>>823
うーん、やっぱり伊丹映画は人によって考え方が問われるね。そこが伊丹映画のいいところなんだけど

猫田が消されたのはあくまで

鬼沢にとって決定的な証拠を握ってる人物

だからであって、だからこその鬼沢の猫田消しの動機なのよ。鬼沢にすれば仕事のほとんどを任せてる人間がいつ裏切られるか判らんから「トカゲのしっぽ切り」したんだと思ってるけどね
そこには政治家の云々は関係無いの
最終的には

あんたもトカゲのしっぽなんだよ

って
板倉(宮本信子)の言葉でもあるでしょ
↑の板倉のセリフの前、板倉が鬼沢に向かって

誰かが、あんたに死んでもらう事にしたようね

その結果、鬼沢は猫田を消し、洞口と金ピカの墓を財産として残す事を決断する。
映画としては起承転結の結が無い「駄作」の声も多いが、「2」は一度観ただけでは判断出来ないような工夫がされているように感じる。
一度観ただけで「駄作」の宣う輩は相手にしなくていいと思う