【黒澤明】一番美しく【女子挺身隊】
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黒澤明の監督第2作目。
光学兵器工場で勤労奉仕に従事する女子挺身隊の姿を
リアルに描いた戦時中(昭和19年)の作品(国策映画)。
主演は後に黒澤の妻となる矢口陽子。
Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E7%95%AA%E7%BE%8E%E3%81%97%E3%81%8F
>>43
でも、初期の「わが青春に悔なし」、「静かなる決闘」。
絶頂期の「生きる」に「天国と地獄」。晩年の「八月の狂詩曲」
のような良い作品を見てるととてもそうとは思えないんだよなぁ・・。 >>43
生きる、酔いどれ天使、野良犬、悪い奴〜
傑作だらけじゃね >>22
矢口陽子は昭和15年の「嫁ぐ日まで」でヒロイン原節子の妹に扮し
東宝からもずいぶん期待されたようだけど
主演作品「煉瓦女工」が検閲に引っ掛かかってオクラ入りの憂き目に遭い
そうこうするうちに大東亞戰争が勃発して映画製作もままならなくなった。
「一番美しく」も昭和19年でそろそろ本土空襲が始まる頃で
たくさんの観客に顔を覚えてもらう機会も難しかった。
女優としての人生はトコトン運が悪かった人だと思う。
まぁ黒澤明と結婚してリベンジを果たせたけどね。 >>44
八月の狂詩曲とか駄作中の駄作と言われてなかったか >>50黒澤は当然浮気もしたし、DVも激しかった
おまけにホモ疑惑まである
一般的な価値観でいうとあまり幸せじゃなさそうだけど
売れない三流女優が世界の黒澤の妻にしてもらえたんだから
感謝して必死で尽すべきだろうな この映画を観たのは半年前のDMMで在ったかと思うが
敗色濃厚な時期だった所為か当時としては かなり娯楽色が有ったやうな
気が してる。
印象に残ってるシーンは主人公だったかが深夜に一人でレンズ磨き
してた場面で ああした在り様は女性特有かな?と感じた。
今の70代以上の女性の感じ方とか考へ方とか知る良ぃ教材って云うのが
第一感だね。
俺は戦後生まれの50代だが戦中派の人って大変な時代を生きて来たんだと
つくづくと思う。 >>47
キチガイ
メクラ
ツンボ
ビッコ
は昔の邦画ならザラに使われまくりです 黒澤監督の映画で駄作なんて一本も無い。中身も理解できない馬鹿が評論ぶって
批判していい気になってるということが分からんかね。
現代の一般的な女子高生で、女子挺身隊の気持ちが理解できる子なんてゼロに等しいからな。 >58
そんなに役者に問題ないだろ?
問題なのは黒澤が勝手に付け加えた、アメリカ人が原爆の事を土下座するシーンの違和感に尽きる。 ネトウヨ用語だと「土下座」とは「過去の戦争で行った残虐行為を詫びる事」という意味です。 あのシーンは原爆のことを謝っているのではない。
おばあちゃんは長崎の人なのに、原爆で家族に被害を受けた人がいることに気がつかなかった。
そのことでアメリカにこだわりがあってハワイに来れないことに気がつかなかった。
それを謝っているのであって、原爆を落としたことを謝っているのではない。 212 名前:この子の名無しのお祝いに[sage] 投稿日:2009/03/15(日) 18:15:32 ID:FYJF+hWn
>>208
原爆については原作には一行の記述もない。
これならわかる。
確かに、ラストシーンも厳密に言えば
原作に一行の記述もないという表現は間違いでないのかもしれないが
黒澤の
「雨の中を孫たちがおばあちゃんを追いかけていくところが絵になる」
と思ったという発言の趣旨をよく考えれば
変だということに気づけよ。
原作にインスパイアーされて、あの映像が生まれた。
それを、「原作に一行の記述もない」と断言してしまうのは
おかしくないか?
原作の文章がなければ、生まれてなかった映像だ。
俺が言いたかったのはそういうことだ。 爆撃機に使う爆撃照準機を制作する、勤労少女隊の滅私奉公は今の
時代だからこそ、見直して欲しい。 >>69
あの少女たちの「その後」が気になる。
映画は昭和19年の時点で終わるけど現実は敗戦まで突き進むから。
相次ぐ空襲あるいは機銃掃射で犠牲になった乙女もいただろう。
機銃掃射で顔がミンチになって死んだ美少女の手塚漫画を思い出す。 >>59
最近の若者は理解しようとする姿勢がないし、目先だけで判断するから
二行目までは同意だがね、
三行目は↑で終わった話を蒸し返すなよ。 お前が頑張って書き込みしてるだけで
3月以降主な書き込み無いし、どこで語ろうが同じ黒澤映画だから勝手だろ、余計なことするなよ 普通に迷惑でしょ。
あのスレに嫌な思い出でもあるの? こんなスレッドがあるとは?戦争を知らない馬鹿が見ても理解できるわけない 戦争を知ってる利口なひとキタ━━━━(゚∀゚)━━━ !!!!! タルコフスキーの目を通して見た黒澤夫妻というのは新たな地平だな。 七人の侍、椿三十郎、天国と地獄のような黒澤の表看板作品はスピルバーグのノリ。
発想が斬新でスピード感あって面白いけど深みがない。実は、表看板を裏から支える
一番美しく、どですかでん、素晴らしき日曜日のような地味な作品こそ、実は黒澤映画
の真骨頂で名作の名に値するだよね。 駄作とは思わなかったけどな。黒澤って感じで好き
姿三四郎、続姿三四郎、虎の尾を踏むはつまらないと思ったが 姿三四郎シリーズは地味に好きだったw
その後戦時中の大スターになった藤田進が初々しかったね 例によって教訓くささが鼻につくが、戦時プロパガンダ映画だから仕方ないか。
しかし、鼓笛隊先導であんなふうに工場に通っていたのかね。
あの工場が今日のニコンの前身。 黒澤も「あの工場が今日のニコンの前身」なんて
ネタを訳知り顔に最後に持ち出してくるあんたに
教訓臭さが鼻につくなんて言われたくないだろうな。 「サンパギタの花」はシナリオ読む限りどう撮っても「ただの戦意高揚映画」にしかならなかっただろうからポシャって盛会だったな。 >>91
おまえはレストランのメニューを読み上げて
客を泣かせたサラ・ベルナールという名女優を知らないのだなw 戦意高揚なんてのは、是非はともかく、黒澤の得意な分野だしな。 写真が無くて、「母」と書いた紙を貼っている女の子が可哀想でならない。 >>6
「もし戦争負けたらキャメラのレンズでも作らなきゃならないんで、
どうにも実感の伴わない言葉だな。 http://www.youtube.com/watch?v=MoacEw7_hic&feature=related
さて ここで初心者の皆さんへの日本実写特撮作品の徹底比較紹介の時間です これは新マンのサケをモチーフとした魚怪獣戦戦です 雨に濡れ 町が燃えて行く中戦う様は壮大であるとすら言えますね
ウルトラマンシリーズは映画並みのクオリティと言いますが 実際にこういった膨大な専門の技術者や予算 特撮撮影施設や機械 現実さながらの巨大で細かいセットなどが組むにはかなりの予算が掛かります
http://www.youtube.com/watch?v=_vxaDxUg7Dg&feature=more_related
へっぴり腰マンの魚怪獣戦です えいが・・なみ・・? 何だろうこのチープさ ショッカーの雑魚怪人みたいな酷さを感じるこのクタクタの安っぽい怪獣は 正に五秒で考えたような何のひねりも無い安い半漁人コスプレって感じですね
というかこれはもう怪獣じゃなくて服じゃねーかと
因みにこの酷い怪獣ですら他番組で使用済みのジャンク品の改造品だったりします じゃあどこに金掛けてるんだと思うかも知れません が金があったらそもそも売れない棒読み演技俳優なんて雇うわけがないです
http://www.youtube.com/watch?v=kupvNbEd1eA&feature=related
ティガの魚怪獣です 精巧に作られた着ぐるみや巨大な町膨大な予算で作られた破壊ギミックの数々は正に特撮です 魚が突然変異で人型になったという設定に基づかれた魚と人間の中間の様なデザインも見るに不気味と言えます
http://www.youtube.com/watch?v=zoVnv7iytog&feature=more_related
これはへっぴり腰マンのシーボーズの回ですね 一目で 「これはひでえええええええ」 と分かる安いセットやクタクタにしなびて垂れた着ぐるみが凄いです へっぴり腰マンが「ロケットで帰れなくなった幽霊怪獣を宇宙に帰す感動的な」回ですね
わざわざこんな何も無い更地に機材運んでロケット建設するのは大変だったと思います
http://www.youtube.com/watch?v=Mae5w7OVEyI&feature=mfu_in_order&list=UL
これは豚鼻セブンのペガッサ鬼ごっこ回です 単なる街中や更地で格闘を行うだけのライダーよりウルトラマンシリーズの方が遥かに金が掛かってる こんな話をウルトラファンがしているのを聞きますが 実際はピンきりです
例えば豚鼻セブンの様なライダーと比べるのも失礼な
超が付く低予算作品
もあります
特にこの回なんてどう見てもライダーより遥かにしょぼいです 多くのアクターを雇って格闘を行い火薬もそれなりに使い格闘してるライダーに比べて この素人が乙女走りでえっほえっほ走ってるだけのシュールな漫才小芝居レベルの特撮はいったい?
この走るたびにぶっかぶっか着ぐるみが揺れて見苦しい宇宙人は「宇宙で最高の科学」を持つ宇宙人らしいです それでこの爆弾は地球を粉々にするだけの力があるらしいのです セブンスタッフはクタクタのロボットをスーパーロボットと豪語したり
更地で石を投げあってたケツタイツを宇宙の帝王と豪語したりと 「視聴者を失笑させる才能だけは天才」です 果たして地球粉々にする爆弾あんなに近くで爆発させて良いのか疑問なんですが あの爆破の規模を見る限り
犬小屋一つすら吹き飛ばせない感じ
なので別に良いのかも知れませんね このように超低予算特撮ですらない仮装大会レベルの映像を宇宙規模の戦争と言い張る当たり
この番組そのものが「チープ系特撮への究極の皮肉」「シュールギャグのコンセプト」として作られたのかも知れません
http://www.youtube.com/watch?v=yVFxo0AATuk&feature=related
ということで再び哀れなクタクタロボットです 相変わらず低予算過ぎて ぷっにぷに くにゃくにゃーん です この「超兵器」らしいモヒカンブーメランが跳ね返った時のカキンって音
これ編集していれたスタッフは「死にたい気持ち」にならなかったのかつい心配してしまいますね この「ゴムガッパロボ一体」で二話引っ張りました
http://www.youtube.com/watch?v=cdnYwuZAqq0&feature=more_related
太郎の鬼ごっこ回です 鬼ごっこと言っても一流の作品は全然違いますね 実物大の人間が逃げる姿や
町を破壊しながら追いかける怪獣の姿が交互に描かれています 巨大生物から家の地下に逃げ込むも地下まで追ってくるのは怖い
ZATの空中戦や 不死身の如く強さを誇るジレンマにアルカリ液で対抗するなど怪獣や自衛隊もちゃんと動いてます まあ超低予算特撮遥かに追い越して低予算コント作品と比べるのもあれですが
http://www.youtube.com/watch?v=djtsbkwJHZo
素晴らしい演技力ですね へっぴり腰マンの棒読み演技を遥かに超越してます
ついにこの夏、黒澤脚本の「消えた中隊」がDVD化される!
日活作品だが、裕次郎デビュー以前のまだまともな映画会社だった頃だから
期待して待とう。 戦前は修身という大和撫子の為の教育があった。
男女平等という概念は戦後のものであるが
男と女は其々違うものであり、同じではない。
看護婦さんは看護師ではない。
うちの母は戦争中に日本紡績で働かされていたので
この映画を見ると当時の苦労が思い出されていい思いがしないと言ってた。 随分前に見たので良く覚えていないが良い映画だった事は記憶にある。 ひたすら辛く苦しい努力を重ねて、最後にそれがささやかに実を結ぶ。
日本人の美意識のツボをついているのは確か。
でも、これこそが日本的プロパガンダの王道とも言える。滅私奉公の賛美。
プロパガンダ映画を、友軍が敵を叩きのめすようなものだとばかり思っている人は、この手のプロパガンダには弱そう。
けなげな女学生さんたちには、今では失われた日本の美がある、という感想を持つ人がいるのは、この映画の、ソフトなプロパガンダ作品としての出来の良さを示しているでしょう。 黒澤明映画祭トークショー開催!
シネヌーヴォー 西区九条
●10/25(土)13:45『一番美しく』上映後
ゲスト:上野昴志さん(映画評論家・批評家)
●11/1(土)13:45『七人の侍』上映前
ゲスト:原一男さん(映画監督)
●11/22(土)16:45『七人の侍』(13:15)の上映後
ゲスト:野上照代さん(元黒澤プロダクション・マネージャー) 吉永小百合の母と黒澤の妻が幼なじみってのは知らなかった 一番美しく」は自由のない時代だなと実感しました。
監督も登場人物も個々の自由ではなく国策の範囲内にしか表現できないという不自由さを感じました。
しかしそれでも途中からだんだんドラマチックになってきて黒澤らしさが出てきました。やはり傑作ですな。 乳首が一瞬でも見えたなら
現代においても意義のある作品になっていた可能性はある。
この作品に限った話ではないが。 「民族の祭典」の女性3人のヌードのシーンさえもカットされてた時代に
乳首を出すなんてとんでもない。
「工場の門は胸を開いてる」とかいうタイトルだったのさえも卑猥だと言われた時代だよ。 会話の間合いが奇妙な映画だと思った。
「ワタナベさんっっ!」て、つんのめる感じ。
古い邦画には、その時代特有の会話リズムがあるけど、この映画みたいな喋り方は初めて聞いた気がする。
メッセージ性のある演出なんだろうか。 会話の間合いが奇妙なのはそれだけ登場人物が奇妙なんだろうな。
それまでの日本映画にはない、ずしずしっと入っていくようなリズムがある。
のんびり田畑で働いていた女性たちが工場に動員されて
そこに組織的な新しい人間関係が構築されていくにつれて
出てきた会話のリズムだと思う。 黒澤と矢口は恋愛結婚したわけではなく、戦後独身だった二人を結婚させようと
熱心に仲介した人がいたらしいね。
その人がいなければ、黒澤は小津や木下恵介同様、独身のままだった。 黒澤和子の回想では
矢口陽子は黒澤ともう一人の二人から
求愛されてたそうだ。
それでラブレターの内容が良い方
つまり黒澤明に白羽の矢が立ったと。
でも黒澤自身の回想では
「この世に一人っきりでいていい訳がない」
と言われて貰うことになったと。 矢口陽子は「嫁ぐ日まで」(1940)に出ており、原節子の妹役で面白い。つべにある。女学校の生徒でコロコロしている感じだ。「一番美しく」より、ずっと自由がある。島津保次郎監督 真木順さんが出てるのに一言も発さない
残念でならない
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W1A >>125
矢口陽子さんは「女学生記」も面白かったですよ。
高峰秀子さん、谷間小百合さん、加藤治子さん(御舟京子という芸名で出ています)等
が出演しており戦前の女子高生の日常、生態が垣間見える良作です。
女学校が舞台なので出てくるのは当然ながら女子ばかりで恋愛話は特にないが担任の男性教師
への憧れみたいなものは感じられる。
矢口さんはけっこう裕福そうなお宅の娘さんで礼法の授業で正座で脚が痺れて先生に呼ばれても
立てなかったり寝坊の常習犯で遅刻しては先生に叱られたり、旅行先でカメラの扱い方が
わからず手こずったりと少し今風に言えば天然でお茶目な女学生を演じています。
1941年の作品ですが女学生は現代と同様キャピキャピしていて
とても開戦直前とは思えないくらいのんびり、ほのぼのとした作品でした。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています