■■■ 天才・山中貞雄の「丹下左膳」 ■■■
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丹下左膳 …大河内伝次郎
お藤 …喜代三
チョビ安 …宗春太郎
柳生源三郎…沢村国太郎
(監督:山中貞雄、脚本:三村伸太郎、撮影:安本淳、音楽:西梧郎、美術:島康平)
昭和10年に作られた名作、「丹下左膳余話・百万両の壺」について、大いに語りましょう。 映画なんて好き嫌いがあるわけだし、
楽しめない人がいても当然だと思うが。
沢村国太郎って顔と声に長門と津川の要素が絶妙に入り混じってて見るたびに
笑ってしまう。 >>273
嫌いな人がわざわざこのスレに来るのかw 山中貞雄の伝記はどれがオススメでしょうか
映画化とかドラマ化とかされてると
イメージしやすくていいんですが >>276
加藤泰の山中本が1年前に再版されたから、なくならないうちに買っといた方がいいよ 「シネマ堂本舗」でやってましたね
「百万両」について麻里たんと夜通し語り合いたい! パラパラマンガにカット割り、アングル、カメラワークがあるなんて! しかしいまさらBS-2で放送しても
もともとその凄さを知ってる連中が見るだけで
初めて見るやつなんておるんじゃろか
山中紹介サイトも更新ないから
放送を知らない人も多いよねきっと 特典映像つきの日活正規盤をTSUTAYAで借りた俺ガイル 黒木和雄の山中貞雄伝記映画って
「炎のスクラムトライ」ってやつだよね?
昔古本屋で台本を手に取ったけど買わなかった
今激しく後悔してる 先生!「百万両」のDVDは正規品と1000円のやつどっちがいいんですか!! 問答無用で正規盤を買え
画質、音質、特典映像など比較にならない おれは百万両のハイビジョンソースのやつを持ってる。
雨だれノイズが格別にシャープ。 国会中継でスケジュール変わったんだな
BS2 11月10日(火) 午後1:10〜午後2:43 丹下左膳余話 百萬両の壺
BS2 11月10日(火) 午後2:50〜午後4:13 河内山宗俊
BS2 11月11日(水) 午後1:05〜午後2:32 人情紙風船
http://www.nhk.or.jp/bs/cinemacalendar/index.html
先生!人情紙風船の台湾正規品ってどうなんですか!
リージェンオールで日本語字幕付きで格安という気前のいいシロモノなんですが! 以前WOWOWで見たとき「河内山」はイマイチ楽しめなかったが
今回見直したら「壺」より楽しめた
HIROちゃんのしょーもないかっこつけ
河内山の女房に対する素っ気なさ
用心棒先生の所在無さ 正規品、1000円、BS-2
どれが画質一番良かった? 海野又十郎が気持ち悪い
死んだ父のコネだけを頼りに仕官しようとして
断られたら悪事に手を貸して
毛利が困ってたと知るとニヤニヤ
自ら浪人になり用心棒をしながら死に場所を探してた金子や
自由を貫いて死んだ新三に較べると・・・
自然主義が山中の狙いだったのか?
人情がどうこうって話じゃないだろこれは >>299
千葉のコレクターの所蔵する『磯の源太 抱寝の長脇差』を実際に見たというの
だから驚いた。
再現映像を撮影するよりその制作費を懸賞金として探し出して欲しかった。 >>299
千葉のコレクターの所蔵する『磯の源太 抱寝の長脇差』を実際に見たというの
だから驚いた。
再現映像を撮影するよりその制作費を懸賞金として探し出して欲しかった。 >>299
千葉のコレクターの所蔵する『磯の源太 抱寝の長脇差』を実際に見たというの
だから驚いた。
再現映像を撮影するよりその制作費を懸賞金として探し出して欲しかった。 噂はあったよね。
都市伝説みたいなものだと思ってたんだけど、本当だったとは。
黒澤の『白痴』完全版も熊井啓が確認しているし、幻の名作を隠し持っている人はけっこういるのかもしれないな。 >>304
遺品は残っていないのかなぁ
一緒に火葬しちゃったのかなぁ 息子は親のコレクション癖のおかげで
散々嫌な思いをしてきたので
そんなコレクションなんかゴミ焼却場へポイっと たまーにフィルムセンターで上映される伊藤版「丹下左膳第一篇」と比較すると
よくぞここまでキャラを変えて、作品として成立させたなと感嘆する。
もちろん2つともいい作品だけど、林不忘が山中版に怒った真情が俺にはいまだに理解できない。 出来が良い悪いじゃ無く、シリアスハードな作品をほのぼの人情物にされたら、そら怒る罠 シグルイが映画化されたと思ったら、花山大吉になったようなもんだからな 伊藤大輔の第2篇(剣戟篇)で毒を盛られた源三郎を救いにきた左膳
「死ぬな新陰流」と戸を開き鞘をくわえいざ抜刀しようとドキドキしたラストシーン。
それがほのぼのとしたムードで始まり、剣豪のイメージを一転させた山中貞雄作品だから
原作者も怒ったというか、異議を唱えたわけだろうな。
長谷川伸みたいに瞼の母のラスト改篇を許すのは例外、やはり原作者なりの作品ヘの思いはあると思う。 単純な活劇娯楽を見ようと思って仮面ライダーを見たら
学芸会のお芝居レベルで人間の欲望がどうたらとかやっていた
石森章太郎あの世で涙目
みたいなものかしら 山中左膳を学芸会レベルというのもすごいな
まあこの作品では主人公はあくまで壷
その周辺の人間をコミカルに描いたという点が後世に評価された
当時のスターありき、原作ありきの世界ではそこまで考証できなかった
キネマ旬報ベスト10にも入ってないし、そんなところだろ 「学芸会」は「いまの仮面ライダー」のことを指してるんじゃないかと 仮面ライダーに譬えるのもすごいな
凡人には思いつかない連想力なんじゃないかしら
CinemaScopeの様な画面構成の映画を撮れたかは、急逝した事で永遠の謎だけど、TVの時代劇で名作を量産したかも。
座頭市とか見たかったね。 いまさっき初めてBS録画してた人情紙風船見た!
すげぇめっちゃおもろい。感動やわ。 >>313
おっと、こんな過疎スレで井上批判はやめておけ もしも山中が戦死しなかったら、日本映画界の様相はずいぶん違ったものになっていただろうね。
盟友の小津や清水に合流して、松竹で現代劇を撮ったかもしれないし、東宝や新東宝に移籍したかもしれない。
意外と不自由で窮屈な映画界を離れて前進座の舞台演出を始めたり、テレビ界に早々と進出したかも。
いずれにしても、木下、市川、黒沢といった戦後派監督たちは多大な影響を受けることになったと思う。
現代劇には行かなかったんじゃないか
現代の風刺を時代劇に反映させるスタイルはそう崩せないだろう
それに興行重視の当時では現代劇移籍は会社が認めないと思う
現代を撮るのが想像出来ないよね。
ローカルTVで必殺シリーズがヘビーローテで再放送されているのは、当時の役者の素晴らしい演技と大映の二本立てのプログラムピクチャーを量産した、三隅研次や田中徳三の職人監督の演出の賜物。
大映倒産なければ、必殺の世界観は無かったんじゃないかな?
存命ならTVの演出に行ってたと思いますから、必殺シリーズの演出は見たかった。
山中貞雄の東宝CinemaScopeの映画って想像出来ないのだけど。 >>328
日清戦争の時の日本軍なんか、戦死1割、戦病死9割ぐらいじゃなかったか? ガッキーの代わりに円谷と組んで
「日本誕生」とか撮ってたかもしれん 昭和13年9月17日午前5時40分、中国河南省開村野戦病院にて戦没
今日買った『聞書アラカン一代』にあった
天才というより人間くさい、いい意味ズルい山中像が興味深い
まあ寛プロ時代と日活時代に差は有るけどね BS2で放送しても
やはりいままで見たことある人が
もう一度見ただけなんだろうな 明日、時代劇専門チャンネルで「人情紙風船」のリメイク版が放送されるみたい。 長い規制が解除されてやっと書き込める。
NHKで先日三作やったときの冒頭のミニ番組、最後のひとつを録り逃したorz
>>338
情報トン!人情紙風船のリメイク版ドラマなんてあったんだね。知らんかったよー。
こっちは新三がフランキー堺で海野が田村高廣なのか。
ようつべで見て飛んできました。
最後の喜代三と子供が見詰め合ってるところでお茶吹きましたwwwww
これ絶対面白いわ。 ほんとおもしろいよな。
初めて見たときは興奮して眠れなかったもん。 パブリックドメインのDVDは未確認ですが、DVDボックスのリマスター画像の素晴らしさが映画の魅力を更に引き立てた。
宗春太郎さん早世しないで、音声解説してくれたら最高だったんだが。
スタンダード画面に奥行きが有って、74年経っても名作やねぇ。 丹下がいじめっ子の頭叩いたあとの一瞬に安坊が振り向いてニコッと笑うシーンが泣ける。
本当に一瞬だったからサブリミナルみたいに心に刷り込まれてる。 仮にあれを宴会だとしても
陽気に楽しく騒いでる場面を黒澤は撮りたかったわけじゃないんだから
比較の対象にもならない。 高知美術館で、1月30・31日の2日間
山中監督特集があります。 70年以上前の日本語って、現代でもあまり違和感なく聞けるな。
江戸時代の人間と現代人でも会話が通じるだろうと言われているが
然もありなんと思わせる。 丹下左膳ながら、ホームコメディ
庶民目線で描いた、あのユーモア(笑い)
あの時代にこれだけの映画が作れるんて
素晴らしいとしか言いようがないですね。
やたら音楽が多いのは、ちょうどトーキーに移ったばかりだったからでしょう。
やはり、山中貞雄は天才ですw。 >あの時代にこれだけの映画が作れるんて
君はちょっと昔の人を馬鹿にしてるな。
芸術や文学と言ったジャンルは相当昔に
すでに「完成」してしまっているものだからね。
ユーモアもそう。
昔の人はユーモアを理解できないとか思ってたの? これ観て楽しんでお笑いではロッパが居て女優は桑野通子が人気あって
戦前昭和の一般人の趣味思考センス高すぎる バクチの帰りに仇の一人を切ったあとのセリフが好きですね。
ちょび安「おじさん。あの人、ウーッ!と言っているよ」
左膳 「バクチでも負けたんだろう」
この間(マ)、このセリフ。
なんとも言えない良さ(癒し?)が、感じられます・・・
今日夜中〜NHK・BSで特番の再放送あり
2/23 0:10〜1:10 「チトサビシイ 残された3本に輝く天才」見逃したorz
映画の方は3本見られるから、チトサビシイは再々放送待つか
衛星映画劇場 丹下左膳余話 百萬両の壺 1935年・日本
2月24日(水) 午前0:20〜午前1:53(23日深夜)
衛星映画劇場 河内山宗俊 1936年・日本
2月25日(木) 午前0:15〜午前1:38(24日深夜)
衛星映画劇場 人情紙風船 1937年・日本
2月26日(金) 午前0:15〜午前1:42(25日深夜) また見たけど、面白かったなー
トヨエツ版は、確か最後チョビ安が帰ってきて感動モノを狙ったようでクサかったが
こちらは、男のボンクラ振りを表わしてジ・エンド。
ずーっと、本音で、すがすがしい!と思った。 人情紙風船は、公儀が軍部、ヤクザが右翼、
軍部ににらまれて、公開日に赤紙、最前線に
送られてソッコーで戦死、で良いですか?
髪結いのラストが格好良かった。 チトサビシイ
これは負け惜しみに非ず
悔しいわけだな。人情もクソもありゃしない時代。 監督デビュー前にも数年、兵役にとられていたはず。
だから、自身でも「2度目の召集は、無いだろう」と
半分は思ってたようだが。
前進座とべったりの仕事をしてたし、人情〜の作風もあったけど
本人はまったく左寄りの言動は無かったというのに
映画界は、どうして山中を守ろうとしなかったのか。 盤獄の一生のフィルムは何処に?
山本シンヤが見たというのは本当なのか。 >>365
人情〜の浪人や髪結いの俳優の方、すごい人たちですね。
こういう伝統も廃れて行く一方でしょうか。 「人情紙風船」は加東大介も良いんだ
悪役でヤクザなんだけど、こざっぱりしてて汚くない >>367
前進座が出る映画、傑作多いすね
『戦国群盗伝』(山中脚本)もいいけど、
なんといっても『阿部一族』が圧巻(山中じゃないけど)ですね 戦前に巨匠と呼ばれてた人でも戦後スランプから抜け出せず
その後ほとんど話題にならない人も多いから、この人もわかんないよ まぁ、スランプになって抜け出せずに…って事はありえたかもしれない。
でも小津にしても溝口や成瀬にしても最後は見事に脱したから山中だってと
思いたいな。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています