☆★☆ 女優 司葉子 ☆★☆
61年頃の新聞のインタビューを読むと、なかなか骨のあるところを見せている。
入社して二年くらいは会社に大切に守られてきたが、何もわからない頃だったので、
今振り返ると無駄な時間だった、とか。「秋日和」で小津先生に鍛えられたことが大きかった。
東宝は女性映画が弱いので、何とか自分に合う企画をと、専属契約を延長を結ばずに会社と交渉して、
その結果、「生きとし生けるもの」の主演がきたり、「用心棒」で黒澤作品に出ることができた、と。
東宝の枠内で、プログラムピクチャーに酷使されることをよしとせず、
戦っているところがうかがえる。
堀川の「生きとし生けるもの」、確かにいい映画だった。 『用心棒』の前にも黒澤作品への出演交渉があったけど、会社が掛け持ちを許さない黒澤監督に
長期間拘束されるのをいやがって、そのまま企画が流れてしまったらしい。
多分シェークスピア作『テンペスト』の翻案で、プロスペローの娘のミランダ役。
『用心棒』は出演シーンが少なく、拘束時間が短いのでOKだった。 美人だけどなんかパッとしないイメージ。
ハリウッド女優では言えばシド・チャリシーみたいな。 司葉子って今見ると、監督にはけっこう恵まれてるね。
小津安二郎や成瀬巳喜男の晩年の名画で主演したほぼ最後の世代。
同じ世代では、岡田茉莉子も助演ながらいい作品に出てる。 30年〜34年生まれあたりは層も厚く、世代的にも恵まれている
いわゆる巨匠の戦後の全盛期に20代から30歳あたりまでの一番美しい時を過ごした
原節子や高峰秀子は戦争挟んでるからね 「妻という名の女たち」の司葉子さん綺麗だった。
ろくでなしの夫と別れて正解、もっと早く別れればよかったのに。 >>112
香川京子にはヒヒジジイが執着するような色気がないし、
団令子だと自力で逃げそう。
白川由美は、司葉子の代役っぽい。 司葉子ほどの大物を、って意味ね
二線級の女優でもよかったのでは 「七人の侍」の加東大介出演エピソードはご存じでない? 家庭画報の9月号に悠々自適な別荘ライフぶりが載ってる アテネ・フランセで上映された『その場所に女ありて』は、ニュープリントだったらしいね。
そろそろDVD化してほしい。 都内某所で司葉子さんをみかけました。
顔が小さくて品があってとても綺麗でした。あの年齢でもあんなに綺麗な人がいるんですねぇ! >>118
もっと詳しく!どんな香水の匂いがしたとか
ついでに息子さん婚約おめ そして相田翔子も司葉子が気にいらないのであった…
だったら面白いのにねw 「お母様の出てらした『乱れ雲』素晴らしかったですわ。」と言えば仲良くなれるのに 「お母様の出てらした『ひき逃げ』も素晴らしいですわ。
間男との愛欲の果てに引き起こした事故を隠そうと色々画策するところなんて、
代議士の妻を目指す以上、お手本にしたいと思いますの」と
言えば仲良くなれるのに。 永い間津川雅彦と付き合ってたでしょ結婚は大蔵官僚だったけど
その時津川雅彦振られたみたいな事週刊誌に出てた記憶ある
旧家の育ちだからお姉さん達が反対したらしい 純情そうに見えて津川のテクに溺れてた葉子たん・・・。
今となっちゃどうでもいいが。 しばらくは仕事で一緒になるのは避けてたみたいだが
もう思い出になったのだろう
かなり以前から2人は一緒に居る事避けてないね 今時専で再放送してる83年版大奥で津川と夫婦役で競演してるね。
官能的(主体)
[よろめきタイプ] ↑ [淫奔タイプ]
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司葉子 原節子 | 高峰三枝子 山田五十鈴
| 岸恵子
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山口淑子 | 有馬稲子 浅丘ルリ子
佐久間良子 | 岡田茉莉子
非セクシー←―――――――――――┼―――――――――――→セクシー(客体)
久我美子 岩下志麻 | 淡島千景 京マチ子
倍賞千恵子 | 山本富士子
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高峰秀子 田中絹代 | 藤純子 木暮実千代
香川京子 吉永小百合 | 若尾文子
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[健全タイプ] ↓ [水商売タイプ]
非官能的 原節子がよろめきなわけないだろ。
健全と淫乱が等価で揃ってる素晴らしさだぞ。 さすがにここまで単純に分類できないだろうが
昔の女優は美人なだけじゃなくて、わかりやすい個性と魅力があったよね。
今の女優は顔も雰囲気も普通、普通以下ばっかり。もっと綺麗な人が見たいよう。
>>135
最上段の5人はみな淫蕩だよ。
[よろめきタイプ]はセックスアピールに乏しいから、「外見は淑女、中身は淫ら」ってパターン。
[よろめきタイプ]・・・・貴婦人、キャリアウーマン
[淫奔タイプ]・・・・・・・愛人、破滅型
[水商売タイプ]・・・・・芸者、娼婦、侠客
[健全タイプ]・・・・・・・かたぎ、小学校教諭等
まあごく大雑把な分類ってことでw >>134
デコちゃんは二十四の瞳じゃ健全だけど浮雲なんかじゃエロいぞ。
非セクシーじゃないと思う。 >>138
『浮雲』の高峰秀子はエロくなかったと思う。
エロい男にひたすら翻弄される役だから、それでいいんだけど。
森雅之や岡田茉莉子は、見るからに恋多き[淫奔タイプ]。
小津映画の結婚前の清潔な娘は役柄としては健全なのに、どういうわけか[健全タイプ]の女優が
演じると埋没しちゃってうまくいかない(『秋刀魚の味』の「路子」はキャラが異質なので例外)。 うん「浮雲」はエロくないな。もともとそういうキャラ設定だし。
「雁」ですらエロくない。むしろプライベートが・・・。 昔が細すぎたから現在で人並みでは?
司さんの若い頃は外見的には一番好きな女優さんだなあ。
本人の著書にありますが、
姉2人、父、母と全員美形一家なんですよねー驚異的。
決して自慢とかじゃなくて、様々な家族のエピソードから分かる事。 なにを観てデブとか言ってんだろう。これだから女優は大変だね。 でぶは言いすぎだけど往年の頃に比べたら顔は大きくなったでしょ デブはいいすぎだけどデブになったな
ttp://www.tsutaya.co.jp/SAVE/tol/news/movie/071018_fx_01_01_000.png 衛星劇場で「女優は語る 司葉子@」
11(水) 20:45
14(土) 15:45
20(金) 23:45 『秋日和』
ttp://www.youtube.com/watch?v=PExYKUVvDOA >>151
これ字幕がおかしい。どこの英語版だろうか。
司葉子が家を飛び出して岡田茉莉子の家に行って、
岡田に子供だと言われて、また飛び出した司を、
岡田が二階から眺めて「いーだ!」というところが、
"Fine!"になってるw その後にパクついている寿司を
掲げて笑うから誤解したのかな。
他にも変なところが散見される。 『小早川家の秋』
ttp://www.youtube.com/watch?v=dYpgAU6lgbU&feature=related 『上意討ち-拝領妻始末-』
ttp://www.youtube.com/watch?v=J7tx0dAbKes しかし50過ぎの二人の子持ちの大蔵省主計局長と結婚する
女盛りのトップ女優ってのもすごいよね
でも司さんの感受性の範囲っていうのはそれを違和感なく
受け入れられるんだろうね
俳優としてもそういう世間的に言えば冷徹な計算、冷酷な教養を持った
女性役が合っていると思うんだけど
そもそもそういう女性は日本映画には登場しないしね
軽薄な悪女は多いけど。
いっそ『危険な情事』のグレンクローズがやったような役は面白いかも知れない インタビュー読むと明るいお人柄がうかがえますね。
「ほんとはもっとすごい女優になれたのにぃ〜〜」なんて言うところがカワイイ。 >>157
30代を迎え、役柄が拡がって、俳優の仕事に油がのり出した矢先、
小津安二郎に続いて成瀬巳喜男まで失ない、映画界の衰退が同時進行したのは
女優・司葉子としては確かに不幸であっただろうと思う。
もしかしたら仕事への情熱が一度そこで冷めてしまったのかも知れない。
その代わり、意外な人物と結婚して妻として母として過ごしたその後の人生も
映画以上にドラマティックで、司さんとしては有意義だったのでしょう。
明るい口調で過去を振り返ってるので、悔いは無いのでしょうね。 元々、育った環境に政治家とか周りにいたから官僚と結婚する事
自体は違和感なかったらしいよ。 ttp://img.blogs.yahoo.co.jp/ybi/1/a3/78/egacite/folder/207609/img_207609_58953087_1?1254646639 >>161
官僚はともかく、自分だったら
いきなり難しい年頃の男の子2人の母親になるなんて絶対できない。
甘い新婚生活とほど遠いよね。
連れ子の教育にも熱心だったようだし
おっとりした見た目と随分違う面を持つ人だなと思う。
でも昔の女優さんって美人で中身も聡明、すごくしっかりした人が多いよね 来週、テレ東の「いい旅夢気分」で
嫁の相田翔子とのコンビで房総を旅するらしい。 情報サンクス!地道にスレに張り付いててよかったよ。 いい旅夢気分にご出演。やはりお上品な女優さんですね。 なーんか、打ち解けてない感じのする姑と嫁だったなあ。
会話が白々しかったし、あれじゃ間が保たないだろw 翔子ちゃんもタレント業忙しいし、まだ日も浅いからね。2人とも綺麗だった。
夫の相澤氏って、絶世の美人女優と娶ってから、大出世だよ。
企画庁長官より、大蔵事務次官になったのが凄すぎ!
世が世なら山陰のお姫様だった名家でしっかりしてる。「夜の流れ」とか
よくcsでやってるんでため息だ。。
相沢氏はほとんど主計局から出たことがないくらいで、
結婚したとき既に主計局長→次官目前の既定路線だった。
ただ周囲では出世に響くのではと色々いう人もいたようだが、
シベリア抑留で死に掛けたもうけものの人生なんだから
出世より惚れた女ということで
と意に介さなかった由
司のほうは結婚の話はいくつかあったようだが、
一番条件の悪い人を選んじゃったなんてあとで振り返って笑っていた なんか番組の最後に二人揃ってチンチクリンな花娘みたいな格好してたな。
三船と共演した「或る剣豪の生涯」を思い出した。 司の若い頃は絶世の美人だね。
まあ、相田翔子も綺麗だけど。 司葉子と鰐淵晴子は日本の芸能界史上一番の美女だと思う。
今の女優でこのレベルの美人が全然いないから、よけいに希少価値を感じる。 政治家の妻は性にあってたんじゃないかな
なんか嬉々としてやってたよな
支持者回りなんか
女優なんかつまらんと思ってたんじゃないかな
旦那は選挙に弱かったし大臣にもなかなかなれなかったから
よけいやりがい感じて この人の最高作はやはり「紀ノ川」なのかな?
確かに彼女の演技はよかったけど、作品そのものはどうだろう?
歴史に残るとまではいかないような・・・・。 成瀬ファンとしては「乱れ雲」と言いたいが
「この場所に女ありて」を推したいな。 「乱れ雲」の司はホント、いい女だった。
若奥様役がよく似合う女優だ。
育ちの良さは隠しきれないよな。
美しく、ちょっと陰のある若妻役サイコー!!
キネ旬の主演女優賞ってよくわかんないよな。、
司は1966年の「紀ノ川」その他で受賞。
でも「乱れ雲」と「上意討ち」があった翌1967年は
岩下志麻に女優賞さらわれた。 おれなんか「乱れ雲」みたあとに十和田湖まで行っちゃったもんな。
40年経った後も映画で出てくる風景が結構残ってた。 こういう美貌と気品を兼ね備えた女優にはとんとお目にかからなくなったね。 30代は本当に美しい
相沢さんと出会ったのは「乱れ雲」の頃と思われるから
一番いい頃に結婚したことになる みんなやっぱり「乱れ雲」みてるんですね、これから観てみよう。 逆に考えるんだ。
官僚出身の政治家と結婚できた葉子タンが羨ましいのだ。 >>190
は?
羨ましくもなんともないよ、あんなじじい。 夫婦で有名人家族出演のクイズ番組出ていた時は旦那怒鳴りつけてたな
そりゃそうだよなチンコは立たないし選挙もかみさん頼みだし
三波豊和がうちもありうるので母は置いてきましたと言ってたな。
まぁ微笑ましいというか
だからあわてて答えちゃダメって言ってるでしょってw 小津成瀬監督作品にギリギリ間に合った。
日本映画黄金時代最後の女優。 >>193
文字通り、最後の真のスター女優っていう感じだね。
彼女の前の女優と後の女優では、スケールの大きさが全然違う。 女優としては限界感じてたろうね
コメディエンヌのセンスが0なのが痛かった 昔の映画女優って二十代で名匠に起用されて演技開眼、三十歳前後に女優としてのピーク、あとは大物然として
娯楽映画などにゲスト出演という感じ(田中絹代は戦争のせいかピークが四十過ぎにずれているけど)。
司葉子はまさにこのパターン。
『秋日和』『小早川家の秋』『その場所に女ありて』→『紀ノ川』『上位討ち―拝領妻始末―』』『乱れ雲』→『獄門島』
司葉子より一世代下の佐久間良子や岩下志麻が30歳になった時には、女性映画が衰退してしまっていた。 この人には育ちの良い人間にしか醸し出せない品というものがあるよね。
育ちが良くてあの美貌・・。
まさに高嶺の花です。
本当に美人だな。美人過ぎて女優には向かない感じ。カレンダーモデル。