■ キッズリターン ■
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若者はいつだって負ける
勝負に勝てるのは映画の中だけ これ今から見る人が羨ましい
それくらい初見が素晴らしかった 喫茶店の店員と結婚した人ってタクシーで事故して死んだって設定なの?
事故車回収のシーンがあったけど、せいぜい怪我したくらいだと思ってたら……
可哀相な…… そう、その事故車のガラスの割れ方が、一箇所だけ穴が開いてるような割れ方で、
ヤクザに撃たれたのかと思ってしまったんだけど、考えすぎかな? 本当に死んだって設定なんだね……
しかし畑に落ちたくらいの事故で死ぬとは。
あのシーンだけじゃそこまでは思えなかった。 運転手の人とシンジが喫茶店でボーッとしてるシーン好き
以前カツアゲされた相手を子供扱いしたシーンが好きだな キッズのサントラCDのジャケット
イラストのヒロシとサチコの後ろ姿がせつない。
お笑い芸人のマネージャーみたいな茶髪ロン毛いたけど、あいつって誰?
不良3人組に同じような茶髪ロン毛いたけど、アイツですか? >>242
最後にお茶目で強いボクサー出てきたけど、彼は3人組のリーダー格の小さい人ですか? >>243
242じゃないけど
ちょうど覗いたので
そうですよ。 どうでもいいですが、この映画のロケに使った高校の卒業生だぞ、
見るのとても楽しみ(まだ見てないけどDVD持っている) >>227
アラサーでさっき初めて見たよ。
当時奨められていたけど見ずに過ごした。
本当、よかったよ。安藤が時代背景を越えたもんにしてるね。
そんで、ボクシングのシーンはかっこいいと思った。
>>247
どこの高校なの?
安藤の最後の台詞には「うんうん、そう思うよね」って心の中でつぶやいた
社会人になりたての頃の自分を思い出したよ
それとマーちゃんの腕が心配になったw もう15年前の映画なんだね・・・
当時小3だったけど、今23歳で、今の年齢のまま当時に戻りたい・・・ 昨日、ブックオフでこの映画公開当時の雑誌を見てたら
その雑誌で小島聖とミュージシャン(名前忘れた)が対談してて
この年で1番よかった邦画はキッズリターンだって話してた
もちろん、それはいいんだけど
意外だったのは2人とも、「久石譲の音楽がうるさくて邪魔だった」と言ってた事
あと、「たけしの映画だったらやりたいっていうミュージシャンは沢山いるだろうに、なんで久石なんだろう」
って事も言ってた
今じゃ考えられないよね 音楽がエモーショナルすぎるって
やっぱり当時の映画評で見た記憶があるな >>253
キッズ〜の音楽は久石の劇伴の中で唯一良いと思ってたんだけど、厳しいな。
でも批評眼を持ってるのは良い事だよ。
役者としてはしんどい部分なんだろうけど。 この映画って淀川さんが褒めてたの?だったらうれしいな >>253
ミュージシャンてサエキ ケンゾウだなたしか、ナカノ ヒロミチも加えた鼎談の中での発言(ぴあ別冊) たけしの映画は一途な主人公が多いけどこの青年たちは良くわからない
何が感動を与えてるのかも全然 突然また見たくなり、いま見終わった。
素晴らしいの一言。
ほぼ完璧な映画なんだよ。
何一つ無駄がないし、キャストが全員ハマっている。
唯一の欠点は音楽だけ。
たけし映画全般がそうだが
意図的に笑いをとろうとすると途端に野暮ったくなる。
パインで殴り込み泣きはらした顔のダンカンや激昂する大竹まこと、細かい演技したつもりの石橋僚(brotherの)では笑ったけど。
映画だ他人と揚げ足取りや放言で笑いを取る得意技が使いにくいからな。 実際、その世代向けに作った(んだけど若い奴らにウケてるから不思議だ)と当時監督が言ってた >>249
お前はそこまで書いといて
なんで当時見なかったことに対する思いとか書かない? 安藤くんがすごくいい
彼もこんな名作でデビューしたらつらいだろうけどね
キッズの音楽すごい好きなんだけど以外と少数派なのか 良かった良かった >>270
今の左の出し方忘れない。外から中ね。
今の、出し方、忘れない。わかった? 最近見直していまさら気付いたけど
ラストでへらへらしながら練習してるチャンピオン(?)ってあの不良のチビなんだね・・・
いかにも才能なさそうな感じでシンジにもドスッってやられてたのに 最後であいつにくっついてる女が
いかにもしょうもない女でワロタ やたら口の悪いジムの会長が辞める人には優しいあたり
武はリアリティある人物描写が上手いと感じた
ああゆう不器用な指導者は実際よくいる この映画は諦めないなら負けないってことだな
シンジもマサルも映画の最後の後には必ず復活してるよ ラブレターを奪われて、読まれずに済んだから、さちこさんと結婚できたのかな。 >>274
経験者として安藤のボクシングはどう思った?
素人ながらすげえ上手いな、と思ったんだが。 ボクシングって入門しても自分から先輩に教えてもらいに行かないとダメなのか。
みんな勝手にやってる感じだね。有望な奴を見つけたら直接指導してくれるみたいだけど。
「何時〜何時は初心者コース」じゃないんだね。 >>4
喫茶店のさちこさんと結婚した男でしょ。
ルームミラーのところに人形がぶら下がってた。
その後、さちこさんは喫茶店でタバコ吸ってたな。
「行かないわよ」のセリフにいろんな思いが込められてたね。
>>29
カズオ。あれ、カムバックしたのか。。。準構成員かと思ってた。
>>140
>終わってないと言い切ることで、
>終わったことを自覚してそこから始めていくんだ
いい言葉だなあ…
>>205
確かに写真もらってると解釈できますね。
ロッカーに飾ってある。 ジムに来ていたまーちゃん、会長になんて言われたんだろうな。
素直に来なくなった。 さすかに入れ墨姿でスパーリングされたらいい迷惑だろう
シンジの大事な時期でもあるわけだしヤクザとの付き合いは避けたいだろうしね 沖縄からこっちにきて働いてる奴で、林みたいに他人を駄目な道に引き込もうとする奴がいたよ ロードワークで通り過ぎた後にガード下でシャドーボクシングみたいなこと
していたホームレスはたけしさんですか??? あのセリフはいらないという意見に対するリリーフランキーの文章がバカというかヒステリックだった。
糸井重里が書きそうな感じの内容。 成人映画の売店のおばちゃんが良い味出してたw
「バカだね〜(飽れ)」 あのおばちゃん昔TVタックルでたけしや大竹とコントやってたな こないだ風俗に行ってピュッと出ちゃったんで「もう終わっちゃったのかな?」って
言ったら嬢に「バカヤローまだ始まってないわよ」と言われました マーちゃんってかなりいい家に住んでるよな
けっこうお坊ちゃんなんだろうな シンジ役は最初元ボクサーの人がやる予定だったってきいたんだけど
誰だったかわかる人いますか? それは初耳
北京ゲンジの2人でやる案がでてたのは聞いたことがある 助監督の撮影日誌とか読んでも
たけしがカメオ的に出てたって話はないね
シャドーやってたホームレスは井上博一っていう役者さん >>295
ご回答ありがとうございます。
シャドーやった後にイシシシって笑う感じがビートたけしっぽかったので。 劇場で見た当時はモロ師岡の悪い先輩にムカついたが
歳とった今では、あの気持ちもわかるな 最後のシーン森本レオは校庭の二人乗りが
シンジとマーちゃんだって事に気付いてなかったんだよね? そう、気付いていない。
でも、表情に含みを残している。(昔、同じような状況があったな)
もし、あと数秒同じシーンが続くなら「あのガキ共が戻って来た」のようなセリフがあったかもしれない。 言葉足らず
> もし、あと数秒同じシーンが続くなら、気付いて「あのガキ共が戻って来た」のようなセリフがあったかもしれない。 >>303>>304は、無かった事にして下さい。
今観たら違ったわ 色んな映画で役者がボクサー役演じたりしてるけど、安藤が一番サマになってるな。
この人は元々ボクシングセンスがあったんだろうな。 たけし
「まだ始まっちゃいないっていうのは、自分自身のことでもあるんだよね」
「バカヤロー、まだ終わっちゃいねえぞっていう」
「大多数の人に駄目だって言われても、まだやる気になってるのが良いのかな」 まだ始まってもいねえよっていうのは、もう終わっちゃってるんだよって意味でもあるんだよね
こいつら二人がこの先いい方向に向かうなんてことは、全然ないし
とも言っているな でもさあ、今の世の中、出口の見えない大不況で、若者も就職難で、3.11なんかもあって、
この映画が公開された1996年もすでに不況だったけど、
その頃とでも比べ物にならないほど、
生きにくい時代になってる
どん底に落とされてる人はいくらでもいるよね
そういう今の視点でこの映画を観たら
このふたりは絶望なんてものから程遠いよって思う人が多いんじゃないかな
だってこのふたり、健康で(マーちゃんはもしかしたら左腕に障碍があるかもしれないが)、
まだ若くてさ、何を絶望するほどのことがある?
一つの夢が終わっただけだよ
一つの挫折を経験しただけだよ
わたしは癌だしもう若くないし、挫折もしっかりしたし、3.11で家族の一人を失ったけど、
もう終わっちゃってるなんて思ってないよ
まだ生きてるからね
な〜んて、独りよがりなことを書いて、自分語りをしちゃってごめんなさい
でもこの映画を観て、わたしはまた頑張ろうって気持ちになったんだよね
この先いい方向に向かうなんてことは全然ないかもしれないし、
いいことなんて特にないかもしれないけど、でもまだ生きてるから、
ちゃんと生きようって
なんか、見終わった後にストレッチとか始めちゃったりなんかして。この単純さどうしよう 「キッズ・リターン2」っていうたけし公認の小説があってさ……
「キッズ・リターン」は映画で完結してるんだ、
そんな小説は関係ないって意見ももちろんある。
でも、まあ、一応さわりだけ紹介しておくと、
シンジ……再びボクシング界へ→チャンピオンに。
マー……おでん屋→再びやくざ界へ→色いろあって命を狙われる大ピンチ→警察に捕まる。
という道をたどる。
マサルは刑務所行きになっちゃうんだけど、そうなることで命は助かったわけ。
だからマサルの人生はこの先も続いていく。シンジはもちろん。
本当の意味で終わっちゃったのはタクシー運転手やってて事故死しちゃった彼だけなんだよね。
当たり前だけど生きてる奴の人生はその先も続いてて、それぞれが色んな道を歩み続けてるわけ。
この小説が映画「キッズ・リターン」の正式な続編だとかそういうつもりはないけど、
まあ、奴らのその後の可能性の一つとしてこういうこともありうるかな、
っていう程度には受け止められるかな、と。
「終わっちゃう」ってのがどういうことなのか、意見は分かれるだろうけどさ。
何がどうなれば終わっちゃったってことなのかっていう。
高校中退や高卒になることか。
正社員になれずフリーターになることか。
ブルーカラーになることか。
刑務所行きか。
でも自分で自分は終わったと思い、人からあいつはもう終わったと言われても、
生きてる限り人生は続くんだから。 安藤の実家のラーメン屋行って来たけど
すごく地元密着的で油がよ〜くしみ込んだ店だった
ここからあのイケメン俳優が生まれたんだと思うと感慨深い。
昔はよく店の手伝いしてたらしいけど映画の例のシーンを彷彿とさせる 人は何か一つ誇れるものを持っている
何でもいい、それを見つけなさい
勉強が駄目だったら、運動がある
両方駄目だったら、君には優しさがある
夢を持て、目的を持て、やれば出来る
こんな言葉に騙されるな、何も無くていいんだ
人は生まれて、生きて、死ぬ
これだけでたいしたもんだ
by 北野武 青春を疾走して砕け散っちゃった二人、
(マーちゃんなんかはあの時点で砕け散ってよかったとも言えるのだが)、
もう「終わっちゃったのかな」「まだ始まっちゃいねえ」
そんな会話を交わすには二人とももちろんまだ全然若すぎるのだ
もっと歳を取ってから、「もう終わっちゃたのかな」とまたどちらかが問いかけた時、
また同じように「まだだ」とどちらかが答えてくれたら…
そう答えてくれる誰かがいるということ
お互いを思い合いながらも離れ離れになった二人が、
再会して、こんな風に言い合えるということ
それがなんとも羨ましくもあり、眩しくもある
とにかく、なんとも甘く切ない青春映画だよ
このどーしようもない馬鹿どもの青春が、どーしようもなく美しく貴重に思えるのは、
こっちが歳をとったせいかもしれない
これって不良3人組が最後にそれなりにいい人生になってるんだな。
初見じゃ気づかなかった。
外国でこの作品があまり評価されなかったのって、人物の区別が付きにくくてその辺が影響してるんじゃね?
ただでさえ西洋人は東洋人の区別がつきにくいんだから。
イーグルとまーちゃんも髪型が同じだから、西洋人には区別なかなかつかないだろ
それはそうと、よく見たら
会長やトレーナーがイーグルに肘うちやバッティングや足踏みの練習を真面目にやらせてるのが笑えた。 自分が「もう駄目だ。人生オワタ」と思ったとき、
「いや、まだだ。これからだよ」と言ってくれる、
そういう誰かがいるだろうか
この映画を観終えるとそういうことを考えてしまう
一人ぐらい誰かの顔が思い浮かべられそうだが、
時には誰の顔も思い浮かばないこともあるだろう
でも、まだ遅くないから、この先の人生でそういう人を得られたら
そういう生き方ができたら…
そんな青臭いことをつい考えてしまったりする映画なのであった
青春なんてものをすでに通り過ぎた人間にまでそういう青臭いことを考えさせるから、
この映画は青春映画の名作なのだと思う 「始まってもいねぇよ」って始まることすら出来なかったってことかと思った あのラストは30過ぎちゃってるような設定でしょ
もう自分でも終わってるのわかってるからこそ、始まってねえよって笑う
ボコボコにされても口だけは相変わらずそう言ってる格好悪さがいいと思うんだけど パンフレットより
ボクシングだって何だって、それまでの経験が全く違う者同士で互角の勝負が始まるわけで、
やっぱり常に闘いだから。
死ぬとき笑えば良いわけで、その時楽になるから。
生きてる時は辛いのが当たり前だと思わないと。
楽しいことなんて滅多にねぇって、ほんとに。
楽しいことは一瞬だから。
でもその一瞬のために我々は生きてるんであって、
いつも楽しい事ばかりだったらそれは罰当たりっていうんだから・・・・・・。 内容というより全体の枠組み自体が心地良いという意味ではたけしの最高傑作。
ソナチネは全体を覆う不穏さが突出してるが細部の粗が気になるし悪い意味での危うさを感じる。
最も面白い3ー4xはここから飛躍できる可能性も含めての「評価」だったので、後期作品の停滞ぶりを見て残念に思うぶんマイナス。 普段ほとんど喋らないくせに漫才の時だけ喋りまくるシンジ(しかも突っ込み) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています