【白竜】その男、凶暴につき【川上麻衣子】
>>132
その全部を合体させたのがアウトレイジだね。特にビヨンド。 >>134
アウトレイジに重厚さは無いと思う グッドフェローズみたいなオシャレさも無い
無機質というか、シナリオと画作り両面から空疎な空気感は出てる(たぶん意図的)
Vシネギリギリだけど、キャストの豪華さとカッティングのセンスと残虐描写のオカズのおかげで
どうにか娯楽作品たりえた感じ 西部警察やテキサススワットみたいな改造車がデーンと登場し結局大したこともせずに終わるとか
苦味ばしった表情でサムダウンするダスターコート姿のたけしの背後で仕掛けが爆発するとか
そんな予告編がみたかった。 たけしさん始め、
皆、危ない(何処か、特徴が、ある)、
方々の出演!? 妹を射殺することの意味は何なのでしょうか
たけしが精神的に疲れたことの表れなのか >>143
知的障害にシャブ中・・・もう救いようがないでしょ 意味とかねーだろ
凄い単純な映画を拡大解釈しようとすんなよ
みんな殺しちゃえって終わり方するだろうなって
最初の10分で予想つく 武の作品の中で一番好きだけど、二つだけ納得いかないところがある
(ネタばれあります)。
まず、我妻が仁藤を射殺して、その直後に新開が清弘に電話で知らせる、
それに対して清弘が「わざわざありがと」と言って電話を切る、
その直後、清弘と手下との撃ち合いがあって、我妻登場、と続く。
この間、5分位?と思うんだけど、そうだとすると、
我妻が倉庫に到着するまでが時間的に短すぎると思う・・・
仁藤のオフィスと清弘のアジトがそんなに近いというのは変だし・・・
あと、我妻が警察署で清弘を拷問してるとき、
清弘が「兄妹そろっててめえらキチガイか」と言う。
この言葉から、我妻としては、清弘が妹をマークしてることが分かったはずで、
であれば即座に何らかの行動に出るのが自然と思うんだけど、
そのあと、バッテイングセンター行ったりしてやけにのんびりしている・・・ じゃおれも質問。
歩道橋でキヨヒロとすれ違ったあと、結構な距離歩いて引き返すのはなんで? >>150
俺の考えだけど、あの時点で我妻はキヨヒロの顔を知らなかったんじゃなかったっけ。
で、すれ違って、しばらく歩いて、直感的に今すれ違った奴が酒井を殺しに行くんじゃないかと気づいて
(なんで気づけたかは説明はないけど、すれ違ったキヨヒロの雰囲気その他から閃いたんだと思う)
そこで引き返した、と思ってる。 素晴らしい作品だけどはしょり過ぎではと思えるところもある。
たとえば、我妻はなぜ岩城刑事の敵をうつような行動にでたのかとか。
もとの話読むとなるほどと思ってしまう。 仁藤の暗殺指令は柄本(最初にやられた売人のあんちゃん)と岩城刑事だけなのに、
なんで清弘は暴走しちゃったんだろ >>157
指令に沿って動いてたというよりも
単に暴力、殺しの衝動が好き、他死=自死に惹きつけられてゆく
結局は我妻も同類なので >>151 も納得ゆく >>158 >>159
それではただの無差別殺人者ということになるが。
ちゃんと子分も3人いるし、仁藤に5発ぐらいなぐられても従順だし。
もとのシナリオだと仁藤に命を救われたことにはなっているけど。
殺人衝動が抑えられなくなったわけじゃくて、
仁藤に「このままだとあんた破滅する」と言っているがそういうわけじゃないのかね。
つまり仁藤にすくなくとも非合法的な世界から手を引いて欲しい、
そう思ったんじゃないかね。 たけしは原作にかなり手を加えてるから(原作者も遺憾だったみたいだ)
原作を映画の補完として使えるとは思えない 「その男、凶暴につき」って我妻と清弘の二人の事言ってるって思った >じゃおれも質問。
歩道橋でキヨヒロとすれ違ったあと、結構な距離歩いて引き返すのはなんで?
なんでこんな簡単な事が理解できないのか
>>151で完璧な回答があるけど
こういう余計な解説を省いてる所に武映画の妙な現実感やリアル性があると思うんだけどな >>164
確かに。
あと、余計な解説を省くのは、見てる側に勝手に考えさせる、ということでもあったと思う。
映画を能動的に見させてくれた。
初めて見てから20年以上たつのに、我妻と岩城が喫茶店でなに話してたのか未だに考えさせられる >>167
もとシナリオだと、岩城は子供もできるし家も新築したのにガンだとわかり
そのために麻薬の横流しをしていたらしい。我妻の妹への資金援助もしていたらしい。
もっともそれを説明されてもいいんだけどどうだかなあ。
月並みに予想すると、岩城「おれの責任なんだから、おれが一人でかたをつける」
我妻「それはまずいよ」岩城「お前になにかあったら妹さんはどうすんだ」
あるいは、お互いすでに事情を知った上で敢えて
岩城「妹さんは退院してどうだ」
我妻「へんなサラリーマンひっぱりこんじゃって、すぐたたき出した」
岩城「そりゃあ、大変だったな。おれも子供ができるし。そうしたら遊びに来いよ」
我妻「あー、必ず行くよ、……」
なんて話で終始して結局そのまま二人喫茶店を出ていってたら、
泣けてくるなあ。 今の武が撮ったらそんな説明臭い台詞入れるんじゃない HANA-BIから説明色が強くなったように思う。海外を意識することと関係あるのかなあ
>もとシナリオだと、岩城は子供もできるし家も新築したのにガンだとわかり
そのために麻薬の横流しをしていたらしい。我妻の妹への資金援助もしていたらしい。
そうだったのか。20年以上経って初めて知ることがあるなんてな。サンクス
会話については、我妻がぼんやりと岩城を問いただしてたんじゃないか、と漠然と思ってたけど、
「お互いすでに事情を知った上で敢えて ・・」て線もしっくりくる この間テレビでお笑い番組をみたら、タレントが喋ってる言葉にぜんぶ吹き出しテロップが出てるでしょ。
耳の不自由な人に対するサービスとしてならわかるんだけど、
「ワッハッハ」って笑っている映像の下に「ワッハッハ」て吹き出しテロップを出してて、これ何だよ、ここまで教えるのかって。
ただ、テレビがそこまでやってるのに、自分の映画で「台詞がなくてもわかって」ってやってもこりゃ無理かなって思った。もちろんエンターテイメントとしてはね。
違うジャンルの映画はそれでもいいと思うけど、今回みたいなエンターテイメント作品は、はっきり喋って教えてやんなきゃいけないって意識したよ。
http://www.outsideintokyo.jp/j/interview/kitanotakeshi/02.html あたかも、エンターテイメントでない作品では説明を抑えた作品を撮る余地を残してるみないな口ぶりだけど、
菊次郎とかアキレスとか見るとね、もうね・・
「その男凶暴につき」は、説明を省きつつエンターテイメントとしても立派に成立してるっていうのに・・ ナイフは握ったまま外すものなの?
痛くないの?
チカラ入れすぎて手が開かないの?
握ったままじゃないと血が出るの? そのまま深作監督が撮ってたら派手なドンパチ物になってたのだろうか? ポン中延々おっかけるシークエンスでの芦川誠の演技が好きだ
こんな新人いるいる!と思わせるリアリティ 最後菊池が僕は馬鹿じゃありませんからとかいってるけど、おまえバカだろwって思っちゃう
セリフより画でみせるから初期は海外でも評価されたんだろうな
誰だったか、海外の監督で、昔の邦画買いあさる人いたな。セリフわからなくても画面観ればわかるとか 何度もビンタされる役者すごいね
青くなってるのメイクじゃなくて本物じゃないのかな
後半しらねえよって言う前に殴ってるしw
ヤク中を追いかけるとこや、バットで頭かちわるとこもいいな >>179
>最後菊池が僕は馬鹿じゃありませんからとかいってるけど、おまえバカだろwって思っちゃう
それこそがラストの女性の顔のアップなんじゃね。
前任者があんなことになったのに、また似たようなことを続けてって。
ところで妹が入院してたってあったけど、なにが原因だったの?
吾妻の言うとおり頭の病気ってこと? 犯罪サスペンス「セブン・サイコパス」が北野武監督作「その男、凶暴につき」の一場面を使用
http://eiga.com/news/20131023/3/ 北野武監督ってなってるけど、この映画に関しては、もともと深作が監督だったんだし、
深作が降りてからも、別の人間が実質的な監督やってる
で、たけしは、椅子に座っているだけで、撮影は淡々と進み、「出来ました」って報告受けるだけなので
これじゃ俺が監督やってる意味がない!と思って
後半は脚本を書き換えて、わざと無茶苦茶やったらしい
後半は、自分は台詞いっさいなし、殺しまくり、ラストのオチも改変、
よく分からない秘書のおねーちゃんがパソコン打ってるシーンで終了
で、映画通とかが、あのラストの秘書のおねーちゃんには何か意味があるんじゃないのか・・・
実は黒幕ですべてのシナリオを書いていたとか・・・
とか勝手に推理したんだけど
ただ、この女優さんを使ってくれと強引にねじ込まれたので、画面に出しただけのことだったとか たけしが語る「実は〜」って、かなり盛ってる場合が多いからなぁ
「尺が足りなくなって仕方なく役者を延々歩かせたら、そこが良いって褒められた」
って言ったかと思うと「役者から余計な芝居引っぺがす為にとにかく歩き続けさせた」とか
その話す場に合わせてくるくる言う事変るんだよ ディスコで、我妻が橋詰を殴っているときに流れている
音楽は、なんていう曲ですか? これと3-4*10は得体の知れない魅力があっていいな。
関係ない人が殺し合いに巻き込まれて、突然銃で撃たれたりするのがいい。
実際自分が巻き込まれる立場だったらたまらないけどな。 昔、オールナイトニッポンでやってたかなあ
「その男、凶暴につき」で、白竜のホモ相手を演じた俳優(名前忘れた)は、ベッドシーンがあると聞かされて
前張りとかつけるんですか? とかえらい張り切っていたら
上半身ハダカで、ベッドの上でぽかーんとしてるだけでいいんだよ!と言われて、拍子抜けしたとか 白竜の妙に短いバスローブが、卑猥なんだよね。
公開時高校生だったから、ホモ同士の性行為なんて分からないけど
愉しんだんだろうなぁってのは伝わってきた。 歳下の彼を射止めるモテオーラをつかめ(仮)
って本を出したら絶対売れそうなのに企業秘密ですか 初めて観たけど観終わった後しばらく呆然としちゃったよ
窓の外眺めながらぼーっとせざるをえなかった おもしろかったー シャブ中になってしまった妹と射殺した後
自分の頭を銃で撃って自殺して欲しかったラスト
仁藤を撃ち殺した後手下の2も一緒に撃ち殺して欲しかった
新米刑事が最後ヤクの売人になるラストも要らない
これらが改善されてたら名作だったと思えるんだが
ちょっと残念 No.2が生きてるのは最後の戦いを目撃させるため
N0.2と青二才がシマを引き継ぐのは観客に目撃させるため 白竜の事を中盤あたりまでコブクロのでかい方だと思って見てた >>196
広島から阪神にFA移籍した選手かと思った 本庁の刑事と合流してチンピラの家に押し入るシーンで
刑事を出迎える女性を演じてる人ってタレントだっけ?
どこかで見たような気がするんだが。。。 No.2が我妻撃ったのは我妻にとって救いだったんじゃないかな。
我妻があのまま生きながらえたとして、その後の人生がどうなってたかを考えるとね。
あるいは、清弘との対決で、致命傷負ってたんだとしたらなおさらだ。 踏み込んだ刑事たちが見かけ倒しで弱いのも笑える
初めて見たときはわざと殴らせて被疑者シバくのかと思ったわ
ニヤニヤしてたたけしも急に慌てだすしw 最近初めて観て衝撃受けたわ
めちゃめちゃおもしろかった たけしがタクシーの運ちゃんに「あのパトカー追っかけて」と言ったあとに流れるホンワカした曲、
何かの作品でも使われてたが、何かわかる人いないか?思い出せない ごめん、そのシーンじゃなくて、もっと前のたけしが徒歩で出社してるときの音楽
他のシーンでも使われてると思う
とにかく他の邦画でもよく耳にする まさか、サティのジムノペディのことじゃねーだろうな? 全然違う
浮浪者襲った一人では何もできないガキを自宅に押し入ってボコったあと、
場面変わってたけしが一人歩いてるときに流れる曲。
タモリの世にも奇妙な物語の曲に似てる。
とにかく結構邦画で挿入されてる どんな曲かと思って確認してみたら、サティのグノシエンヌ#1じゃんw たけしは初監督作「その男、凶暴につき」で用いた演出を明かした。劇中には、たけしが30発に及ぶビンタを繰り出し、相手の顔が腫れるシーンが登場するという。
この際たけしは、腕が画面の外に消えるたびに、手のひらに赤い顔料を付けることで、顔が腫れていくように見せたそう。
たけしは「おすぎのバカが、たけしはヒドすぎる!って言ったんだよ」「『あんなに役者を、いくら映画だって、リアルに叩くバカがいるか』
って言うから、全然映画分かってねえなって」と当時受けた批判を明かし、おすぎを一刀両断にした 樹まり子のは「その女、淫乱につき」だっけ?
キャッチコピーが「たけしに見せるな」だったのは確か。 「その女、変態につき」が樹まり子。
「その男、包茎につき」なんてのも存在したらしく、たけしはスーパーjockeyで指摘して「大きなお世話だ!」と憤慨。 ビートたけし(5年前のコラムより
北野誠(50)がラジオの発言で無期限謹慎になったってね。
どっかに書かれてたな。「北野武ならある程度許されるけど、同じ北野でも北野誠はダメだ」って。
「あれはたけしが言うことだ」とも書いてあったけど、オレだって言わないよ。
やしきたかじん(59)もそうだけど「関西ローカルだから大丈夫」って安心感あったのかな。
一時期、大阪のテレビ、ラジオってすごかった。
「どんなこと言っても東京の耳に入らない」ってな感じで。
東京の芸能リポーターも大阪行っちゃ、好き勝手なこと言ってさ。
でも今はインターネットで、ユーチューブで動画が流れちゃうから。
オレが見てないと思って好き放題言いやがってと思ったもん。
大阪の番組でオレの悪口言っては、東京に戻って知らん顔してたヤツとかいたな。
東京でも言えばいいんだよ。最近そういうのも減ってきたけど。
関西のヤツも怒んなきゃいけないよ。ローカル扱いされてるんだから。
「東京じゃ言えないんだけど・・・」とか言うヤツに対して
「じゃあ大阪は田舎ってことか!」って怒らなきゃ。
オレみたいに「悪口言ってそうで、ほとんど言ってない」っていうような、
情けないヤジ馬が一番いいんだよ(笑)。
文句言って、怒られたら隠れちゃう。 落語のようなヤジ馬でいい。
面と向かって悪口言っちゃいけない。 しょせんお笑いなんだから。 >>214
撮影期間中のラジオで毎週、撮影裏話してたんだけど、殴られ役に「演技じゃ出来ないから、当てていくので程々の所で合図して。」と打ち合わせしてたんだけどいつまでも合図出さないんで不安になりながらも殴っていた。
カットかかった後、理由を聞いたら「殴られている間は(画面に)映っていられるじゃないですか。」と言われて、役者ってのはスゲエなあ、と感心してた。
他には、よく衣装製作費○千万とか宣伝しているのをバカらしく思っていて、全部衣装部の衣装で撮るつもりだったけど、全然キャラが立たなかったので、メインキャラだけは新調したとも言ってました。 たけしキャッスルの話題になるが
たけしはジリオンみたいな(?)光線銃の導入を目論んでいたが、結局はモダンな水鉄砲でのファイナルラウンドを迎えることになり
消化不良が残ることになった。 芦川誠も深夜食堂で見たときにはすっかり貧相なド中年になってたな 我妻の妹が入院してた理由は薬物中毒の治療、というのは考えすぎ?
我妻が薬物密売を執拗に捜査したのと、
妹が薬物打たれてすぐに中毒になったりしてたし たけし自身が脚本に付け加えた設定が精神を病んだ妹の存在であり
我妻が孕む狂気を遺伝的なものだと表現したつもりらしい。
作者の考えがイコール作品の正当な解釈というわけでもないし
遺伝だと作品内で具体的に描かれてるわけでもないのだから
こういったことを言うのは結局裏話の暴露でしかないのだが。 オリジナルシナリオが原作の「烈火の月」も読んだけどさ、
ただの相棒だった麻取の女を頭の狂った妹に変更したのもさることながら、
最後に主人公が射殺しちゃうように書き直した北野武はすごいわ。
野沢尚には悪いけど、元のシナリオをそのまま撮ってもこれ以上の映画にはならないだろ。
ただ、主役があっさり殺されちゃうとか、気弱な相棒が最後はワル刑事になるとか、
「L.A.大捜査線」の影響が大なのはバレバレだけどな。 川崎で起きた殺害事件も我妻頸部のようなひとが
悪餓鬼に頭突きしてたら起こってなかっただろう 監禁グループのオカマの描き方が安易なのは残念。
特に死に際の辺りはつまらないマンガでさんざ見たようなパターン。
野沢脚本にあったのか、改変したたけしのアイデアなのかは知らないけど。 北野武監督で、ビートたけしが出演して良かった数少ない作品 ビヨンドで白竜が武サイドに付いて動いてるのを観て感慨深いモノがあったな 「ハナビ」も「やってるか」も出ているね
白竜はいまだにこの映画のイメージで食えてるんだからすごいことです