不評でしたね、私も随分と違和感を感じたものです
市民を招待した試写会のようなもので初めて見ましたが
自分の知っている場所がよく出てきて、それは面白かったですね
ただこれでは柳川がなんだか陰気な街だと思われてしまう、なぜこんな映画を、とは思いました
その後、福永武彦の原作を読み何度か映画を見るうちにとても好きな映画になっていきました
この映画は現実の柳川を描いたものではなく、どこにもない架空の街を描いたものだと気づいたとき
とても惹かれるようになっていました
どのシーンも見慣れたわが街でありながら、映画になるとそれが不思議な情緒を持つ
今はとても好きな映画です