黒澤明 どん底
長屋で展開される人間模様の悲喜劇、
ユーモラスに転調するかと思えばまた絶望へ。
この映画にはあらゆることが詰まっている。
三井弘次や千秋実といった名脇役というイメージの役者が、
一世一代ともいえる演技をみせてくれるのも魅力。 >>217
まぁ地味な話だし、人から「どん底ってどんな粗筋?」と聞かれても窮するしな。
話し黒澤らしいヒューマニズムや活劇求めてる人は自然と避けているのかもね。
この作品は、三船と大家の妻とその妹で演じる悲劇に、
他の人が歌で彩るオペラみたい。
歌を歌う人達がすごく調和して上手なの >>207
笑うどころか、俺はぎょっとしてしまうんだが。 「どん底」ってリアル2chだなぁと思って観ている。 なるほど!さしずめ馬鹿囃子=VIPの所謂「才能の無駄使い」スレか 木賃宿の貧乏人のくせして、動きが脂ぎってエネルギッシュ。 三船以外の野郎共はどうやって性欲処理してたのかな? おかよ坊よりおせんのほうが魅力的だ、スタイルもいい。
でも夜鷹とはいえ、あんな野郎共だらけの長屋はきついだろうな 馬鹿囃子いいなぁ
あの曲どこかで手に入れられないのかしら 黒澤明映画音楽全集で聞ける…けど、映画そのままだけどね 根岸明美が一生懸命演技してるのに、
鼻緒を直してる千秋実に目が行って仕方が無いw 上で書いてあるけど、この映画は、
舞台劇のように、同じアングルの画面が続いたりする。
すごいのは、同じアングルのまま、あの長屋から誰もいなくて空っぽになる瞬間。
あんな間は、普通は映画ではご法度だろうが、すごく効果的だった。
三井弘次は、他の黒澤映画ではチョイ役ばかりで残念。
なかでも、あの隠し砦での使われ方は、なんだかな(w >三井弘次は、他の黒澤映画ではチョイ役ばかりで残念。
五社協定というの知ってる?
脇役だから、出られたんだよ。 >255
聞いたことあるけど、意味を知らないです。
どんな協定? >>255
五社協定は知っているが、
三井弘次が大手に所属していたとは
はじめて聞きました。
三井弘次(松竹)とクレジットされてたと思うけど。
違ったか? 三井弘次は松竹所属。
五社協定っていういけど実際は一律に縛ってたワケじゃないでしょ。
50年代後半とか六社協定になってからはかなりうるさくなった様だけど。
スターやスタッフの貸し借りはあったからね。
黒澤作品で三井がちょい役ばかりという事と五社協定そのものは別に
関係ないと思う。
すまん、最後の意味が全く分からん
「役者」って誰だ
どんなことしてた役? >>261
ごろうろっぷの病気に罹っていた人(藤原釜足)
元役者で、劇中「三人吉三」の名ゼリフを披露する場面もありました。
ラストは、現実を忘れてドンチャン騒ぎしていたところへ、役者自殺との知らせがあり、
全員、現実に引き戻され暗い表情になります。
人生を客観視して楽しんでる遊び人(三井弘次)は、場がシラケてしまったので、
「せっかくの踊りをぶちこわしやがった、馬鹿野郎」と悪態をつきます。 >>262-263
サンクス
寺行って酒飲みやめるって言ってた人ね。
実況で最後はびっくりしたとかいうレスがあったから、
三船でも出てくるのかとでも思ってたら、
え?何?くびつったって言った??やくしゃ?誰やねん?とか頭の中でグルグルして何も分からなかった。
一回目で役名まで把握出来ないんだよなー
まあそれより実況とか見てるなって話なんだがw
集中も出来たし最後がどうたらとか聞かないで済んだしね(でも役名に関しては集中してても難しい) 月も朧に白魚の 篝も霞む春の空
冷てえ風もほろ酔いに 心持ちよくうかうかと
浮かれ烏のただ一羽 ねぐらへけえる川端で
竿の雫か濡れ手に粟 思いがけなく手に入る百両
ほんに今宵は節分か 西の海より川の中 落ちた夜鷹は厄落とし
豆沢山に一文の 銭と違って金包み
こいつぁ春から縁起が良いわぇ これの音楽って
冒頭の鐘の音と
馬鹿囃子と
最後のチョン!だけだよね? 平成たぬき合戦ぽんぽこと同じ映画製作者=世捨て人=どん底
てのを、長屋話に荷包んで誤魔化してる話w 寝たきりのおかみさんの演技がみてて辛過ぎる・・・
俺の母親も一生貧乏のまま病に伏して死んでいった。
涙でみてられないんだよ >>264
ちゃんと観てなかったでしょう?
貴方の質問にびっくりしたよー! どん底 俳優名鑑
ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4112400 録画してたのにラストだけ映っていない…。
バカバカバカ。 お遍路さんがどう見ても貧乏神…いや、死に神にしか見えません。
原作ではどんなニュアンスのキャラなんでしょうね? >>268
マジかよ。お母さんをよおく供養してあげてくれ。
きっと喜ぶよ。 生きて死ぬ。それだけ。
楽しいも、苦しいもない。
楽しかったらどうだというのだ。
苦しかったから何だというのか。 >>269
初見には俳優の把握は難しいでしょう
それもあまり馴染みのない俳優ばかりだと それはあんまり関係ないと思う。
七人の侍で
七郎次と五郎兵衛の区別が
つかないとか言うやつもいるからな。
衣装、ひげで簡単にわかりそうなもんだが。 山中貞雄の人情紙風船観たらこの映画と雰囲気似てるね
たぶん黒澤は人情紙風船のこと頭に有ったんじゃね? BS2で初めて観た。 放送前の前説で“嘘”の話と、左卜全の存在を
どの様に捉えるかも見所だ、の様な話をしていたが、山本監督は
「自分は、左卜全はキリストの様な存在じゃないかなと思ってる」
と答えてた。
何か、そこの部分は監督はワザと嘘をついて、本当の事を
言ってなかった気がするなあ。 同心が来たとたんに逃げ出すキリストなんざいないやね。 山本は今回の特集を仕切る立場にあたって、自分が本当に言いたい事は殆ど伏せる、と決めてる節が見えるんだよ。
晩年の本木Pとの交流から相当の内情は聞き知ってるはずなのにそういう経緯さえ一切言及しない。
仲間内で本木の葬式を出した時に電話で黒澤に詰め寄った事がある事さえおくびにも出さない。
多分今回の特集において、山本は提灯持ちに徹する事に決めてるんだろうな。 「いっそ今みんなくれちまいなよ。」
「・・・ひぃふぅみぃよッ!4枚あらぁ。」
「・・・たしかに、明日バクチできれーにスってやる。」 テレビ朝日「TVタックル」でのビートたけしの発言(11月3日)
「みんな、国民はいらついてるよ〜ほんとにねえ・・選挙やったほうがいいと思うんだけどな〜」
国民の良心ビートたけしも早期解散しない麻生にあきれている!!!!!
今、いらいらしない奴って空気よめてね〜〜〜
さぁみんなーーー国民の良心ビートたけしに続けーーーーーーーーーーーーーーーー
草の根から早期解散を求める怒りの声をもっとあげるんだ〜!!ウォーーーーーーーーー!!!!!!
「わしもそろそろ、お暇さ」
「ふん、尻に帆かけてか」
「なんだって?」
「俺の眼は節穴じゃねぇ、おめえさん、ただの鼠じゃねぇとにらんだが、どうだぃ
足元の明るいうちに、さっさと荷物をまとめて出ていきな!」
「そういうおめえさんの足元はどうだい」
「なんだと!」
「どんな悪い奴だって、だれかにゃぁ、好かれてれるんもんだ。その好かれてる奴に嫌われたら
おしまいだと言うのさ」
記憶で書いたから、細かいとこ間違ってるだろうけど、めちゃくちゃ好きな好きなシーン。
雁治郎とボク全の神演技。ボク全は五十鈴の事を言ってるんだよね〜 オレ、ダイエットの食事制限の解禁日ってことで、たまに食べ放題のとこに
行ってるんだけど、今度行った時に、鋳掛屋のおかみさんの、
「ほんとだよ、お腹一杯、食べたこともないんだよ…、なんの因果かねぇ…」
っていうセリフを思い出して、メシを噴出しそうな気がする
この映画を観ると栄養満点で腹いっぱいになる。
それにしてもうちの母ちゃんと同じ年の香川京子がかわいい。
後、山田五十鈴の女優根性にはあっぱれ! >>289
本当、山田さん怖かった…
香川さんは声潰れちゃうんじゃないか?ってくらい最後叫んでたね。 口パクでいいのにちゃんと歌ってるとこがなんともパパパヤーですな 口パクではせっかくのト全風味が薄くなってしまうでパヤ。 現在ではこれだけの生活観のある役者集められないね。それぞれに役に会った
いい顔、今の俳優でこれだけの表情・顔をした人いないでしょう。昔は役者の
層が厚かったと今さらながら現在の芸能界・・うまいいい役者いないね。 どん底見てるとみんな臭そうだな〜って思う
今日地下鉄でリアル乞食と隣り合わせたもんで、あの時代って匂いとか気にしてなかったのかすげー気になるんだが
俺が思うに
桶かぶりが最凶
役者、殿様、おかよ坊あたりが強臭
三井と捨吉はメントールの匂いがしそうだw
おかよ坊は臭そう、いい意味で それは映画の雰囲気を出すために異臭を放ったのさ どですかでんとかもう見てるだけで気持ち悪い どですかでんより俺は乱の方が気持ち悪い
何にしてもこの時代になってくるとネタ映画としてみたら全然怖くない。
だけどこのどん底は違う。あれだけのどん底を黒澤以外の誰が描けるっていうんだ 恥ずかしながら、はじめてみました。自分も三井弘次の遊び人にやられました。
あまりにも、想像を絶するほどの芸達者ぶりに。 乱、影武者、こんなのと一緒にくくられてしまうような映画じゃない はぁ?
何度も繰り返し観て、それでも面白い「どん底」なのに 自演でなくて他の人が「どん底」が駄作だと言い出したら号泣しそうだな。
今後も見る気はさらさらないくせに。
実際「どん底」はそんなに面白い映画じゃないよ。 「どですかでん」が面白くないって言われると、軽く流せるが、
「どん底」が面白くないって言われるのは、なんつーか、ガッカリ
するな。こいつとは映画の話出来ねえ…、って思う。 映画の70パーセントぐらいは退屈な内容のような気がしなくもないが
よく観てしまう これはすごい映画だと思います。自分のなかで、黒澤さん再評価。 シャンテで見た。
三井弘次と藤原釜足すごすぎ。
馬鹿囃子が頭から離れない。