敗戦後の打ちひしがれた人々を「虹の架け橋」とも呼ばれた
特大級のホームランで勇気付けた天才打者、青バットの大下弘が直之のキャラとかぶる
球団から支払われるものすごいお金を酒や女遊びなどに湯水のごとく使い果たしたという粋人
しょせん陸軍航空隊の戦闘機パイロットから生還した残りものの人生、と
なかばあきらめ、なかば捨て鉢のような生き方をしたのではないかという人もいる
その最期は致死量の睡眠薬をウイスキーといっしょに流し込んでのもの
設定年代からして、あるいは直之も軍隊経験者軍隊帰りだったのかもしれない

浮世をば 球ひとすぢの 男かな     大下弘


長文スマン