成瀬巳喜男5
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浦島太郎の後裔ってすごい映画だよな
占領体勢馬鹿にしきってるだろw
まぁ、何度も見る気はしないけど 小林よしのりが今発売中の「わしズム」で「コタンの口笛」はいい映画だって言ってたよ。
三好栄子や志村喬の絵もあった。
成瀬作品ではあんまり評価は高くないけどおれも嫌いではないな。 コタンは色が嫌
成瀬作品の中では特にお勧めって程じゃないな
有名どころ10本以上見た後でなら箸休めにいいかも つーか小林なんてバカだから、成瀬の他のまともな映画全然見てないだろ。
でなけりゃ「コタン」なんか評価できるわけない。 稲妻見たけどなんだありゃ
最後前いい感じに悲劇的に盛り上がってここをどうヒューマニズム的に締めるのか期待したのに
雷だけでコロッと解決させられちゃたまんねーよ
終わり悪ければすべて悪いの典型
成瀬作品で最駄作なのは疑う余地はない 稲妻の見所は小沢栄太郎の殴り倒したくなる程の神演技だよ。
後藤綱吉な。
オレは稲妻のDVD見るときは小沢先生が出てくるシーンだけを見て、「へへ、相変わらず
小沢先生は悪人を演じさせたら神演技だぜ」と思いつつモニターをぶん殴るのを我慢する 小沢さんは植村謙二郎と取っ組み合いをしているときも、相手が倒れないように
片手で肩を押さえてあげていた優しい人だ。
>>14
コタンがいいと思ったらいい、で別に問題ないんじゃないの? 植村謙二郎も胡散臭いヤツをやらせたら神レベルだよな
っていうか稲妻と静かなる決闘でしか知らないけど 「稲妻」ってカメラが峰重義なんだね。黒沢みたいに宮川さんとのコラボという
可能性はなっかたのかね。 せっかく大映に行ったんだから、
小津みたいに若尾文子とか山本富士子とかの起用が見たかったな。 「彼岸花」など見ると、お富士さんは小津、成瀬あたりと相性がいいように
思える。特に成瀬だな。中北千枝子とも呼吸ぴったりだったろう。
>>22
合うわけないじゃんw
作風以前に仕事の進め方で揉める。 「鶴八鶴次郎」「女が階段を上る時」
「妻として女として」「女の中にいる他人」
の山本富士子もよさそうだねえ。
オリジナル・キャストにも何の不満もないが。 成瀬作品で良かった高峰秀子や田中絹代や香川京子は、小津作品では冴えない。
逆に小津監督お気に入りの原節子や岡田茉莉子や司葉子は、成瀬作品でもいいよね。
新珠三千代みたいなあまり合わなさそうな人でも、それなりに使いこなしてる。 「東京の女」「非常線の女」「彼岸花」はいいぞ。
小津作品の司はよくないが。 香川京子は東京物語にしか出てないし脇なんだから
冴えてるも冴えないもないと思うがね。 「鶴八鶴次郎」を大映でやらせるなら、
森雅之&京マチ子よりは、
市川雷蔵&山本富士子だね。 「晩菊」観た
これまたすげぇえええええええええ、どうなってるんだ成瀬、勘弁してくれ
見る映画見る映画傑作のオンパレード
その中でもこの「晩菊」はナンバーワン候補だわ
何が凄いって杉村春子がすげぇ
もちろん特別にうまい役者だってのは前からわかってたけど
作品によってはうますぎて鼻に付くってことがあると思ってたんだよな
ところがこの「晩菊」ではそんなこと全く思わなかった
何故かって?
だって杉村が浮き上がらないぐらい他の女優が最高の演技してんだよ
細川ちか子、望月優子、沢村貞子の3人が杉村の一世一代の名演と全く遜色ない神演技
なんでこんなレベル高いんだよw
4人とも主演に使うにはちょっと盛りを過ぎた「晩菊」なんだけど成瀬が使えば光まくり
中年女のいきづまり感をここまで赤裸々に描いた映画はちょっとないぞ
ユーモアがあってペーソスに溢れていてそれでいてシニカルで・・・うーん俺のボキャブラリーが貧困だから誉め方わかんないや
とにかく未見の奴は今すぐ観ろや馬鹿野郎
1954年製作のわりには保存状態が悪くて最初ちょっといらついたけど
そんな細かいことでごちゃごちゃ言わねぇぞ、俺には想像力が有るんでぇ
この映画はまさに国宝そのものだよ 「驟雨」観た
成瀬映画を観るたびに絶賛しすぎて疲れてしまったけどこれもまた傑作だった
香川京子が抜群に可愛い、「おかあさん」に匹敵する可憐さ、もうたまらん
ラスト紙風船一発で徐々に重苦しくなった気分が一掃されるとこなんてすげえよ
「稲妻」なんかもこのパターンだったな
とにかくうまいとしか言いようがない達人が撮った映画、成瀬ばんざい 最近になって成瀬映画を見始めた大学生なんですが、一般には小津や溝口の名前のほうが浸透してますよね。
関連本もわりと新しいものが多いようですが、ここ10年ぐらいで急速に再評価が進んできたってことなんでしょうか?
それとも単に海外で発見されるのが遅れたというだけで、日本の映画ファンの間では
昔から小津溝口と並ぶ巨匠の扱いだったんでしょうか?
銀座にあった並木座でのみ並ぶ扱い。他では評価低かった。
作家性はないが技術の確かな職人監督と言われていた。 >>43
86年ごろにリュミエールで成瀬特集号を出したのが確か最初。
小津・黒沢・溝口に成瀬を加えようという意図もあって、確かあの雑誌と前後して
海外の映画祭で成瀬特集が組まれたはず。カウリスマキや何かはそこで観てるのかな?
それまでは「松竹に小津は2人要らない」事件とかカルトな話題に上ることもあったし、
何故か「浮雲」が好きで屋久島まで行きましたっていう人がいたり、
「ゴジラ」に玉井正夫と中古智と石井長四郎が参加していることから特撮関連から成瀬を見始めたという
人もいたけれど、巨匠としてまともに評価されたのは85年くらいからだと思う。
ついでに自分は特撮から成瀬に入った口。生まれて初めて観た成瀬映画はテレビでやった「杏っ子」で、
佐原健二と土屋義男が山村聡と木村功に苛められるのが可笑しかった。 自分が言いたいことを声高に叫ばないところが作家性がないと誤解される原因だろうな >>44>>46
丁寧に答えていただいてありがとうございます。
なるほど、あくまで優れた職人であって作家とは見なされてなかったということですね。
リアルタイムで見てたという祖母に聞くと、「今でも見る人がいるのかね」と不思議そうな顔をしてました。
休日の暇つぶしだったようで、半世紀後になって特集上映がされたりアカデミックな研究書が出版されるとは
思いもよらなかったみたいです。 「舞姫」観た
うーん、ちょっとこれはタイプじゃないなぁ
さすがの成瀬もあんまり得意種目じゃなかったんじゃないかな
よろめきドラマの走りみたいな感じなんだけど背景となっている中流の上クラスのディテールがなんかとってつけたみたいで違和感があった、溝口の楊貴妃みたいな違和感w
下町が舞台ならもっと違ってたのかな
まぁ、80本以上撮ってるんだからこんなのもあるだろうな >>46
>何故か「浮雲」が好きで屋久島まで行きましたっていう人がいたり、
その人は徒労だったな。あれ本当のロケ地は伊豆なのにw
>特撮から成瀬に入った口
おれもその口。
「乱れ雲」の土屋嘉男がガス人間だったら車に轢かれても助かったのにと悔やまれる。 ガス人間だったとしても哀しい結末は一緒だよ。
それからロケなら鹿児島に行くとか、
林芙美子「屋久島紀行」を持っていくって手がある。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000291/files/4989_24353.html 「めし」がよかった。傷口をやさしく舐めてもらってるような映画でした。
それから「山の音」。親子の役なのに上原謙より山村聡の方が1歳年上なんですねぇ。
ワロタ。
生き物の記録の三船敏郎のメイクもそうだけど、昔の映画は手抜きがないですね。
成瀬や黒澤映画ばっかりみてると三谷後期なんかの映画はカス以下だ。
成瀬映画に常連の森雅之は、
邦画史のなかでもっと高く評価されていいと思うのだが…。
森雅之は評価されてるんじゃないの?黒沢の羅生門にも出てるから有名だし。
むしろ小沢栄太郎が凄い役者なのに割と知らない人が多いような気がする。 森は実績に比べると過小評価なんだよ、知名度だって。
小沢栄はスターじゃないから。 森だってスターじゃないよ。
こういう人は名優って言うんだよ。 森はそもそも生まれ育ちがアレだから、そういう意味で別格扱いだった。 昔の邦画は録音が悪いから森さんも声量が小さくてあんまり迫力がない。
名優と言われてもピンと来ない。 「浮雲」はキレイな作品だねえ…
瀬戸内寂聴のカコバナ思い出した。 「松竹に小津は二人いらない」と言った城戸とかいう所長(社長?)がいたそうだが、
小津さんと成瀬さんは全然、違うと思う。
たとえば「名もなく貧しく美しく」のラストシーンを小津さんならどんな撮り方をしただろうか。
「名もなく貧しく美しく」の監督は松山善三です!(><) 後期の作品群で見比べれば全然違うと言えるが、城戸が言ったとされる時は
サイレント〜トーキー前後期だろ。 「晩菊」で細川ちか子と望月優子が一緒に寝ているシ−ンは笑える。
成瀬は映画の味付けが凄くうまい。
ちなみに細川ちか子の経歴をググッてびっくりした。 「晩菊」といやあ中年大女優ばかり注目されてるけど、警察に追われている
関役の見明凡太郎もいい味だしてた。眉間に縦皺作って不健康に黒光りしたような
顔、かみしめるようなせりふ回し、玄関のガラス戸越しの所作、絶品だ。 細川さんはCS衛星劇場で昭和10年代のPCL(東宝)映画に
主役で何本か出てるのを見た 「あらくれ」「稲妻」、久しぶりに観直して、やはり面白かった。
ところで、高峰秀子さんは健在ですかね?、もう80歳は超えたと思うが… テレ東のグルメ旅行番組で観たのは、何年前だったかな。 テレ東のグルメ旅行番組で観たのは、何年前だったかな。 >>67
成瀬、細川さんのこと役者として好きだったんだろうなあ。
ちょくちょく使ってるから。変な役が多いけどw 俺は「晩菊」の細川さん見て凄い役者だと思ったな。
表情、せりふの間、仕草なんか余裕たっぷりで、望月優子や杉村春子との
呼吸もぴったりだった。
舞台人としては杉村さんの先輩なんだね。 ここには「乙女ごころ三人娘」観てる奴っていないのか?
いまさら細川が話題になるなんて >>73
それを言うなら、「妻よ、〜」にも出てるしねえ。
「女が〜」でも変な役だった。 「妻よ〜」はホントにチョコっとしか出てないから語るなら「乙女ごころ」だろ。
駅でのラストの悲哀とかさ。 見せどころのない汚れ役だよね。
「桃中〜」とか後の方がいい役になっていくね。
>
そうそう。「乙女ごころ」よかった。雲右衛門でも妖艶だったな。
藤山さんも熱烈なファンでもあったんだろうな。 この監督の映画で最初に観たのは「浮雲」だった。
「構図とかは凄いけど、苦手なタイプの監督だなぁ…」というのが正直な感想だったのだが、その後観た「乱れる」が最高に良くて一気にハマってしまった 「妻よ薔薇のやうに」を観たらもっと嵌まって抜け出せなくなる。 「一気に」って言ってんだからもういろいろ見てんじゃないの?
余計なお世話だよ。 >>80さん、>>81さん
今のところ観たのは50年代・60年代のばっかりで、その「妻よ〜」は未見なんです。
今調べたら、かなり初期の作品みたいですね。
今度レンタルビデオ店で探してみます。>>80さん、お薦め感謝です。 >>83さん
もう既に一通り観たととられるかもしれない書き方をしたのがマズかったですね。すいません…。 室田日出男もそうだけど成田さんも最高に素敵な役者でしたね、独特なあの雰囲気が堪らなかった。 雑誌シナリオで水木洋子さんの伝記物連載してるんだけど、
今月でついに成瀬が登場したから読め。
しばらく成瀬関係続くと思われ。
この田舎者どもが。 まっこつ!
じゃかい、都会んもんはすかんとよ!
いうちょくけどね!田舎でん、本屋ぐらいはあっとよ!
成瀬もよかけどね、おんなじ監督さんの映画ばっか見ちょるとバカんなるよ!
>>87、たまには帰ってこんね。かあちゃんな、待っちょるよ! 王候賢の「珈琲時光」って、小津へのオマージュとして作られてるけど、
そりゃどう見ても勘違いで、あの映画のテーストは成瀬だろ。 >>90
継承はともかく成瀬の弟子といえば山本薩夫だよ。成瀬が松竹からPCLに移籍したときに
成瀬が引っ張ったのは山本薩夫。
成瀬の映画は結構、醜い財産争いが出たり、愛人が出てコレが金を要求したりとかドロドロ
したモノがあるけど、そういうドロドロさは山本は継承してると言えるかも。 成瀬の弟子を一番自認していたのは石井輝男だが。
成瀬特集のイベントとかやると必ずゲストで呼ばれて、ベラベラ喋ってたな。 >>95
石井輝男は映画の題材はアレなんだけど、
演出はやっぱり成瀬の影響受けてるもんね。 >>12>>14
別に小林は好きではないが、お前らにすごく団塊フォロワーの臭いを感じる。
サヨクがカッコ良かった時代のなw >>303
ありがとう。
「日本の悲劇」確かにあった。
だが「女の園」がない… 成瀬監督って猫好き?
猫出演率がかなり高いような気が… >>102 そうそう、題名をド忘れしたが、山田五十鈴、杉村春子、高峰秀子らの、
芸者置き屋を描いた作品に「出演」したネコ、絶品だったなぁ。
成瀬さんの演出意図を理解しているような好演だった。 >>102
長屋では、犬はなかなか飼えない。
猫はうろうろするけど。
成瀬の映画では登場人物二人がとぼとぼ並んで歩きながら会話する。 すんません、質問でーす。
知り合いが成瀬作品を探してるんだけど、
「鶴八鶴次郎」(1938年)と「旅役者」(1940年)は、
VHSやDVDとかの存在についてご存知でしょうか?
ないのなら、両方とも著作権の保護期間が終了したと聞いてるけれど、
そのような古い映画をネットで配信してるサイト等があるのでしょうか?
我々はアメリカに住んでいて情報がちょっと掴みにくいため
ここで尋ねさせていただいてみようかと。
何卒宜しくお願いします。 >>112
「鶴八鶴次郎」はVHSビデオがあります。探せばレンタル落ちや中古品を
入手する事も可能かと。
「旅役者」のVHSに関しては知りませんが、DVDは両作品とも出てないです。 不良少女は結局現存しないのでしょうか?
日本映画専門CHでの特集でも未放映ですし 「鶴八鶴次郎」は傑作だよね。
長谷川一夫と山田五十鈴の魅力が存分に出ている。
喧嘩しながらも本当は愛しあっている二人の物語と
いうのは、よくあるルーティーン・ラブロマンスだが、
コメデタッチでありながら、ほろ苦く終わるラストが、
後味が悪くなく、余韻があるところが素晴らしい。
成瀬が戦前からかなりの力量を持った演出家である
ことがよく分かる名画。 >>113
情報どうもありがとうございます。
ちょっと探せばネットオークションで
「鶴八鶴次郎」VHSの存在を確認しました。
(大曽根辰保作品とは別のもので)
さて、一応友達に報告を・・・ 「稲妻」「女が階段を上る時」
それぞれ2度目を昨日今日で見た。
同じ映画を早送りとかせずにもう1度見る事ってほとんどないんだけど、
これは味わうようにして見た>2度目
凸ちゃんかわいかった〜
「女が階段を上る時」って大人の女の話なのに、
ちょっとコメディシーンもあったり、
かわいい女を意識して作ってあるよな。
同じかわいい水商売女でも「甘い汗」の京マチ子とは
ずいぶん違うテイストなのが面白い。 あんなママさんがいたら、俺毎日通うな。
ところで、「女が階段〜」の詐欺師加東大介の
本当のカミさん、いい味だしてたね。
お化け煙突が見える加東の家の前での
デコママとカミさんとの会話シーンが実にいい。
二人の間を加東の子供が、空き缶をつけた
三輪車をカラコロいわせながら無邪気に
周り続ける。
ちょっと「煙突の見える場所」を思い出した。 (「女が階段を 」を見てない人にはネタバレ気味です)
「煙突の見える場所」の七年後だよね、「女が階段を 」は。
「煙突 」は芥川比呂志との未来に満あふれて終わるのに、
7年後には加東にお金を騙し取られているという…
加東大介の妻役の本間文子が「妻」と同じような役柄でおもしろかった。
中北千枝子ほど目立たないけど、この人成瀬映画によく出てきていい味だしてる。
「綴り方教室」にも本間教子の名で出ていたがデビュ−作らしい。 日本映画専門チャンネルで昔の作品見ててつくづく思うんだけど、
成瀬は一連の芸人物をなぜ突然やめちゃったんだろ。
「俺もお前も」なんかは今ダウンタウン浜田松本でリメイクしたら面白いよな。 あまり好きじゃないのでは。芸人の見栄張りなところが。
芸道ものは、身を粉にして芸に尽くす→国に尽くすという国策的な企画だから、
成瀬が積極的に企画していたわけじゃないのでは。
「秀子の車掌さん」は好きでやったのだろうけれど。
「旅役者」なんかは成瀬流に捻るの苦労したんじゃないだろうか。 >>120
カネは取られていないんじゃなかった?
貞操は奪われたけど。
まぁ、ファンとしては美男の仲代を振ってまで
守っていたミサオをブ男(失礼)の加東に奪わ
れる方が悔しいわけだが…
唯一の救いは、大介とのラブシーンどころか、
それを匂わせる場面さえなかったことかな?
もしあったら、俺、発狂してたかもしれん(笑) それじゃ「あらくれ」観たら発狂しちゃうんじゃないの? いや「あらくれ」は夫婦役ではあったが、ラブシーンは
なかったでしょ?
最後はホースの放水攻撃で溜飲を下げたし。
でも、さすがに「放浪記」では大介旦那、可哀想だった(笑)
ラストで「本当はあなたのこと好きだったの」とか、
嘘でもいいから言ってやれよ、とは思ったけど(苦笑) ラブシーンはもちろん無いけど夜の生活を匂わすセリフはあったじゃん。
そうだったけか?
まぁ「あらくれ」はちょっとコミカルタッチで、デコさんも
色気が少なめだったから気にならんかったか…
我ながら勝手な言い分だな(笑) 小津の作品を観た後は小津が最高の監督だと思い
成瀬の作品を観た後はやっぱり成瀬が最高だと叫ぶ
以下エンドレス 俺は小津の作品を観た後に成瀬の作品を観たら
やっぱり成瀬が最高だと思った。
>>119
あれが加東大介(の役)の実家?
すごい貧乏そうだけど、加東大介の役自体はそんな感じしなかったよね。 あの展開にはびっくりさせられたよね。
人のいい加東さんと結ばれて良かったとは
思いながらも「浮雲」でコンビを組んだ森は
いったいなんだったんだ?
…といぶかっていたら、まさかのどんでん返し。
脚本がうますぎ。
ところで、加東の家の前でのカミさんとの会話も
いいが、吐血した後、主人公が実家で療養する
場面もいいね。
窓から川が見える景色。
小児麻痺の甥っ子。情けない兄。
母との口論。
訪ねて来たマダムと加東。
主人公の生い立ちと複雑な家庭環境、それに
苦しめられ続ける彼女の心の葛藤を一気に
見せて観客を惹きつける。
演出の妙というか、場面展開のうまさというか、
成瀬監督が超一流の演出家であることを証明した
名シーンだと思う。 稲妻で妾の中北さんが住んでいた辺りと似てるね。
今はもうああいう川はみんな暗渠になってしまったけど。 中北千枝子って黒澤の『素晴らしき日曜日』のとき太ってて別人みたい。
戦後すぐの映画を観ると主演女優がパンパンに太っていることが多いように思う。
凸ちゃんとか久我美子とか。
食糧難の時期は太っているのが美しいという美意識があったの? 多いように思うって…たった3人の例だけで言うか?
どんだけ水増しして話してんだよw
原節子パンパンだったか?津島恵子は?山田五十鈴はどうなんだよ。
うちのおかんによると
芋ばっかりばんばん食べて
丸顔にになってたそうだ 衛星映画劇場 あにいもうと 1953年・日本
BS2 4月3日(金) 午後1:00〜午後2:28
かつて川師の親方だった父親は落ちぶれ、川べりの町で細々と暮らす赤座家。
自由奔放な長女もんが奉公先の東京で学生の子どもを妊娠して帰って来る。
その不始末のため妹のさんは恋人との結婚をあきらめ、
荒くれ者の兄・伊之助も腹を立てひと暴れ・・・。
古き日本の夏の情景のなか、兄と妹2人の愛情と葛藤(かっとう)を描いた作品。
映画やテレビで何度となく映像化されている室生犀星の原作を、
名匠成瀬巳喜男が映画化。
企画〕三浦信夫
〔監督〕成瀬巳喜男
〔原作〕室生犀星
〔脚本〕水木洋子
〔撮影〕峰重義
〔音楽〕斎藤一郎
〔出演〕京マチ子、森雅之、久我美子、山本礼三郎、浦辺粂子、船越英二 ほか
(1953年・日本)〔白黒/スタンダード・サイズ〕
ttp://www.nhk.or.jp/bs/genre/movie.html 「あにいもうと」、初めて見た。
森雅之って、こういう役もやってたんだ。
あまりの名演技に驚いた。
どんな役でも自然に演技できる俳優は
数少ないが、森雅之はその中でも別格と
いっていいほどうますぎる。素晴しい。 「あにいもうと」、いい映画なんだけどさ、
森や久我みたいな育ちの役者があんな泥臭い田舎農家の兄妹やってるのって、
なんか違和感有りすぎw
「杏っ子」で弟の嫁役の目鼻パッチリ今風美人て誰?
ほかの作品のどっかで観た覚えがある気がするが思い出せん。 >>142
そんなこと言いだしたら、たいがいのドラマや映画の家族構成は変だよ 加東大介だっていい育ちでサラブレッドだけど
ヤクザや頭の弱い男の役とかやってるじゃん。
役作りや芝居次第だろ。 加東大介で真っ先に思いつくのが2つ。
1. 用心棒のゴロツキ
2. 女が階段を上がる時の結婚詐欺男
そういえば昨日の杏っ子も、着の身着のままの復員兵の役だったなぁ。
>>144
当時期待の新人だった三井美奈だよ。デビュ−一年ちょっとで引退したらしい。
坊ちゃんスタ−の佐原健二が出ていたんだな、「杏っ子」は。 司葉子も「鰯雲」の時、
「葉子ちゃんに農家の娘役できるかなあ」
って成瀬に言われたんだけど、
葉子「あたし、こう見えても鳥取の農家の出身です!」 役作りが上手い役者でも
やっぱりキャラクター的にどうしても
合わない役っていうのは出てくるんじゃないか。 映画は短い時間で何人もの人物を描かないといけないから、
元々役者の持っている資質をうまく使って作るんだよ。
兄は森が演じることで、わざとらしく描かなくても、
口煩いし暴力もふるうけど、根っからの悪い人じゃないんだなって分かる。
出てきただけで分かる。
これが小沢栄太郎だったらきっちり描かないとよくわからない。
妹も、久我がやっているだけで、川向こうから東京に出て
頑張って仕事して暮しているって事が分かる。
久我の役は非常に出番が少ないけれど、
家族のことを心配しているのが良く分かる。
あの地域はろくな人間が住んでないから(実際そうかどうかは知らないが)、
全員チンピラみたいな役者がやったとして、そんな映画みたいですか?
リアリティを損なわないように描くってそういうことじゃないと思う。 あにいもうとで京マチ子がヨガみたいなポーズで寝てるのは笑える まだ一作も観てないんですが、成瀬作品をこれからどんどん観てゆこうと思うんですけど、
最初はどれから手を出せばいいですかね?
レンタル店行っても膨大な数があるし、レビュー見てもどれも高得点ばかりで
凄いと思ってるんですが。
出来れば入門向けに、なるべくそんな重くなくて、脚本が面白いって感じのものからが
いいんですが。 遺作の「乱れ雲」なんか良いと思いますよ。
白黒に抵抗が無ければ「山の音」なんかも。 こんなに意見が割れるのも、やはり佳作が多いからか。 いろいろな意見ありがとうございます。確かにどれにしようか悩むw
「稲妻」や「めし」も凄く名作として名高いし。
まあ最初から遺作を観るのも、なんか気がひけるから「乱れ雲」は後にしようかと。
ちょっと心配なのは、俺は小津作品は退屈であまり好きじゃないんですよね。
この2人ってわりと並び称されてるもんで。
市井の人間のドラマを撮る人なら、川島雄三や山田洋次は嫌いじゃないですけど・・・
キューポラのある町みたいな作品も好きだし。 >>160
どのみちハマれば観れる作品は全部観るんだろーから
DVD化されてる作品の年代順で観ていったら? 何を観たらいいかなんて聞くような奴はロクなもんじゃない >>140
さんとかもんとか、昔の女の人の名前は
本当にヒドいな! 素朴な疑問なんだが、「浮雲」で、加東大介が岡田茉莉子を殺した新聞記事に、
「被害者は情夫である富岡の家に・・・」とか書いてあったんだが、
この時代って被害者と付き合ってた男の実名も報道されるのが普通だったのか?
今だったら、”被害者が交際していた文筆業の男性”とか伏せるだろうし・・・
いや、そもそも被害者が、誰かと交際してたってこと自体、状況からバレバレでも、
一応は伏せて書くよな。 >>169
確かに今の時代では考えられない人権侵害だが、
人権軽視の時代と、富岡が元官吏だったこともあると思う。
官吏は、一般市民よりも今以上に高い倫理性を要求されて
いた時代なので、元官吏が囲っていた愛人との三角関係
ということで、新聞社はそこに報道価値を見いだし、
そういう記事を許す社会がこの時代にはあったのだろう。 >>169
昔の新聞って写真雑誌みたいなもんですよ。
そういや漫画雑誌のマンガのコマの柱文句に
書いてある「○○先生に励ましのお便りを出そう」
の住所は今は編集部宛だが、昔は普通に実際の
住所が書いてあった。
俺の友人の漫画好きたちは、その住所に訪ねて
行って、サイン貰ったり、自分の描いたマンガ見て
もらったりしていた。中にはそのままアシになった
ヤツもいたりする。
いい(悪い?)時代だったんだねぇ…(しみじみ 三丁目の夕日なんかで描かれる昭和30年代と、
この人の撮った実際の昭和30年代を比較すると、
その違いに愕然となる。 >>169-175
諸々が厳しくなった(せざるを得なくなった)のって、ここ十数年だね
>>176
ノスタルジー(しかも美化・理想化)とリアルの違いだよね 「三丁目の夕日」を見てやたら昔を懐かしがる中年男が
よく居酒屋にいるんだが、成瀬映画好きの俺は、あの映画は
いかにも作り物っぽく見えるうえに、
「どうだ、見事に30年代を再現してるだろうが!」
という製作者の高笑いが聞こえてくるようで、白けてしまった。
ああも大げさにCGで凝りに凝って作っても、しょせんは作り物。
「本当に30年代にどっぷり浸かりたいのなら成瀬映画でも見ろ!」
と、言いたいわけだが、あの映画にカンドーするおっさんに限って
「それ、誰?」だもんなぁ… だいたいテメーら、今時汲み取り和式便所なんかで糞したくはねーだろが? >>178
そうだよね。
ストーリーも取って付けたような、
借金の方に娘が身売り的な
不幸話がしっくりこなくてどうも納得できなかった。
まだ浅田次郎の小説読んだ方がマシ。 現代人の作った(書いた)、大正ロマン小説と、
実際に大正時代に書かれた小説を読むと、やっぱり全然雰囲気違うしなあ。
大正後期だと、もう現代の作家とそれほど文体が変わらない作家も
結構いるから、バーチャル大正との違いが、よーくわかる。 当時の東京が観られて「三丁目の夕日」に近い成瀬の映画というと「秋立ちぬ」に
なるんだろうけど作品の味わいはぜんぜんちがうね
でも今成瀬の映画上映したって、
三丁目の夕日より受けるとも思えないしね。 「流れる」って考えてみるとかっての芸道物が隠し風味として生きてる作品だな。
その意味では成瀬映画の集大成と言える作品ではある。 ノスタルジーという名の美化された三十年代と
ありのままの三十年代の違いだろ。
映画の三丁目の夕日はおそらく前者の世界を意識した上で作ってるはずだし
批判されるべき点かどうかは微妙な所。 >>183
誰も成瀬の方が受ける受けないなんて話なぞしてない。 乱れるで最後に死んで運ばれたのはこうじ?
顔が隠れてたのでよく分からなかった。 >>187
観たのがかなり前なんでうろ覚えなんだけど…。
顔は隠れてるけど、伏線で指か腕に何か巻くシーンがあって、それが一瞬クローズアップで映るからコウジだと分かる…んじゃなかったかな?
違ってたらゴメン。 >188
そのとおり。高峰秀子がこよりを作って加山の指に指輪のように巻く
タンカから腕がだらりと落ちて、こよりの指輪が見える コヨリは写らなくても加山に決まってるけど、
187みたいに不安になっちゃう人がいるから、
やっぱりあのシーンは必要なんだね。
生きていて欲しい願望があるから
加山じゃない可能性に傾くのだろうか。 つーか、あまり出来のよくないジョークと
思っていたら、本当に分からなかったのか?
…(しばし絶句)…
うーむ。
あれが義弟だと分からないと、
この映画を見た意味はほとんどないわけだが…
それにしても…(以下絶句状態が延々つづく) 1 駆け落ち先の旅館から幸司が姿を消した
2 心配する礼子
3 そこに、山で男が死んだと連絡が入る
普通はこれだけでも、男=幸司って想像するよね
他に死にそうな登場人物いないし
「乱れる」のラストシーン、高峰秀子さんの演技は秀逸。
ああいう表情がどんぴしゃりとはまる女優はなかなかいない。
女の情感と悔恨と衝撃と焦燥とが混ざり合った複雑な
表情で映画のラストを見事に締めくくっている。
高嶺秀子の長い長い芸歴の中でもおそらくピカイチと
いっていい演技。 日本映画専門チャンネルで「くちづけ」観たんだけど、
ラストに出てくる若い看護婦はどうも八千草薫のような気がするんだよね。
ただクレジットに名前無いし、
八千草でググっても全然情報出てこない。
誰か知らない? 「くちづけ」のデコはバカだな。
中村メイコなら旦那取られる可能性なんかほとんどないのに、
一生懸命工作して追い出したあげく、
その代わりに来たのがとびきり美人の八千草薫というわけだ。
そりゃ凹むわなw 第一話の主役の男女は下手だね。
芝居がわざとらしくて。
「おかあさん」を観た。
廉価DVDだったので画質はアレだったが、好きだなあ、こういう話。
上で書かれてる、三丁目の夕日あたりと対照的な、ありのまま昭和30年代が
一番表現されてるって点では、成瀬作品の中ではこれが一番だと思う。
なんかもう、これでもかってくらい、当時の商店街やジャリ道だのが出てきて、
画面を観てるだけで飽きない。 ・・・なんて書いたけど、そういえばこの作品ってまだ昭和30年代ではないですなw
まあ高度経済成長前だから、数年後も庶民の生活に大きな変化はなかったと思うけど。
そういや黒澤明の「生きる」同年だけど、同じ現代劇で、庶民が主人公なのに
二人の興味の対象の違いがよくわかる。
成瀬は当人はそういう意図で撮ったんじゃないんだろうが、今観ると、
実際に体験してるわけじゃないのに、日本人として不思議な懐かしさがを感じるのに対して、
黒澤も街の風景や生活をちゃんと描いてるのに、画面からノスタルジックさはあまり感じない
(それが悪いってことではない)。 当時からすれば「今」を描いた映画だったんだから
ノスタルジックではないのは当たり前。
過去を描くからノスタルジックになるわけだし。
ネタの違いですね。 この当時は、子供のいない家にもらわれてゆく習慣があったんやな。 里子は今でも珍しくないが、
他人の子を預かる一方で、実の子を里子に出すというのがどうも理解できん。 すぐ死んでしまう片山明彦のお兄ちゃんが、めちゃめちゃ男前。 今月、日本映画専門チャンネルで
例のカルト作品「ひき逃げ」やってるねw 放浪記面白かった〜。
デコの鬱すぎる演技がよかった。 「ひき逃げ」
ラストは切ないんだけど笑っちゃったよ。
交通整理おばさんw
司葉子は「ひき逃げ」でのバチがあたって、
その次の「乱れ雲」であんなひどい目に遭うんだな。 裁判が終わった後で浦辺のばあさんが「女が運転していた」
当然捜査の段階で明らかにされることなのに何だよ?
ありえない
「ひき逃げ」って、完全に松山・デコ夫妻に乗っ取られた映画だろ。
成瀬、もう最後の方は投げやりになってないかw 子供を轢いてそのまま置き去りにするくらいの鉄の神経があるなら
(それも自分の子供と同じ年頃の子供)
母子心中なんてしないと思うんだが。
司葉子演じる女の人物像がリアルに欠けているように思える。 しかし、ひき逃げ死亡事件が罰金3万円とはねぇ。
ただ罰金で執行猶予3年って何?
あ、ここも突っ込みなしか(笑 日本映画専門チャンネルで放映があった、
「インタビュー 成瀬巳喜男 回想」によると、そうとうイジワル
だったみたいだね
助監督は弁当の都合などもあるからその日の撮影スケジュール知り
たいのに、台本をのぞこうとしたら隠しちゃうんでしょ
それだけならまだしも、食事に出るとき台本が置いてあって、
それを盗み見して「今日はもうすぐ終わりだ!」ってみんな喜んで
たのに、その台本がダミーだった話なんて、筋金入りのイジワルだ
と思った
名称と呼ばれる監督達は、えてしてそういうところがあるね。
まず人の好き嫌いがはっきりしている事。嫌いなスタッフ、出演者は遠ざける。
世間一般、周りがイエスマンばかりだと大抵うまくいかないもんだが、
映画にはあてはまらない。むしろワンマンで丁度いい位だと思う。
個人的には、誰にでも愛想のいい人間はどこか疑ってしまう・・・ 監督はわがままじゃなければ務まらないとはいうね。
成瀬はまだいい方で溝口健二とか木下恵介なんかもよく悪口いわれてるよね。
黒澤明は思うような演技をしない役者を怒鳴りつけていじめ抜いたらしいし。
気に入ってる人たちにはすごく優しいと。
相性なんだろうと思う。
「流れる」の塀越しにソバを渡したシーンの後でネコがその塀の上を
歩いている姿が可愛かったので、何度もリピートしてしまった。
あと杉村春子の「アラ、大変なこと仰っしゃいましたよ、このお嬢さん」
も可笑しくて何度も笑った。 >>217
助監督が先走りすぎるのが嫌なんだろうけど、
川島雄三も同じことしたってさ。
助監督がいつものポジションだろうと、
カメラ位置や立ち位置を先廻って指示すると、
違うやり方で撮ったって。
成瀬も自分の脚本盗み見られて、
全ショットを違うポジションで撮ったことある。
それはともかく、人の脚本勝手に覗くなんて失礼なこと、
俺なら絶対にできないな。
効率やスケジュールよりも大切なことは確かにある。 「はたらく一家」で学生の男の子が
教科書に挿んでいたブロマイド写真は
“オーケストラの少女”のディアナ・ダービンの写真? 神保町で最終日見てきた。
CSで見た「晩菊」を再び。大入り満員。
年配の人たちはずっと笑いっぱなし。
若い人は笑えないようだった。 >>226
へぇ〜満員かぁ。
15年位前か、福岡の今は無きミニシアターで溝口特集やってた時も、年配の客で満杯だった。
「山椒大夫」のラストじゃあちこちですすり泣きが。
「老いてこそわかる映画がある」んだな。俺はまだ40代だけど。 「夜の流れ」、あのグダグダした雰囲気が成瀬らしくて結構いい映画なのではないかと思った。
エンディングは「流れる」を彷彿とさせるね。 「夜の流れ」の白川由美は綺麗だったな。司葉子よりよかった。
成瀬も白川由美をもっとフィ−チャ−した映画を作ってほしかったなというのが
俺の感想。
不良学生のなかに竹脇無我いたよね。配役クレジットでは違う名前だったけど。 >>226
他界 中島義次さん 享年82
成瀬さん行きつけだった渋谷のバーで >>229
年齢的に若すぎたんでしょうね、白川さんでは。 前レスにもあるけど山本富士子主演の成瀬作品というのも魅力ありそうだな。
なんか成瀬映画の雰囲気とかリズムにぴったりという感じがする。 「ひき逃げ」の中山仁の演技、
もう少しどうにかならんかったんか 「ひき逃げ」は全般的にちょっと甘いところがあるね。
成瀬は「乱れる」の前と「ひき逃げ」の後に体調崩しているけど、
「ひき逃げ」の時に、既に体調悪かったんじゃないかな。
「娘・妻・母」みたいな会社都合の(オールスター)映画何本か撮っているけど、
そういうのを除けば、一番出来が悪いと思う。 ポレポレでの岡田特集で『流れる』はやるのに『浮雲』やらんおはなぜ? 出番少ないし、入浴女優だからじゃないか?
年齢不祥な感じでいい演技なんだけどな。 「裸の大将」見たけど確かに成瀬向きの映画じゃなかったな。
降板して正解だと思う。 特集 映画の中の東京
ttp://www.toshishuppan.co.jp/tokyojin_shousai.php
ttp://www.toshishuppan.co.jp/book/top.jpg
私の好きな「東京映画」
監督篇
井口奈己 完全ノック・アウト
↑
これが「稲妻」
2ページに渡る、女が階段をのぼる時の1ショットもあります つーか雑誌『東京人』の特集は全面的に「秋立ちぬ」フィーチャーじゃねーか。 『女が階段を上がる時』『妻として女として』を続けて見た。
森雅之のダメ男ぶりが最高、口癖は「仕方がないじゃないか」w
しかし森雅之は素晴らしい俳優だな、溝口・成瀬・黒澤映画に主役級で出演して重用されてたのもわかる。 森は素晴らしいよ。
「浮雲」でも最低最悪の女にだらしない男を演じているしね。
インテリの女殺し。
でも純情で一本気な男の役もあったんだよね。
「恋文」とかね。
あの映画は情緒があって好きだな。 3本見た。
乱れるは文句なしにすごかった。
ラストシーン思い出すだけで陰鬱な気分になる。
浮雲と山の音は正直つまらなかった。
山の音もデコにやってもらいたかったな。 浮雲と山の音がつまらんという人は
成瀬映画もう見なくていいよ。
見てもその良さが分からんから。
見るだけ時間の無駄。
皮肉でなく、本当にそう思う。 日本映画専門チャンネルで「女の歴史」観た。
なんだよまた交通事故で人死んでるじゃねーかよ!
ホントに成瀬は好きだなw >>250
あの時代のああいう映画の中の仲代達矢って、今観るといいよな。 「女の中にいる他人」は、70年代に「火曜サスペンス劇場」で
テレビ化されているはず。 成瀬の映画は何本も見ているけど、ふと、成瀬がどんな顔をしているか
知らない事に気が付いた。
一回くらい写真で見たことがあるかもしれないが憶えていない。
そういえば成瀬に関するエピソードもほとんど知らない。
小津、溝口、黒澤はもちろんのことその他の監督にしても顔やエピソードは
けっこう知っているのに。
地味な人だったんだろうか。 逆に監督の存在に邪魔されずに純粋に映画を楽しめるからいいよ。 >>246
「山の音」って凄まじい傑作だと思うけどなぁ。息子役が親父役より実年齢が上って
キャスティングからして明らかに義理の父を嫁との許されぬ恋の道行きを描いて
いながら表面的には一切それを描かない。あくまでもワガママで傲慢な息子の嫁
を心配する義理の父であり続けていくとこがどこか異様で切ない。
「乱れる」なんかだと「世間がどう言おうと当人同士が好きならくっつけよ」とか
イライラするんだけど「山の音」ではそれは現代的な価値観でも絶対許されない。
行動にも台詞にも一切恋愛を表現しない恋愛劇。こんな映画今まで見たことない
しこれからも見られないだろうと思うけどね。
表面だけ見てると確かに退屈な駄作と思うかもしれないけど・・・。
>>257
あなたが言ってるようようなことが「山の音」では十分に描き切れていない。
そもそも映像的にも成瀬にしては小粒でしょぼい。
映画の良し悪しは理屈ではないからね。理屈だけなら山の音は傑作かもしれんが
出来上がったものは凡作だったと。 >そもそも映像的にも成瀬にしては小粒でしょぼい。
意味不明。 じゃあ山の音で映像的によかったシーンて何?
浮雲や流れると比べて目を見張るシーンがないのは事実でしょ 原節子の鼻血シーンは素晴らしいじゃないか
エロくて >>261
ロケシーンは全部いいじゃん。
山村と原が話す最期のシーンはすごく有名なシーン。 むしろ山の音って成瀬の中でも撮影が優れてるほうじゃない?
朝のシーンの空気感とかすごい。 浮雲は主人公の思考、行動がぶっ飛んでて、キワモノだと思う >>257
「乱れる」は凸さんが出てるからDVDも買ったけど、
そんなにいいとは正直思えない。「山の音」のほうが何度も見たくなる映画だね。
嫁を不憫に思う舅の形ではあるが危うい感情も重なるぎりぎりの表現が
けっこういい。山村と原が並木道を歩く姿も美しい。
まあこれは「浮雲」の森と凸に共通するが。 めしを観たが、まさか原節子の、スカートを脱ぐシーンがあるとは思わなかった。 山の音は撮影はいいかもしれないけど、画面の構図が平坦でだめ。
いまいち「名作!」と思わせる迫力に欠ける。
小津で言えば秋日和とか東京暮色みたいなもの。 成田氏の作品
本日 日本映画専門Ch.で一挙放映中! 成瀬って自動車工業会から金貰ってるんじゃないのかね
乱れ雲なんか人殺しが左遷されたの同情的に描いたり
加害者がストーカー行為したり、いくらメロドラマでも
吐き気のするようなプロットだよね 「めし」
原節子の義弟に扮する小林圭樹。
イイ味出していると思う。
「めし」の小林桂樹と杉洋子夫妻&杉村春子いいね
後半の東京のシーンもっと増やしてほしかったな
前半って島崎雪子にムカつくだけだしw 成瀬の映画って、愛する人に置き去りにされる映画が多いよね。 録画した「晩菊」を見たけど、面白いね。その後の「流れる」に通ずるような
ベテラン女優の演技合戦という趣があった。
目線の芸っていうのを一番感じた成瀬映画だったな。細川ちか子と望月優子の
民芸コンビは凄いね。ママ、ママの小泉博もいい味を出していた。 晩菊って成瀬の映画で唯一途中で
見るの中断したほどつまらなかった。 「流れる」「浮雲」どれも単調な映画、同じ場面をあとから二度流すのも
この人の特徴? ドラマの盛り上がりを楽しみたい、って人には成瀬映画はむいてないんじゃね?
あの単調さ、って言ったら語弊があるか・・・あの淡々と市井の人々のその時代の
生き様、生活、風俗、空気を切り取っただけってとこに楽しみを見出せないと、確かに
つまんないかも。
私は自分が生まれる前の東京やその近郊の街並みや風俗の資料としてみちゃうので、
なんかすっごくザワザワした気分になれるとこが好きだ。まだこの時代に自分は
いないけれど、確かにこの映画に映ってるこの時代に自分の父母、祖父母なんかが
こんな感じで日々生きてたのか・・・って思うと、もうなんかこう、ざわわー!と来る。
あと、猫や犬が大抵出てくるので、そこも見どころの一つ!と思っちゃう。
かわいいんだけど、結構な扱いを受けてて笑う。一番「ひどいお!」と思ったシーンは
「めし」の島崎雪子嬢が、最初は撫でまわしてたくせに、突如きぃー!っと持ち上げて
バーンとブン投げちゃうところ!あんな可憐な子猫様お!あの女、ほんとムカつく!
ぽんこもブン投げられてたよね。岡田まりこが美しすぐるので許す。
『おかあさん』てかなり重い映画のイメージあったけど、驚くほどユーモラスなシーンが多かった。
話自体はやっぱり重いけど、鼻タレのガキンチョや加東大介や岡田英治に救われるよ
>>282
わかるね。俺も田中絹代の「恋文」みてて、あんなアパ−トに住んでるとおもしろいかもな、
と思ったね。もちろん道玄坂がああいう風景だった時代でという条件つきだけど。
昭和二十年代の情景は魅力だ。 いやぁ、「やるせ なきお」は何を見ても面白いね。
こうも続けて作品が見れると、浮雲が失敗作に感じるよ。 こう続けてやると浮雲がいかに傑作かわかるだろ、普通。 日本映画専門チャンネルではさんざん戦前戦中の芸道物見せられてきたからな。
あの一連の作品を伏線としてとらえてくると、
戦後の「流れる」がある種の成瀬集大成作品に思えてきてジーンとくる(特にあのエンディング)。 浮雲がいかに異色作かがかわかる
成瀬映画は35本見たが犬や猫が出てくるシーンはほとんど思いつかない。
めしに猫が出てきたのはなんとなく覚えている。
視点ってそれぞれちがうんですね。
単調かもしれないが退屈にならないのが成瀬の凄さ。 「流れる」は本当に凄いね。
あれだけの女優を使って、よくもまあ、あんな途方もなく素晴らしいものを
こしらえたものだ。 >>289
「流れる」に三毛猫のぽんこが出てらっしゃいます ぽんこの使い方巧いな。
駄目女将であることがすぐに分かる。 「流れる」「浮雲」「稲妻」とみましたが、「稲妻」以外はどうしてこのようなタイトルがついたのか
わかりません。「稲妻」だけは最後のシーンでわかりましたけど。 >>295
「流れる」は、川の流れのように、次々と町並みやそこに住む
人間の顔ぶれやらが変わっていく様と、人の心の移り変わり
みたいのにかけてるんじゃまいか?とワタスは思いますた。
「浮雲」のほうは、出てくる人たちの人生がフワっフワしてるとこ?
主人公の男女もそうだし、喫茶ボルネオ(だっけ?)も新興宗教も
あの時代だからこそなんだろうけど、すげー逞しいようで
ものすげーいい加減!でも、そこがイイ!んだか悪いんだか。
おかあさんの片山明彦は70年代の少女漫画の登場人物みたいだ >>284
「恋文」すごく見たくなった。レンタルであるかな。
日本映画専門チャンネルでやったとしても見はぐった。
昭和28年ということだが、恋文横丁にあった八百屋の娘さんは知っている、
昭和30年生まれの。俺の祖母も戦前大和田町(道玄坂)に住んでいた。
だが写真集など見ると天秤棒で肥え桶をかついでいるのがある。
大島渚の「愛のコリーダ」が「浮雲」みたいだ、という意見をたまに見かけるが、
石井輝男の「明治・大正・昭和 猟奇女犯罪史」の中の阿部定編が師匠の成瀬テイストをなぞってるように思える。
つーか、大島は石井作品に触発されて「愛のコリーダ」を撮ったようにも思えるので、
その意味では「浮雲」につながっているのだろう。 >>299
レンタルはないみたいね。
284さんじゃないけど、俺も「恋文」は凄く気にいってる。
パンパン役で久保菜穂子や三原葉子が出てるのが新東宝って感じ。
あの当時の渋谷駅近くでのアパ−ト住まいも確かにいいなw
また再放送すると思うけどな。 >>301
そうかぁ。
三原葉子って女巌窟王とかやってたな。
久保菜穂子もなんかシリーズあったっけ。
父親が道玄坂のパン助買って病気移されたことがある。
センター街の三平食堂の3階かなんかに淫売を斡旋する人が
いたみたいだ。 >>296
自論解説ありがとうございました。昨日はそれに、続いて「山の音」を観ました。
やはり「山」とは鎌倉の源氏山あたりを指すのでしょうかね?
兄が浮気をして、妹が旦那に浮気され、実家にもどったり、そのドタバタが「音」
なのでしょうか?
冷静沈着な山村総さん、何を考えているかわからない上原謙さん、いい味だしていると思いました。
3年ぐらい前に鎌倉の山道を散策した際、地元の小父さんが
鎌倉山にみのもんたが家を建てているよ、と教えてくれた。
それが数年かかって最近出来たみたいだね。
鎌倉って山がいくつもあるのかな。 鎌倉全体がちいさい山地にあって、
その山を食いつぶすように作った住宅地だから、
家の裏の方のことを「山」って言い方する。
>>304
田中絹代の「絹代御殿」があったところだよ。 昨日、田中絹代さんの「おかあさん」をみました。おかあさんは小ぶりなので、短い
彗がいいようです。次はは「乱れ雲」「晩菊」「めし」あたりを責めてみたいです。
それにしてもこの人の作品、調べたら90本近くありますね、さすがに全部は観られませんね。。。。 「乱れ雲」カラーになるとこんなにも近代的にみえるとは。 成瀬は「流れる」「乱れる」の2本がとにかく最高。
「浮雲」は異色の作品。凄い映画だが、成瀬作品としてはらしくない。
「流れる」の詩情、「乱れる」の激情、甲乙つけがたい名品。 >>273
あの場面では俺もそう思った。だけど勘弁してやって。
亡きカミさんが島崎雪子似なので。 「乱れ雲」とその数年前の「ひき逃げ」という映画はまったく関係ないんですか? なくはねーよ。
成瀬の父親は交通事故で死んでんだから。
「女の歴史」でも山崎努がまた車に轢かれて死んでるw 島崎雪子が気になってグ−グル画像で検索したら、それらしき近影がでてきて
綺麗に歳とってるなと思ったんだけど、よく見たら水野久美と杉葉子だった。
島崎さんも多分綺麗なままだと思いたい。 「雪崩」のタイトルバックのレリーフに蝿が飛んできて「雪」の「雨カンムリ」に止るね。 映画は同時代人に向けて作るんだから「浮雲」は「戦争」を黙視したわけだ あにいもうと観たけど、ラストシーンの久我美子が手を振ってるシーンの切り替えが凄いなー。
思わず「あっ!」と声が出た。 まぁ、確かに森雅之的な役柄ではない気はするが
久我が森に役を勧めちゃったんだからしょうがないわな 成瀬巳喜男監督に関する書籍でお薦めのものを教えてください。 おかあさんは香川のナレーションが余計だな。
あれさえなければ真の意味で映画史に残る名作になってただろう >>322
三百人劇場のパンフレットに掲載されていた千葉早智子のインタビュー 三百人劇場の千葉早智子の内容はインタビュアーが同じ
村川英だから成瀬巳喜男演出術の千葉早智子のところ
とだいたい同じ。 だからそれを教えてくれつーとんのが
分からんのか。このパン屋の綱吉が。 ずうずうしい奴だな、自分で入手して読めや。
それが出来なきゃ諦めな。 「成瀬さん、何で私のこと好きになっちゃったんでしょうね」
凸のインタビューも載ってるよ。 んなこと言わないで、要所だけでも教えてよお。
よかったら買うからさあ。
お願いよお。富岡さんてばあ。 成瀬のようなシャイで地味な女性関係しか持っていない人が、男女関係の根源をみつめる傑作映画を山ほど作れたのはなぜだろう。大きな謎だ。 観察眼が鋭かったのと違う?
生涯独身を通した小津も夫婦間の微妙な心理描写がうまかったし、
女性には興味がなかった(?)木下だって、男女の恋愛描写は
秀逸だったわけで。
元犯罪者でなくても犯罪映画は立派に作れるし。
謎でもなんでもないよ。 「浮雲」の病床シーンで、たいした役でもない千石規子がやたら写るのは、
ゆき子が死んだ後、富岡がねんごろになることを象徴しているんだろう、だって。
by 凸 「女の中にいる他人」
新珠さんを確信的悪女風に処理しない、心の揺れを描くラストがいいですね。
しかし小林桂樹さんのベッドシーンでのランニングシャツ姿は「裸の大将」を
思い起こさせてダサく見えますねw ずっと見たかった「秋立ちぬ」ようやく見れた。日本映画専門チャンネルありがとう。
高まった期待にしっかり応えてくれる逸品でした。
当たり前だけど子供が主役でもちゃんと成瀬巳喜男の映画なんだな。 >>337
他の映画が凄すぎて目立たないが隠れた傑作ですね。
同系統の映画として「君と別れて」も素晴らしいですよ。サイレントですが。
マイベスト成瀬であり、マイベスト日本映画です。 「驟雨」が見たいのですが・・・ビデオ、DVDなど探す方法はないですか? 「今日は徹底的に言い聞かせなきゃな!おいビールもう一本」に笑った。
物語の流れ的としてもいいタイミングで一呼吸ついてるし。
>>339-340
40年代以前の成瀬監督の映画はまだあまり見てないんですよね。その2作品もまだ。
CS放送に期待します。 >>310
同意。
「流れる」は女優さんみんなすごくて参った。
「乱れる」の高峰がうまいのはもちろんだが
加山もなかなかえかった。
「乱れ雲」司葉子も忘れがたい。 「乱れる」は俺も好きなんだけど、
序盤もうちょっと短くすれば良かったのにな。
たぶんオリジナルのTVドラマは一時間だから、
あの辺がもっと簡潔なんだろうな。 加山雄三って全然色っぽくないんだけど、年下の男という設定でかろうじて
救われている、と思う。
高峰秀子も全然色っぽくないのに、
年下の加山があそこまで惚れるのはちょっと不自然な感じ。 でも、ほかの加山とは
振る舞いやしぐさが違うように感じる
黒澤とも若大将とも違う
成瀬的な繊細さが
ふきこまれているとでもいうか 下手くそには、顔に表情のある演技させずに、
ぶすッとした演技させるのがいいから、
「乱れる」でも「乱れ雲」でも、加山は少し怒っている役。 加山はついお姉ちゃんって呼んじゃうらしいね、高峰さんのこと。 「秋立ちぬ」は何故にDVD化されないのか不思議。
大画面でも見たい、パトスでやってくれないかな。
大川平八郎はコロムビア大学出てパラマウント俳優学校に入った。
ニューヨーク、ロサンゼルスで過ごしたらしい。
エノケン、二村定一、千葉早智子、丸山定夫らと共演。
「妻よ薔薇のやうに」それと「浮雲」で医者の役もやってたね。 大川は「戦場にかける橋」だったかの助監督もしてるんだよな確か。 「秋立ちぬ」で男の子たちが三角ベ−スをやるシ−ン、幼い男の子二人が金網
フェンスくぐり抜けるところがいい味付けになっている。
別のシ−ンで太った男の子が出てくるのもよかった。
間合いの妙というか成瀬の演出はとてもいい。
最初はとまどっていた道路横断がラストシーンで普通に出来てる(しかも足を怪我してる状態で)のを見て
夏休みの終わりという時間の経過を観客が実感できるという。 秋立ちぬの女の子、なんか印象的だったな・・
今も健在だと思うけど還暦くらいか。気になるな・・ あの女の子はあの男の子に比べると演技が下手糞だったな。
恐らく素人なのかな。 年齢が二歳下ということだしね。下手くそというほどじゃないだろ。
俺も存在感は凄く感じたし、まあいいんじゃないのか。 この作品見た。喉越しの良いそうめんのようなほのぼのした作品。
杉葉子の奥さんが可愛い。当時の厳しい住宅事情がよくわかる。
夫婦 ふうふ (C)東宝
結婚6年目で倦怠期を迎えた中原伊作(上原)・菊子(杉)夫婦は、転勤で
上京し貸間を探すことになった。二人は、妻を失って一人暮らしをしている男
・良太(三國)の家に間借りする。一人の独身男と生活をともにする中で、
夫婦は曲折を経て愛情を再確認していくのだった・・・。夫婦の日常を淡々と
描きながらそこに愛情や哀感の機微を抽出して見せる成瀬監督得意の小市民
ドラマの佳品。
出演 上原謙/杉葉子/三國連太郎/小林桂樹/岡田茉莉子/藤原釜足/滝花久子
監督 成瀬巳喜男
脚本 水木洋子/井出俊郎
撮影 中井朝一
製作年 1953年
上映時間 88分
カラー モノクロ
音楽 斉藤一郎 >>360 あるよあるよー 手段があれば提供したいんだけどね。
晩菊 ばんぎく c東宝
林芙美子の3つの短編小説「晩菊」「水仙」「白鷺」をひとつにまとめて
翻案した成瀬巳喜男の名作。不動産と金貸しで生計をたてているきん
(杉村)、夫と飲み屋をやっているのぶ(沢村)、ホテルで掃除婦をしている
たまえ(細川)、雑役婦をしているとみ(望月)。50歳に近い、芸者上がり
の4人の女性をヒロインに、各々のエピソードがユーモアと哀感をもって
綴られる。とりわけ主人公の杉村春子の元へ、若い頃に燃えるような恋をした
男(上原)が金を借りに来るシーンの描写は圧巻である。
出演 杉村春子/沢村貞子/上原謙/小泉博
監督 成瀬巳喜男
原作 林芙美子
製作年 1954年
上映時間 103分
カラー モノクロ 「晩菊」って舞台でもやらなかったっけ?
たしか杉村春子最期の舞台だったような・・・? 晩年の上演ではあるけど、最後は「華々しき一族」
幸田文の「流れる」も、舞台でやってる。(これは有名か)
森光子の舞台は見ていないが
高峰の「放浪記」は文句なくいい。
「稲妻」も「あにいもうと」も「晩菊」「流れる」「あらくれ」もすばらしい。
傑作の信じがたいほどの連作。 日本映画専門Chで石井輝男「セクシ−地帯」みたけど、対話シ−ンで聞き手が無表情に
なるところは成瀬譲りだね。「黄線地帯」「女岩窟王」等でもカット割りによる雰囲気が
成瀬に似ている。 「稲妻」のイケズな姉さん、痩せてたころの村山紅葉に似てるねぇ。 最近ヤフーオークシヨンで「鶴八鶴次郎」がよく出ているね。また今出ているよ。
稲妻見ました。
みんな演技が巧い。
保険金目当てに群がるところが特にいい。 DVD化される見込みのない旧成瀬作品、コレクターとしてはいろいろな情報が
欲しいです。なんであれ発売情報教えてください。ビデオ”鶴八鶴次郎”は
持っていますが他の作品の発売情報があればうれしいです。
スカパー入れよ。
全作品放送したし、その後もほとんど再放送してる。 「めし」
あ〜嫌だ嫌だ。
あの、顔で微笑みながら困ったような眼、あれが俺の女房そっくりだ。
3人でバスツアーに行こうと予定しながら、突然キャンセルするやり口。
自分でどんどん家事を囲い込んで、「私はこんなにがんばっているのに」アピール。
自分の中で「私だけ不幸」ポイントを溜め込んで、「もう限界」の理由を作っている。
俺の親族に異様な嫉妬心を燃やす。
有名女子大出身で変な知恵が付いているのも原因の一つか。
雅子んところも似たようなものかもしれない。 >>381
あれは面白い。
過去に評判がイマイチだった理由が分からない。
ただ、友人夫婦の配役は好きじゃないけども。 最高傑作は「乱れる」だな。
終わり方が、いかにも成瀬 最高傑作はおかあさん。
逆に一番駄作なのはひき逃げ。 >>384
終わり方は凸嫁的だろ。
「名もなく〜」と全く同じw >>343
オラも「流れる」が一番好きだ。
あれで田中絹代のファンになった。
「乱れ雲」も素晴らしい。
あれ以来ずっと、司葉子は自分にとって「最も美しい女優」。 俺と気が合う奴いるんだな。
成瀬のベスト3は
・流れる
・乱れ雲
・おかあさん
で決まり。 成瀬自身は「稲妻」がいちばん気に入っている、と言ってる。 俺は、流れる、乱れる、乱れ雲、稲妻、銀座化粧、おかあさん、
女の中の他人、浮雲、女が階段を上る時、まごころ、
秀子の車掌さん、石中先生行状記、晩菊、秋立ちぬ
辺りは順序付け不能だな。一つなら流れるかな。 高峰秀子が「出演した映画の中の一本というだけ」みたいなコメントしてたのが意外>稲妻 監督と役者は仕事の本数が違うからね。
思い入れもおのずと違ってくるんだろう。 >>391
稲妻は小沢栄太郎のセクハラ的演技をマジで嫌ってるように見えた。
まあ演技だと思うが。
ご本人の家庭事情とかを著書で見る限りだと
ああいう作品には何かしら思い入れがありそうに見えたんだがそうでもないみたいだな 高峰秀子のギャラは全盛期でどのぐらい?
当時の映画会社と俳優とのギャラ契約はどういうシステムで決められていたの? 石原裕次郎に抜かれるまで最高で、
一本100万円だったはず。(200万円だったかな?) 100万円と200万円じゃ違いすぎ、いったい、どっちなんだよw 撮影講座ということで授業を受け持っている。ただ受講している生徒さんたちは、監督志望の方たちばかりであるから、あまり技術的なことをお話しても仕方がない。
なので(何がなのでだか、わからないが)成瀬の「乱れる」のある部分を実際に撮影(コピー)してみる。
ttp://pointbreak.blog66.fc2.com/blog-entry-187.html やっぱり流れると浮雲が抜けてるな
おかあさんは正直あざとくて恥ずかしかった
ナレーションがなければ名作にはなれたかも ナレーションというより作文の朗読じゃないかな。
原作が子供の作文集らしいから。
緊張して読み上げてる感じがして
あれはあれでいいんじゃないかと。
本日「秋立ちぬ」を「三原橋の映画館」で見た。
録画したの持ってるんでどうしようかと迷ったけど
一番臨場感あふれる劇場で見ることが出来て満足。
三原橋付近はクラシックカメラを漁るときに行くがあそこは
よくやってるね。昔の銀座が残っているのはあそこぐらいか。 女の中にいる他人という映画に日本人初のボンドガール若林映子さんがでていてびっくり、
当時から あのエキゾチックな風貌は惹きつけるものがありますね、現在71歳か・・・。
流れる、とか めし とかか全然雰囲気が違うなんだか徐々に真綿で首をしめられる
サスペンス風 そんな中、子供達の「ドライブ」「ドリームランド」の掛け合いがほほえましい
流れるもみたけど中北千恵子と田中絹代の雰囲気がにていた 若林映子も東宝専属だから、出てても不思議はない。
東宝怪獣映画のDVDのオーディオコメンタリーもしてるよ。 うちの近所の惣菜屋さん、田中絹代似のおばさんと中北千恵子似のおばさんが切り盛りしてる。 好きな順は
1.流れる
2.めし
3.女が階段を上がる時
流れると女が階段を〜の着物はカラーで見たかったな。
「女が階段を上る時」
本当にひでー話だなw
出てくる男が揃いも揃ってロクデナシでひきつった笑いが出そうだ。
普通なら見ててウンザリしそうなのにそれでもきちんと見れて
また見ようと思わされるのは
脚本の力もあるだろうけどやっぱり監督の演出力だなー
あと用心棒の丑寅が中国人役で片言の日本語喋ってるのがちょっと笑える 山茶花究の方から中国人でいきたいって申し出たんじゃないだろうかね。 名画「秋たちぬ」がソフト化されないのは
ポコチン丸出しショットがあるからかな 『妻よ薔薇のやうに』ってDVD化されてる?
30年代の代表作でしょ。
小津や溝口が30年代にも傑作を物しているっていう評価があるのに、成瀬は戦後の
『めし』からって印象なんだよな。
そこが小津、溝口と比すると弱い。
そこで成瀬の戦前の作品の再評価を推し進めて貰いたい。 >>417
> そこで成瀬の戦前の作品の再評価を推し進めて貰いたい。
そんなことに意味ある?
今はスカパーで全作品が簡単に見られる時代だし。 >>420
そうですか。
スカパーに加入することにしました。
成瀬の全作品が見られるのは何ていうチャンネルですか? >>421
前に全作品集中放送したのは日本映画専門チャンネル。
5年くらい前かな。一作品3,4回放送するから、一年くらいかけて。
その後も多くの作品は再放送されている。 成瀬巳喜男監督の作品は全部で12本見ましたが
「女が階段を上る時」と「娘・妻・母」の2本が好きで何回見ても飽きません。
「浮雲」は一回見れば十分かな。 >>425
「娘・妻・母」が好きな人って少ないの?
私はあのマターリ感が好きなんです。 戦時中で幼女が出てくる映画を日本映画専門チャンネルで見てファンになった
なんともいえないイイ感じ
白黒でも体温があってつい見いってしまう
後でメロドラマの巨匠と言われてると知って驚いた >>426
マターリ感の裏で色々殺伐としまくってるのが凄いなあの映画
あと団玲子がいい。 「娘・妻・母」はスター俳優を集め過ぎて統一感に欠ける感じがする。
主要な役以外は中北レベルの俳優で固めたらよかったのに。 私的には浮雲ってストーリー的に辛気臭いし
見ていてネガティブな感情になってしまう。
山の音も暗い内容の作品だけど
何故か何度見てもネガティブな感情にはならない。 そういうのは好みの問題だから、人それぞれでいい。
ただ、いい作品だって分からないのは、
映画が分からないって言っているに等しい。 >>428
「バス事故で… 駄目だったんだって」
「困ったもんだねぇ これからどうなるんだろう…」
「この屋敷も抵当に入ってるんだ 仕方ないだろう」
普通、取り乱す状況でも、あまりにも淡々と話が進むんで
何か拍子抜けする。 >>430>>433
自分もまったく駄目だった。
でも、これは自分の絶不調を丸ごと投影してしまったせいじゃないかと思ってる。
ノーマル状態なら別の面から見る事が出来たんだろう、多分。
といっても、もう一度見る気にはとても・・・ >>325
香川のナレーションがあるからいいと思うけど。
あれがないとただ暗いものになっちゃうよ。 是非は置いといて、経緯としては、
森永が募集した子供たちのおかあさん作文を水木洋子が脚本化したから、
子供が語り部になる構成にしたと思われる。
ただ元の作文は小学生だったから年齢がちょっと違うのだが。
水木さんとしては、作文にあったいい文章は活かして脚本化したかったのだろう。
それはいいことではないかと思う。 >>438
暗い話でも良いじゃん。成瀬だし。
どのみちあのナレーションは最近の説明過多な邦画みたいで嫌だった
てか「わたしを離さないで」スレで「浮雲」がぼろくそ貶されてるね。
なんであんなつまらん映画が名作なのか分からんと散々な言われよう >>433
辛気臭くてネガティブな気持ちになる映画だとなぜ「なんであんなに評価されてんのかね?」て思うのかが不思議
別に希望を与えられたり明るい気持ちになるのだけがいい映画じゃないだろうに。
ヨーロッパ映画の名作なんて大体が暗くてネガティブだし。
ただ、客観的に映画の良し悪しを評価できない人が多いから、
昔か暗い映画やバッドエンドの映画は、興行上問題になっていたのだろう。
仕方ない。同時代の評価ってのはそんな物。
古典となって後の時代に生き残るものは、下々の評価は必要としてない。
>>442
「わたしを離さないで」の原作者カズオ・イシグロは
成瀬の映画に影響を受けた、みたいなこといってたけどね 昨夜NHKBSでやった「浮雲」観ましたけど、高峰さんって
声はずいぶん老けてるのね。 >>446
美声ではないけど変にキンキンした声じゃないところが良いんだよ。
あのひねくれた感じ。 成瀬作品によく出てくる東宝脇役陣も「浮雲」に総出演という感じだったな。
女性だと出雲八枝子、中野俊子、河美智子、三田照子、馬野都留子、音羽久米子とか
男は堤康久、瀬良明とか、以外に山本廉や堺左千夫あたりはあまり出てこないな。
多々良純も「女が階段・・」くらいだし、やはり好みがあるんだろうな。 稲妻とおかあさんて同年に公開だったか
両方ともパン屋の男が出てくる映画だな。役柄は正反対だが >>450
確かにw
戦後急に増えた業種だったらしいね。 「おかあさん」といえば・・・
香川京子の母が田中絹代というのは許せるが、
岡田英次の両親があの二人というのはありえんやろ。
・・・もらい子かもしれんが。
あの時代はまだもらい子が普通にあった時代なんだな。
長男と父親が病死したというのに、母親は「約束だから」と
あんなに可愛い次女を里子に出すなんて…
次女が布団の中で「あたしお魚になりたい…」という
くだりは何度見ても泣ける。
当時の子供の作文をもとにしただけに恐ろしいほどの
リアリティがあった。 >>452
> 長男と父親が病死したというのに、母親は「約束だから」と
> あんなに可愛い次女を里子に出すなんて…
ええっ?!
ちょっと話を誤解しているような… 家族の描き方もかなり対照的だな>稲妻とおかあさん
そういう意味で「おかあさん」で娘役を演じた香川京子が
「稲妻」で高峰秀子を癒す役を演じてるのは流れとして面白い 「銀座化粧」では、田中絹代が香川京子にイラッとしてる。男取られてw 『おかあさん』は家族が次々居なくなるという、恐ろしい映画。
最後に残るであろう香川京子もお嫁に行って、
and then there were none . . . . . .
北川町子って「女が階段を上る時」で、高峰秀子マダムに
淡路恵子マダムが死んだことを告げる人だっけか?
児玉清の奥さんだったんだ。こりゃ知らんかったな。 『妻の心』では心中する芸者
『夜の流れ』では志村喬と旅行する芸者
だったかな。
北川町子って。
色っぽい感じの人だよね。 北川さん「サラリ−マン出世太閤記」や「ジャンケン娘」「大番」にもクレジット無しの
チョイ役で出ていたから東宝では古株なんだな。俺も児玉清のかみさんとは初耳
だった。 俳優出身のTVクイズ番組司会者といえば、
「タイム・ショック」の田宮二郎と山口崇。
「グランプリ」の小泉博。
他にもいるかな?
児玉清は一時期TVの洋画解説もやってたね。
自分で描いた地図(結構うまかった)を持って
物語の背景などを説明していた。
「夜の流れ」には児玉清も不良学生グル−プの一員で出てたな。変名で竹脇無我も
出ていた。
昭和37年あたりから東宝出演増えたみたいだけど印象的なのは若いヒモみたいな
「その場所に女ありて」かな。 韓国では特に評価が低い監督
韓国ではこの程度では一流監督とよばれない
晩年の成瀬は作風が変わったね。
「ひき逃げ」「女の中にいる他人」「乱れ雲」が「めし」「おかあさん」「浮雲」
と同じ監督とは思えない。時代の変化もあるだろうが。 撮影の玉井さんが、「女が階段を上る時」で成瀬組はやめて、
豊田四郎のところにいってしまったしね。 たしかに晩年は通俗的作品を手堅く作った、という感じの映画だったな。
「何度見てもあきない」という映画ではなくなった。
主演俳優に魅力がないうえ、通俗メロドラマの典型で偶然が支配する
ご都合主義映画の「乱れ雲」の評価が高い(キネ旬4位)のが意外なほど。 そもそも「ひき逃げ」や「女の中にいる他人」は成瀬が本領とする
小市民映画ではないよね。成瀬がよくこんな映画を作ったと思う。
突飛な連想かもしれないが俺は「ひき逃げ」を観て黒澤の
「悪い奴ほどよく眠る」を思い出した。下積みの人間が有力者に復讐
するためその家に入り込むという点では共通している。
「ひき逃げ」は純粋な成瀬作品とは認めがたい。
あれは成瀬主導というよりは、完全にデコ&松山夫妻に乗っ取られた映画。
それになんだ、当時の世相を反映して交通安全の啓発とかのコンセプトも
映画会社サイドから無理矢理押しつけられてるだろ。
成瀬はもう最後どうでもいいような感じで撮ってたと思う。 時代背景も考えるべきじゃないかな。
60年代後半にはテレビが完全に普及して小市民映画はテレビのホームドラマ
にお株を奪われていた。ハッキリ言えばもうそんな映画は当たらなくなっていた。
成瀬も時勢には抗しえなかったんじゃないかな。
それに比べて小津はいい時に死んだね。小津がもっと生きていたらやはり時勢に
迎合するか木下恵介みたいにテレビドラマに転身せざるを得なくなったかも。
つーか「乱れ雲」がその後のテレビのいわゆる「昼メロ」に影響与えたとは言われるんだけどな。
実際「昼メロ」でリメイクされてるし。
日本の‘大人のメロドラマ’の系譜というのは、成瀬の後は、昼メロ、
その後は日活ロマンポルノ、ロマンポルノが消滅してからはピンク映画へと受け継がれたけど、
(ちょうどその頃にピンク映画第一世代が消えたんで、やりたい放題の作品が激減した)
ピンク映画も廃れた現在では、もう消滅したも同然の状態だな。
山田洋次が「男はつらいよ」に縛られずにいたら、こういう流れもちょっとは変わっていたかもしれない。 メロドラマと小市民映画は違うよ。「乱れ雲」はあまり成瀬らしくない
作品だな。類型的なメロドラマなので昼メロでリメイクされたというだけの
事じゃないかな。「乱れ雲」は67年の作品だが当時すでにテレビでは
「よろめきドラマ」なんて盛んにやってた。 橋本忍と松山善三絡みで面白い乗って「乱れる」だけでしょ。
井出さん共作でも、松山がほとんど書いていたという話だし。
まあ井出さんも単独の見ても、打率あまりよくないし。
くだらない家族もの、女の一生ものが多すぎ。
水木さんと出来なくなったのが痛いね。
流れた「裸の大将」は、脚本が気に入らなかったという噂だったが。
「女が階段を上る時」の菊島さんと組めたらよかったのにねえ。
菊島さんらしいかっちりとした作りだから、
ヴァリエーションでマダムもの続けられそうだったのにね。 「乱れ雲」が面白いくないなんて人がいるんだな。
>>471
「女の中にいる他人」は、菊島さんがプロデュース。
成瀬の作風の違いじゃないよ。
「ひき逃げ」「乱れ雲」も脚本家の資質だね。それに製作の方針。
「乱れ雲」なんて日活からわざわざ山田信夫呼んでるんだし。 いや。面白くないことはないし、一般映画としては水準以上だとは思うんだが、
どうしてもあの「浮雲」や「流れる」あたりと比べてしまうとね。
しかし「乱れ雲」の司・加山コンビの演技を見ると、「浮雲」の高峰・森コンビが
いかに素晴しかったがよくわかる。
司・加山も、それなりに熱演していて、悪いというわけではないが、「浮雲」の
二人はレベルが数段違い過ぎる。 監督の仕事の70%はキャスティングだ。
市川コンの言葉。 演出タイプによっても違うよな。
成瀬は下手と言われた部類の役者と名作作ってるよね。 成瀬や小津は長生きしていたら、テレビの仕事をやっただろうか? 小津は、TVドラマの脚本は書いてるけどね。
それに、成瀬だって小津だって短命ではなかったんだから、「長生きしていたら」とは変。 四大巨匠
溝口 1950年代にあぼーん
小津・成瀬 1960年代にあぼーん
黒澤 1990年代まで現役
溝口と黒澤は10歳ぐらいしか違わない。 成瀬は間違いなくやったんじゃないかな。
信頼できるプロデューサに勧められたら。
映画だってくだらない企画で撮ってるし。 市川崑が成瀬監督と豊田四郎監督を「文芸映画の名手」と評していたけれど、『浮雲』や『流れる』はまさに文芸映画の名作。
でも晩年の『乱れ雲』の方が、より純粋な映画表現という感じがする。
成瀬監督自身もその頃には演技派高峰秀子より非演技派司葉子に興味が移っていたのかも。 乱れ雲は司葉子が喫茶店のレジをやってる時にサラリーマンらしき男が手紙を渡そうとして断られるシーンでちょっと笑ってしまう
単に旦那の事故をひきずってるとか他の男に関心ないとかそれだけの描写だとして何であんな冴えない風な男を起用したんだろ?
加山雄三が二枚目だから成立する話だと遠まわしに伝えているのかw >>491
高峰さんは既に映画のヒロインって年齢じゃなくなってきているしね。
「ひき逃げ」は42歳だから。続く「華岡青洲の妻」も母役だし。
おまけに映画産業は傾き始めて、地味な作品を作る余裕なくしてる。 「乱れ雲」は原作無しのオリジナル脚本だから、まあ文芸映画ではないわな。
むしろ成瀬晩年の企画としては藤本プロデューサーがロケハンまでやりながら
ボツになった三島由紀夫原作の「宴のあと」が惜しまれる。
あの小説の女主人公はあの年頃の高峰秀子にピッタシの役どころだったからな。
(元エリート官僚にして都知事候補にかつがれる旦那役はやはり上原謙か森雅之だったろうか?) 小説の映画化で「コタンの口笛」だけはどうにも理解できん。
成瀬の題材じゃねーだろ。 「コタンの口笛」は普通だったら、
社会問題・被差別問題大好きの左翼巨匠・今井正の監督作品だろうな。
ただ東宝が映画化権買ってしまって、
他に誰もいないんで仕方なく成瀬に任せたってことか。 「鰯雲」の段階で、成瀬&橋本忍は諦めておけばよかったのにな。
「コタンの口笛」は蛇足だった。
まあ製作が田中友幸だからそんな事言っても仕方ないんだがw 「ひき逃げ」や「女の中の他人」も成瀬の題材ではないよ。 「女の中にいる他人」はいい映画だった。
「ひき逃げ」は善三&凸の映画だな。成瀬はお付き合い。 善さんの脚本はざーとらしさが鼻につくから苦手なんだよな。
それでも監督が成瀬や木下レベルならなんとかなるが、
自分で監督した映画はざーとらしさ満開で救いようがない。
嫁の凸がなんとかざーとらしくならないよう奮闘するので
演技に力が入りすぎてざーとらしさに余計拍車がかかっている。
そう考えると、成瀬や木下は俳優に自然な演技をさせる能力に
長けていた監督だったことがよくわかる。 でも木下の映画って面白くないんだよね、なぜか。
エピソードの単なる羅列ってだけで。 おいおい木下映画50本中、何本見たんだ?
まさか「木下アワー」とかいうなよ。 だから、そういう無意味な自演は止めろって。
公園に行って、ベンチに座って一人で喋ってろよ。 おまえってどのスレでもつまんない書き込みして顰蹙かってるよなw 「おかあさん」がよかった。タイトルだけ聞くとあまり見たくないが(笑)。「薔薇合戦」だって人が
いうほど悪くはない。 「薔薇合戦」は若山セツ子さんがきれいだったなぁ。
「石中先生行状記」と同じ年の映画なのにまるで別人。
実生活でのその後の彼女の不幸を思うと泣けてくる。
あと安部徹が昔からいやらしい役やってたのが分かって笑えたw ほんとにきれいでした!成瀬は成瀬自身が思っていた以上に実力があったから代表作といわれる作品
でなくてもー例えば名画座で三本立てを見るとー彼の作品が一歩抜きん出ていることを実感する。 海外の成瀬ファンは「秋立ちぬ」観ていなのかな
だとしたら可哀想だ
DVDやネットで露出流出していないとどうしても限られてくるからな
「おかあさん」のラストは暗示的だなあ
田中絹代はピクニックでめまい吐き気、ラストでは疲れた笑顔
すでに病魔に犯されているのか?
うーん
黒澤の初期の女性映画と共に、成瀬の子供映画で1スレあってもいい。 真新しいリボンをつけた姉妹と母の最期の遠出。
遊園地で遊ぶ子供たちを見守る母の姿が物悲しい。
炒飯を食べ残し、子供に分け与える母。
おいしそうにそれを食べる幼子。
このシーンでの田中絹代の演技が正に絶品。
田中絹代が日本最高の女優であることを証明した
演技といってもいい。
これは舞台ではできない映画俳優ならではの見事さ。 絹代はちょっと小芝居多いところもあるけど、
そういうのも含めて本当にうまい。 戦中作品の「まごころ」に出てくる子役の女の子は二人とも可愛いよね。
「車掌さん」といい「まごころ」といい、戦時中にこういうほのぼの系映画が
よく作れたもんだと感心する。
「まごころ」では、父親役の高田稔が、自分に召集令状が来たことを
妻へ告げると、妻は一瞬表情をこわばらせて、すぐに「おめでとうございます」
と頭を下げる。
戦中の映画としては、これは意外だった。
当時の建前上では、妻は笑顔で夫を祝福しないといけないはず。
それが、この映画では戦地に行く夫を心配する妻の感情をストレートに
描写している。
戦争中の映画など、すべて戦意高揚ものばかりだと思っていたのが、
この映画を見て間違いだとわかった。 車掌さんの頃は
スミス都へ行くとかアメリカ映画も上映してたのな >>513
木下の「陸軍」(1944/12/7)にそういうシーンあるよ。
母親が出征する息子を追いかけるシーン。
やっぱり問題になった。 >>515
かなりの長回しだが、あれは歴史に残る名シーン。
検閲に対する木下の精一杯の抵抗だろう。
田中絹代も、木下の意図を理解したうえで演じたのだと思う。 アメリカでは間違いなくミッキーと呼ばれる成瀬巳喜男 成瀬巳喜男さまは溝口健二よりも評価されていいと思う。
雨月物語?
あんな長いだけの拷問映画なんかより、成瀬巳喜男さまの「女が階段を上る時」のほうが100倍面白いわアホウ!
たんに雨月が嫌いだからって理由だけで、わざわざ成瀬と溝口を対立させる
こともないと思う。 成瀬の映画はどれもタイトルの付け方がセンスあるよな
内容は正直微妙だけど・・・・ 流れる、乱れる
乱れる、乱れ雲
乱れ雲、浮雲、鰯雲、驟雨
女が階段を上る時、女の中にいる他人、女の座、女の歴史 夫婦、妻、妻の心、娘・妻・母、妻として女として、妻よ薔薇のやうに、薔薇合戦 おかあさん,銀座化粧のDVD買ってきた。
BOOK OFFで250円w 先日初めて「めし」を観たが、上原謙が大根すぎるw
「山の音」のときはそれほど感じなかったのだが。 上原謙は単純な二枚目を演じるときはいいんだけど、
内面の葛藤を見せる高尚な演技力に決定的に難があるね。
悲しいことに息子の加山雄三もその血を引いている。
「めし」は、周りの俳優連中がみんなうまいから特に浮いているね。
「山の音」の上原にも自分は大いに不満がある。
あの役を森雅之あたりがやっていたら、どういう映画になっていた
ろうかと意味もない想像をしてしまうくらい。 もし「浮雲」が森雅之ではなく上原謙だったら・・と想像するとw
ラピュタか神保町か忘れたけど
「夫婦」観てきた
これもいい映画でした
50年代の木造の家 住宅事情は今も昔も大変です
下宿ってまだ学生だとあるのかな 成瀬作品の原節子が自然でいい
それまでは一連の小津作品の妙に取り澄ました感じか
黒澤作品での異常な感じしか知らなかったから 稲妻観てる。
高校時代の祝祭日NHKで放映したの観て以来だ。その頃は成瀬を知らなかった。
大映作品なのかと今更驚く。 稲妻の時点でもう十分お婆さんだった浦辺粂子を見て驚いた。 戦前から老け役。スターだったのに結婚して引退、
すぐに離婚して復帰した時に溝口に老けをやれとアドバイスされた。 そういや浦辺粂子は戦前に「清作の妻」で主演しているんだよね。
若尾文子版と見比べてみたいものだが、残念ながらフィルムが
残存していないらしい。 成瀬作品をなんとなく見始めてこれまで10本くらい見たかな。
タイトルを聞いただけでどんな内容だったかよく思い出せない。 「銀座化粧」(1951)、「おかあさん」(1952)を続けて見た。
「銀座化粧」で、香川京子は田中絹代が接近しようとする男を
寝取ってしまう後輩の女給。
それが「おかあさん」では絹代の娘になってて、
「大好きなおかあさん、いつまでも生きてください。」って、
ちょっと違和感あった。
日本の4大巨匠黒澤・小津・成瀬・溝口監督の作品に出た
今現在存命の女優は山田五十鈴だけ? 香川京子がピンピンしてるだろーが。
山田五十鈴なんかひそかにもう死んでるかもしんないし。 あ、京マチ子もいたわ。
ちなみに京も香川も寅さんのマドンナもやってる。 >>545
京マチ子、香川京子、久我美子、千石規子 女優 岡田茉莉子
岡田 茉莉子・著
父は夭逝した美男俳優・岡田時彦、名付け親は谷崎潤一郎、デビューは成瀬巳喜男作品。小津安二郎、木下恵介ら巨匠に愛され、『秋津温泉』以後は、夫・吉田喜重作品の女神として輝きつづける女優・岡田茉莉子。
戦後日本映画史を鮮やかに生きぬくとともに、ひとりの女として自らの人生を充実させた、女優による渾身の書き下ろし自伝。
定価:990円(税込)発売日:2012年04月10日
『浮雲』は4回見て、『流れる』は3回見て、ようやくその良さがわかった。
成瀬は何回だ。
『驟雨』や『めし』はその良さが未だにわからない。 驟雨最高やん。
キュウリのくだりとかもう絶品だろ。
海外でも人気の女が階段は割りと下の方かな。
妻の心に出てくる台詞
「最近どこかの劇場の地下の喫茶店じゃ『水着サービス』と称して、女の子が海水着だけでな・・・」
当時ほんとにそんなもんがあったんか?w 当時、風営法が整備されているところで、
「客室で接待」「一緒にダンスをする」「接触する」
辺りに抵触しない形で、深夜喫茶が風俗まがいの営業をしていたと国会の議事録に残ってる。
昔、「東京暮色」がらみで調べてみたことがあった。 >>556
情報ありがとう
ほんとにあったんだなw http://ja.wikipedia.org/wiki/カップル喫茶
深夜喫茶って実態がよく分からなかったけど
今で言うマンガ喫茶ネカフェと同じかな
戦前にもあったのかな 昨日ひき逃げ初めて観た
面白かったけどここでの評判はやっぱりイマイチですねw
ここまでやるかぁ?とは思ったけど司葉子が美しかったので
よしとする
司葉子のトコに元々いた家政婦さんは何ていう女優さん?あらくれや
流れるにも出てたちょいと顔の長いおばさん。上手いね。
どなたか御存知の方いらしたら教えてください。
個人的には中北さんにもうちょっと出番が欲しかった。ファンなので。 賀原夏子
流れる あらくれ 杏っ子 鰯雲 女が階段を上る時 秋立ちぬ
妻として女として 放浪記 女の歴史 ひき逃げ 早速のお答えありがとうございます!出演作品まで(感涙)
シネパトスで放浪記見る予定なので確認してきます 北川町子の送別会で
「児玉清が引退すればよかったのに」
と言った賀原夏子。 確かになw
ただ児玉清も一家の稼ぎ手としては頑張ったと思うが。 過去にビデオ化されたものを
すべてDVD化してもらいたい 秋立ちぬAutumn Has Already Startedは成瀬の代表作だーと
言い切りたいくらいの名画
ソフト化はされてないけど
主人公の小6男子のポコチンが丸出しだからだろうか
高峰秀子で検索かけると海外じゃ「女が階段を〜」が多く
出てくる 凸なら「24の瞳」を海外の映画を発見すべきなのだ
海外の映画ファンは24の瞳を知らなすぎる。
成瀬と木下を黒澤や小津と同等に評価すべきなのだ 木下は撮影が雑だからその中では一番最初に忘れられる。 スカパーでは68本放送されてるので、それだけはDVD化出来ると思うよ。
ただし売れるかどうか。
放浪記 よかった。
昔の邦画鑑賞は小津→成瀬に移行中。 駆け出しの古い邦画ファンなので小津成瀬溝口木下をぼちぼち
見てます。 1964年 乱れる
1966年 女の中にいる他人
1967年 乱れ雲
1969年没
死ぬ前近くの作品はリアリティがなく感心しない。
昼メロw
サスペンスw 死ぬ前っつーか、本来まだまだ長生きするつもりで、
あれが新しい成瀬路線だったんだろ。
70年代も健在なら桃井かおりとか原田芳雄あたり主演で映画撮ってたかもしれない。 1955年からあるわ。
自賠責保険では過失割合にかかわらず、負傷した者は被害者として扱われて
相手の自賠責保険から保険金が支払われる
ということは、刑事と民事をごっちゃにしたあのストーリーはめちゃくちゃか。 成瀬は日本人の心の故郷。
小津だ、溝口だ、黒澤だ、と言っていても、最後は成瀬に帰ってくる。
成瀬が一番いいなあと思うようになってくる。 いや日本人の心はやっぱり寅さんだろ。
小津だ、溝口だ、黒澤だ、と言っていても、最後は寅さんに帰ってくる。
寅さんが一番いいなあと思うようになってくる。
「小津や黒澤、溝口よりもやっぱり最後は山田洋次だな〜」
なんてどう考えてヤキがまわった人の感慨としか思えんが。 youtubeで戦前の古いのがいくつも上がってるのでうれしい。
溝口
小津
その他大勢
のも >>594
清水宏も上がってるね。
The Masseurs and a Woman / 按摩と女 (1938) (EN/ES)
1938. Black and white. Directed by Shimizu Hiroshi.
1938年、白黒。清水宏監督。 成瀬はマイナーな存在ではいけないね
マイナーが似合わない
世間でもよく話題になるような存在に
せめて小津並に
このスレでも繁盛に書き込みがなければならない 成瀬は自分の企画だと、子役二人が主役とか、
杉村春子が主役で脇が望月さんとか、そういう配役だからな。
小津並には無理だろw
それでいいじゃないか。 成瀬はあと5年も生きてれば東宝暗黒時代只中で
エロ関係を撮ってたかも 東宝は自社撮影所で、エロ映画は殆ど撮ってないよ。
山口百恵はあったかもね。
「乱れ雲」(1967)、「伊豆の踊子」(1974年、初主演)だから。
まあ「伊豆の踊子」併映の「エスパイ」にエロシーンはあるし、
同年の「神田川」(関根恵子!ただし製作は国際放映)もエロシーン満載だけどな。 石中先生行状記、DVD化してほしい
ツタヤにVHSならあるけどデッキ持ってないし・・・
三船が見たいんだよね ツタヤ大型店はDVD化されてない作品のVHS結構置いてるよ 「朝の並木道」のオープニングで流れる曲の名前を誰か教えてください >609
オランダの人が成瀬映画のピアノシーンと音楽をyou Tubeに
掲載していますね。
The Melos and Drama of Mikio Naruse
で検索してみてください。 三島由紀夫の「宴のあと」を成瀬が監督する企画あったらしいね。
裁判沙汰になったから立ち消えになったけど。
異色作になったとおもうけど。 >>615
藤本真澄プロデューサーがロケハンまでやってる。
成瀬なら当然あの女主人公の役はデコで、
旦那の役は上原謙か森雅之でピッタンコだと思う。 『女の中にいる他人』の新珠三千代の冷たさが印象的だった。
もうメインキャストで、今も現役なのは、草笛光子だけになってしまったな。 仲代達矢は?
8ミリを編集されてメロドラマ風にされてたのが面白かった覚えがある >>616
訴えられたのが1961/3/15で、
その前の1960年夏から出版社は抗議を受けてるね。
そうなると「秋立ちぬ」「妻として女として」は、
「宴のあと」が雲行き怪しいゆえの代替企画だった可能性があるね。 >>617
その映画は林光がめっちゃ効いてたと思う。 「流れる」は今まで観てきた映画の中でも
1,2を争う大好きな映画だ
成瀬作品も小津みたいに廉価版一気に出してくれないかな?
DVD高いよ。 >>625
ぽん子結構ぞんざいな扱われ方してるよねw
かわいいけど。 成瀬の映画で女性主人公に子供がいる設定の映画って何かあったっけ。
「夜ごとの夢」「女の中にいる他人」以外で 微妙な所で
まごころ (子供が主役かな)
あにいもうと (「いもうと」が妊娠中)
夜の流れ (五十鈴は主役でないという解釈もある)
娘・妻・母 (誰が主人公?)
秋立ちぬ (これも子供が主役かな)
それから
晩菊
流れる
女の座
妻として女として (実は子供たちの母親だった)
ひき逃げ (死んだけど)
も女主人公が子持ちだな。 返信ありがとうございます。
意外とありましたねえ。
でも親子関係が主題で傑作と言える映画は「あかあさん」ぐらいしかないような気がしますがどうでしょう。
ここに挙がった映画の中の5本は見ていないのですが・・・
あと
「映画を希望に合わせて紹介するスレ」というものがありまして
そこに、
「成瀬巳喜男の監督作品でセックスシーンのあるものはありますか?」
という質問がありました。
自分が考えるに、「あらくれ」で森雅之と高峰秀子が前の日にそういうことをしたと
匂わせるようなシーンがあったことが思い出されるぐらいで、 (あとは「浮雲」にも何かあった気もする)
あまりないような気がします。
どなたか、この質問に答えられる方で、回答お願い出来たらありがたいです。 いやいや傑作は他にもあるでしょ。
セックス関係のシーンといえば「女の中にいる他人」の反転シーン。 成瀬巳喜男が、トーキーを撮るために松竹を出て、入社したPCL映画製作所。
今年で、80周年だそうです。
成瀬巳喜男の「乱れ雲」と「妻よ薔薇のやうに」を上映。
ゲストは、「乱れ雲」の司葉子さん。
http://blog.zige.jp/yonago-cinema/kiji/590562.html 秋立ちぬがいい
あの兄ちゃんが優しいんだけど、子供のときにみたら約束破ったって怒ったかもなあ
初めて見たのが20代だからわからん 浦島太郎の後裔見たが珍妙すぎる。
半透明の藤田進の合成が出てくるとは思わなかった。
ここで円谷使ったんだなw
でもデコが可愛ければそれでよし。 私にとっては山根寿子の色っぽさを発見した映画だった。『浦島太郎の後裔』 稲妻見ました。
親類のうっとおしさに鬱々となったけれど、
デコさんの美しいガイド姿と、こまめに出てくる猫(ちびちゃん)に救われました。
浦辺粂子のしゃべりを聞いているだけでなんとなくのんびりとしたいい気持ちになります。 「乱れる」
なんともやるせくて、えええ・・・となるけど、音楽が好き。
加山本人はガハハ親父なイメージが強くて好きになれないけど、
車内で男が少しずつデコちゃんの座席に近づいていく所、
姉さんから加山への心の距離感も縮まっていく感じで良かった。
そして浦辺粂子がいるとやっぱり嬉しい。 そういえば、スーパーが小売店を潰して回る時期、うちの周囲でも大問題になったものでした。
時代が大きく変わる、一大事だ、という感じの大人達を見て、少し怖くなった記憶。
今じゃあネットショップが優勢で、スーパー含む実店舗が大打撃を受けて
それを機にどんどん統合されて、最終的には品物も経営も外資に乗っ取られつつあります。
大企業になると、馴染みのお客さんにちゃんとした品物を届けたい、という信念も薄れてくるのか
自分達の利益しか考えてない所ほど勢力拡大しているという・・カドミウム米・・
11円の卵を売っていた商店のくだりでの
「小売店が無くなって、最終的に損をするのは自分達(一般の消費者)だ!」という台詞が身に染みました。 戦前では
腰弁頑張れ・妻よ薔薇のように・秀子の車掌さん
がいい。 駄作もいっぱい作ってるよなwまあ、頼まれた仕事を拒否しない、あまり自己を主張する人じゃなかったからなあ〜 駄作じゃと?
そう思う作品名、具体的に挙げてみてくれんかい 反論するつもりは無いんでw
お国と〜は、まあ認める
木暮実千代は綺麗だったがw >>646
俺は645ではないが・・・・・
戦後で言えば、「流れる」より後の作品がだんだんお昼のメロドラマっぽくなる。
ウマイにはウマイが、テレビのお昼のメロドラマ。
もともとお昼のメロドラマのような作品ばかりとってきた監督だが、「流れる」以前はどこか突き抜けたところがあったが
それ以後はどうもね・・・・ まあ他人の映画の評価なんてあてにならんもんだ
なんなら定評をくつがえすような評価を著してくれ
定評を揺るがすような意見を 題材が昼メロ的だからこそ演出次第でこうも変わるのか、というのが物凄くはっきりするんだけどね そもそもテレビの昼メロというジャンルはは成瀬作品を手本にしてできあがったんだよ。
順序が逆だ。 昼メロにちがいないのに、どっちが先かの話をしてもしょうがない。 昼メロというジャンルはテレビのもの
映画に昼メロというジャンルはない フィギアの佐藤信夫コーチの雰囲気がチョイと成瀬監督に似ていて笑うた 小津や成瀬が作るような映画は70年代に入りテレビが普及し
ホームドラマと言われるジャンルがお茶の間に人気を博すようになってから
その役割を終えたと個人的には思う。
そう考えるとあの二人はちょうどいい時期に亡くなったと言えるのかもしれない。 >>658
実際、『乱れ雲』が70年にTVでリメイクされたりもしてるよ。放送時間帯は
夜21:00〜で「昼」メロじゃないけどな。
ttp://www.tvdrama-db.com/drama_info/p/id-12205
>>659
実際、木下恵介は60年代後半からTVに腰を据えるし小津も晩年にはTV
『青春放課後』の脚本。 小津や溝口は最後まで巨匠の格を失わなかったが・・・成瀬の晩年は昼のメロドラマに堕した。 そんなこと言ったら世代はあとだけど増村なんてTVドラマみたいな映画しか作ってないやん >>661
巨匠って・・・小津も戦前には色んな映画を作っていたし(「達観」ぶった
文芸大作を作るようになるのはむしろ戦後)、溝口だってそう。
ただ溝口とかフィルムが残っていない作品が多いからね。
小津も溝口も後年の「巨匠」イメージだけで語られてるからな。
>>662
増村なんか70年頃には「もう映画は駄目ですね」的な事をインタビューで
語ったりもしてるよ。むしろTVで一般大衆に向かって作る事の方に興味を見出していた。
成瀬が「昼のメロドラマに堕した」と言われてもねえ。
それを言ったらハリウッドでもダグラス・サークなんかどうなるの?
フリッツ・ラングやジャン・ルノワールだってハリウッドで撮った際はバリバリのメロドラマや
通俗も撮っている。
尤もこの辺の監督も結局はハリウッドには失望したとされているが、但し
個々の作品自体は決して悪いものではない。
そんなに「映画」ってエラいんかい? >>661-662
成瀬だって結局は戦後の東宝では手堅い量産監督・商業監督だよねえ。
巨匠と持ち上げ過ぎるとその辺を勘違いしてしまう。 つーか巨匠だろうが、昔は誰でも映画会社所属なんだから量産監督なのが当たり前なんだよ。
黒澤みたいにあの時代に数年に一本しか取らないとかナマけたとことやってる方が異常なんで。 そう、その商業監督でありながら、何ゆえ完成度の高い作品をあれほど量産できたか?
成瀬組として語り継がれている充実したスタッフと職人俳優があったればこそ
それを静かに率いた職人、組長成瀬 要は、成瀬のマネジメント能力はズバ抜けていたということ >>665-667
そういう面から見ても結局は>>659という事になるんじゃないの?
成瀬や小津を支えていたスタッフワークもまた結局は70年代以降の撮影所からは
消えてしまったのだから・・・
当の俳優達も70年代以降は主にTVに出るようになるしね。
脚本家や監督の多くもTV映画の仕事がメインになる。
結局は「本編」には何も無くなってしまった。 「女の中にいる他人」「ひき逃げ」は2時間サスペンスだったな。
晩年の成瀬はやはりテレビの人だったようだw >>662
おいおい 小津や溝口や成瀬を語ってる時に
増村のようなものの数にも入らぬ小物を出すなよw
ありゃ テレビで百恵ちゃんシリーズでも撮っているのがお似合い。 「『浮雲』や『流れる』は、見る者の背筋が凍るほどの傑作」
とどなたか・・・・おそらく映画監督か脚本家か、作り手側の人が言っていた。 >>670
何故テレビが先だと思う?
成瀬がテレビサスペンスの礎を作ったと思わないかな?
その頃2時間サスペンスなんてないのよ。 2時間サスペンスの源流は
野村芳太郎監督・橋本忍脚本の「ゼロの焦点」 メロドラマは戦前からあるね。
『暖流』とか『愛染かつら』とか戦後の『君の名は』なんかも。
『浮雲』もメロドラマで、実際昼ドラで制作ことがある。
主演は佐藤オリエ。
2時間ドラマはそもそも「主婦のための映画」として企画された。 『暖流』とか『愛染かつら』とか戦後の『君の名は』なんかも。
『浮雲』
これらは映画である。
しかし成瀬の晩年の作品は質的に昼メロに堕している。 欧米の映画ファンで、成瀬の名は知らなくとも
「女が階段を〜」はよく知られている
何故なんだろう? 妻の心がamazonで売られてた気がするんだがどこにも見当たらない。
どこ行ったんだ??? youtubeにあった
あにいもうと
成瀬
削除されたけど
復活してくれ 成瀬の映画はDVDで色々見たけど「稲妻」が一番好きです。
浦辺粂子がいいなあ。ラストシーンも。 >稲妻
他人に歯ブラシを使われるという話があって
現在の衛生感覚から見て吐き気。 当時も問題だったからわざわざ描かれてるわけだけど? >>682
youkuにあるやないか。
日本人は鑑賞できないのに
中国人はOKか。 どういう風の吹き回しか
今、見えるわ
youku
成瀬巳喜男の作品を含めて
多数、youkuに上がってる。
>>682
の
あにいもうと
もあるよ。 『娘・妻・母』観ました。
原の「人となり」が簡潔に示されるオープニングが秀逸。
離婚後どんどんキレイになっていく原、全編能面のような顔の凸、
カネのことばかり話す家族たちの一挙手一投足は、
ブラックな笑いを誘いながらも、どこか身に覚えがあるから胸が痛みます。
ストーリーに澱みなく、台詞はテンポ良く、無駄なカットはなく、
個人的には、前作『女が階段を上る時』より楽しめました。あー面白かった。 >>692
成瀬のDVD買ってなかったからグッドタイミング
『おかあさん』も出して欲しいところだが >>691
わかる。
ほんと名作。
楽しさもある。エロさもある。原節子さんと仲代達矢のキスシーンがまじでエロい。
愛情の反対にお金とか経済置いていて、そういう考え方も面白い。
ま、でこちゃんが死んでるがね。 『お国と五平』
これだけは性に合わなかった。
小津の『お茶漬けの味』は、どうも成瀬の作品と勘違いしてしまう。 是枝監督は海外で小津的と言われてるらしいけど、
本人は成瀬に近いと思ってるらしい
自身のオールタイムベスト10に日本映画として唯一、浮雲を選んでた >>679
DVDが結構出てる。
俺も国内ではひとつも出てなかった頃にスペイン版を買った。 都市公団に整備された団地の6階
から公園が見えた。
中途ハンパな緑の配置
その公園のシーソーでオレは「ワニ殺し」という新種の遊びを開発した 成瀬作品は
社会全体が貧困なうえ生活保護などがなかった時代の作品。
ちょっとしたことで、すぐ生活破綻
一家離散、身売り、破滅 だから、yarusenakioと言われてた
言い得て妙 めしの女性の幸福論は今では納得する人いないんじゃないの >>709
アホか。
戦後数年はナマポが一番多かった時代だ。 >>712
成瀬の作品にはナマボは出てこない
残念w
ナマボがあれば成瀬の作品は成立しない
残念w アホか?
問題は成瀬の作品に出てる、出てないじゃない
709、712の書いてあること、ちゃんと読んでから書きやがれ! そうそう、あのバラックに住んでた頃
パンパンだったゆえ、申請はしなかった(出来なかった)という設定か そもそも乱れ雲の司葉子だって一歩間違ってりゃナマポだろ。 成瀬の遺作
1967の乱れ雲もメチャクチャ
成瀬は自賠責も知らないのか?
>自賠責保険では過失割合にかかわらず、負傷した者は被害者として扱われ、
>相手の自賠責保険から保険金が支払われる。
>由美子は夫の両親に籍を抜かれて
姻族関係終了届は由美子しか届けられないのに、虚偽の届けを出されたのかWWW
もう、メチャクチャ
成瀬はそんなことも知らないの? >>716
森雅之という事実上の内縁の夫がいながら、ナマポ不正受給してたのか? >>722
ナマポ貰うために偽装離婚とか、昔も今も、よくある手口ですよ 成瀬映画でナマポ論争w
個人的には成瀬の弟子の石井輝男『黒線地帯』に出てくる三原葉子に
ナマポの存在を教えてあげたいですね。 おー、三原葉子
ごまんとパトロンがいる彼女にナマポは要らんだろ >>727 『黒線地帯』の中の三原葉子ですよ。両親失って、彼女一人で
幼い弟や妹を育てているんですよ。充分要件にあうはずですよ。 成瀬巳喜男のピークっていつだろう。
浮雲〜女が階段を上る時
くらい? 酒場で一人飲むタイプのようにいわれてるけど、小津の日記読んでたら
しょっちゅう小津とか映画評論家みたいなのと飲んでるね。 >成瀬巳喜男
一貫数るメインテーマ
金がない、無担保で貸してくれ。 「石中先生行状記」明るくてのどかで、とっても楽しい作品でした。
たくあんをかじる若山セツ子さんの愛くるしいこと・・
2話目の、藤原釜足と中村是好が裸踊りをどっちから先に見に行こうと言い出したか
言い合うくだりとか面白かった。
青い山脈を思い出させるシーンがちりばめてあったり、見どころ満載というかんじ。
DVD出してほしいな。 だよね
VHSでは出てたのにDVDになってないのあるからね そんなに金がないのなら
なばぼ受けろ。
では成瀬映画は商売上がったり。 浮雲は何がいいのか全く分からないけど、雰囲気だけは最高だな
それだけで何度か観てる 米軍に体を売ることを強いられた慰安婦(パンパン)がいたことが問題byアカヒ 浮雲が代表作とされてるけど一番成瀬っぽくない映画な気がするんだがどうだろう 誰かもそんなこと言ってたが、貴殿は何ゆえそういう気がするのかね? ぱっと思いつくのはもっとも非家庭的(非家族的)な話だからかなあ
親子関係を交えつつ金の話でやや下世話な桎梏に苦しむのが成瀬作品の定番という感じなんだけど ちょっと捨て鉢ぎみに南シナへ渡航を決めた、ゆき子の家庭環境を思うと、
家族の枠からはみ出し気味の人間の話という点で、似たテーマなのではと思うな。
血縁があろうとそこにすら頼れないし、国の状況も自分達も明確な方向が見えなくて
必死に生きつないできて、最後は遠い離島でこときれて・・つらいな。 家族とのつながりが断ち切れないで困るが成瀬作品じゃないかな
兄夫婦が転がり込んできてうぜえとか金無心してくるとか
家族の借金のせいで家屋敷を失うとかそういう感じの多いし 浮雲の特別感は異国情緒漂う音楽の影響も大きいよね
映画にとっての音楽の影響の大きさを感じるよ >>750
tsutayaでしぶとく準新作
いい加減に旧作にしろよ 稲妻を観た
最後、ショパン風の音楽が短調から長調に転調するのが、ありきたりな手法かもしれんが、泣ける >稲妻
昔はあんなに貧乏で汚かったのかなあ。
他人の歯ブラシを使うとか冗談にもほどがあるわ。 成瀬映画最多出演は中北千枝子のようで
実は佐田豊なのだろうか? 先日『ひき逃げ』を見たのだが、佐田豊かさんの役が横浜の会社専務の運転手で、黒澤の『天国と地獄』と同じだった。
ご存命なのだろうか? 個人的に佐田豊で印象的なのは「乱れ雲」で司葉子の実家の旅館の番頭さん BS朝日で宝田明さんが『放浪記』の撮影の話してた
何度やっても成瀬巳喜男がOKを出さないくせにどうすればいいのか言わないので、高峰秀子に何が悪いのか聴いたら
「知ってるけどもったいないので言わない」
と答えられて、この女なんなんだと腹が立って頭にきてもうこんな映画界やめてやると思いながら翌日もう一回演じたら
あっさりOKが出て成瀬にはそれだよと言われ、演技は淀川長治や小森のおばちゃまはじめいろんな人に絶賛されたんだよね
ということでした 高峰秀子をにらみつけるシーンだっけ
鬱屈とした芝居を自然に行うて大変だな >>745
> 金の話でやや下世話な桎梏に苦しむ
まんま「浮雲」じゃねーかw 戦前の松竹作品は殆ど残ってない。
蒲田から大船に引っ越した時にフィルムは燃やしたらしい。 撮影所のみんなでキャンプファイヤーやったんじゃなかったっけ 高倉健死去の報道に隠れてしまったが、片山明彦も亡くなってしまった。
「おかあさん」で病死してしまう長男役が印象に残る。 成瀬作品は晩年になるほど昼のメロドラマっぽくなるが、そのはしりが浮雲じゃね? >>770
前にもその話出たけど、
昼メロの原型になるスタイル作ったのが成瀬映画だから、
むしろテレビが成瀬をパクったんだよ。 >>772
どちらがパクろうが問題じゃなくて、
成瀬映画が、昼メロレベルに堕していることが問題。 昼メロ化は凸の旦那を脚本に採用したのが決定打だろ。 「ひき逃げ」「女の中にいる他人」の系列の作品はいわゆる2時間サスペンスだろう。
成瀬は日本のテレビドラマ業界にとっても偉大な監督だな。 昼メロというか2時間サスペンスみたいな企画を
これぞ映画としか思えない何かに仕立て上げてしまう力量が素晴らしいのです。 [川本三郎『成瀬巳喜男 映画の面影』刊行特別対談]
行きつく映画は成瀬巳喜男――名女優と語る〈静かな巨匠〉の面影
香川京子×川本三郎
http://www.shinchosha.co.jp/nami/tachiyomi/20141227_03.html 文芸作品より『乱れ雲』のようなメロドラマの方が、枷がない分成瀬己喜男の演出は冴えてると思う。
『浮雲』はせっかく行き当たりばったりの男女を描いたのに、最後がいかにも文芸作品みたいな落ちで蛇足。
屋久島へ行く直前の、ぐだぐだの痴話喧嘩をラストシーンにした方がよかった。 並木座での成瀬特集以来もう20年以上観てない「晩菊」が観たい。 「ひき逃げ」のラスト、クルクルパーになってしまった高峰秀子の姿はどう見ても変だろ。
やっぱ成瀬は少し頭おかしいw 「めし」のグランドキャバレーのシーンでかかる曲わかる方いませんか 成瀬の人気向上は?
欧米からの再評価
ハリウッドリメイクの打診
「今、静かなブーム」とマスコミの焚きつけ
2時間ドラマでリメイク
有名人のお勧め批評
○○が選ぶ映画ベスト○○のチャートイン
生誕何年の企画とその展開
くらいか 欧米からの再評価があるだけでもマシ
木下惠介なんて >>786
木下はここ数年で「発見」、発掘が進められてるよ 日本でな
日本じゃもともと黒澤と並ぶ一般人にも知られる有名監督 地方都市の駅前あたりにいるそこらへんの人に聞いてみた
サンプル数10人
老若男女
質問:次の映画を知ってますか?そして見たことありますか?
七人の侍 知ってます8人 見たことあります4人
東京物語 知ってます5人 見たことあります4人
雨月物語 知ってます1人 見たことあります1人
浮雲 知ってます2人 見たことあります1人
二十四の瞳 知ってます10人 見たことあります7人 めし で原節が東京の実家に帰ると
ずっと寝てるっていうのは
よくわかるな
電車じゃ寝れなかっただろうし googleで田中澄江を検索するとなぜか江守徹の写真が出てくる 秀子の車掌さん見たけど
デコちゃんの明るい笑顔と脳天気な音楽で終わってるけどバッドエンドじゃねえか
どんだけハッピーエンドが嫌いなんだ成瀬は 最も低俗なのは、「自分は低俗じゃない」とアピールしたがること 大滝詠一が大の成瀬ファンだったらしいね
風立ちぬだもんな >>797
ロケ地めぐりの話、面白いね。
古い邦画を見るようになって、トニー谷経由で今度は大滝詠一さん本人の曲を知ったよ。 自分、音楽には詳しいつもりだったけど、大瀧ってはじめて聞いた名前だな
こんど聴いてみよう 成瀬の作品は娯楽映画だね。
鞍馬天狗みたいなもの。 娯楽度じゃ黒澤には負けるけどね
小津と黒澤の間ぐらいじゃないか 黒澤が尊敬したのは成瀬
小津がライバル視したのも成瀬
溝口がいつもキンタマがないと言わしめ女性を女性らしく映し出したのが成瀬
木下がデコの使い方が素晴らしすぎると脱帽させたのも成瀬
アメリカで有料にて上映させた日本映画の監督も成瀬
昭和の文豪、川端康成に一目置かれたのも成瀬
地味な成瀬に間違い無し そんなに言われるほど名作じゃないよ
DVDされてないからカルト的に言われてるだけ
稲妻やお母さん、流れる乱れるのほうがモアベター
初心者なら浮雲見とけ いまソフト化されてるのはだいたい観たよ。
流れる、稲妻、めし、が好き。
成瀬本で秋立ちぬ、のあらすじとか読んで観たいなあと思って。
ちな、おかあさん、もまだ観てない。
おかあさんはかなり名作と言われてるし、観たいわ。 浮雲って代表作なのか知らんが、俺が理解できない数少ない成瀬作品
リア充向けの映画だからじゃね、たぶん 今、
成瀬巳喜男---乙女ごころ三人姉妹-(1935)
見終わったけど、可哀想になああ。
自分なんか幸せ者だわ。 貧乏にはじまり
最後はナンセンスな映画つくってたな。 秋立ちぬはヒデオとジュンコがカブトムシと青い海を求めてあんなことやこんなことをする切ない映画
でも4年後、ヒデオの好きな対象はカブトムシからThe Beatlesにかわるんだろうね 『ひき逃げ』は、司葉子の自分勝手なよろめき婦人と、ひと癖ある家政婦のおばさん賀原夏子が印象的で、高峰秀子
はこの二人に完全に食われていた。
母親役があまり向いていないのかもしれないけど、高峰と轢き殺された子の愛情を強調すればするほどかえって
関係が稀薄に見える。
子供を無くして自暴自棄になるところの演技もうわずってわざとらしいし、そもそもサスペンスなんだからあんな
シーンいらない。
前半は司葉子中心に描いて高峰を普通の家政婦として登場させて、正体をばらすのをもっと後にするとか。
ラストの半狂乱の緑のおばさんもいらない。 子供を殺そうとして乗り込むんじゃなくて、普通に「司葉子を自殺に追い込むのが目的→子供を道連れにしちゃって愕然」
って感じにすればいいと思う。
小沢栄太郎誘惑シーンは意味不明。
あちこち変なところもあるけど、不倫妻司とコキュ小沢の関係はかなり面白かった。 成瀬が松山善三の脚本理解できてなくて、それであんなわけわかんない映画になったんだろ。
そもそもあのエンディングのテロップからすると、
よく運転免許試験場でやってる啓発映画みたいな性格持たされていたのかもしれない。 人前で小さな声でしゃべって30歳のころすでに元気のないおじいさんみたいだったそうだね。
見た目たいした男でもないし映画監督でなけりゃ人気女優と結婚なんかできなかっただろうな。 凸の「あの人は暗かったから」みたいな言いぐさも
これだけコンビを組んでたのに全く言い寄られることがなかったからなのかもと邪推している。 「セットに入ったら真っ暗で成瀬先生がいるの知らなくて黙っていたら、高峰君は挨拶もしないって言われた」
ってこれはいくらなんでも話盛ってるでしょwどんなセットよ怖いわw
高峰秀子って話をデフォルメするの上手いよね 例えば、溝口健二なんていうのは大衆シーンは下手ですよね。そういうことはもう、助監督にやらせる、っていうことになっちゃうんですよね。
クロさんはそうじゃなくて、もうすべてにわたってやる、という監督だから、だから、黒澤組についたらキリキリ舞いですよ。
そういう、とにかく、自分ですべてのことをやらねば気が済まない、というようなやり方で映画を作る、といったら、ま、やっぱり、黒澤さんが一頭地を抜くんじゃないですかねえ。
あの、木下恵介なんていうのも、クロさんより2歳ぐらい若いんだけれども、この人はキャメラ出身ですからね。キャメラ助手の出身だから、キャメラについてはよく知ってますよ。だけども、
すべてについてというわけにはいかないですよね。たとえば、クロさんは音楽まで指定しますからね。木下恵介なんかは、木下忠司っていう弟がいるんですが、
この人にまかせっきりで。キャメラは自分でも重視していたから、詳しいんだけどもね。そういう点では、やっぱりクロさんがあらゆる面で突出していた、ということでしょうね。だからねえ、あんなに忙しい組はないですよ。
他の監督につくと、たとえば、成瀬巳喜男サンなんて人は、自分のスタイルというのが決っているわけです。だから、どんなカメラマンが来ても、それに全部、右へ倣えですからね。ところがクロさんは、写真写真によって違いますからね。
作品、1本1本が全部、形が違う。出来不出来もあって、不安定なんだけれどもね。今度はこれをねらうんだという、そういうのがありますからね
http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=922578&id=8826889 邦画界最強(最狂か?)の毒舌監督・木下恵介
小津に面と向かって「あなたは古い!!」
酒が入ると「小津さんは古いよ」(嫌悪感むき出しだった、らしい)
溝口について「田中さんにあんな役をふるなんて、まったく良さがわかっていない」
黒澤について「バッカじゃなかろうか、あんなに単純で」
成瀬について「辛気臭い映画ばかり作っている人」
内田について「大陸でバッカになったねぇ」
『人情紙風船』について「詰まらない傾向映画ですよ」
野添ひとみについて「あの女中ヅラ」と言って川口浩激怒 助監督時代の鈴木清太郎のことも
「ああいう小汚いのはうちじゃ要らないわよ」 日本のゲイ文化の先駆けは木下惠介も担っている
映画の才能はなくても、それだけで彼の偉業は輝き続けるだろう >>840
勝手に調べたらいいだろアホか
何でもかんでも人任せにすんなよカス 【 黙殺 】 自然死あつかいされる有名人の被爆死者 【 薄情 】
11.23 「テラスハウス」今井洋介さん心筋梗塞去 31歳…母親が発見 鎌倉在住で、ひまがあれば地元でサーフィンをしていた 千葉にも遠征
今井洋介氏が若くして急死した鎌倉市では、今年に入って死亡数が大幅に上昇
https://twitter.com/tokai amada/status/670895872155234304
11.15 阿藤快心不全 69歳 一押ししていたすし店『海味』の大将も、今年の9月に死去
https://twitter.com/komatsunotsuma/status/666410144335441923
【川島なお美】自宅でも進んで食べて応援
1年後・肋骨骨折 2年後・眼球から出血 3年後・胆管に腫瘍、血液検査は異状無し 4年後・逝去 夫は片目失明、愛犬もがん
2015年に亡くなった著名人
今井雅之54 盛田幸妃45 松来未祐38 泉政行35 宮田紘次34 黒木奈々32 丸山夏鈴21 椎名もた20
★★★
マイトレーヤは原発の閉鎖を助言されます。
日本もさらに多くの原子力発電所を作ろうとしています。
多くの人々が核の汚染の影響で死んでいるのに、彼らは幻想の中に生きています。
マイトレーヤが公に話し始めるとき、彼はこのことについて話されるでしょう。
彼はいかなる人間よりもその危険をよくご存じである。
飛行機なども原子のパターンが妨害されると墜落は必然である。
Q 福島県民やその付近のすべての住民(たとえば30km圏内の住民)は永久に避難すべきでしょうか。
A 発電所が閉鎖されれば1年か2年で戻って来られるでしょう。
マイトレーヤの唇からますます厳しい警告と重みが発せられることを覚悟しなさい
安倍晋三・自民党の進めている高濃度放射能汚染地への帰還政策は、完全に大量殺人です
https://twitter.com/toka iamada/status/656953860548726784 ネトウヨの安倍擁護工作が必死な件w
ネトウヨも末期やな , ─ヽ
________ /,/\ヾ\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|__|__|__|_ __((´∀`\ )< それでも安倍政権は末永く続きました
|_|__|__|__ /ノへゝ/''' )ヽ \_________________
||__| | | \´-`) / 丿/
|_|_| 从.从从 | \__ ̄ ̄⊂|丿/
|__|| 从人人从. | /\__/::::::|||
|_|_|///ヽヾ\ / ::::::::::::ゝ/||
────────(~〜ヽ::::::::::::|/ = 完 = 浮雲は何が良いのかさっぱり
放浪記こそ最高傑作だと思ったが当時は酷評だったらしいね 浮雲は義兄にレイプされその後肉体関係を持ち続け
戦後に米軍相手のパンパンになった後
新興宗教で儲けた義兄の愛人になるっつう女だからな 娘・妻・母を今日見てきたんだがこれは成瀬版「東京物語」といった様相の映画だな
なかなか面白かった。 >>850
おおっーと喜んでみたが上映は来年だった(°_°) 秋立ちぬ、とても良かった。
小さい子どもではないがまだ大人には大分遠い、12歳の少年という設定が絶妙だと思った。
事情が分かるから、言いたい事は飲み込んで耐えている子供のいじらしさがたまらない。
子供にも容赦ないとはいえ、こんな映画も撮るんだなあって感じ。
未DVD化だからではなく、本当に名作だった。短いけど。 何故か図書館にあった薔薇合戦を見た。
色々と嫌な話だったが、とりあえず前向きに終わった 「女人哀愁」
北澤彪→辛坊治郎
堤真佐子→今くるよ
に見えて仕方なかった大阪人。
お二人はご夫婦だったんだね。 「まごころ」何度観ても素晴らしい。
二人の子役の可愛らしさ、いじらしさ。
入江たか子の美しさ。高田稔の凛々しさ。
DVD化されないのがホント残念だ。 脚本書いたのは別の人だし
もっともらしい嘘が普通に混ざってるのが創作 「乱れ雲」のテレビドラマを見たことがある。
主演が十朱幸代と三浦友和。じつにつまらなかった。
成瀬演出の見事さと司葉子の美しさ、目の演技の素晴らしさを感じる。 「妻よ薔薇のやうに」
千葉早智子と堀越節子の入浴シーン、何だか後年の「浮雲」髣髴とさせた。
ほんの数秒でもっと見せて欲しかったけど、検閲で削られたのかな?
堀越節子って、森雅之の奥さんだったんだね。 猛獣いない地球温暖化ですね。親は出産停止の生理痛無い永遠の命の核兵器廃絶を理解不能です頑張って下さい、金融機関廃止し今と逆で客が店員に「有難う」思うビニール値札の商品過剰包装を無くす燃料不使用農業で、
都市と分け自動車必要で農村だけマンション建てますか耕作放棄地42.3万ha学校も老人介護も辞める、世界永久平和。誰か痛い時は夢無い迷惑。悔い改めは短時間の苦痛だから耐えて下さい。
冬雨が日本毎年2007年から埼玉県熊谷市40℃高知県四万十市41℃群馬県館林市山梨県39℃2016年6月の観測史上最高気温、大雨新記録京都府2015年2016年6月150mm熊本県、日本2016年冬2月20℃以上5月32℃新潟県、
台風2015年風速81m,南半球2016年2月フィジー風速82m。日本は食糧自給率2015年まで6年39%は人口増加止めなかった罰、
江戸時代約260年平和らしく産み貨幣通貨金融機関を導入、1923関東大震災後1930年代226事件1940年代太平洋戦争、1995阪神大震災重軽傷5桁後地下鉄サリン事件、2010年8月から夢多く出生数上げ2011東日本大震災重軽傷4桁、
福島第一原発事故震災避難2011年からテロ時刻は胸痛い2015年6月から夢1年少し、出生率上げ預言邪魔負傷者続出の熊本地震(2016年)重傷3桁怪我4桁、
胸痛く無い2016年6月から戦後平和有難さ知ら無い世代は育た無い妊娠停止命令熱帯移民歓迎義務。
1億総活躍社会良く金融機関9ヶ月以上予定悪い。夢で分かる結婚ですね。役場に嘘年齢登録の話。
配偶者死亡以前姦淫不妊治療は逆子帝王切開切腹、夢の唯一の夫の精子以外は夢無い同性愛者で即死の恐れ、強姦は未熟児、中絶は殺人。妊娠やさしい親に死なれたい?約3500年前旧約聖書十戒「親を敬え」ですね。
小惑星衝突か太陽消滅か高温の地球温暖化北極氷消滅2070年2040年2035年。
宗教イスラム神アラー出産拒否0600年。キリスト復活0033年イスラム復活教え0600年仏教来世も、信じ無いで、旧約聖書の十戒に従い夢みて永久に永遠に恒久に幸せに。
格闘家は早死に人間は格闘禁止ですね。スポーツを見せる意味は新記録以外は無くなりますね。
「(妊娠,性)出産,銀行(金),禁止(停止,不)?」9ヶ月以内返信28.5億人Facebook,Twitter等LINE手伝えますか?
出産,金融機関,禁止?日本 Birth,bank,ban?英語 >>862
ルックスも大したことないだろ
親父が偉大なだけだよ 「妻」
上原謙・高峰三枝子に高杉早苗と戦前の松竹映画かと。
高峰三枝子はガサツと言えばガサツだけど、予想してた
よりそんな酷くなかったし、やはり美しかった。
丹阿弥谷津子と高峰三枝子、顔だけなら三枝子なんだけど、
結婚から10年となると色々あるんだろうな。
三國連太郎のサバサバした美大生も良かったな。 加山雄三はソングライターとして優れている
俳優としては、デコからの評価もひどかったように思う
丹阿弥谷津子ってエロかったんだよね。 妻とか女の歴史とか見るとおおってなる 成瀬巳喜男監督がメガホンを執り、1966年に公開されたサスペンスが原作。
不倫を題材に女性の揺れ動く複雑な心理を描き、50年前に話題となった名作を現代版にアレンジし、ドラマ化する。
女優、瀬戸朝香(39)が来年1月8日スタートのNHK BSプレミアム「女の中にいる他人」(日曜後10・0)で8年ぶりに連続ドラマに主演することが17日、分かった。
50年前に公開された同名映画が原作のサスペンスで、夫から不倫と殺人を告白される主婦役。
「『同じことしたら私は許さないわよ』とか、ご夫婦で会話をしながら見てもらえたら」と迫真の演技でお茶の間をドキドキさせる。 『女の中にいる他人』がNHKBSでドラマになりますね。
http://www.nhk.or.jp/pd/onnanonaka/
原作には、映画も入っている。 成瀬しょうみっく また逮捕
(去年10月にも逮捕、去年2月に車のナンバープレート2枚を盗んだとして。ナンバープレートは空き巣などを繰り返す窃盗グループに使われた)
兵庫県警長田署は23日、詐欺未遂の疑いで、岐阜県可児市坂戸の自称塗装工成瀬正光矩(しょうみっく)容疑者(21)を逮捕した。
逮捕容疑は、昨年3月22日、別の人物と共謀し、神戸市長田区の無職女性(81)に
「あなたのお金を守るために銀行から電話がある」
「日本銀行の職員がそちらに向かっている」などと電話し、現金をだまし取ろうとした疑い。
同署によると、成瀬容疑者は受け子を勧誘する「リクルーター」とみられるという。
女性宅に来て詐欺未遂容疑で現行犯逮捕された受け子の男(21)の捜査から浮上した。
http://www.kobe-np.co.jp/news/jiken/201701/0009855610.shtml
成瀬正光矩(しょうみっく) 21歳 自称塗装工 岐阜県可児市坂戸在住 兄はレノン
http://imgur.com/a/zmwse
https://ja-jp.facebook.com/people/%E3%81%9B%E3%81%AA%E3%82%8B-%E3%81%98%E3%82%83%E3%81%8C%E3%83%BC/100008447298822
https://mobile.twitter.com/ruckruck12345?ref_src=twsrc%5Etfw
名前の由来→山本翔(和製ミック・ジャガーと呼ばれ愛称ミック、成瀬正光矩が生まれた頃に病没) 乱れるを久々に見たが、いろいろ時代を先取りしてたなと本筋とは別の感想を持ってしまった
今リメイクしたら加山雄三はオタクのニートでスーパーじゃなくてイ◯ンモールの出店になっちゃう あれ最期自殺したって言う人居るんだけど
ずっと事故死だと思ってた
どっちにしろ散々嫁ぎ先に尽くした後家の悲哀ってのは充分描かれたのに
死ぬのは盛り過ぎだろと思った おれも事故死じゃねえのかと思ってたけど
ハッピーエンドにはしない成瀬の意地だよな、あれ 昨日のNHKFMで脚本家の岡田恵和が成瀬映画が好きで、
特に「秋立ちぬ」と「おかあさん」がいいって言ってた。
ゲストで来てた古市コータローも成瀬映画が好きだけど、
岡田が挙げた2作品は知らなくて、「女が階段を上る時」
とあと何かお気に入りに挙げてたわ。 >>876
「知らない」じゃなくて「見たことない」だったかもしれない。
古市さんはDVDになった作品以外は見てないと思われ。 「おかあさん」そういや廉価盤DVDではあったな。
キネマ倶楽部のVHS以下の劣悪画質だったけどw 「おかあさん」はNHKの山田洋次が選ぶ映画100選でやってたが
俺も2本選ぶとしたら「女が階段を上る時」と「放浪記」 おれも銀座化粧以前の映画はほとんど見てないなあ
銀座化粧以降でもお国と五平は見てないや
それだけしか見てなくても2本選ぶのは難しいな 「流れる」とあともう1本が迷うなあ
戦前の作品も好きだし 日映専チャンの「あらくれ」
もっとデジタルリマスターしてほしかったなー 志村けんと柄本明の芸者コントは柄本が晩菊を見て考えついたらしい 放浪記って原作読んだけど、よくわからんかった
林の友人だった平林たい子の本によれば
ATGの映画っぽいアナーキーな青春時代を過ごしていたようね 平林と壺井と林が三茶辺りでつるんでたってだけでアナーキーだわw 「流れる」見たいけど、専門chでやってくれないかな 「流れる」は自分の中でほぼ完璧な映画
スキがない作りなのに堅苦しくなく見れる稀有な作品 映画を見た後に原作を読んで何となくがっかりした思い出>「流れる」 原作はユニクロ潜入ルポなんかと基本的には同じ成り立ちの作品だからね。 それがまた最高、あの豪華な顔ぶれ
こんな素晴らしいのは未来永劫つくられないだろうと思える作品 戦前は重用してた藤原釜足を戦後は起用が少なくなったのは何故なんだろう。 >>903
黒澤は使っている。小津も「東京暮色」(1957)で、結構重要な脇役で使っているね。 釜足さんは放浪記(木村荘十二監督1935)が名演だった。
「肉買って来たんです」「葱刻んでくれませんか」のセリフ。
成瀬の放浪記(1962)の加東大介も名優なんだけど、あの役は
釜足さんがピッタリだった。 成瀬は実は藤原釜足の事あんまり好きじゃなかったんじゃないかなあ、結構アドリブとかする役者さんだし。
黒澤が重用するようになったし俺が使わなくてもいいだろとか考えたとか。 小津は、アドリブは許さないから、釜足は小津のいう通りやったね。アドリブが好きな森繁が、小津の前では緊張して
絞られた。 緊張と言うか…
森繁と山茶花究は撮影前の顔合わせで怒られてる 久々にフィルムで「まごころ」みたけど
やっぱり子供の演出がうまいなあ
時局映画を脚本と演出で自分流に仕立てる豪腕も凄いな
ロケは車掌さんと同じく甲府なのかな? 成瀬巳喜男の初期作品10本集めた特集開催、ピアノの生伴奏付き上映も
http://natalie.mu/eiga/news/230195
成瀬巳喜男の特集上映が、明日4月29日から5月12日まで東京・神保町シアターにて開催される。
これは、1932年から1943年にかけて公開された作品を集めた特集上映。
ラインナップには小津安二郎とのコンビで知られる野田高梧が脚本を手がけた「生さぬ仲」、
喫茶室で働く2人の女給を描いた「限りなき鋪道」、川端康成の小説をもとにした
「乙女ごころ三人姉妹」、愛人と暮らす父を連れ戻すために奔走する娘を千葉早智子が演じた「妻よ薔薇のやうに」など計10作品が並ぶ。
なおサイレント映画の「生さぬ仲」と「限りなき鋪道」はピアノの生伴奏付きで上映される。 >>910
『まごころ』はyoutubeとレンタルビデオでしか視たことないからうらやましいです。
加藤照子をおぶった入江たか子のスチル写真見ただけでやられましたわ。
ロケ地は甲府ですが、『秀子の車掌さん』はもう少し広範囲のようです。
「日本映画の名匠 成瀬 巳喜男ファンのページ」にロケ地の現在写真が載っています。 阿佐ヶ谷には行かずに神保町に行ったが
「噂の娘」ってあんな唐突な終わり方なんだな
酒に混ぜ物をするのは違法なのか 成瀬作品好きな人は他の監督では(今昔問わず)どなたが好きですか? >>915
島津保次郎(松竹蒲田の名監督で成瀬の師匠格)と
五所平之助(松竹を辞めようとした成瀬を引き止めたという)
です。 好き:小津
まあまあ:増村
普通:溝口
嫌い:新藤 オナニーしてます、オナニーしてます
早朝からおまんこと屁のにおいきた
よつん這いにさせてクンニしてたら
ウンコされなかっただけましかな 鶴八鶴次郎見た。
役者さんどうしてあんなに上手いの?
セリフ聞いてるだけで気持ちよくなってくる。 成瀬と同じ位凄いと思うのは溝口かな
そこまで好きじゃないけど
今見ても色褪せない完成度は認めざるをえん http://jp.channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ch_userid=noisypig&prgid=50241513&categid=34386920&keyword=めし&page=1&ref=ch&lot=cthum2_1_1
めし
動画 呉 美保 x 川本三郎 Mipo O x Saburo Kawamoto 『浮雲』 [4Kデジタルリマスター版]トークショー Floating Clouds Talk Show
https://www.youtube.com/watch?v=FY_kH8ZuZoQ 成瀬作品がBlu-rayにならないのは理由があるの? >>927
ブルーレイはおろかDVDにすらなってない名作が一杯
PCLから戦前戦中戦後間もなくの東宝作品はゼロ
松竹蒲田時代のサイレントは海外向けDVDだけだし 旧作日本映画でBDになってるのって黒澤作品くらいじゃないかな
DVDにすらなってないの小津や溝口木下恵介でもたくさんあるんだよな 小津さんは単体で出てないだけで一応全部ソフト化されてたような気がする 来月も専門チャンネルで成瀬作品あるね
仲代特集の黒木華オススメで
相変わらずデコ率高め カズオ・イシグロは成瀬の映画にも影響を受けてるらしいな ttp://www.laputa-jp.com/laputa/program/shochiku-bungei/sakuhin4.html
東京のラピュタ阿佐ヶ谷で12月13日(水)〜19日(火)に
大庭秀雄監督、昭和42年公開の
倍賞千恵子主演版の『稲妻』をやるから近くの人は見に行こう わては成瀬みきおの映画をyoutubeや新文芸座でみて映画の面白さを知った!昔の日本映画は素晴らしい。 いろいろと役に立つ副業情報ドットコム
少しでも多くの方の役に立ちたいです
グーグル検索⇒『金持ちになりたい 鎌野介メソッド』
KKXPR 大泉洋・宮崎あおいでTBSドラマ「あにいもうと」やるらしい >>941
山の音は、中流から上流階級に近いから小津映画に近い。成瀬は、やはり「驟雨」の家族なんか1番いいな 山田洋次の『妻よ薔薇のように 家族はつらいよV』
『二人妻 妻よ薔薇のやうに』も同時上映してくれたら観たいんだがなぁ。 驟雨は香川京子のシーンが余計だな
あれなしで佐野家と小林家のみで進行してれば良かった 『女が階段を上がるとき』 これは名作だよね。
仲代さんも、良い演技してた。 淡路恵子さんも出てた。
今、『女の歴史』を視てるよ。 「放浪記」と「稲妻」は大好きなんだけど「浮雲」は良さが分からん 文学界9月号
特集 日本映画、ふたたび世界へ
東出昌大
巻頭カラーグラビア 一人二役
インタビュー 成瀬巳喜男『乱れる』の加山雄三さんがヒントに とても簡単な在宅ワーク儲かる方法
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね
FIU アマゾンプライムで「おかあさん」観た
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