成瀬巳喜男 『浮雲』 2
こんど薔薇族映画(ゲイ向けピンク映画)で「浮雲」がリメイクされるよ。
沖縄でロケ済み。 >>434
すんません、薔薇族映画「浮雲」もう完成してます。
先月末、ロケがあった沖縄で凱旋公開済みでした… >>412
俺も1回目、二回目ぐらいはなんだこのつまらん映画は
って感じだったけど、何回か見るうちに嵌まったな。
見るうちにだんだん臨場感が沸いてきて、
いつの間にか自分が森雅之になった錯覚を起すぐらい。
映像の良さなのか、自分がその現場にいる感覚になって、
高峰を幸せにしてやりたいけど、なんで自分にはその力が無いんだバカ、
っていう気持ちになってくる。
今BSで見てる最中。
主人公の女がやさぐれてるなぁ。
相手役の男もなんか冷淡というか。 森雅之がなんか小ずるい男に見えるなぁ。
高峰が都合のいい女に見えるし。 飲み屋のツケをとりにきた女の子にも手を出した?千石規子も?
どこかの旅館からうその電報で森雅之を呼び出したけど
あれはどこの温泉? 森雅之は凄い役者だな。
同じ女好きを演じても、浮雲と雨月物語と武蔵野夫人とでは
全く人格が違う女好きを演じてるもんな。
同一人物とは思えない。 義兄にパンパンっていわれてたけど、進駐軍の兵士に囲われてたんじゃないの?
それとも本当にあの小汚い部屋で客をとってたの? 浮雲の森雅之
ナルシストで高慢だが狙った女は確実にものにする
思いやりがある一面もあるモテモテな女好き
雨月物語の森雅之
女房一筋の生真面目な堅物だが金と色に弱い一面を持つ女好き
武蔵野夫人の森雅之
モテないのに執拗に女に執着するネズミ男のような女好き >>434>>435
沖縄ロケの薔薇族映画『浮雲』ってこんな映画!
http://blog.livedoor.jp/tokkan_kozo-news/archives/53821676.html#
沖繩・首里劇場HPより一部転載:
『浮雲 -空に咲く愛の地図-』
首里劇場でローケーションされた「浮雲」
愛すること、愛されること、、、
初恋のように切なく胸がトキメキくストーリー
◆キャスト◆
那波隆史(現代の森雅之)
玄波孝章(新人・和製ジェームスディーン2世)
今泉浩一(国際的映画作家8年ぶりの映画出演)
名越孝太郎(新人・光音座の人気者)
小林節彦(やっぱり惜しい男)
太田始(狂った笠智衆)
愛は咲く。東京、静岡、そして・・・沖縄 ここ首里劇場
>>451
成瀬・高峰の「浮雲」見てるとこれはオリジナル「浮雲」レイプだよ 山形勲がやってた変な新興宗教団体の変な踊りでつい思い出し笑いしてしまう俺 >>454
やっぱり「浮雲」にも石井輝男が助監督に付いて、
あの踊りのシーンだけでも演出担当して欲しかったなw 終戦後の混乱時代は新興宗教が爆発的に流行った時代だよ。 この作品は森雅之登場からラストの一句までゲラゲラ笑いながら観てしまう カルタグラってエロゲーって犬神家の世界観ある?
教えてエロい人 >>430の路線で薔薇族映画じゃないものをリメイクしてほしい 延々ケツ掘り見せられても、カエルの間違った交尾と何も変らんもんだしな 知りあいからBSで録画したのをもらって見た。
高峰秀子の顔は、タテに映っている時はズングリしてるけど、
最後のほうで、寝ている顔なんかはヨコに映っているので、
オモナガで美しい。 ダメ男のチンポがマンコに良すぎたためにズルズル離れられなくなった女の生涯の物語だな。 初見は劇場で、とずっとタイミング待ちをしていて、やっと見られて嬉しいです。
土埃がこちらに飛んできそうな画面に、低くてゆっくりな太鼓の音がもうなんとも・・
>>184-185さんの感想が参考になりました。
単に男女がくっついたり離れたり、という話ではなくて、
喪失がテーマという風に感じました。
祖国に帰ってはこれたものの、以前とは変わり果てた様子に馴染めず、
以前の技術では職にありつけず、人間関係も生活基盤も無し。
魂が抜け殻のようになってしまって、死ぬ元気も無い程、生きる気力・気概にも欠けている。
そんな時だからこそ、お互いの支えが必要になるけれど
とにかくお金もモノも精神も空っぽで、何をやるにも身が入らない。
単にズルイ人間にしか見えない義兄が教祖様に見えるほど
人々の精神がボロボロにされてしまってたんだなあ、、と
今頃、映画を通してですが、やはり終戦で完全に国体を失ったんだと実感させられました。
デコちゃんの方は身寄りがあの義兄しか居ないあたりから
何か不幸な生い立ちだったのだなと分かるけれど、
森雅之がインドシナに渡った時には既にドライで、そうなった理由が知りたい所。
原作が読みたくて仕方ないです。 ちくま文庫の「林芙美子」の、田辺聖子さんの解説が素晴らしかった。
初めて東京に行った時、林芙美子のお墓参りをするほどのファンだったそう。
「終戦を挟んだ混迷の社会があざやかに描き出され、戦争に翻弄された男と女が描きつくされる。
戦時中仏印にいた主人公たちはこの世のものならぬ美しい風土で夢をみていたのに、
敗戦後の日本へ戻ってきて、荒涼たる人生がはじまる。
ことに男性主人公の惑乱は深い。
インテリ男の苦悩に対し、根源的な女の強さをもつ女性主人公の生きざま。(略)
『浮雲』は夢の物語であるとともに、日本文学史上にのこる、ユニークな「敗戦文学」の傑作となった。」 林芙美子も報道班員として実際に仏印に1年くらい行っていたんですね。
もう少し長く生きていれば、映画の浮雲を見られたのに、と残念になります。 ラストの「花の命は短くて云々」はいらないね。蛇足もいいとこ。 パンパンの命は長すぎて、ばばちきことのみみなすべて。 >>470
不幸な生い立ち?
義兄にレイプされたんだぜ アベノミクスが始まってから私の周りでは確実に結婚と出産が増えています。
子供ほど需要を生み出す存在はない。「理由なんかいい。俺はトイレなんかいかねえ。
歩けねえしな。
汚されたくなかったらおむつ買いやがれこのやろうと非合理に泣きわめき、
腹が減った」といってはひたすら欲しいものがあったら泣きわめき、
非合理に需要を喚起してるわけです 安倍になって世の中どんどん暗くなってきやがった
このまま破滅する前に安倍には退いてもらいたい 成瀬は戦中時スランプと言われていた
今もし生きていたならこの悪しき安倍内閣時代もスランプに陥ってたかもしれない ダメ男に翻弄されて死ぬというだけの話だけど
やはり名作でしょう >>484
成瀬が全盛だったとしても、日本という国が大スランプに陥っちゃうじゃん。
おらそんなのイヤだ! 小津さんが最高傑作的評価をしてたのが意外だった
大作だけど傑作ではない 女日照りのする屋久島での生活。
いずれ森雅之は千石規子に手を出すんだろうとやきもきする、
ゆき子の心情を上手く出してたね。 >>488
小津は、最高傑作とはいってない。
俺にはできない、といっただけだろう。 私の渡世日記に書いてある
手元に無いから記憶違いかもしれないが
俺にはできないのソースは? 呉 美保 x 川本三郎 Mipo O x Saburo Kawamoto 『浮雲』 [4Kデジタルリマスター版]トークショー Floating Clouds Talk Show
https://www.youtube.com/watch?v=FY_kH8ZuZoQ 今日午前十時で観てきた。
2スレ目が十年前から存在してることにびっくりや。 >>448
パンパンつーより、ロイ・ジェームス専用のオンリーさんじゃないかな? 冒頭で幸子が初めて富岡の家を訪れるシーン。
母親に対して→戸惑いながら話す幸子
妻に対して→嫉妬心をみせながら話す幸子
富岡に対して→久しぶりの再会に喜びを隠せない幸子
この三通りの表情の使い分けが素晴らしい。背徳の愛情に後ろめたさを感じながらも、愛人にすがりたい女の感情を見事に表現している。 午前十時の映画祭見てきたが新興宗教をバカにするシーンで笑いが起きてた
俺もあそこは好きだ
あと森雅之がクサい言葉放って高峰秀子が「いやぁ…気持ち悪い…」ってドン引きする所も好き いろいろと役に立つ副業情報ドットコム
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WTJ0S 今見てるけどつまんないわ
貧乏貧乏で貧乏くさくて鬱々とした話ばかりで四畳半フォークみたいだ
面白いと言ってもいいけど、日本映画を代表するような作品では全然ない 森雅之はたまらなく魅力的なダメンズやらせたら右に出るものないな
戦時中でありながら仏印の生活がなんとも優雅に描いてるところが現在との対比が効いていていい
あと上の方で誰かも言ってたがデコの病床の寝顔がなんとも美しい
今まで見た中でいちばん綺麗だった 成瀬は、デコのことは好きじゃなかったらしい。Wikiにある。まあ口が悪いし、性格が悪いしw.女優では、だれが好きだったのだろうか。 >>501
そりゃ奥さんにした千葉早智子じゃないの
離婚の原因になったのは千葉の母親で本人同士は
好き合ってたみたいだし >本人同士は好き合ってたみたいだし
じゃなくて成瀬が一方的に好きだったみたい。
千葉が晩年のインタビューで
「どうして私のこと好きになってしまったんでしょうね」
と述懐している。 あれだけ他所の女に手を付けて浮気ばかりしていた森雅之を
ラストでさめざめと泣かせた高峰秀子は最終的に森に勝ったと思った
七人の侍より浮雲の方が好きだ ガツガツしてなくても勝手に女が寄ってくる男って実際いるからなぁ
森雅之だからこそ「しょーがないじゃないか」というセリフがなんとも説得力があるw 森雅之の持つ知性、ニヒルさ、翳り、大人の色気に
迷わない女はまずいまいw
だが正直言えばあの佇まいで結構声が甲高いのにはびっくりした とても簡単な在宅ワーク儲かる方法
暇な人は見てみるといいかもしれません
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Q9V >>506
森雅之がとにかくすごいね
もっと評価されていいと思う
今富岡役ができるのって長谷川博己くらいかな? ┌─────────────────────────────┐
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面白いわよ 十数年ぶりに『稲妻』を観た
やっぱり凄いね。細部の演出が徹底している 稲妻は何度見ても面白いよね。
あれだけ手前勝手な人物ばかりが出てくる物語というのも珍しい。
しかも、何ひとつ問題が解決していないのに、見終わってなんとなく爽快感があるという不思議な映画。 マンコが相性の良すぎたチンコ(クズ男)を忘れられない様を映した邦画ね。 パンパンになるシーン出てくるけどこの時代では割と珍しくなかったパターンなのかな >>517
それは浮雲の高峰秀子だろ
稲妻の高峰秀子は処女だわ 『乱れる』のラスト、加山雄三死ぬ設定でなくてもいいのに
浮雲もそうだけど最後まで救われない話多いね 楽天TVがいつの間にか充実してたからポイント50倍セールで
あらくれ
秋立ちぬ
女の座
妻よ薔薇のやうに
を借りた 不誠実で女癖悪くて口も悪いうすらハゲ富岡になんでヒロインが執着するのかわからんかった
インドシナの思い出にすがっているのと、やっぱ体の相性良かったんだろうね
富岡より伊庭に囲われていた方が幸せだったのかも 森雅之、女にとって引っ掛かったら最後みたいなダメ男だけど魅力的
ラストはここまで人を愛し抜いて燃え尽きた感にうるっときた 山の音を何回見てもどこに木暮実千代が出てくるのかわからない 浮雲、昔の女はこういうのが大好きなのかな。俺の母もいい映画だって言ってたけど俺はさっぱり良さが分からなかった。秋津温泉とかも岡田茉莉子がノリノリでやってたけど女優って悲撃のヒロインになるのが大好きなんだろうな。 ようやく垂直線の無い浮雲が手に入るのかあ
いや、もちろん除去されるよね? 森雅之は共演した女優に絶賛されることが多いね 田中絹代、山田五十鈴、高峰秀子、京マチ子、久我美子、香川京子、岡田茉莉 等々・・・ 口々に「最高の共演相手」と言ってる 初めて観たときに「太宰治に似てるなぁ、この人」と思った 成瀬巳喜男監督・森雅之主演で太宰の伝記映画を作って欲しかった・ 俳優としては傑出している人だったんでしょう。私生活は婚外子に認知の条件として
絶対会わないことを出したという酷い人でも。 >>536
ほんと太宰の生き写しのような俳優だわ。
単にイケメン俳優なら昔も今もいくらでもいるけど森雅之のような退廃的で妖気のような色気
のある俳優は他にはいない。
それでも昔はもっと評価されてたんだよなぁ。最近影が薄くなってきてるけど現代でもレジェ
ンドとしてもっと評価されていい唯一無二の俳優。 戦争が描かれてる映画では
悲惨な体験とだけ描かれていることが多いが
この映画ではインドシナでの帝国主義搾取生活が
楽しい思い出として描かれている所が興味深い
原作は林芙美子だからやや天然なんだと思うが
水木洋子は当然承知した上で描いているのだろう 原作もその辺りは大きなモチーフで
外地でしか成立しなかったであろう甘美な思い出と、敗戦後の惨めさがコントラストになっている