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田坂具隆・内田吐夢・島耕二【日活多摩川】

0001この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/05/13(土) 22:17:45ID:i4it0cUo
現在、千石の三百人劇場で田坂具隆監督の特集上映を開催中で、
そういえば田坂監督のスレってなかったなあ、と思い立ててみました。

ただ、田坂監督だけでは、ちょっと弱いので、戦前の日活多摩川
出身の、内田吐夢、島耕二といった監督共々、語っていきましょう。
ついでに、小杉勇も入れておこうかな。彼は、戦後の日活のSP
作品が殆どですが。
0002この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/05/13(土) 22:28:33ID:i4it0cUo
それぞれの監督の個人的おススメ作は…

田坂具隆…@『冷飯とおさんとちゃん』A『雪割草』B『爆音』

内田吐夢…@『浪花の恋の物語』A『限りなき前進』B『妖刀物語
       花の吉原百人斬り』

島耕二は…、作品数が多すぎてわからん!ただ、前記2監督に比べると、
やや落ちますね。でも、あらゆるジャンルの作品を撮っています。
0003この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/05/13(土) 23:28:31ID:w7bqmqzP
それでは、今日、冷たい雨のなか『爆音』をみてきたので、早速感想を書きます。
名優・小杉勇の喜劇的演技と、轟夕起子の日活娘時代を堪能できる。田坂監督が所持していた
16ミリフィルムの状態は良好。村長は村の家畜たちとも会話できる能力があるのか!と、一
瞬驚嘆させられるシーンとか、センスあるよなあ。
村寄贈の複葉機に兄貴が搭乗して凱旋するシーン、瞬間的に通り過ぎて感動を残して終わりか
と思いきや、終盤、執拗なまでに村の上をブンブン飛び回り、村人が右往左往するのだけど、
最後は、肉親(&婚約者)のオンナ子どもは、何故か泣き出してしまう。『海軍』はみれなか
ったのだが(他2作既観)、やっぱり田坂監督は、戦意高揚映画を撮る資質のない人ではない
かとの感を深くしました(その是非や良悪については、置いといて)。
0004この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/05/14(日) 08:26:19ID:W7+pkRlB
内田吐夢監督といえば、来月CSの東映チャンネルで、『どたんば』を
放送しますね。嬉しい!この作品って、未ソフト化で、上映プリントも
ないので、観ることが出来なかった作品なんですよ。橋本忍脚本で、
なんと、名脇役、加藤嘉の主演作だそうです。楽しみ。
0005この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/05/16(火) 23:36:16ID:ied0tU2X
引き続き『路傍の石』。三百人劇場で上映された16ミリプリントは第1部、第2部、60分ずつ。
フィルセン所蔵は124分、オリジナル131分。今回は終盤の重要な場面が欠落していたりしてス
トーリーが追いづらいところもあったが、何よりも全体的に音声が非常に聞きづらかった。
昭和13年に公開当時も少々批判された明治懐古趣味たっぷりで、丁稚になった以降の風俗描写に
見応えがある。吾一少年役の片山明彦の聡明な瞳は、フィルムがどれだけ劣化しようとも今日の
観客を射続けている。山本禮三郎演ずる、お父さんの退廃ぶりも見事。
ケレン味から遠く離れて、丹念な描写の積み重ねで終盤に至って深い感銘を生むという田坂監督
演出を堪能できる。次は状態のよいプリントで、ぜひ再見したいと思いました。
0006この子の名無しのお祝いに
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2006/05/17(水) 01:52:51ID:2XuAmbCG
三百人劇場で開催されている、田坂具隆監督作品の感想を。

『どぶろくの辰』
新国劇の戯曲を、舞台と同じく辰巳柳太郎主演で映画化。田坂監督の
闘病からの復帰一作目なので、やや本調子には及ばず、といったところ。
でも、まだ精悍な面影がある辰巳が見られるのは貴重かな。本作での
イメージは、そのまま、『わが町』での、“たあやん”に繋がりますね。
入江たか子が、艶っぽい酌婦役で、後年の化け猫映画はともかく、
こんな役は珍しい。あと、本作を観てわかったんだけど、稲垣浩監督・
三船敏郎主演のリメイク作は、人物設定が同じなだけで、ストーリーは
全く違うんだね。ラストは、リメイク作のほうが好みかな。

『女中ッ子』
田舎から上京してきて、上流家庭に住み込みで働く女中(左幸子)と、
わがままな次男坊(伊庭輝夫)の心の交流を描いています。実際に
地方出身で、女優になる前は体育教師だったという左は、まさにハマリ役。
次男坊役の伊庭は、『雪割草』に続いての出演。轟夕起子が、優しさと
厳しさを兼ね備えた奥さん役で、絶品。あと、意地悪な長男役は、後に、
歌手としてデビューする田辺靖雄ですね。随所に挟まれる、伊福部昭の
叙情的な音楽もいい。ただ、内容的には、木下忠司あたりのほうが合って
いる気がするんだけど。心うつ秀作。
0007この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/05/17(水) 01:53:55ID:2XuAmbCG
『爆音』
戦前の作品で、航空兵になった息子の飛行機が、村の上空を通過する
知らせを聞いた村長(小杉勇)のあわただしい一日、のスケッチで、
前半は、村のほのぼのとした情景が描写され、清水宏の一連の作品や、
『秀子の車掌さん』を彷彿とさせる、のんびりムードで心地よい。が、一転、
飛行機が村の上空に飛来すると、「万歳、万歳」の大合唱で、村人の歓喜の
顔と、飛行機が旋回するのが執拗にモンタージュされるのを見ると、やはり、
国策映画なんだなあ、と意識せざるを得ないですね。ちなみに、本作で
姉弟役を演じた、轟夕起子と片山明彦は、轟が片山の父親の島耕二監督と
結婚するので、親子の関係になるわけですね。う〜む…。
0009この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/05/17(水) 23:58:07ID:hnnp7VAW
島耕ニ監督作品の『次郎物語』。『路傍の石』と並ぶ一時代前の児童文学(といっていいのか)
の大御所ながら、見始めるとやっぱり子役の差があるかな〜、と感じていたが、お兄さんのほう
になってくると安定してくる。文学座の移動演劇にほとんど参加せず年3〜5本のペースで映画
に出だした頃の杉村春子を、わりと長時間目撃できる。轟夕起子も、まだまだ娘役だ。
突出しているとは思わなかったが、日活多摩川作品の一つとして観ておくべき水準作。
0010この子の名無しのお祝いに
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2006/05/18(木) 00:28:26ID:yqT2IB5u
三百人劇場での、田坂具隆監督特集のオマケ(?)、島耕二監督作品の感想です。

『次郎物語』
下村湖人の自伝的名作を映画化。生家と祖父の家を行き来するシーンでは、
セットを使用して幻想的なムードを醸し出したり、天狗のお面が川を流れて行く
シーンなど、叙情的な演出が冴える。母親役の村田知栄子は、戦後の大映作品での、
意地悪なおかみさん役とは違い、まだ美人だった頃の面影が伺えます。
次郎を演じた、杉狂児(本作にも出演)の二人の息子、幸彦と裕之は、
幸彦は戦後の再開日活に、裕之は杉義一の芸名で東映に出演しています。
特に、裕之(義一)は、本作での美少年ぶり(?)がウソのように、ヒネたおっさんに
成長しました。『五番町夕霧楼』に出演していますよ。

『幻の馬』
大映社長・永田雅一の愛馬、トキノミノル追悼の作品だそうです。島監督には、
他にも『続馬喰一代』や『花の大障碍』など、競走馬を扱った作品があるので、
この手の作品は得意なのかな?自分が育てた馬が、ダービーで優勝するのを
夢見る少年、次郎(岩垂幸彦)と、その姉(若尾文子)の奮闘ぶりを描いています。
空撮まで使用した、レースのシーンは迫力満点。三陸海岸あたりのロケーションが
素晴らしく、だからこそ、本当は35mmのニュープリントで観たかった。それにしても、
次郎役の岩垂は、イイ顔をしてるな〜。少年マンガの主人公みたい。
0011この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/05/18(木) 00:29:13ID:yqT2IB5u
『いつか来た道』
盲目の少年バイオリニストとウィーン少年合唱団との心の交流、それを見守る姉
(山本富士子)を描いた感動作。島監督の多彩なフィルモグラフィーの中でも、
間違いなく代表作の一本でしょう。子役二人は、バイオリンの腕を買われての
出演でしょうが、演技も達者なのには感心。妹役は、リアルちびまる子ちゃん。
大映時代の島監督を支えた名カメラマン、小原譲治の撮影が素晴らしく、
鮮やかな色彩や、陰影を湛えた室内撮影など、見事。ちなみに、通訳で
出演していた、ベルダ・鰐淵という人は、鰐淵晴子のお母さんかな?
0013この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/05/25(木) 23:49:55ID:Y/34HBnF
三百人劇場にて『若い川の流れ』。昭和34年のお正月映画(併映『らぶれたあ』)。
モノクロシネスコ、ほぼニュープリント。すっかり復興した夜の東京(丸の内あたり)が
ノスタルジックな都電とともに、まるで外国のどこかの街のように浮かび上がる。
裕次郎論に埋没して、あるいは『陽のあたる坂道』ほどヒットしなかったせいか、ほとん
どまともに論じられていない作品(渡辺武信もおざなりに触れるのみ)ながら、これ単体
でみるとたいへん面白かった。石坂洋次郎原作ゆえの、ところどころ引っかかる台詞はあ
るものの、田坂監督が『あじさいの歌』が撮れずに日活を離れてしまったことへの裕次郎
の怒りと悲しみが納得できる。
小高雄二もまだ二軍に落ちていない。お母さん役の轟夕起子によるあき竹城的熱演は、娘
時代の映像と続けて観ると結構キツイか。
0014この子の名無しのお祝いに
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2006/05/25(木) 23:58:38ID:Y/34HBnF
昨秋の文芸座での鈴木尚之特集で見逃した『鮫』を三百人劇場にて。カラーシネスコながら
退色がかなり進み、終始雨降り、キズも多数なプリント。
ポスターとか短い紹介文だと、三田佳子扮する尼僧を手篭めにして、というのがメインかと
思っていたが、それは最後のほうで少々出てくる程度。越前海岸の漁村で流民(原作は非人
?)の息子として差別&貧困のうえに祭りドサクサの焼き討ちでそこを追われ、応仁の乱の
時代に上洛した悪党「サメ」の成長(右眼瞼痣メイクの千秋実が手引き)と暴れぶりを東映
お得意のモブシーンを交えてたっぷりと。
序盤から小暮実千代と人肉串焼き食いまくったりとか、後半眉剃錦之助入魂の悪行ぶりもネ
コ背で歩いてタッパのなさが貧相に映ったりなど、一歩間違えるとカルト大作の感もあるが、
随所で容易には把握できない迫力が漲っており、165分間見応えがある。
ただ全体とすると、会社としても何をウリにしたらいいか判断不能の仕上がりになってしまっ
たから尼僧がらみで宣伝するしかなかったんですかね。
後半から登場する、足軽の班長から強盗団の首領に転ずる加東大介がカッコよかったです。
0015この子の名無しのお祝いに
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2006/05/27(土) 01:40:54ID:PL75xHuQ
三百人劇場で開催されている、田坂具隆監督作品の感想を。

『はだかっ子』
父親が戦死し、貧乏ながらも、明るく母子二人で暮らす親子の物語。主人公の
少年役の伊藤敏孝(桜金造似)は、この後、田坂作品に欠かせない子役になり、
成人後は岡本喜八監督作などで活躍していますね。同級生の女の子との、遊園地での
デートなど、『小さな恋のメロディ』の先駆けみたいで良い。母親役の木暮実千代も
好演しており、中年以降の代表作ではないかな。ただ、疑問なのは、授業での
ユネスコについて子供たちが語る部分と、、PTAでの、大人と子供の討論会が、
全体のバランスを欠くほどやたら長いこと。そこの部分が一番言いたかったこと
なんだろうけど、もっと別のやり方があるんではないかな。

『五番町夕霧楼』
水上勉原作・佐久間良子主演の、言わずと知れた田坂監督の代表作とされる
作品。『炎上』同様、金閣寺放火事件から材を得ていますが、修行僧役の河原崎
長一郎は、市川雷蔵よりもハマリ役だと思う。ただ、放火に至るまでの動機付けが、
やや説得力に欠けるのでは。また、佐久間にゾッコンだった千秋実が、いくら佐久間が
病気になったとはいえ、あっさりと心変わりするのは唐突すぎ。サルスベリの花や
佐久間の襦袢の赤・帯の黄色、岩崎加根子のワンピースの青など、鮮やかな色彩で
映画全体を彩っています。代表作、といわれると、「?」な部分もありますが、安定した
実力を示した作品。
0016この子の名無しのお祝いに
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2006/05/27(土) 01:41:35ID:PL75xHuQ
『陽のあたる坂道』
日活の年間配収第一位を記録し、裕次郎ブームの頂点とも言える作品だけど…、
正直申し上げて、冗長であまり面白くない。もうちょっと刈り込むことは出来なかった
のかな?川地民夫の歌を、ほぼフルコーラスで(しかも、2回も!)聞かせることは
ないと思うし、芦川いづみが、産婦人科で検診を受けるエピソードも、芦川のセリフで
処理できるはず。小高雄二が、損な役回りではあるけど、魅力に乏しく、あれでは
当初、北原三枝がなぜ彼に惹かれたのかイマイチ分らない。しかし、北原と芦川の
二人のヒロイン(ついでに轟夕起子も)を、美しく撮ることに心を砕いた、伊佐山三郎の
撮影はさすが。まあ、娯楽作品としては面白くない本作が、大ヒットしたという事実が、
裕次郎ブームの証左になっている、という事ですかね。

『湖(みず)の琴』
再び、水上勉原作・佐久間良子主演での、悲恋物語。前半は、佐久間と中村賀津雄の
清い交際をさわやかに描いていますが、中村鴈治郎が出てくると、彼の独壇場になって
しまいますね。古戦場跡で突然、合戦が再現されたり、佐久間と賀津雄のデートの
シーンを、ホリゾントをバックにして演じさせたり、佐久間と鴈治郎の幻想的な舞のシーン
が挿入されたりと、ケレン味ある演出をしていますが、効果的かどうかは疑問。
あと、撮影がいつもの東映調(?)なのも、ちょっと物足りない。こいう素材は、宮川一夫
あたりが撮影すれば、しっとりとした印象が残るんですが…。
0017この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/05/28(日) 00:00:48ID:1PBkRb9x
田坂監督の「五人の斥候兵」。葦の生い茂る湿原に斥候たちが入っていくシーン、
後ろから流れるようにどこまでも追いかけていくカメラ、後のスタンリー・キュー
ブリック監督も裸足で逃げ出すステディ・カム映像が堪能できますw。
0019この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/06/05(月) 02:30:06ID:zr0Q5JGb
三百人劇場での、田坂具隆監督特集の最後の感想です。

『スクラップ集団』
松竹で撮った、田坂監督の最後の作品なんだけど…、う〜ん、なんだ、これは?
野坂昭如原作で、『エロ事師たち』『とむらい師たち』同様、ネガティブな事を商売に
していく、猥雑な連中たちによる物語なんですが、とても、何本もの名作をものにした、
脚本・監督のコンビとは思えない怪作。三木のり平の狂いっぷりに比例するがごとく、
作品もどんどん狂っていく。まあ、野坂原作と、田坂監督の資質では、水と油ですので、
一概に監督の責任とは言えませんが。ただ、露口茂が、宮本信子の最後の相手を
してあげるエピソードは感動的。ちなみに、宮本の母親役は、監督夫人の瀧花久子です。

『冷飯とおさんとちゃん』
山本周五郎原作・中村錦之助主演の、三話構成のオムニバスで、まさに珠玉の名編。
三話それぞれ演出のトーンを変えており(三話とも、歩いている錦之助の後姿から始まる)、
どのエピソードも素晴らしい。「冷飯」は、趣味に没頭している青年の初恋物語で、主人公の
真っ直ぐな性格がすがすがしい。「おさん」は、ファム・ファタールに固執する男の物語。
まぼろしの女(三田佳子)を語ると、主人公の見た目の視点になり、幻想的な効果をあげて
います。そして「ちゃん」。これこそ、楽天主義と言うなかれ、人情を描いた感動の名編。
伊藤敏孝が、『はだかっ子』同様、親想いの息子を好演しています。あと、東映らしからぬ、
美術(鈴木孝俊)の素晴らしさも特筆もの。一度は、観ることをお勧め。
0020この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/06/05(月) 02:30:50ID:zr0Q5JGb
『鮫』
中村錦之助主演の、ピカレスクロマン的要素がある、壮絶な物語。錦之助は、汚れ役を
演じることも厭わずに、新境地を開こうとした時期なんですかね。前半は、やたら気弱な
青年で、常に「ヒエーッ!」と叫んでばかりいます。見玉尼(三田佳子)を、手篭めに
しようとするシーンは、独特なカメラワーク・月明かりを誇張した照明・鐘の音が鳴り響く
音楽で、印象に残る。佐藤勝の音楽が素晴らしく、バーバリックなテーマ曲をはじめ、
祭りのシーンの音楽、前述の鐘の音楽(効果音っぽく使用されており、ミュージック・
コンクレートとも言える)など、充実した仕事ぶり。ただ、監督独特のヘンな演出(カメラが、
見た目の視点になったり、人物が、オーバーラップで消えたり、現れたり…)は,どうなんでしょうか。

『若い川の流れ』
再び、石坂洋次郎原作・石原裕次郎主演での明朗青春喜劇なんですが…、う〜ん、
個人的には、やっぱりイマイチ。作品中でのセリフが、現実には、こんな事言わない
だろうフレーズの連発で、ちょっと恥ずかしい。まあ、石坂作品は、ストーリーは陳腐な
恋愛モノで、作品のキモは、登場人物たちが語る恋愛観や人生観(一種の、ディスカッション
ドラマと言える)なので、面白さを求めるのは、お門違いなのかな。あと、千田是也って、
新劇界の重鎮で、名優と言われているのに、映画ではどれもこれも同じですね。
その点では、杉村春子や滝沢修のほうが、映画の仕事に誠実と言えるかな。

以上で、田坂特集はおしまい。総評としましては、日活での石坂洋次郎モノはピンと
来なかったけど(今回は観なかった『乳母車』も、個人的にはイマイチ)、東映移籍後の
作品は、充実していますね。あと、子供と動物を使うのがウマイ!どの作品も印象的です。
あと、島耕二の作品を上映するよりは、上映されなかった作品(『雪割草』
『長崎の歌は忘れじ』『今日のいのち』『親鸞』『続・親鸞』)が観たかったな〜。
0021旨いよ
垢版 |
2006/07/05(水) 20:03:27ID:79bkrpTN
多摩キャベツ多摩キャベツ多摩キャベツ多摩キャベツ多摩キャベツ多摩キャベツ
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0022この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/07/18(火) 02:47:35ID:L+vTpa+F
やっぱ飢餓海峡
0023この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/09/16(土) 01:38:44ID:KS+Pta1O
保守
0024この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/10/04(水) 15:05:41ID:2XHILveR
質問です。
田坂作品の真実一路は過去にビデオ化 またはテレビ放映されたことが
あるのでしょうか。
どうしても見てみたいのですが・・・
0025この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/10/04(水) 19:29:07ID:b7usNoSg
>>24
田坂具隆監督の、『真実一路』(昭和12年)は、残念ながら、ネガ・プリント、
共に現存しない様です。戦前の日活多摩川撮影所の作品の大半は、作品を疎開
させた仙台が空襲に会い、倉庫が被災して、殆どが焼失してしまったそうです。
『爆音』(昭和14年)も、被害にあったのですが、田坂監督が16mmの
プリントを所有していたため、現在は鑑賞可能です。

ただ、松竹での、川島雄三監督による2度目の映画化作品は、ネガが現存し、
ビデオも発売されています(上映プリントは無い様です)。せめて、この作品を
観て、無き田坂監督の作品に、思いをはせてはどうでしょうか。
0026この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/10/05(木) 12:22:46ID:8gGq0pdk
24です。
御親切な回答ありがとうございました。
やはり見ることができないのですね・・残念です。
日活に限らず 戦前日本映画は残っていないものが多いようで
悲しくなってしまいます。
空襲による焼失というのは不可抗力でしかたないですが、
その他の理由もあるんでしょうか。
最近になって戦前映画の魅力にはまっているものとしては 気になります。
0027この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/10/05(木) 12:32:35ID:8gGq0pdk
24です。
御親切な回答ありがとうございました。
やはり見ることができないのですね・・残念です。
日活に限らず 戦前日本映画は残っていないものが多いようで
悲しくなってしまいます。
空襲による焼失というのは不可抗力でしかたないですが、
その他の理由もあるんでしょうか。
最近になって戦前映画の魅力にはまっているものとしては 気になります。
0028この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2006/11/01(水) 00:28:49ID:NfUUxUWe
島耕ニ主演、内田吐夢監督による昭和4年作品、『喜劇 汗』。フィルセン小ホール入り6割強。
サウンド版で弁士つき。室内の照明が暗いせいか、ヌケがよくない。プリントとしては鑑賞に支障なし。
今日からみると、王道中の王道のストーリーながら、吐夢監督もチャップリンとかロイドを観ていたん
だろうなあという感慨を主演の島耕ニのアクションに感じつつ、意欲的な演出を終始楽しめる。活弁の
人は、島耕ニが目を見開く2、3のシーンから、片山明彦の親父を感じさせると言っていたが、同意。
同年に松竹・小津の『学生ロマンス 若き日』、斎藤寅次郎の『モダン怪談100,000,000円』。
字幕も一文字一文字細かく泣いているあたりとか、随所でかなりウケていた。ヒロインの滝花久子がま
たよい感じ。 40分経過で唐突に「第3部終」、「第4部」の字幕が出たが、今日観たプリントはやは
り完全版ではないのかな(第4部終の字幕もあり)。
本日の上映プリントを観る限りでは、終盤それらしい台詞はあるものの、どこが傾向映画なんじゃーと
叫びたくなる。『生ける人形』のほうはフィルムはおろか、脚本も残っていないようだが。
0029この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2007/01/21(日) 23:53:19ID:OqnY73hF
あげます。
フィルムセンターで大映時代の島耕ニ監督作品をポツポツやりますね。
『アスファルトガール』はあんまり評判よくないようですが。
0030この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2007/01/22(月) 19:46:31ID:Jc50fAsn
>>29
『アスファルトガール』、観てきましたよ。う〜ん、確かにイマイチだったかな?
中田康子は結構頑張っていたけど、メインの俳優の殆どが、大映専属の俳優じゃない
のが違和感があったな〜。中条静夫や夏木章といった俳優が出てきて、ようやく大映の
映画だな〜、って意識する程度。歌や踊りの出来る俳優が大映にはいなかったからなんだ
ろうけど、猛特訓すれば、新春スターかくし芸大会レベルぐらいまでは、持って行けたと
思うんだけど…。

撮影監督特集で上映する作品では、『いつか来た道』がおススメ作。
>>11にも書いてあるけど、島耕二監督のフィルモグラフィーでは、
最高作ではないかな?
0031この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2007/02/08(木) 00:37:17ID:Q6YQ07Hw
>>10
自己遅レスなんですが、杉狂児の息子の、義一と裕之は兄弟でした。
義一は、東映東京撮影所製作の映画やTVドラマ、裕之は文学座や
劇団雲といった新劇の舞台で活躍したそうです。顔が似ているので
(兄弟だから当たり前だ)、混同していました。失礼しました。
0032この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2007/03/06(火) 02:03:29ID:Q8HJrhex
内田吐夢の土がみたいな
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