■■■ 天才・山中貞雄の「丹下左膳」 ■■■
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丹下左膳 …大河内伝次郎
お藤 …喜代三
チョビ安 …宗春太郎
柳生源三郎…沢村国太郎
(監督:山中貞雄、脚本:三村伸太郎、撮影:安本淳、音楽:西梧郎、美術:島康平)
昭和10年に作られた名作、「丹下左膳余話・百万両の壺」について、大いに語りましょう。 山中の紛失したフィルムって、会社が処分したとか、
戦争で焼失しちゃったりとかで、絶対に存在しないってことなの?
それとも映画会社が面倒くさがって、倉庫をちゃんと探してないだけ?
筒井康隆の「シネマレベル9」なんかを読むと、そうなのかもしれないと
思いたくなるんだが。 あの小説に出てきた3本のうち、2本は今では普通に観られるからな。 >>216
通り一辺には探している
もし見つかれば金になるからな
でもフィルム倉庫やネガ倉庫の台帳に
載っていない場合なんかはチェック漏れもありうる
東宝は台帳に頼らずにいちいち現物を探したので
「キングコング対ゴジラ」のネガとかが出てきた なんで今ごろ?って話なんだけど、昨日DVD買って特典映像の幻のチャンバラ場面観て震えちゃったよ!
チンピラに着物掴まれそいつの顔面を張るところや、飛び跳ねながら斬りつけるところは総毛立っちゃったよ。
失われたシーンって、ほんとはどれぐらいの長さだったんだろうか?(もう少し長そうだよなぁ) 山中の他の作品をパテベビーかなんかで秘蔵してて
ニヤニヤしてるやつっているんだろうなあチキショー 丹下左膳はビデオで見て、DVDリマスタリングで見て更に良い映画だと実感します。
シネマスコープのワイド画面では、あの味は出ない気もします。
踊る大捜査線で青島刑事に御守り渡した原ひさ子さんは、山中貞雄の映画で女形のアフレコしたらしい。
街の入れ墨者か森の石松の様だ。
とりあえず初めて見た感想。
丹下左膳が小さい!以上。 身長153センチ。70年前なら普通だが、今だと小柄。 >>222
それを持ってた人が亡くなって
その遺族がゴミだと思って
処分しちゃったりしたことも
あったんだろうなあ 子供の頃よくテレビで見た桜井長一郎の大河内傳次郎や長谷川一夫の
モノマネ。
当時は興味もなく見ていて退屈だったが、今思い出すと似てて笑える。
>桜井長一郎
懐かしいなw ガキには全く面白くなかったわ。 フィルセンにて、「山中貞雄」特集。
9/15〜9/27
フィルセンにて、「山中貞雄」特集・・・。
全部で14本ですね。
先日京都の大河内山荘へ行ってきて大河内傳次郎の丹下左膳を
見てみたいなーと(晩年の姿しか知らなかったので)思い、
「百万両の壺」のことを知ったので廉価版のDVDを買った。
けど、画質も音質も悪いのか…。ケチらないで正規版買えばよかった。 「おじさん、人間の目はひとつでも見えるんだねえ」
「あたりめえだぁ、よく見える!」
いつの時代も子どもは残酷だなと思った。 >>234
おお!たとえ1分の玩具フィルムでも、見つかるだけありがたやー。
生誕100年に何よりの贈り物だのう。
上映日のフィルセンは混むかな? 昨日、フィルセンへ行って「水戸黄門」3部作、見てきたけど
やっぱ、面白い。
脚本だけでも山中貞雄は天才だw
無声映画ながら、「丹下左膳」並みに楽しく見れました・・・ 人情紙風船の廉価DVDの画質って
正規版と比べてどう? 「その前夜」(S14年、東宝)、意外と面白かった。
新鮮組の池田屋騒動の話を、その隣の旅館から見た物語だったが
人物模様の描き方は、好感が持てる。
ここから、長十郎、翫右衛門との映画が始まったみたいです。 今まで、山中関連映画は4本しか見てなかったけど
フィルセンの生誕百年特集で、残り11本見て
とりあえず、全15本見ました。
やはり、天才は違うw この人、黒澤明と誕生日が四ヶ月ほどしか違わないんだね。なのに、黒澤が
デビューする前に何十本も監督・脚本をして死んでしまった。絵に描いた様
な「早世の天才」だなぁ。 監督のセンスとして、レベルが違うね!
黒澤は努力の人
山中は天才!
・・・・ 一人の人間としても、レベルが格段に違うよ
黒澤はお子ちゃま
山中は大人 長屋もの見ると違いは歴然だな。
黒沢の宴会は尻叩かれて嫌々やらされている感じ
それにくらべて紙風船の連中はすごい楽しそうだもんな。 山中は早死にしたから
ちょっと神格化されてるところがあるね。
これはまあまあ面白いって感じだけど、
後の二本なんて大して面白くないからな。
先日、BSでやった「浮草」(小津監督、雁次郎主演、大映)を見たけど。
当時としては、「その時代」が感じられていい映画だと思う・・・。
そこで感じたのは
登場人物の絡みで、面白いシーンも結構あったんだけど
何故か?笑いそうになって、「チョイ笑い」で終わってしまう。
これが、山中だったら「大笑い」していたんだろうなー
と思うと、これが小津と山中の違いかな?と
小津はマジメに描くから、笑いが小さく止まってしまう。
ような気がするが、どうでしょうか・・・? >>248
神格化を警戒するあまり、そういう風に過小評価になるのも、よく見るパターン。 >>249
小津も、山中が活躍していた時代に撮っていたコメディは
遊び満載で面白かったよ >>250
過小評価も何も
実際見てみたら大したことなかったからそう思っただけ。 >小津も、山中が活躍していた時代に撮っていたコメディは
>遊び満載で面白かったよ
小津作品は、あまり見ていないので分かりませんが
例えば、どんな映画でしょう?
ついでに、現在見られるのは?
よろしく、です。 >>252
それが過小評価ってことだろ。
過大評価する奴もいるし。 山中作品で描かれる死の場面には、ゾッとするほどの凄味が感じられる。
その一方で、ほのぼのとした情感に富んだ描写やユーモアのセンスも抜群。
これほど魅力的な人間味と才能を兼備した人こそ、不世出の天才と讃美するにふさわしい。
>>253
いずれもサイレントだけど、「朗らかに歩め」とか「淑女と髭」とか
「百万両の壺」の子どもが好きなら、「生まれてはみたけれど」も
スレ違いだから、この話題はこれでおしまい、続きは小津スレで >>255
山中の3本を見た後だと、どんな名画でもつまらなく
思えるから困る。 NHK-BS2でやるのは
正規版DVDと同じ素材ですか? >>261
衛星映画劇場 丹下左膳余話 百萬両の壺 1935年・日本
BS2 11月9日(月) 午後1:10〜午後2:43
衛星映画劇場 河内山宗俊 1936年・日本
BS2 11月10日(火) 午後1:05〜午後2:28
衛星映画劇場 人情紙風船 1937年・日本
BS2 11月11日(水) 午後1:05〜午後2:32 サンクス、です。
3本だけと言わず、
脚本などの関連映画もやってくれればいいんだけどね。 254
過小評価とは言わ
だから実際見てみたら大したことなかったからそう思っただけ。
>過小評価
山中の良さが分からないなんて、どんな感性しているんだろうね BSは字幕つかないからなあ
なに言ってんだかよくわかんないから
初心者には薦めにくいなあ 少なくとも「丹下左膳余話 百萬両の壺」が楽しめない奴は信用できない。 >>269が「丹下左膳余話 百萬両の壺」を楽しめなかったことだけはよく判った。 確かに「丹下左膳余話 百萬両の壺」が楽しめない奴は
どいう映画観しているのか、わからんなー。 映画なんて好き嫌いがあるわけだし、
楽しめない人がいても当然だと思うが。
沢村国太郎って顔と声に長門と津川の要素が絶妙に入り混じってて見るたびに
笑ってしまう。 >>273
嫌いな人がわざわざこのスレに来るのかw 山中貞雄の伝記はどれがオススメでしょうか
映画化とかドラマ化とかされてると
イメージしやすくていいんですが >>276
加藤泰の山中本が1年前に再版されたから、なくならないうちに買っといた方がいいよ 「シネマ堂本舗」でやってましたね
「百万両」について麻里たんと夜通し語り合いたい! パラパラマンガにカット割り、アングル、カメラワークがあるなんて! しかしいまさらBS-2で放送しても
もともとその凄さを知ってる連中が見るだけで
初めて見るやつなんておるんじゃろか
山中紹介サイトも更新ないから
放送を知らない人も多いよねきっと 特典映像つきの日活正規盤をTSUTAYAで借りた俺ガイル 黒木和雄の山中貞雄伝記映画って
「炎のスクラムトライ」ってやつだよね?
昔古本屋で台本を手に取ったけど買わなかった
今激しく後悔してる 先生!「百万両」のDVDは正規品と1000円のやつどっちがいいんですか!! 問答無用で正規盤を買え
画質、音質、特典映像など比較にならない おれは百万両のハイビジョンソースのやつを持ってる。
雨だれノイズが格別にシャープ。 国会中継でスケジュール変わったんだな
BS2 11月10日(火) 午後1:10〜午後2:43 丹下左膳余話 百萬両の壺
BS2 11月10日(火) 午後2:50〜午後4:13 河内山宗俊
BS2 11月11日(水) 午後1:05〜午後2:32 人情紙風船
http://www.nhk.or.jp/bs/cinemacalendar/index.html
先生!人情紙風船の台湾正規品ってどうなんですか!
リージェンオールで日本語字幕付きで格安という気前のいいシロモノなんですが! 以前WOWOWで見たとき「河内山」はイマイチ楽しめなかったが
今回見直したら「壺」より楽しめた
HIROちゃんのしょーもないかっこつけ
河内山の女房に対する素っ気なさ
用心棒先生の所在無さ 正規品、1000円、BS-2
どれが画質一番良かった? 海野又十郎が気持ち悪い
死んだ父のコネだけを頼りに仕官しようとして
断られたら悪事に手を貸して
毛利が困ってたと知るとニヤニヤ
自ら浪人になり用心棒をしながら死に場所を探してた金子や
自由を貫いて死んだ新三に較べると・・・
自然主義が山中の狙いだったのか?
人情がどうこうって話じゃないだろこれは >>299
千葉のコレクターの所蔵する『磯の源太 抱寝の長脇差』を実際に見たというの
だから驚いた。
再現映像を撮影するよりその制作費を懸賞金として探し出して欲しかった。 >>299
千葉のコレクターの所蔵する『磯の源太 抱寝の長脇差』を実際に見たというの
だから驚いた。
再現映像を撮影するよりその制作費を懸賞金として探し出して欲しかった。 >>299
千葉のコレクターの所蔵する『磯の源太 抱寝の長脇差』を実際に見たというの
だから驚いた。
再現映像を撮影するよりその制作費を懸賞金として探し出して欲しかった。 噂はあったよね。
都市伝説みたいなものだと思ってたんだけど、本当だったとは。
黒澤の『白痴』完全版も熊井啓が確認しているし、幻の名作を隠し持っている人はけっこういるのかもしれないな。 >>304
遺品は残っていないのかなぁ
一緒に火葬しちゃったのかなぁ 息子は親のコレクション癖のおかげで
散々嫌な思いをしてきたので
そんなコレクションなんかゴミ焼却場へポイっと たまーにフィルムセンターで上映される伊藤版「丹下左膳第一篇」と比較すると
よくぞここまでキャラを変えて、作品として成立させたなと感嘆する。
もちろん2つともいい作品だけど、林不忘が山中版に怒った真情が俺にはいまだに理解できない。 出来が良い悪いじゃ無く、シリアスハードな作品をほのぼの人情物にされたら、そら怒る罠 シグルイが映画化されたと思ったら、花山大吉になったようなもんだからな 伊藤大輔の第2篇(剣戟篇)で毒を盛られた源三郎を救いにきた左膳
「死ぬな新陰流」と戸を開き鞘をくわえいざ抜刀しようとドキドキしたラストシーン。
それがほのぼのとしたムードで始まり、剣豪のイメージを一転させた山中貞雄作品だから
原作者も怒ったというか、異議を唱えたわけだろうな。
長谷川伸みたいに瞼の母のラスト改篇を許すのは例外、やはり原作者なりの作品ヘの思いはあると思う。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています