62だけど、かなり大きなホールが満席だった。
向こうは座席の数しかぜったいにチケットを売らないから、あぶれたひとも
多いんだよ。
それから、フランス人は、日本映画通がおおい。
加藤泰があんなふうに扱われるなんて、ちょっと残念だった。
そのくせ、ここでも話題の「恐怖奇形人間」とか谷ナオミの「生贄夫人」とか
「花芯の刺青・熟れた壷」なんかは、大好評で、やんやの拍手喝采。
そのせいか、アートシアターで一般公開されるありさま。
まあ、小沼勝は量産している割にははずれがすくないけど。
かれだって、パリの高級映画館で自分のポルノ作品が公開されるとは
思っても見なかっただろう。
お疑いの方は、www.allocine.fr を覗いてみて。
天下のル・モンドが最高点を与えているから。