「サンダ対ガイラ」のL作戦展開、「キングコング対ゴジラ」での輸送作戦、「ゴジラ」での品川での防御線構築など、
全くの架空の出来事なのだが、実際の記録映像を見ているような錯覚を覚える演出の秘密とは何だろうか・・・。
「モスラ」でも司令部のテーブルに電話機がずらりと並んでいて、それぞれに伝令の兵が立っているシーンとか、
非常にドキュメンタリックな映像になっている。
金子修介監督のガメラシリーズや「大怪獣総攻撃」とか、手塚昌明監督の「ゴジラ×メカゴジラ」などは、
シュミレーション的な面白さはあっても、本多監督の演出のように、"リアル"という訳ではないようだ。
映画の予算、製作環境などいろんな要素はあるのだとは思うが・・・。