東京物語
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小津安二郎による世界的名作
制作年度 1953
監督 小津安二郎
出演者 笠智衆 、東山千栄子 、原節子
脚本 野田高梧 、小津安二郎
撮影 厚田雄春
音楽 斎藤高順
出演
笠智衆/東山千栄子/原節子/杉村春子/山村聰/香川京子/
中村伸郎/三宅邦子/東野英治郎/大坂志郎/十朱久雄/長岡輝子 ほか >>86
心とは別に体が男を求めているという直接的な評論もあったな
そういえば「めぞん一刻」でも一の瀬のおばさんが響子さんにこんなこと言ってた。 小津安二郎の循環性といえば、この物語も三十年後にまた同じ形で
繰り返されるんだろう。山村と三宅の老夫婦で。設定は1980年代。
医者になった長男夫妻、風来坊になった次男、1953年にはまだ
生まれてなかった長女の夫妻が老夫婦を邪険にするという。 山村聡は、小津の映画ではまともな役を振られることはない。 テレビ朝日「TVタックル」でのビートたけしの発言(11月3日)
「みんな、国民はいらついてるよ〜ほんとにねえ・・選挙やったほうがいいと思うんだけどな〜」
国民の良心ビートたけしも早期解散しない麻生にあきれている!!!!!
今、いらいらしない奴って空気よめてね〜〜〜
さぁみんなーーー国民の良心ビートたけしに続けーーーーーーーーーーーーーーーー
草の根から早期解散を求める怒りの声をもっとあげるんだ〜!!ウォーーーーーーーーー!!!!!!
>>19
> 原節子が独り身を通そうとしている理由は何?
マッカーサーのアレだったから
笠智衆さんの御子息の笠徹さんが先週、急死されたそうです。 「名作」のわりにはスレが全然のびないなー。
万人向けのシャシンではないのだろう。
『歩いても歩いても』はおもしろかった
ジワジワ来るね
某大学の心理検査で、東京物語の一シーンが使われていた。
1:44:45〜1:46:44の2分間(婆さんが危篤のシーン)で
「登場人物の立場と何を言っているシーンかを当てろ」だって。
中年男「おとうさん(爺さん)、ちょいと。お前(中年女)も」
(中年男・中年女・爺さんの3人が別室へ移動)
中年男「ねえおとうさん、おかあさんどうも具合が悪いんですがね」
爺さん「そうかい」
中年女「悪いってどうなの」
中年男「いやあ、良くないんだよ。
こう長く目が覚めないってのは、どうも良くないんですがね」
爺さん「そうか。こないだうち東京行ったりして疲れたんのがいけないのがのう」
中年女「そんなことないでしょう。
だって東京じゃおかあさんあんなに元気だったもの。ねえ」
中年男「うーん、それがあるかもしれん」
爺さん「で、どうなんじゃ」
中年男「明日の朝まで持てばいいのですが」
中年女「明日の朝?」
中年男「うん、明け方まで持てばいいと思うんだ」
爺さん「そうか、逝っちゃうのか」
中年女「ううっ……(泣き出す)」
中年男「僕はそう思います」
爺さん「そうか、おしまいかのう…」
中年男「では…(一礼)」
私は「中年男と中年女は夫婦。爺さんは中年男の義父(=中年女の父親)。
中年男の義母が危篤らしい」と答えたら、教授&学生は「違います」&不満顔。
ここで連中が「中年男は爺さんの長男、中年女は爺さんの長女かつ中年男の妹。
危篤の婆さんは2人の実母。中年男は医者なので、婆さんの病状がわかる」
と抜かしてきた!
私が「中年男は爺さんに対しては義父相手並みの丁寧語・敬語を使っている。
また、中年女を『お前』と呼んだけど、妹なら最初に実名を呼ぶはずだ」
と突っ込んだら、
「昔の父親は偉い人なので、大人の息子が父親に『お父さん』と呼ぶのもありうるでしょう」だって。
そんなのは心理検査じゃないだろ!
東京物語を知らない人にとっては意地悪以外の何者でもないだろ!
それでも、爺さんが笠智衆・実年齢は中年なのに爺さん役を演じていることだけはわかった。
いっそのこと、連中に「爺さんは笠智衆・実年齢は中年なのに爺さん役を…」
とぶちかませれば良かったかな。
後で調べたところ、連中が使った動画は東京物語だと判明。
東京物語を観てわかったことは、中年男=長男は実の父母の前では
「お父さん・お母さん・僕」+敬語だけど、普段は「俺・お前」+乱暴な言葉遣いだと判明。
1950年代の大人の男ってこんな言葉遣いだったのか? 映画の中だけだと思いたいが。 長男の中学生の息子。中1だよね。
夏の制服が半ズボンで、学生帽に白い覆いをつけて、手提げバッグ。
これって、当時の一般的な公立中学(東京)の制服?
何となく私立中っぽいんだけど、開成中あたりの設定?
(平山医院は、北千住の近く。東武伊勢崎線「堀切」)
英語の教科書が『NEW TSUDA READERS』(三省堂発行 昭和24年検定済)
読んでた内容の一部が、
The cold winter is over. Spring has come. It is April now.
中1の夏休み前としては、難し過ぎない?
私立中だと納得できるのだが、考え過ぎかな。 ここで問題です。
作品中、長女の志げが、
今の亭主(庫造)と結婚した理由の一つが暗示されています。
それは何でしょうか? >>121
おお、なんというタイミング!
節ちゃんお誕生日おめでとう! |______________|
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また映画を観れば 昔にもどれる! セリフが巧すぎる。最近の映画は何でも風景とか表情で誤魔化して逃げてばっか 初見。いやいい映画を見た
けど今の時代だとこりゃ人を選ぶ映画だと思う
失われかけた日本人の礼節や思いやりを描いてるけど
もはや失われてしまった現代ではこの映画の言わんとするところが分からん観客も多いと思う
日本人特有の必要以上に相手の心情を察する力がないと成立しない映画
そこがまた素晴らしい。これを良いと思えない日本にはなってほしくないな
印象的なレイアウトはいくつもあったけど
一番きたのが最後お父さんが一人で座ってるシーン
あれだけ人がぎゅうぎゅう座ってて狭い狭いと思ってた部屋が
がらんとだだっ広く見えたのが印象的だった
日本家屋という空間の生かし方が物凄い
以上ゆとり世代の感想でした 原節子がアパートで老夫婦に出したのは天丼? カツ丼? 親子丼?
>128
あの時代背景なら「親子丼」の様な気がする。 >130
正解というか、あの世代にとっては凄いご馳走。 老義母にカツ丼喰わせたら、熱海行くまでに倒れるだろ 「どっちかっていうと、お父さん先のほうが良かったわね」
これほど共感できるセリフも珍しい。 ずっとニコニコしているだけの紀子がクライマックスで自分の思いを吐き出すのがよかった。
すごく心に響いたよ。
女が男を一途に思い続けること、あるいは裏切り
小津はこの話が好きだな。 市民ケーンとか東京物語が好きな評論家って多いよなw 20年くらいまえにやったキネ旬のは、確か「七人の侍」「天井桟敷の人々」がそれぞれの1位だったと記憶している。
「東京物語」は何位だったかな?
「東京物語」も「七人の侍」もその年ではベスト1とれてなかったよね。
1953年は今井正の「にどりえ」が一位。
「東京物語」が2位。「にごりえ」なんて今は大抵の人が知らないと思う。
反面「東京物語」がこれほどの古典として残ると予想した人も少ないん
じゃないか。感無量。 >>143
当時の評論家がいかに見る目がないってことだね
次の年も7人の侍よりも二十四の瞳とか女の園とかしょうもない映画だし 二十四の瞳や女の園がしょうもない映画って・・・、映画を見る目ゼロだな。 1953〜1954年というのは日本映画の創作活動のピークの観があるね。
「東京物語」「雨月物語」「煙突の見える場所」「日本の悲劇」「二十四の瞳」
「女の園」「七人の侍」「近松物語」「山椒大夫」・・・。
現代の日本映画では10年かかってもこれだけの作品は揃わないと思う。 初めて小津作品をみたのがこれで、とても良かったです。
次に観るなら何がいいでしょうか >>149
人生の機微がわかるあなたに、
「麦秋」! >>150
>>151
どちらも良さそうですね
とりあえず近い作品で麦春にします。
観ずに死ななくて良かった。
久しぶりにいい出会いです。 原節子むっちむちやなあ
タイトなスカートとブラウスがエロい そりゃ成瀬に比べたら小津なんてカスみたいなもんだからなw 小津をくささないと成瀬を褒められない病気かなんかか? 予告編を拝見しましたが
「観てみたい」と思わせる作品だと思います。 これって明日は来らずっていうアメリカの映画のパクリだったんだな。 この映画の続編を作ってほしかったな。原節子や香川京子が十年後に
どうなっているか・・・。 >>161
今度は香川京子が若い人に「あなたはまだお若いからそうおっしゃるのよ」
なんて言ってるかも知れない。それが人生。 レスアンカーを間違えました。
>>161→>>160 >>160
よし、マイケル・ベイにお願いしてみるわ。 カラーライズ化5,1CHドルビーサラウンド
3D化で飛び出す笠智衆! 一週間前に初見してからこの映画の事考えているが、
オチは原節子の告白ではなく、祖父自身も妻が死んだことをそれほど悲しく思ってないって所なのかもな。
そこまでの人間関係の気薄さを描いてると考えるとこの映画って物凄く怖く感じるんだよね。
考えすぎかもしれんが、もうその辺のホラー映画より怖い・・・。
ま、どうあれ超名作だってことはよーく分かった。
>祖父自身も妻が死んだことをそれほど悲しく思ってない
お前は冒頭と同じアングルで近所の女性と会話する終盤場面が表現した「ぽっかりと空いた妻の不在」を見てないのか? 今見終わりました@ゆとり
映画自体も素晴らしかったけど昭和20年代の東京の街の様子に感動した。
そしてみんなお洒落だね。
テーマは全然違うんだけどニューシネマパラダイスを思い出した。 >>171
「ニューシネマパラダイス」の監督のジュゼッペ・トルナトーレは、
「東京物語」を題材にした「みんな元気」って作品を撮ってる。
1000円で買えるから観てみては?
笠智衆の役がデ・ニーロ! >>148
おいおいまだまだあるぞw
それら以上に圧倒的な興行収入を獲得した名作と名高い「ひめゆりの塔」「君の名は」「ゴジラ」を忘れるな!! 実役の村瀬禅さんが長野県在住で、お元気みたいですね。 >東京物語
とてもいい作品だと思います。
テレビ世代にはこの作品の時間の流れの緩やかさがちょっと辛い時もあります。
結構体力が入ります。
それでもやっぱりいい作品です。w 村瀬禅(むらせ・しずか)は、『麦秋』でも実役だったなあ 山田洋次のリメイクは、どういうキャスティングになるか。
今時、あの老夫婦と紀子役が務まる俳優がいるかな? 田舎から出てきた老夫婦の「東京」での「物語」だからさ 「東京暮色」という題名も考えたそうだ。後に同名の映画が作られたけど。
要するに「東京での物語」という程度の意味だと思う。 56 :この子の名無しのお祝いに:2011/02/05(土) 07:18:51 ID:7ibZ7kUd
ttp://ameblo.jp/oduyasuji/
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小津スレッドにあったけど、う〜ん。
なんとも言えません。
>>186
同感。
本当にどこにでもいるような中年女で、酷くもないし優しくもない。 杉村春子だけが生きていて、残りの全員は幽霊なんだよ >>186
杉村春子は「足にさわった女」みたいな無茶振りの役でも説得力あるからなあ。 東京物語での一番人気は杉村春子。
中村伸郎も味があるけど。 4月4日、NHK-BSでデジタルリマスター版を放送する テレビで見るのと、DVDで見るのは、何か違う?
テレビだとライブ感があるのかな?
何十万人の人達と同時に見ていると、
その何十万人の潜在意識がつながるとかw 母が亡くなった後に観ると、とても堪らない気持ちになる。 紀子役は蒼井優ですか。そうですか。
志げ役が室井滋って、フジTVリメイクの時と同じだろ。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています