特撮おじさん、本多猪四郎監督 3
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デアゴで、「メカゴジラの逆襲」が発売されたね。
真船博士役の平田昭彦って、深い闇を抱えた科学者役が似合うな・・・。
佐原健二の著書に、本多監督は、平田昭彦を"陰"、佐原健二を"陽"と見ていたという
話が出ていたが、確かにその通りだと感じる。
そういえば、平田昭彦は、陸軍幼年学校から士官学校に進んだエリートで、
本多監督は、一兵卒から下士官として、戦争を戦った人だが、そういう立場の違いとかを
意識することはなかったのだろうか・・・。
>>346
進撃してくるガイラを迎撃する自衛隊員が、ジープのボンネットの上で、
ちゃんと64式小銃の2脚を立てて射撃していて、感心した。
射撃している サンダ対ガイラの自衛隊員は全員東宝の役者だから、動きが映画的にこなれてるんだよな 田崎潤、藤田進・・・、自衛隊の司令官やらせたらこの人!って感じだけど、
今そういう俳優がいるかと考えてみたら・・・一人もいない!
本多監督も幸せな時代に演出の腕をふるえたんだなあ てか当時は戦後からさほど経ってなかった為でしょうが、号令をかけるのが上手い役者&
スタッフと、号令を掛けられるのが上手い役者さんも多かったとか。 東宝の戦争映画だと1981年の「連合艦隊」あたりでも
まだ藤田進さん出てるんだよな。
司令官じゃなくて海軍大臣役だけど。 田崎潤って、軍人役の印象があるが、科学者役も意外とあっていると思うが・・・。
「怪獣総進撃」の吉田博士とか。
「20年前の台風情報と同じだ」という台詞が、いかにも近未来という感じでよい。
デアゴの「メカゴジラの逆襲」を観ているが、街に進撃してくる怪獣の合成が雑だとか、
怪獣の動きが擬人的すぎるとか、ゴジラに投げ飛ばされるメカゴジラがへろへろ飛んでいくとことか、
特撮に不満点があるものの、好きな映画だ。
おかしな言い方かもしれないが、特撮の尺や予算を少なくしても、本多監督の本編演出を観たかった。
デアゴの解説書に書いてある、決定稿と改訂稿の差異が興味深い。
ゴジラに偽装したメカゴジラが街を破壊するのをみて、少年が涙を流すと、本物のゴジラが現れるという
シーンは、恐竜を観に行くアホな子供よりも是非観たかった。
脚本や、絵コンテでは、印象的なシーンだったりするのに、尺や予算の都合か、オミットされてしまうシーンが
あるのは残念だな。
「ゴジラVSスペースゴジラ」のラストシーンとか。 アップになった桂の目が青く光るとことか、雰囲気がミステリアスでいいよな 「メカゴジラの逆襲」の、真鶴の漁師の奥さん役って、「ゴジラ」の電車の中で
ぼやいたり、遊覧船のダンスパーティで、ゴジラを目撃する女優さん(東静子)だったと初めて
気がついた・・・。
いずれにしても、平田昭彦、佐原健二、中丸忠雄らとか、沢村いき雄、小川安三とかが出演していて、
実質的な昭和最後の"ゴジラ映画"だったな・・・。
ところで、チタノザウルスが横須賀に上陸してきたときに、藍とも子と沢村いき雄が貨車の傍で、
消えるシーンがあるのだが、アレは演出なんだよね。
(内田勝正ひきいるICPOの若い衆がきょろきょろしているので) >>345
本多監督は、斜面の演出がとてもいいんだよ
「ゴジラ」の大戸島の登場シーン
「ラドン」の地下坑道
「モスラ」で小美人と役者が走っていくインファント島の斜面
画面の緊張感がなんともいえず美しい ttp://ameblo.jp/jinke/entry-10666599074.html ↑「生誕百周年記念番組 こちら!本多猪四郎研究所」
コミュニティFM各局で放送ちう。 >>339
今でもソユーズの船長は潜望鏡でISSとのドッキングを目視確認してる。
もちろん、船内にはビデオモニターも用意されてるし、ドッキング自体は
コンピュータによる自動処理なんだけど。 サンダ対ガイラで羽田襲撃の後駆けつけた佐原に管制官が「あれです!」
と双眼鏡を渡すシーン。さすがの演出だなと今でも思う。 異常事態に直面した人間たちの描写を丁寧に演出しているんだね。
主役のみならず、エキストラひとりひとりの演技が映像を引き締めているという感じか。
「怪獣総進撃」のカッシーニ噴火口へ向かうムーンライト内で、
久保明の読みあげに合わせて軌道がキーボードで打ち込まれてく描写も
緊迫感あってかっちょえー!! 伊福部昭の音楽と相まって、高揚感のあるシーンになっているね。
ところで、SY3号が、カッシーニ火口に突入したあと、月基地が、地球との通信を
一方的に打ち切ったので、地球の統合防衛司令部では、作戦の成否がわからなくなっていたが、
せめて、状況報告くらいは、定期的にしておいた方がよかったのではないだろうか。 阿佐ヶ谷ロフト公式HPより
ttp://www.loft-prj.co.jp/lofta/reservation/reservation.php?show_number=576
「 本多猪四郎 生誕百周年記念プレイベント こちら本多猪四郎研究所「研究発表会」初代ゴジラを含む本多猪四郎関連動画の上映&トークショー 」
日時 : 2011/1/16 開場18:00 / 開演19:00
料金 : 前売¥2000 / 当日¥2500
この番組、すさまじくゆるいノリとおそろしくマニアックなツッコミが同居してて予想以上におもろいw
中島紳介先生がレギュラーなので細かいネタにはスキがないのであった デアから発売されたDVDで購入したのはキングコングの逆襲のみ
チャンピオン祭りで子供だった俺がガツンとやられた作品
別スレや本で書かれているが乱の合戦シーンの集団落馬シーンは本多先生が
お撮りになったらしいが、さすがの迫力 http://www.youtube.com/watch?v=8f7Qyc_zvY4&feature=related
さて ここで初心者の皆さんへの日本実写特撮作品の徹底比較紹介の時間です これはチャック丸出しセブン セットとか以前に異常にクタクタした 「スーパーロボット」 の造詣が凄いですw やばいですw
http://www.youtube.com/watch?v=lNSxvVVcK14&feature=related
因みにこれはレオのロボット回です 空襲シーンが素敵ですね 映ってないがサーリン星の爆撃もあります 着ぐるみの構造
格闘シーンすら特撮じかけで撮影され このレベルまでくると着ぐるみの殴り合いを超越して 格闘すらSF的です
http://www.youtube.com/watch?v=PIf8GpfYsEI
これはセブンの回です 別の意味で超越しちゃってます セブンスタッフが言うにはこのケツタイツは 「宇宙の帝王」 らしいです
http://www.youtube.com/watch?v=6FWhruogm18&feature=related
山脈地帯は金無い特撮の代名詞と言われますが この回は初代マンスタッフしては草っパラでなく山が一つ作ってあるという努力の回です 一つじゃ山脈としては寂しいという突っ込みは無しで
へっぴり腰マンスタッフにしてはクタクタ二人羽織とのしょっぱい格闘も帳消しにする快挙と言えます これでようやく底辺ながらミニチュア特撮だ
http://www.youtube.com/watch?v=_alei3M4fOU&feature=related
因みに適当なティガの回です 同じ山でもクオリティが違います その山一つでもマンに分けて挙げてw どうでもよいですがこの回は基地外テロジャミラの五百倍ぐらい悲劇的な話です
http://www.youtube.com/watch?v=iCtvYLc33GE&NR=1
人気怪獣のクタクタアントラー回 ぎゃぁぁぁ 世界に日本の技術レベルが誤解されてしまう
http://www.youtube.com/watch?v=vjuNKLBw-Hk&feature=related
新マンは古い作品故まだ少し微妙ところが多いですが 十分世界に見せて恥ずかしくない日本特撮かと思います MATも活躍してます
http://www.youtube.com/watch?v=PfhhRp_EIYg&feature=related
とうとう原っぱですら無い荒地特撮来ました これは「近所の空き地」ででも撮影したんでしょうかw
他の作品の恐竜と戦車のジャンク品を繋ぎあわせて作った恐竜戦車ですが他の作品だけあってセブンのクタクタタイツ星人よりかかなり良いです
棒立ち警備隊に何の存在意義も感じないのですが まぁ予算削減の為でしょうね ここまで酷い特撮レベルとなると 「来る所まで来た」 感じです
http://www.youtube.com/watch?v=tq4pGSUGNGw
最初に豚鼻が乙女走りでかけよる場面からして吹き出します 草原だけでなく荒い木も植えてありますね 頑張りました 酷く幼稚な会話も幼稚園児とかには分かりやすくて良いと思いますよw
しかし敵も味方もへっぴり腰過ぎて直視してると眩暈がしてきます こんなへろへろした動きでは折角の巨大特撮が台無しです
http://www.youtube.com/watch?v=j8CLzmth2UU&feature=related
相変わらず自主制作並です 特に伝説の何の加工すらしてない 「ドラゴン花火」 は無敵です 将来特撮系に進もうと思ってる人は間違ってもこんなふうに数千円の火薬浮かすために数百円の花火使っては行けません
数十年後まで失笑されることになります しかしこんな酷い戦闘シーンでどれだけグダグダ間延び尺稼ぎしてるんでしょう 監督は頭可笑しいんじゃねーんでしょうか
http://www.youtube.com/watch?v=B5gq0bJkars&feature=related
これを見てセブンでも底辺なりに頑張ってる所があるじゃないかと そう思ったのならそれは
「大きな罠」
です
http://www.youtube.com/watch?v=aMcxt8G-89Q&feature=related
一度でもまともな特撮を見ればそんなことは口が裂けても言えなくなります 余りに 「非常識に質が低い作品」 を見ると 「感覚が麻痺して」 脳みそが腐敗してくるのを実感して頂けたと思います
http://www.youtube.com/watch?v=03xPe7Nvyfs&feature=related
因みにこの回は前後編でも特別編でもありません セブン二十話分以上の金と労力がかかってそうなのは言わない約束です
http://www.youtube.com/watch?v=djtsbkwJHZo
因みに幼稚園児が自主制作したウルトラマンです 可愛すぎます 和みます
今回の地震では津波から避難するよう市民を誘導していて
自分は亡くなった警官がいるな。本多先生の描写を思い出した。 最近例の「未発表資料アーカイブ」読み直してるけど「空飛ぶ戦艦」は是非
映画化して欲しかったなぁ。
この作品のヒロインの藤堂かつみは女優の美しさを引き出すのがうまい
本多監督のことだからさぞ魅力的なヒロインになったと思う。問題は66年だと
誰が演じたかな? >>369
一方で脱走したり、派遣されるのが嫌で
下半身露出した自衛官が出現。 明日は生誕百周年 一足早くお誕生日おめでとうございます グッドモーニング、ゴジラ 監督本多猪四郎と撮影所の時代15日かな復刊
メカ逆の特撮部分も結構好きなんだけど、やっぱり駄目なのかな?確かに本編とちょっと相性悪い気はしたけど、70年代怪獣特撮としては最も出来がいいと感じたんだよね。 >>378
「南海の大怪獣」のほうが、本多監督の本編演出とよく合っていて、出来がいいと思いますが…。
でも、「メカゴジラの逆襲」は、大規模な都市破壊シーンが出てくるからね。
アメリカ映画の「2012」で、避難民が収容されているホワイトハウスで、手当てをしていた女性兵士が、
廊下を歩いてきた大統領に気付いて敬礼するシーンがあったが、本多監督の映画でも、名もなき自衛隊員とか、
結構、いい演技している人が多いな・・・。
DVDなんかで、そういった画面の隅とか、エキストラとか観察するのが楽しい。 >>379
レスが付いてた、ありがとう。メカ逆はシリーズでもかなり好きな方だからややひいき目で見てたかも。
メカ逆の場合、本編とややミスマッチでそこが完成度を下げてる感はあるかな。 >>380
「メカゴジラの逆襲」は、特撮の合成シーンがちぐはぐだったり、ゴジラやチタノザウウルスの動きが擬人化されていたりと、
本編映像に合わせて演出してほしかったというのはありますね。
とはいっても、私も、メカ逆は好きな映画の一つです。
一言もしゃべらない沢村いき雄とか、「お前たち親子を突き動かすものは何だ?」
「憎しみと復讐…」(だったかな)といった台詞とか、昏い雰囲気がよいです。 今年の山形ドキュメンタリー映画祭では、本多監督特集として、「空の大怪獣ラドン」、
「南国の肌」が上映されるそうです。
行ってみようかな…。
「南国の肌」観てきた。
フィルムのせいか、台詞が聞き取りずらい箇所もあったが、ゴジラ以前の特撮映画として、興味深く観れた。 ところで、「空の大怪獣ラドン」上映の際、所々で、失笑する観客がいたのは何故? 「南国の肌」のクライマックス、山津波が起こるかもしれないので、住民が、家財道具をもって
避難していくところなんか、のちの「ゴジラ」を彷彿とさせる演出だった。
家々が押し流されていくところなんかは、なかなかの特撮シーンだったが、円谷英二が演出したのかね?
農村の朴訥な青年役の山本廉とか、堤康久、ちょっとインテリ崩れみたいな堺左千夫なんかも出てた。
いずれにしても、あんまり視聴する機会のない映画だったので、観ることができてよかったと思うよ。
それと、「ラドン」上映後に、ご子息の本多隆司氏と、大森一樹監督、中島伸介氏のトークショーがあったが、
大森監督が、自分が演出したとき、会議のシーンを減らせ、と言われたが、本多監督の映画は、対策会議のシーンも、
緊張感が持続して観れるので、さすが、みたいなことを言っていたのが印象的だったね。 ラピュタ阿佐ヶ谷で「この二人に幸あれ」鑑賞。
素晴らしかった。
田中友幸の「特撮ものばかり撮らせていなければ成瀬巳喜男のような監督になっていたかもしれない」
という言葉も納得の出来栄え。
大事件が起こるような映画ではなくて「娘が結婚した」とか「夫婦喧嘩して仲直りした」とか
それだけのエピソードの連なりなんだけど、細かい人間描写が丁寧で素直に泣ける。
音楽もシナリオも美術も、俳優陣も軒並み充実。
これはほんと名作なので、もう少し鑑賞の機会が増えてくれると嬉しい。 録画したのを見ました。2月公開作品だったらしく、春を待つという感じの映画ですね。
エノケンの敵役、如月寛多さんがよかった。
しかし小泉博のお母さん役の英百合子さんがなぜ結婚を反対し、
式を見ることもなく嫁さんの両親の所へ行き、謝った後どんな話しをしたのか、
もっと見せてくれてもよかったと思う。 本多監督の特撮以外の一般作も、もっと視聴できるようになってほしいですね…。
山形国際ドキュメンタリー映画祭で、「わが映画人生」という1990年収録のVTR(インタビュアー板野義光)を観たが、
映画の製作に関わっているということが何よりも楽しく幸せ、と言っているときの嬉々とした表情が印象的だった。 http://blogos.com/article/25808/
日本が誇る怪獣映画「ゴジラ」の関連商品の著作権をめぐって、
裁判闘争に突入したことが11月30日に明らかになった。ニューギンが2010年に
発売したパチンコ台「CRゴジラ〜破壊神降臨〜」のCMに対して、1954年の
初代「ゴジラ」を監督した故・本多猪四郎氏の遺族が、1億2700万円の損害賠償を求めて、
ニューギンや映画会社「東宝」など4社を10月13日、東京地裁に訴えた。
東宝の映画では、黒澤明監督の「羅生門」などの作品は“監督の著作物”と
最高裁で認められている。これまで「ゴジラ」の映画やキャラクターの著作権は
東宝が一括して管理してきたが、本多監督の遺族らは「初代ゴジラ映画は本多監督の著作物だから、
商品化を東宝が勝手に許諾するのは違法」と主張しており、怪獣ゴジラの無断利用を許さない構えだ。
ゴジラの著作権を巡って裁判闘争になったことで、ゴジラのキャラクターを使った
商品展開に重大な影響を与える可能性が出てきた。「放射能の恐怖」をテーマに
作られた映画作品が、くしくも福島第一原発の事故が発生した年に
著作権トラブルが表面化することになった。30日に開かれた第一回口頭弁論は、
わずか5分ほどで終了。争点整理のための弁論準備手続きに入ることになった。
本多監督の遺族側と東宝側の主張は平行線を辿っており、泥沼化が懸念される事態になっている。
本当に本多の息子は馬鹿野郎だと思うよ。
「生きる」みたいに黒澤が原案から立ち会った作品と「ゴジラ」みたいに押しつけられた映画は違うだろ。
本多猪四郎の公式サイトでやたら恭しく切通理作の文章うpしてるけど、
あの文章自体円谷のやったことと田中のやったことと本多のやったことの区別もつかない
恐ろしく混乱した文章じゃん。
製作者の一人としてゴジラがパチになることは許せないって言うならわかる。
そういうことをする時には監督遺族にも発言権があって然るべきだって言うなら真っ当。
しかし、ゴジラ第一作は本多猪四郎に全部著作権が帰属する映画なわけないだろ。
こいつら親父の書いた本読んでないのかよ。本当にダメな息子だ。
俺が東宝の代理になって日本映画史を捻じ曲げる本多の息子の無知蒙昧を訴えてやりたいよw 確かに本多の遺族は大馬鹿だけど、遺族に影響を与えてしまった先の黒澤DVD裁判の判決からして大馬鹿だった。
映画の著作権者が監督だなんてアホな判例を作ってしまった。
あのバカ判決を下した裁判官こそ、真の責任者だ。
これからも、こういう事態はきっと起こる。
あのアホ判例を作ってしまった裁判官こそが、責任をとるべきだ。
かつて、自分が書いたモノ。
http://unkar.org/r/movie/1189371084/98 ここに香山滋と円谷英二の相続人が加わり、地球最大の決戦が始まるのであった。 アニメやウルトラマンをパチにするのは気に食わないんだけど、
今回ばかりはどう見たって本多の遺族がイチャモンつけてるだけ。
そんならさ、ハリウッドゴジラで原作が田中とTOHOになってた時に何故訴えなかったの。
あんまり親の生誕100年で親の顔に泥塗るなよ。 本多猪四郎監督の墓を多磨霊園から富士霊園に改葬
「父の生涯を通じて一番多くの思い出があり、仕事でも繋がりがあったのが御殿場、富士でした、
そして親友の黒澤明氏とも一番長い時間二人で過ごしたのが御殿場でしたので移したのです。」
http://www6.plala.or.jp/guti/cemetery/PERSON/H/honda_i.html >>395
東宝と本多家の関係が今迄もずっと上手くいってなかったんじゃないの?
東宝は60〜70年代にリストラで専属監督たちを切り捨ててるから、その頃からの
確執があると見た。
しかしパチンコにまでキャラクターを売るとは・・・東宝もカネが無いのかなあ?
日曜大工センターも他社に事業譲渡したらしいしねえ。 鳥山明、藤子F、ジャニーズ、宝塚歌劇、NPB、Jリーグ、ジブリ…
パチンコに口説かれても「NO!」と言えるやつは少ないね。 >>399
単純にパチンコメーカーはカネ出してくれるから。「こんだけ出します」とポン
と積まれてそれを断れる権利者なんかいないでしょ?
よくタレントが怪しげな企業のCMやイメージキャラクターやイベントに出てて「なんであんなのに?」
と思うけど、やっぱタレント(事務所)もカネ欲しいってことでしょ?
パチンコメーカーもオリジナルのキャラものを作るよりは既に世界観が出来上がってる
キャラものの方が何かと都合がいいから既存のキャラクターものに飛びつくし、
権利者はカネになるならパチでもいいしと。
不況でどこも取り敢えず現金が欲しいのだと思います。 監督が権利者だというなら、野長瀬三摩地の孫とかまで「ウルトラマン」フィギアの収益の一部を請求しかねないよ。
最高裁はムチャクチャな判例を作りやがった。
黒澤DVD裁判の際に裁判長を口八丁手八丁で丸め込んで、著作権保護期間を強引に延長させた東宝が、
同じ強引な理屈で今度は自分が取り立てを喰らう側に回らされたワケだ。
‘主張は平行線を辿っており、’って、当たり前だよ。
本多遺族がいま言い張っていることは、そもそも東宝が言い出したのと同じことなんだから。
さっそく東宝にツケが回ってきたということだ。
ザマアミロと言う他にない。
というか、黒澤裁判の際に、東宝側の理屈のムチャクチャさを批判しなかった法曹界とマスコミにも責任がある。 >>401
著作権関係の権利や金銭なんて当事者以外の人には何の関係もない。
当事者でもないのに他人の権利や金銭についてここまで言うかね。
著作権保護期間の延長があなたとどういう利害関係があるの?
>監督が権利者だというなら、野長瀬三摩地の孫とかまで「ウルトラマン」フィギアの収益の一部を請求しかねないよ。
実際にそういう話があったならともかく、勝手に個人の名前を使い、ありもしない話を例に持ち出すなんて
名誉毀損で訴えられてもしょうがないレベル。
内山まもる先生、荒木作画監督が続けて亡くなって、ただでさえヲタの心は寂しいのじゃ!
変な騒ぎを起こすのは止めろ! >>402
今回の本多サイドの言い分はこう。
>「キャラクターの著作権」は撤回
>ただし、今回の裁判では「ゴジラのキャラクター権」そのものは争われて
>いない。提訴直前の今年10月、本多フィルムは「ゴジラのキャラクターに
>関する著作権」の主張は撤回しているからだ。同社は、主に以下の2点に
>絞って著作権を主張し、パチンコ台のCMをめぐる裁判を戦うことになった。
>A.1954年公開の映画「ゴジラ」の映像著作権
>(この映画は、脚本家及び監督として最も主要な役割を果たした本多監督
>の著作物である)
>B.1954年公開の映画「ゴジラ」に使われた着ぐるみの著作権
>(ゴジラのぬいぐるみに対して、本多監督は脚本家及び監督として決定的
>な関与をしている)
>これらを根拠にして「パチンコ台のCM」に無許可で使われたゴジラの利用
>は違法だと訴えた。1億2700万円の損害賠償を求める根拠となっている。
ttp://blogos.com/article/25808/?axis=&p=3
はっきり言えば「無理筋は承知だがこっちにも分け前を寄越せ」ってことかな?
たぶん根底には本多家と東宝の長年の確執があるんだろうな。昔から本多家は
東宝をよく思ってなかったんだと思う。
個人的には映画監督に著作権そのものを認めると大変なことになると思ってるけど。
シナリオ(ストーリー)には実体としての著作物「シナリオ」が一応はあるから、
脚本家には「著作権」があることになっている。
だが「演出」に「著作権」を認めてしまうと「あの映画のあの演出はオレが作り出した固有の著作物」
と言い出す基地外が必ず出てくるから、それはやっぱり認められないだろう。
代わりに監督(演出家)には「二次使用料の支払い」「著作者人格権(同一性保持権など)」と
関連の権利を認める事で前進してきた経緯がある。
日本映画監督協会などはこういう経緯を知りつつポーズとして「監督にも著作権を
与えよ」と無理筋な運動を長年続けているけどな。
今回も適当に和解して適当に東宝が本多家にカネ払って終わりじゃないの、これ? これむしろ「あの東宝もパチにキャラクターを売るのか?」「この本多フィルムってのは
なんだ?」と背後のドロドロの方が気になるのだけれど・・・。
個人的には本多監督を余り大袈裟に持ち上げるの自体が好きじゃない。本多監督も
東宝戦記ものの松林和尚も結局は「予算内で手堅い(大作の予算管理が得意)」「特撮ものに慣れている」
だけで結果的に特撮もの・戦記ものが多くなっただけの監督。強いて言えば和尚は「軍隊
経験者で考証に詳しい」本多監督も「軍隊経験故に軍事描写が丁寧」といった
辺りが特色で作家性にはなっているけど・・・。
本多監督の特撮以外の映画も何本か観てはいるけど、まあ悪くはないけど当時の撮影所映画としては
「水準」の監督だったしね。例えば樋口尚文もその辺は微妙な書き方になって
た記憶があるな(というか樋口氏も本気で誉める気がないなら関わらなきゃいいのに・・・)
こうやって特定の監督を無理して持ちあげるのって何だか危ないな、と思っていたら、案の定・・・。 本多監督を持ちあげるのに「無理する」必要はないぞ。
その他の主張はあんたの言うとおり >>406
>>386に、
>田中友幸の「特撮ものばかり撮らせていなければ成瀬巳喜男のような監督になっていたかもしれない」
>という言葉
とあるけど、「ゴジラ」(1954)とかもいま観るとドラマ部分が妙に渋いしね。
実際、スタッフも、撮影=玉井正夫、照明=石井長四郎、美術=中古智といった成瀬組。
本多監督が特撮ものを撮っていなければ「千葉泰樹」とか「杉江敏男」とか「谷口千吉」とか「福田純」とか、
たぶんそういう水準ですよね。悪くはないけどあくまで当時の撮影所映画としては「普通」の水準。
それを伝説的な特撮ものを撮ったばかりに大袈裟に持ち上げられてヘンなのがくっついて
きちゃったのかなあ、と思う。
本多監督御自身は全然野心とかない人だったのだがなあ。晩年も尊敬する友人である
黒澤明の監督補(相談相手、B班監督)に徹することで満足されてたんだよ。
そんな、普通はなかなか出来ないことですよ。 千葉泰樹はプログラムピクチャーに甘んじちゃったけど、何か変なオーラがあったな。
やっぱ「めし」を撮れなかったのが、千葉泰樹の人生を決定づけちゃったよね。
千葉泰樹の映画を見るとそういう無念は感じる。
本多猪四郎は割り切って「水準」の映画を作っていたかも知れないけれど、
『おえんさん』『上役・下役・ご同役』『ゴジラ対メカゴジラ』は微妙に負のオーラを感じた。
今更著作権のことで揉めてるけど、映画監督に著作権を与えるべきだって最初に提起したのは
小田基義だったんだよね。何か皮肉だなぁ。 >>404、>>405、>>407
>監督が権利者だというなら、野長瀬三摩地の孫とかまで「ウルトラマン」フィギアの収益の一部を請求しかねないよ。
この失礼な例え話についてはどうなんだ?
それだけの長文書いておきながら完全無視か?
いい根性してるな 今やその「水準」の映画をきちんと作れる監督が邦画には少なくなってるからなあ。
だから今本多監督の映画を見ると凄く見えちゃう事もあると思う。 本多家と東宝との確執、というが、夫人のきみさんは旦那と同様に温厚なひとだったんじゃないの。
結局、息子が幾ばくかの分け前を寄越せと無理やり提訴してるんじゃ。 ひどく殺伐とした話題で荒れざるを得ない流れの中ではありますが、上映情報。
下記いずれも東京・杉並のラピュタ阿佐ヶ谷にて。
「上役・下役・ご同役」
12/25(日)〜30(金) 10:30〜
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/mizunokumi/
「若い樹」
1/8(日) 〜10(火) 19:00〜
1/11(水) 〜14(土) 14:50〜
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/gendai_bungaku/sc.html
※「上役・下役・ご同役」は水野久美特集の一環で、
同特集では『妖星ゴラス』『マタンゴ』『怪獣大戦争』も上映されます。 「上役・下役・ご同役」は面白いよ。
田島義文が準主役で特撮以外の映画ってこれ以外にあまりないんじゃないかな。
そこはかとなく悲哀をこめていて、加東大介との共演も楽しかったです。 やっぱりね、大森一樹のゴジラもの見てると、特撮映画の監督には資質ってものが必要だなって
つくづく痛感するわ。普通の映画撮るよりトクサツ撮るのは段違いに難しいんだよ。
ハリウッドの映画人はそのへんよくわかってるよ。あっちじゃ「マイスター・ホンダ」で通ってるでしょ >>415
まあ大森の頃は撮影所システムが機能しなくなってるからね。
彼のせいだけじゃない。 そうも思うがごちゃごちゃ詰め込み過ぎてる感じがしてな。
本多監督の演出って無駄が無いよ 見事なまでに >>404
そいつにまじめにレスしちゃ駄目だ。つけあがるから。
>>409
404も405も407も、どれも俺じゃないよ。
っていうか、あんた、「名誉毀損」ってのをどういう意味だと勘違いしてるの?
「名誉」なんてのは小学校か中学校で教わる言葉だし、「毀損」だってさして難しい言葉じゃない。
義務教育で教わるはずの言葉の意味すら理解できないでいるほどの馬鹿が、
いっちょまえに人に話しかけるんじゃないよ。
とにかく、あんたは、「俺は知恵遅れなんだ。何を書いても必ず支離滅裂なんだ」と自覚してなきゃ駄目だよ。 >>407
「普通の水準」とか「大袈裟に持ち上げられて」という部分にはある程度は同意するけど、
それでもやっぱり、‘伝説的な特撮ものを撮った’のは、
本多監督が、伝説的な特撮ものを撮るだけの手腕があった人だからだよ。
それに、千葉泰樹だって杉江敏男だって谷口千吉だって福田純だって、水準は‘普通’であってもそれぞれに個性を持った監督たちだった。
杉江、谷口、福田はそれぞれ「国際秘密警察」のシリーズを撮っているけど、
これが何というかもう、同じシリーズとはいっても各監督ごとにまったく違うタッチになっていて、
それぞれの個性の違いがはっきりと出ている。
ヒトカラゲにしてしまうのは間違っていると思う。 >>408
本多作品に漂う‘負のオーラ’は、‘微妙に’というような程度じゃない。
(「ゴジラ対メカゴジラ」と書いてるけど、「メカゴジラの逆襲」の間違いだよ)
「ゴジラ」第一作、「マタンゴ」などの変身人間モノ、それに「メカゴジラの逆襲」には、
現世のすべてに対するドス黒い怨念のような暗い情熱が充満している。
「ラドン」前半の炭鉱と炭鉱町の、どこにも逃げ場がないような息苦しい閉鎖性にも、そういった個性が滲み出ている。
ドス黒い怨念、暗い情熱という点では、東映チンピラ映画に近いような雰囲気さえある。
「キングコング対ゴジラ」での一転してムチャクチャにバカ陽気なナンセンス・タッチは、
そういった暗い情熱を思いきり反転させてムチャクチャなアナーキー世界を作り出そうとしたものだろう。
「ゴジラ」第一作と「キンゴジ」との関係は、
東映における「仁義なき戦い」と「不良番長」との関係と同じ意味があるんじゃないか。 >‘負のオーラ’は、‘微妙に’というような程度じゃない
>現世のすべてに対するドス黒い怨念のような暗い情熱が充満している。
>どこにも逃げ場がないような息苦しい閉鎖性
>ドス黒い怨念、暗い情熱
自分語りでしょうか?
>>420
ごめん。その文章読んでてちょっと恥ずかしい。
間違ってはいないけど、好きだからそういう風に感じるのと事実として顕著に出ているのは違うから。 いま日本映画専門チャンネルで
「キングコングの逆襲」 ファイナル・ジャッジメントは楽しい内容だよ!?♪。 いつまでも『獣人雪男』が観れないのか?
グラマー根岸明美の勇姿が観たい! 「キングコングの逆襲」久々に見た。
以前誰かが
「声が吹替えの外人女優をアレだけ魅力的に見せられるのは凄い」
見たいな事を言っていたのを思い出した。
ドクター・フー関連や2台の実物大61式戦車なんかのセットや
俳優の衣装や小道具(潜水艦にあった銀色の銃は何でしょうか?)も
興味深い。
あんまり日本映画を見ないせいか、未だに本多監督の映画が鑑賞作品数で最も多い気がするw モスラ初見。やっぱ円谷−本多コンビは最高だね。でも原住民がかつら落としたのをカット
してないのはちょっとw 監督 本多猪四郎
未だにこのテロップを見るとちょっと居住いを正してしまう 以前某アニメ雑誌の対談で、富野嘉幸は東宝で監督任される様な
エリートが、怪獣映画なんて子供じみた物に真剣に取り組むはずがない
と、本多監督の事ボロカスに批判してたけどね 本場アメリカでも国立大出のエリートがよってたかって真剣に怪物映画やSF作品に取り組んでいる 冨野はなんでもボロカスにけなすし、自慢話が多いよな 12月20
BSプレミアム黒澤明と本多猪四郎の知られざる絆 平成ゴジラ撮影中の大森一樹が同じ撮影所で「夢」を撮影中の黒澤明と本多猪四郎が並んで歩いてるのを見かけて
「日本映画の歴史が歩いてる!『七人の侍』と『ゴジラ』が並んでいる!」
とえらく興奮しちゃったそうな >>433
NHKBS「イノさんのトランク」良かったですねぇ。
貴重な映像満載で涙が出ました。 >>433->>435
黒澤・本多両監督作品の数少ない常連俳優・土屋嘉男さんがインタビューに応えていたね。
厳しい演出の黒澤監督とは、対照的に本多監督は常に温和な監督だったらしいね。
戦前にまったく軍隊経験のなかった黒澤監督が非常に厳しく、
軍隊経験のある本多監督が温和というのも何か不思議な感じだ。 読売新聞にも本多と黒澤の友情が記事になってた ジャンル違うし意外だが親友だったんだな 黒澤が戦地の本多に出した手紙が出てた 読売の記事とNHKの本多と黒澤の番組良かった。尊大芸術家肌の黒澤と本多が終生の親友というのは意外。黒澤はフルコース、本多は重箱弁当とか、何かで読んだ。やぁイノさん、おぅクロさんか。 >>436
下士官として支那大陸に2年以上赴任、戦闘で敵兵を殺した経験も何回もあったと本多氏以上に過酷な軍生活を送った小津安二郎監督にいたっては
激しいアクションとは全く無縁の静かな作品しか作ってません 疑問なんだが同世代でも戦争行った人と行かなかった人がいるのは何故? 例えば佐分利や山村、池部、黒澤は兵隊行ってない、佐野周二や小林桂樹、本多、小津は行ってる。 池部良は何年間か戦争行ってるよ
しかも幹部候補生で第一線を転々として死にかけたり、戦後もしばらく抑留されたり
山村聡も戦争末期に応召されてる 軍隊も無制限に徴兵を受け入れる事が出来たわけではないので定員一杯になったらそれ以上はお断りしてたのではないかと
徴兵に取られる取られないは半分運だったのかと 戦場体験のない奴ほど無神経に勇ましい事を言いたがる
タカ派で鳴らした中曽根康弘も海軍出身だが
実際は主計課で銭数えてばかり、実戦経験は皆無 中曽根は東大法科出で高等文官パス組のエリートだからいきなり主計大尉 二等兵三等兵で戦火交えた人とは大違い それより黒澤と本多って友人らしいけど対等な友人関係だったのかな? どうにもわからんが よくよく考えたら三船を使い大作次々撮って国内外で巨匠と評価された黒澤と、怪獣映画や特撮物撮って晩年黒澤の補助した本多が親友なのがおかしい 黒澤のあの横柄で毒な性格、黒澤は旧ソ連の戦争と平和を駄作と評したらしいし。本多と仲良しは違和感ある。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています