ
一目で気に入ったようです。
同じ検索ワードで、お父様のお弟子だった方の息子さんのブログも出てきます。
その筆者は件の池部邸を訪問したことがあり、広い廊下のある立派な家だった
という思い出が綴られています。
池部さんは永福のその家を気に入っていたようですが、池部さんがどんどんスター
になり来客も増え、お父様と気まずくなったこともあり、家はお父様に譲って出た
そうです。 >>346
「君のお祖父さんのようなオジサンの池部良」
いい話ですね。何だかじんとしました。
お父様関連のエピソードはもれなく面白いですね。
晩年、口では嫌がっていた勲章を自分で着物に縫い付けて
写真を撮っていた話も面白かったなあ。 その骨董屋さんのブログには、ほかにも素敵なエピソードがありました。
読んだのはずいぶん前なので正確ではないかもしれませんが…たしか骨董屋さん
は池部さんとお酒を飲んでいた。すると美子夫人が傘を持ってお迎えに来て
くれたんだそうです。あのシーンをやってみたいのではありませんか、という
ようなことを言って、差し出されたのは一本の傘。
池部さんと相合傘の道行を体験することができたそうです。ファンとしてはもう、
たまりませんよね。まさに粋なはからい。
たしか勲章は池部さんが貰い受けに行ってあげたのではなかったか、と。
池部さん自身は勲章に背を向けるような姿勢をとっていたようですが、お父様の
ことは暖かい目で見つめていますね。
上述した池部邸に行った人のブログでは、猫が10匹くらいいたそうです。
お父様は静かな環境でなければ仕事ができないと言って、池部少年がハモニカを
吹いたら激怒した話もエッセイにはありましたが…猫10匹はさぞ煩いだろうに。
池部家の人々は、動物好きなんでしょう。弟さんも獣医だし。
美子夫人も大の猫好きで、池部さんはたぶん奥様の関連でしょう、愛猫協会の役職
も引き受けていたようです。 池部少尉殿が山東省の任地で歩いていると、前を兵隊がひとりフラフラと歩いている。
こちらに気付いたようだが敬礼も何もしない。
放置すると本人のためにもならないと声をかけると、その兵隊がいきなり「良ちゃん、固い事は無しにしようぜ」と言った。
従兄弟の岡本太郎だった。 池部さん、猫10匹の下僕だったとは・・w
犬がいた時期もあったように思うけど、奥さん毎日大変だったでしょうね。
池部さんが描く猫は、猫の気持ちをうんと感じ取って描いている絵だなと思ったけど
毎日の観察の賜物だったのですね。
躍動感があってしなやかで、何だか不思議と伝わってくるし、猫の可愛さがよく表されていて好きです。 どっちかっていうと奥様の方がネコちゃん愛強かったような印象あるけど 『恋人』の撮影中に転倒して鼻を骨折したときに、
すでに契約済みだった傷害保険が支払いの対象にならなかった。
どうやら就業中不担保の契約だったらしい。
『心残りは・・・』に掲載されていたエピソード。
でも保険を勧誘された時点では、
「仕事で危険なこともあるからぜひ加入を」と言われて契約したのだから、
就業中のケガが補償されない契約だったってのは変だよね。 >>342 に追加
■ラピュタ阿佐ヶ谷
11/23(日)〜11/29(土) 10:30
『兄とその妹』
■池袋 新文芸座
11/22(土) オールナイト
『妖星ゴラス』『宇宙大戦争』 >>354
「猫10匹」は、そのブログ主が池部さんではなくお父様を訪ねて永福町の立派な
家に行ったときのことなので、まだ池部さんがその家にいたか、もうすでに家を出て
帝国ホテルを住まいにしていた頃か、あるいはさらにもっと後なのか、わからないです。
でも少なくとも再婚後は、奥様が熱烈な愛猫家だったので、「猫の下僕」への道をたどって
いるかも。
結婚するときの奥様側の条件のひとつは猫だったそうですし。池部さんがトイレ
に行こうとすると奥様の猫が走ってきて、池部さんより先に便器に座る…一家
の主人を差し置いて、という感じだったそうですよ。
単行本に収録されているかどうかわかりませんが、たしか猫の雑誌に池部さんの
エッセイが掲載されていて「犬の知能は人間で言えば4歳児くらいだそうだが、
そうすると猫は2,3歳かと思う。うちには子供がいないが、他の人に聞くと、
子供は2,3歳くらいが最も可愛い盛りなのだそうだ。ということは、猫を飼
うということは、最も可愛い時期をずっと一緒に過ごせるということで…」み
たいな内容で、愛猫家ぶりを発揮していました。
ヤフオクを見に行くと古い雑誌記事がたくさん出ているのですが、その永福町の立派な
ほうの家で撮った写真に「池部さん・ご両親・愛犬ジャラン」というのがありました。
あと、エッセイには、麻布に住んでから飼っていた犬には「文太」と名付けていた、と
いうのがありました。 >>358
>最も可愛い時期をずっと一緒に過ごせる
いい考え方ですね。飼い猫がやんちゃしても、そう思えば腹が立たないかも・・?
「作家と猫2」で、ミンゴちゃんが洗面台にいる写真がありましたね。
それはもう見事な美猫で、気品があって。
ヤフオクの雑誌も買ってみたいけど、なかなかそこまで手が回らないw ヤフオク、見てるだけでも珍しいものがあって楽しいですよ。
最近も、池部さんが昔、知り合いの記者?に出した絵入りの年賀状が出ていました。
達筆で絵も上手くて、こういうのがさらっと書けるのはかっこいいと思いました。
ところでネットで興味深いものを見つけたので…「映画=テレビ移行期の映画スターに見る
脱スタジオ・システム的共闘」で検索してみてください。
早稲田の先生が書いた論文なのですが、タイトルは堅いけれど、読みやすいものです。
演劇博物館に遺贈された池部さんの資料と、同じく佐田啓二さんの資料(早稲田出身)
を調査して書かれたものです。
池部さんは盟友の佐田さんに、自作の脚本「マニラの男」を贈っていた。
佐田さんの遺品の中にあったそうです。そして原案として、これも池部さんの
仲良しだった作家の藤島泰輔さんの協力もあったかもしれない…という感じです。
監督・池部良、主演・佐田啓二と記されていました。
池部さんの資料の中の当時のスケジュールにも、ロケの予定などがあり、また当時の
映画雑誌にも映画界の動向としてこの企画のことが出てくるそうです。
結局、企画どまりで、幻の作品になってしまったようですが…佐田さんにとっても
とても大切なものなので保管していたのでしょうね。
佐田さんは仲良しのゴルフ仲間で、俳優協会の立ち上げには実務方面で池部さんを
強力に補佐してくれました。さらに映画の企画もあったんです。
東宝と松竹の大スター同士の友情に、胸が熱くなりました。 ↑すみません、タイトルを間違えました。
「マカオの男」です。 へー仲いいのは知ってたけど、そんな企画があったことは知らなかった
教えてくれてありがとうございます 早稲田に池部さんの資料が遺贈されて、良かったのだ、と思いました。
そんなに大量には預かってもらえない、かなり取捨選択しなくちゃいけなかった
だろうけど。
でも、他の映画人の資料と比較して新たな発見ができますから…
羽鳥隆英という研究者の論文なんですが、とりわけ後半からは情のこもった文章だと
思いました。池部さんや佐田さんの熱い思いを汲み取ろうとしていると感じました。
あの「決定版・池部良」も、資料としての価値だけでなく、伝わってくる空気がとても
好ましかった。闊達でスマートで優しい先生を取り囲む、真面目で素直な学生たち、と
いった雰囲気。なごやかで真摯な集いに、読者であるこちらも参加できたような、心持に
なれました。 ディアゴから任侠映画シリーズ出るみたいだね
池部さんも大きく載ってたから新聞の広告保存することにした 清潔なイメージの強い池部がヤクザ映画にも出演していたことに驚いた >>366
任侠映画の中でも清潔感はあります。
二役で出てる「帰国(ダモイ)」(49)でも、女を殺害(?)して警察に捕まる方は白いスーツを着てまるでそんな感じじゃないし。
見た中では「夜の終り」(53)が、一番汚い感じじゃないかと思う。 松竹の監督の間では、すけべりょう と呼ばれていたとか。
共演した女優に手を付けることも多かったが、別れ方がスマートで恨まれることが無かったのも人柄だろうね。 東宝専属が長かったが、その後は東映に多く出てる
スポットではあるが、松竹も渋谷監督「現代人」は初期の重要作だろう 篠田正浩の『乾いた花』だっけ?
はじめてヤクザ役をやった作品。
あれも松竹。 島津保次郎が俳優にしたので、松竹に出ても当たり前の感じはする。 S
1/31 東京の休日(日本映画専門ch) 再放送3/8
1/31 白夫人の妖恋(時代劇専門ch) 2/2〜2/6
BS
2/16 昭和残侠伝 死んで貰います
映画館
2/20,22 昭和残侠伝(池袋 新文芸座)
2/24〜26 如何なる星の下に(鎌倉市川喜多映画記念館)
3/7〜13 吸血蛾(神保町シアター)
池部さんが金田一耕助役をやったことがあったとは。 『君よ憤怒の河を渉れ』を見てきたんだが、いかにも怪しげな池部さん、最後まで正体はばれませんでした。 おじいさんになってもイケメンだったけど
何か健康法でもやっていたのかな。
リフトアップとかした感じもないけど。 CS放送
3/8 白夫人の妖恋(時代劇専門ch)
3/9 乾いた花(衛星劇場)
3/23 海潮音(日本映画ch/ATG)
4/1 不滅の熱球(チャンネルneco) 久しぶりに「早春」を観た。
池部さんの映画では、これが一番好き。
淡島さんも凄く綺麗だし。
岸恵子さんは、やや違和感あったかな。
あの金魚役は久我美子さんが合ってたと思う。 久しぶりに「早春」を観た。
池部さんの映画では、これが一番好き。
淡島さんも凄く綺麗だし。
岸恵子さんは、やや違和感あったかな。
あの金魚役は久我美子さんが合ってたと思う。 すみません。
間違えて二度も書き込みをしてしまいました。 いいのよ
でも金魚は岸さんがイイと思うの
びっちな感じは久我さんにはないもの あだ名が「ズベ公」だもんね。
徹子の部屋に岸さんが出たとき、岸さんは一つの恋が終わったらパッと忘れて次に切り替えるタイプ、
お友達の草笛さんはずっと一人の人を思って、亡くなってもお経をあげたりすると言ってたのを聞いてから
「やっぱりキンギョにぴったり・・」って思った。
脚がまっすぐできれいだし、麻雀中かなんかの男子集団の部屋へ上がった所とか
たまらなく可愛い。あんな甘え方されたらイチコロだわ〜。 4月4日〜 神保町シアター
「青い山脈」(正・続)
劇場で見られるのは嬉しい。
DVDも他のより高いもんねえ。 破戒の丑松先生よかったよな 弱弱しさ演出するためオーバーアクションのとこあったな 破戒は高峰秀子さんバージョンのも観たかったな
スチール写真はたくさんあるという話だけどどこかで見られないかしらん ラピュタ阿佐ヶ谷のメルマガ届いた。
次回の特集は池部さんメインですって!!
わーいわーいわーい!! ラピュタで特集ですか?
早くスケジュール知りたい!
京さんと共演した「顔」見たいなあ。 5歳しか違わないのに森繁久彌の息子役だったという伝説の俳優さんですね 今井正監督とは、「続・青い山脈」以来仕事をしなかったのかな。
今井監督は演技指導が厳しくて人の好き嫌いが激しい人だったから、苦手意識を持つ俳優さんも多かったようだけど。 山本富士子さんと共演した「暗夜行路」が観たい
エッセイでは、富士子さんのことを石臼みたいに重かったなんて書いてたけど >>394
スケジュール出ましたね。
チラシが出来上がるのが楽しみ。
>>395
自分も暗夜行路見たいです。
着物姿の似合う二人だからこそとっても良さそう。 作家の阿川何とか(マジで失念スマソ)が自作の「志賀直哉」の中で
映画としては出来が悪い、志賀先生も評価してないようだった、とか
書いてたからどんなんか興味ある>暗夜行路
男の嫉妬がにじみ出てる醜い文章だったw 不滅の熱球だけど、沢村の投げ方はあれであってるのかな? 沢村の女房キャッチャーにレクチャーしてもらったんだよね確か?
かなり似てるって映画館で上映された時に貼り出されてた資料には
書いてあったと思う >>401
内堀捕手に教わって、千秋実と合宿してまで訓練したとか
映画化の話を持ってきた人も似てると言って泣いたとか、
「21人の僕」に書いてありましたよ。
この間たまたまドーム脇の道を通った時、鎮魂の碑があるのに気づいて
パッと沢村投手の名前の所に目がいって、、ついこの間まで名前も知らなかったのに・・
やっぱりこういう題材で映画化しておくのって大事だなと思った。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています