★☆ 新藤兼人 ☆★
キャリア晩年に空前の大勝利。
日本映画史における奇跡の一つと言えるかも。
スレがなかったのが不思議だな
>>1の過去スレとやらもすぐ落ちてるみたいだし ちょうど日本映画専門チャンネルでも特集中なので、フィルムセンターとあわせて
なにかと話題が多くなりそう
http://www.nihon-eiga.com/0603/0603_02.html 地震列島のDVD、レンタルの棚から消えて(´・ω・`)ショボーン 20年前に日テレで特集やっていたよね。
鬼婆を見たな。 「沖縄決戦」の脚本も凄い。調べ尽くした材料を見事に構成して、過不足なく詰め込んである。
特にナレーションが出色(小林清志)。 脚本家としてはマジすばらしい!
監督するようになってからは、人間の根源を探るテーマなのか、アバタくさいもの
ばかりでウンザリ
独立後、社運を賭けた低予算で作られた「裸の島」以外はね
監督として自身の表現に走るより、職業脚本家としての方が才能をうまく出せたと思う >>19
すげえな。こんな本書ける奴がいるとはな(世界で)。
泣けて泣けて仕方がないよ。 http://www.momat.go.jp/FC/NFC_Calendar/2006-04-05/kaisetsu.html
22日の講演会は体調不良で中止だって。
行くつもりだったので残念。
年齢が年齢だけに、追悼特集にそのまま移行しないか心配だよ。
来月分の講演に期待していますんで。 「さくら隊散る」は何気に見たけれど
ドキュメンタリーとして、よかった。
原爆が落ちてからの「さくら隊」の隊員の人々、
それを探す人々の行き違いのさまに引き込まれた。 新藤兼人DVDがコメンタリーついているのもあるのが
うれしいね。鬼婆で佐藤慶が出ていて、まったりと話していた。
仲がよさそうで安心したよ。 それ俺も見た。ヌードシーンで黙り込むのはやめてほしい。
冗談の一つくらい言えよジジイ。 『本能』観世栄夫、最高。
『心』杏梨は深田恭子に似てる。 >>27
「心」フィルムセンターで観ました。
杏梨さん、現代ぽい感じですね。
大根だけどw なんだか大御所ヅラしてるけど、この人の作品ってなにせ面白くない。
ちょっと世間は過大評価しすぎてると思う。 脚本家としては評価されてるが、
それに比べて監督業は…って感じじゃない?
過大評価されてると感じたことないなぁ。 4月に続いて、5月の講演会も体調不良で中止か。
いよいよかな。 うわ・・・まじだったんだ
27日にやるというのは大丈夫なのかな 3月の新文芸坐のトークショーでは元気だったのに・・・。 脚本は神業みたいにいいものを書いていますよね どうやって資料集めするのか
興味がわきます ご自身の監督するものは 頭でっかちで観念的 良く理解できない
「裸の19歳」は 貧乏の惨たらしさが ひしひしと伝わってきた お姉さんが
子供負ぶさったまま 輪姦されるシーンは正視できなかった 27日のは無事行われたのかね
今平も亡くなったが、元気でいてほしいもの 『どぶ』『狼』『悪党』『本能』『北斎漫画』あたりは佳作だと思う
脚本家としては間違いなく歴代十傑に入ると思うので、それに比べたら・・・
『人間』も良かったよ。
最近『ふくろう』みちゃったが、何だあれ? 脚本家としての傑出した才能に比べて……というと松山善三と双璧ですわな。
さて、27日のトークショーは、無事に行われましたぜ。
肺炎と白内障手術で外出にドクターストップがかかっていたのが、2時間の講演は
無理でも、どうにか20分程度のスピーチは大丈夫な程度に回復したらしい。
このまま死神に見放されて、オリヴィエラに対抗して最高齢監督の記録を更新してほしいね。 「・・・」の後には、自分で監督するとダメだと続くのか?
監督作見たことないので知らんが 重鎮ってことで、皆が知っててもあえて言わないからな・・ >>44
そうでもないよ。新藤さんが個人的に近代映協絡みの作品の助監督につ
けていた方(世間的にはお弟子さんに当たる人)に会ったことがあるけど、
「新藤さん本人には監督としての才能は感じない、それは本人には普通に
言ってますよ」だってw もちろんそれだけ信頼関係にあるからズケズケ言えるんだろうけど。
そりゃ、どこの世界だって、さほど親しくもないうちにそんなことを言えば大変なこ
とになりますけどね。 最近、DVDで『第五福竜丸』、初めて見たけど、意外にあまり左翼的なイデオロギー的に
内容でもなく、コミカルな場面もあり、よかった。
それになんといっても、出演者が豪華。
当時のベテラン/中堅俳優(宇野重吉、小沢栄太郎、千田是也、清水將夫、稲葉義男、松本克平、浜田寅彦、原保美、
殿山泰司、永田靖、永井智雄、十朱久雄、野々村潔、嵯峨善平、清水一郎、乙羽信子、毛利菊枝、原ひさ子ら)をはじめ、
当時の若手俳優(井川比佐氏、中谷一郎、内藤武敏、横森久、田中邦衛、田口計、江角英明、松山照夫、塚本信夫ら)が見られた。
また、森川信、三井弘次、中村是好のような喜劇畑の俳優もコミカルな味を出している。
また、新聞社のデスクがビキニ環礁をピクニックといっていたり、町の娼婦たちが大騒ぎをするシーンとか、笑えるシーンもある。
白黒で、水爆、学者が多く登場して、特に千田是也が新聞記者にインタビューしているシーンなんか、まるで『ゴジラ』見たいな感じシーンもある。 新藤の脚本家としての才能は本当に凄い。
溝口がつかったこともうなずける。 「しとやかな獣」で才能のすごさを感じ、それ以降注意して観てると
ことごとくいい作品に携わってるのを確認。
あ、まかこれもか!てな具合でマジ凄い人なんだと実感し、本人監督作も
見出すがあれれ〜??ってな感じ。それでも「裸の島」だけはよかったよ。 「鬼婆」は良いと思う。
最後に吉村実子が「鬼婆だ!」という所は新藤の面目欠如
だと思う。 神代辰巳が助監督時代、新藤に自作脚本を送って添削してもらったそうだ
返ってきた脚本には、「あなたの作品はシナリオの体を成していません」の文字
神代は90年代半ばに亡くなり、新藤は今も生きて次回作に意欲を燃やしてる 新藤があこがれていた山中貞雄に師事していたらと、
妄想をはたらかせてしまう。 >>50
新藤、師匠の溝口健二と同じようなことしてるんだねw