【中村】宮本武蔵5部作【錦之助】
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>八幡!命あっての勝負!
このセリフ、わしも印象残ってるな。相当見込んでると見た。
一乗寺下がり松のところだけ白黒で、戦いのあと、カラーになって、
オレンジの枯れ葉の中に武蔵が倒れている。 いや、通しで観たのは昔BS2で観たっきりだなー。
DVD-BOX持ってるから立ち回りのシーンは何度か観てるけど。
般若坂と一乗寺の決闘は何度観ても凄いね。
錦ちゃんは剣技はもちろん、演技も抜群だし。
映画観てから原作読んだけど後半はかなり端折ってるね。
一乗寺の決闘の後まだ4巻も残ってることにびっくりした覚えがある。
映画だと城太郎とか途中退場のままだし、お杉とお通の和解もないし。 わしは原作読んだのは高校くらいやったかな。中学やったか。
映画と原作はぜんぜん別物やけどね。
錦之助は体も小さいし、必ずしもイメージぴったりというわけではないけど、
宮本武蔵映画というと、これしか考えられないくらい武蔵。
気迫というか、鬼神的な、倒錯的なところも含めて、いい。
作られた時代にもよると思うね。この感じは今どう作ってもでない。
高倉健も錦之助に負けてないし。こういう役柄は健さんにしては珍しいし。
ババもいい。 錦兄の殺陣はほんとに素晴しい
この人は侍と股旅ものを完全に使い分けている
杉&高橋&里見がテレビで見せる剣捌きなんて錦ちゃんに比べると
おこちゃまのようなもの
松方は父親譲りでさすがに巧い 錦之助の殺陣はどっちかというとチャンバラ系で、リアルではないんだけど、
なんかいいんですよね。本質を表現してるというか。歌舞伎的というか。
決闘ではだいたい一撃で倒す、なのにすごい試合を見た気になる。
集団の斬り合いでも、走りながらなでてるだけで、別にすごいことは
なにもしてないのに。
剣術を似せてやれば、迫力が出るというわけではないんですよね。
あと小次郎が島津公の前で槍と試合をするときも、ずっと足の動きだけを
映している。そういう演出も斬新だ。
テレビの時代劇スターが勘違いしているのは大きく刀を振り回すのが殺陣の神髄だと思っていること
錦ちゃん始め当時の剣劇スターは決して大きくは振り回してはいない 所詮は素人のニセモノですからね。本物っぽくしようとすればするほど、
ニセモノっぽくなる。 >>12
同意だけど当時の仲代ってかなり多忙だよね。 >13さん
参考までにあなたの考える柔軟(かたいの反対)な当時の俳優をお聞かせ頂けますか? 若山や滝田(年代違うが)が居合の技術を活かした自然な殺陣やってると思う 橋蔵の小次郎という可能性はどうですかね。
無理なのかな。
健さんの最期の表情は、この大作を安くしてしまった。 わかってないなぁ。中二病だなー。
だいたい、映画を見ずに書き込んでるでしょ。
黒澤とか小津、このスレあたりはインテリジェンスが高いから、
相手にされたいのはわかるけど、
スレ汚しにしかなってない。 >>18
どの辺がスレ汚しですか?
健さんの小次郎はベストとは思えないけれど。 さて、錦之助版宮本武蔵について話題を募集します。みんなよろしくね。 何か言いたいことは「一乗寺」で全部言っちゃったような気がして、
「巌流島」はオマケみたいな気がしたなぁ。
高倉小次郎も「一乗寺」までとはキャラがちょっと違ってるし。
「一乗寺」はどこをとっても傑作じゃないカットがない名作ですよね。
決闘シーンはもちろんのこと、お通の身に着けていた布がパッと落ちるシーンとか、
吉野太夫が琵琶を破壊するシーンとか、河原崎長一郎が武蔵を訪ねる場面の夜の暗さとか、
決闘シーンの後でカラーに変わるカットの、あの蘇鉄みたいな植物の赤とか、神すぎる。
あの決闘シーンは白黒で撮影して着色したのか、カラーで撮影して色を落としたのかは、良く知らないけれど。 武蔵は勝ったあと、逃げ足が速いのもいいよね。
あの作品での錦之助はまさに神がかってる。
ただ、何度も見返していると武蔵という鬼神に狙われて、
滅亡していく吉岡一門が哀れに思えてくる。
ほとんど相手キチガイだし。
柳生はうまくかわすけど。
吉岡の次男とか小次郎とか、
勝てないとわかっていても、前夜に酒をがぶ飲みして、
武蔵にあっさり殺されて行くんだよ。
そういう意味では一種のホラーでもある。
武蔵=ジェイソン、怪物
怪物と出会った人間たちがあわてふためくホラー。
武蔵=何かに取り憑かれた人間、鬼神
何度目かの血戦の前に、長一郎が武蔵を訪ねて、
なぜ、そこもとはかくまで吉岡一門を付け狙われるのか、仇とまで
目されるのかと恨み言を言う場面があるんだけど、
武蔵はあんまりうまく答えられないんだよね。
武の習いとか適当なこと言ってんだけど、武蔵自身あまりわからない。
そりゃそーだよ、鬼になんで人間を食うかなんてきいても答えられないよ。
幼子を殺すぐらいだからね。いや、むしろ鬼にならないと子供を殺せないか。
『仇討』ではキチガイ演技にさらに磨きがかかっていたな。
窮鼠猫を噛みまくるラストの大立ち回りは凄まじい。 東映があの通りの体たらくなのでDVDがまだ出てないけど北米盤は出る。
http://www.animeigo.com/
一乗寺の決斗は集団抗争時代劇からの流れを汲んでるね。実録風な描き方だし。 おれの超検索技術で調べた結果、
ここでダウンロード/ストリーミングできるみたいやけど、専用ツールを
インストールせなあかんみたいで、ちょっと躊躇しとる。
tsutayaにはなかったわ。
http://www.watchthisfree.com/movies/1964/adauchi/watch/ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています