☆★☆ 女優 司葉子 ☆★☆
>>18 松竹で主演した「紀ノ川」('66)はどう? >>16
> 司さんは人柄は良かったからどこの映画会社でも上手くやって行けたと思う
映画会社に余裕がある時代はそれでいいんだけど、
斜陽になってからは、そういう人はTVに写ったでしょ。
>>22
10年間って期間は、
「とにかく10年間一生懸命やってみなさい」と家族親族に言われたんだったと思う。 >>33
渋谷は司が気に入らなくて、台詞削りまくった(ゲスト出演だからもともと
少ないのに)らしいよ。
司は手作りのお菓子かなにか差し入れして宥めたとか…
渋谷作品と言えば、いかにも「古臭い喜劇映画」って感じのオーバーアクト。
現在の評価は低いかも。 小津作品や成瀬作品の主人公を演じていたので、結構新刊の映画本でスチール写真を拝める。 / ノ⌒ヽ) < ハイ!百円!
ヽ(ヽ‘ _>‘〉つ )) 小津映画のヒロインと言えば何と言っても原節子だけど、司葉子も当時の
若手の中では原に次ぐぐらいのポジションだよね。
小津の戦後の代表作の中で、女性が主人公と言えるのは、嫁ぐ娘を描いた
『晩春』『麦秋』『秋日和』の3本。
原節子が娘の役で2作、母親の役で1作主演。
司葉子主演は1作。
『彼岸花』と『秋刀魚の味』は、父親が主人公。
娘の有馬稲子や岩下志麻は重要な役ではあるけど、出演場面は6〜7シーンで、
『晩春』の原や『秋日和』の司の半分もなかった。 「秋日和」の司葉子と、「秋刀魚の味」の岩下志麻は、
出番は岩下の方が少ないかも知れないし、
司の方が美しく撮って貰えていたかも知れないが、
どう考えても、岩下の方が重要な役で出ているよ。
「秋日和」の原節子←→司葉子
「晩春」の笠智衆 ←→原節子
で対比すると、司は娘役としてより軽い役でしょ?
「晩春」で原節子がやっていた役割の多くを、親爺どもがやってしまっているから。 >>46
>「晩春」で原節子がやっていた役割の多くを、親爺どもがやってしまっているから。
う〜ん、ちょっと分からない。
むしろあの親父トリオって、『晩春』の杉村春子や「おじ様」に近いと思うけど・・・
『晩春』と『秋日和』の娘は神聖な存在で、基本的に同一の役だと思う。
『晩春』の父親は俗の存在だけれど、聖俗の仲介者のような役割を担っていた。
『秋日和』は母親に変更されたことで、母娘とも神聖な存在になっている。
で、俗のパートは親父たちが受け持ち、聖俗の仲介者として岡田茉莉子(俗側の人)が登場。
小津は『彼岸花』の有馬や『秋刀魚の味』の岩下には、神聖さを求めていなかったみたい。
だからどうしてもこの2作は小津映画独特の、「神聖な存在が中心にいる」という感じがしなくて・・・
それでも二人とも俗の存在なりにそれぞれ適役だったし、俳優としても代表作のひとつだとは思う。 __ グイッ
> ーuノノノ
/ ノ⌒ヽ) ))
⌒し(ヽ‘ _>‘〉
/ヽ>'/\
|三三三三| あの映画見ても、今でもそれなりの雰囲気ある演技するんだから、政治活動もとりあえず
終わったことだしドラマでも映画でも出ればと思うんだけど、最近は
舞台もあんまないね ラブホテルでクドカンに押し倒されて、パチパチッ(瞬き)・・・って場面がよかった。 ttp://www.youtube.com/watch?v=ikGUkPQCsZE
『秋日和』予告編 『御用金』の司葉子は、なんだか得体の知れない、不気味な感じがした。
浅丘ルリ子が鉄火肌の姐さんを好演していて、こちらは分かり易い役柄だったから余計に。 四大巨匠の主要作品に出演した女優の貢献度を比較すると、
溝口健二・・・『祇園の姉妹』『浪速悲歌』『西鶴一代女』『雨月物語』『山椒大夫』『近松物語』
田中>山田・香川>京
小津安二郎・・・『晩春』『麦秋』『東京物語』『彼岸花』『秋日和』『秋刀魚の味』
原>司>淡島・田中・有馬・山本・岡田・岩下
成瀬巳喜男・・・『めし』『稲妻』『おかあさん』『浮雲』『乱れる』『乱れ雲』
高峰秀子>原・司>田中・香川
黒澤明・・・『羅生門』『七人の侍』『生きる』『用心棒』『天国と地獄』
京>山田
同世代ではフリーだった香川京子が各社の巨匠監督に重用されているのは分かるけれど、
東宝専属の司葉子も溝口監督以外は重要な作品に出演しているね。 4人全てに出てそれなりに印象的な人として、同世代では久我美子もいる >>56
小津の最後のところに京マチ子も入れてやってくれ。
それから絹代は司よりも貢献度大だろう。戦前の作品があるから。
杉村、浪花、浦辺はやはり番外なのか… >>58
>絹代は司よりも貢献度大だろう。戦前の作品があるから。
作品の評価と監督の好みで選んだので、1本しか出演していなくもトップになっていたり(京)。
小津監督の『彼岸花』の田中に対する評価は、「俳優の中では田中絹代だけがよくない。
彼女自身は強い性格だが、映画の中ではちっとも強いものが出せない。」
田中絹代も、「自分は小津作品では劣等生だった」と述懐していた。
>杉村、浪花、浦辺はやはり番外なのか…
一応主役、準主役クラスを中心に。
脇役まで含めるとあまりにも多くなってしまうので。
佳作も一部加えると、
溝口健二・・・『浪華悲歌』『祇園の姉妹』『西鶴一代女』『雨月物語』『山椒大夫』『近松物語』
『滝の白糸』『祇園囃子』『赤線地帯』
田中>山田・香川>京・水戸>入江・木暮・若尾
小津安二郎・・・『晩春』『麦秋』『東京物語』『彼岸花』『秋日和』『秋刀魚の味』
『一人息子』『父ありき』『早春』『浮草』『小早川家の秋』
原>司>淡島・田中・有馬・山本・岡田・岩下>飯田・岸・久我・京・若尾・新珠>香川
成瀬巳喜男・・・『めし』『稲妻』『おかあさん』『浮雲』『乱れる』『乱れ雲』
『妻よ薔薇のやうに』『鶴八鶴次郎』『あにいもうと』『晩菊』『山の音』『流れる』
高峰秀子>原・司>田中・香川>千葉・山田・京・久我・杉村・岡田
黒澤明・・・『羅生門』『七人の侍』『生きる』『用心棒』『天国と地獄』
『酔いどれ天使』『野良犬』『蜘蛛巣城』『隠し砦の三悪人』『椿三十郎』『赤ひげ』『どですかでん』
京>山田>久我・津島・島崎・小田切・上原・司・入江・団>香川 ttp://bubble6.2ch.net/test/read.cgi/meikyu/1138580097/545 >>59
戦前の田中絹代は無視かよ!
大学は出たけれど、落第はしたけれど、お嬢さん、
青春の夢いまいづこ、東京の女、非常線の女、箱入娘
東京の女、非常線の女は小津のベストって言う人もいるのに。
司葉子の方が上って頭おかしいだろ。 >>61
>東京の女、非常線の女は小津のベストって言う人もいるのに。
そりゃまあ>>59だって個人の感想ですから。
現在の小津の評価はやっぱり戦後の作品中心だと思う。
それも小津スタイルを確立した『晩春』以降の。
田中絹代は小津映画に主演した女優のなかでは、多分監督から一番の酷評を受けた人。
監督自身の原節子評とのあまりの落差にビックリした。 鈴木英夫〈その9〉 インタビュー:池部良A
■ 『不滅の熱球』について
ttp://eiganokuni.com/blog/kimata/2007/08/9.html >>64
田中絹代は最初は2番手ぐらいかと思ったけど、小津監督の田中に対する評価が
あまりにも低いので降格。 評価低いわけないじゃん。
別に使うしがらみもないのに「彼岸花」まで使っている。
旧知の仲だから辛口なだけだろう。
それから「宗方姉妹」で厳しいことを言ったのは、
アメリカ帰りで叩かれた田中絹代を、
これ以上悪者にしないための出来レースだと言われている。 「乱れ雲」の司さん、綺麗だったな。
クール・ビューティという言葉がぴったりの人。
スタイルもいいし上品だし。
もっと成瀬映画で見たかった。
『父ちゃんのポーが聞こえる』の継母と、『ノストラダムスの大予言』の丹波の妻。
共演の若手女優より妙に美人で目立ってた。 息子の相澤英孝さんが司葉子の息子としての立場から沢尻騒動にコメントw
> 女優司葉子を母にもつ相澤英孝(一橋大教授)も
> 「話が通じると思う方が間違ってる」と笑う。
(略)
> 相澤は「普通の人と違った感性をもった人たちなんだから、
> 違って当たり前。ちまちままとまった女優じゃ面白くない。
> (お母様は?に)ときどき話が通じないことがあります(笑い)」 鈴木英夫〈その10〉 インタビュー:司 葉子
ttp://eiganokuni.com/blog/kimata/2007/11/10.html#more 田中絹代は小津には合わなかったな
小津映画の最高のヒロインは岩下志麻でしょ テレビ東京でやっている大忠臣蔵に若いころの司葉子が出ている。
大石内蔵助(三船敏郎)の妻、大石りく役。 >>75
撮影当時は身重で、セットで何かの拍子に転んだら三船敏郎がすっ飛んで来たとか。 衛星映画劇場 上意討ち 拝領妻始末 1967年・日本
BS2 12月12日(水) 午後9:00〜11:02
〔出演〕三船敏郎、司葉子、加藤剛、仲代達矢、山形勲 ほか
(1967年・日本)〔白黒/レターボックス・サイズ〕 司さんは三船敏郎との組み合わせがスゴクいいような気がするわ。
東宝超大作「日本誕生」ではスサノヲ(ヤマトタケル)に三船さんで、
司さんはその御后である弟橘姫(オトタチバナヒメ)。
DVDのジャケ写が剣を携えて勇ましい三船さんに、
若く可憐な司さんが寄り添う姿を見ると、何だか微笑ましいの。
年が離れているぶん、ヘンな男女の関係を感じられない代わりに、
司さんが東宝の大先輩の三船さんを兄のように慕い、
三船さんも司さんを妹のように可愛がって大事にしたのが分かるわ。 メイ牛山の訃報に
◆客として親交の深かった女優、司葉子(73)
「私が女優になったのも、先生に声をかけていただき、
雑誌の表紙モデルをしたのがきっかけのようなものでした。
以来、しょっちゅう美容室に行き、人生のさまざまなことに
相談に乗っていただきました。今は親を失ったような気持ちです」 >>82
お金持ちの重役夫人という役柄はあっていたね。 なんであんな若い美人妻の旦那が小沢栄太郎なんだよw この人の細さなら現代でもモデルで通用するな
当時はガリすぎてキモいみたいな評価あったのかな 『小早川家の秋』
ttp://jp.youtube.com/watch?v=W6SvMPwpOJE&feature=related >>91
「キモい」ってあの司葉子に使うと語彙貧弱な印象受ける・・・
司葉子は細くても病的な雰囲気では全然なかったし
洋装・和装、帽子、何着てもすごく似合う稀有な美貌。
まさに和製ジョーン・フォンテイン!
透明感のある美しさが共通点。 「紀ノ川」良かった!
特に東山千恵子と一緒のシーンは
(冒頭部分や乳型を作って祈願するところなど)
とても綺麗に撮れている。
「乱れ雲」と甲乙つけがたいな。
武満とか成島ってやっぱすごいわ。 司も今に至るまでその2本には必ず言及するほど思い入れが そんなに良かったっけか。
紀ノ川はすげー長いから再見する気になれんかったが
なんか見たくなってきた。
確かに武満&成島コンビはいいね。
このコンビ作で俺が見た中で他に
古都
儀式
青幻記・遠い日の母は美しく
がよかた。 成島は松竹だから岩下志麻の印象が強いな。
東宝は女性映画弱いから「紀ノ川」出られて本当に良かったと思う。
専属俳優に他社の映画をベストの一本として上げられる東宝ってどうなのよ。
東宝のプロデューサシステムの悪いところが出ていると思う。
結構いい映画でも、例えば「その場所に女ありて」、脇が専属ばかりで、
うまく効果を上げられてない。松竹は非専属の役者をうまくつかってる。 今週の月曜「日本映画専門チャンネル」でやっていた1958年の映画の中の
司も美しかったねぇ。
着物姿が絶品だった。
まさにしっとりとした日本美人の代表だね。 「紀ノ川」
「香華」
「華岡青州の妻」
有吉佐和子原作の紀州女性三部作 61年頃の新聞のインタビューを読むと、なかなか骨のあるところを見せている。
入社して二年くらいは会社に大切に守られてきたが、何もわからない頃だったので、
今振り返ると無駄な時間だった、とか。「秋日和」で小津先生に鍛えられたことが大きかった。
東宝は女性映画が弱いので、何とか自分に合う企画をと、専属契約を延長を結ばずに会社と交渉して、
その結果、「生きとし生けるもの」の主演がきたり、「用心棒」で黒澤作品に出ることができた、と。
東宝の枠内で、プログラムピクチャーに酷使されることをよしとせず、
戦っているところがうかがえる。
堀川の「生きとし生けるもの」、確かにいい映画だった。 『用心棒』の前にも黒澤作品への出演交渉があったけど、会社が掛け持ちを許さない黒澤監督に
長期間拘束されるのをいやがって、そのまま企画が流れてしまったらしい。
多分シェークスピア作『テンペスト』の翻案で、プロスペローの娘のミランダ役。
『用心棒』は出演シーンが少なく、拘束時間が短いのでOKだった。 美人だけどなんかパッとしないイメージ。
ハリウッド女優では言えばシド・チャリシーみたいな。 司葉子って今見ると、監督にはけっこう恵まれてるね。
小津安二郎や成瀬巳喜男の晩年の名画で主演したほぼ最後の世代。
同じ世代では、岡田茉莉子も助演ながらいい作品に出てる。 30年〜34年生まれあたりは層も厚く、世代的にも恵まれている
いわゆる巨匠の戦後の全盛期に20代から30歳あたりまでの一番美しい時を過ごした
原節子や高峰秀子は戦争挟んでるからね 「妻という名の女たち」の司葉子さん綺麗だった。
ろくでなしの夫と別れて正解、もっと早く別れればよかったのに。 >>112
香川京子にはヒヒジジイが執着するような色気がないし、
団令子だと自力で逃げそう。
白川由美は、司葉子の代役っぽい。 司葉子ほどの大物を、って意味ね
二線級の女優でもよかったのでは 「七人の侍」の加東大介出演エピソードはご存じでない? 家庭画報の9月号に悠々自適な別荘ライフぶりが載ってる アテネ・フランセで上映された『その場所に女ありて』は、ニュープリントだったらしいね。
そろそろDVD化してほしい。 都内某所で司葉子さんをみかけました。
顔が小さくて品があってとても綺麗でした。あの年齢でもあんなに綺麗な人がいるんですねぇ! >>118
もっと詳しく!どんな香水の匂いがしたとか
ついでに息子さん婚約おめ そして相田翔子も司葉子が気にいらないのであった…
だったら面白いのにねw 「お母様の出てらした『乱れ雲』素晴らしかったですわ。」と言えば仲良くなれるのに 「お母様の出てらした『ひき逃げ』も素晴らしいですわ。
間男との愛欲の果てに引き起こした事故を隠そうと色々画策するところなんて、
代議士の妻を目指す以上、お手本にしたいと思いますの」と
言えば仲良くなれるのに。 永い間津川雅彦と付き合ってたでしょ結婚は大蔵官僚だったけど
その時津川雅彦振られたみたいな事週刊誌に出てた記憶ある
旧家の育ちだからお姉さん達が反対したらしい 純情そうに見えて津川のテクに溺れてた葉子たん・・・。
今となっちゃどうでもいいが。 しばらくは仕事で一緒になるのは避けてたみたいだが
もう思い出になったのだろう
かなり以前から2人は一緒に居る事避けてないね 今時専で再放送してる83年版大奥で津川と夫婦役で競演してるね。
官能的(主体)
[よろめきタイプ] ↑ [淫奔タイプ]
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司葉子 原節子 | 高峰三枝子 山田五十鈴
| 岸恵子
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山口淑子 | 有馬稲子 浅丘ルリ子
佐久間良子 | 岡田茉莉子
非セクシー←―――――――――――┼―――――――――――→セクシー(客体)
久我美子 岩下志麻 | 淡島千景 京マチ子
倍賞千恵子 | 山本富士子
|
高峰秀子 田中絹代 | 藤純子 木暮実千代
香川京子 吉永小百合 | 若尾文子
|
[健全タイプ] ↓ [水商売タイプ]
非官能的