【溝口健二】 西鶴一代女
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ちょっと古すぎるなあ〜
男社会に翻弄されるままのヒロインって、今じゃちょと共感も同情も出来ないんだけど
カメラワークは流石に凄いけどね
同じCSで放映した雨月物語に俺は一票 スレ伸ばすなら近松物語でしょ
でもやっぱり溝口は戦前 既に「赤線」のスレがあるうえに、このスレでも「雨月」「近松」の名前があがっている。
戦後「西鶴」以降の溝口作品は基本的にみな質が高く、戦後の最高傑作を選ぶのでも
かなり分散しそうだな。 感激しました、この映画。
絹代先生の演技、凄すぎで、かつ深すぎる。 溝口監督の絹代さんへの切ない片想いに、
男の浪漫を感じる 溝口の最高傑作だな。
ノーカット148分版はもう修復不能なのか? 今時の甘やかされた女達は
この映画に描かれる不条理な世界を果たして理解できるのだろうか? 溝口3本みただけだけど、
山椒大夫>雨月>西鶴だった。
ごめん。話がわざとらしすぎる。
次の展開が読める。すまん。 先日パリの国立シネマテークで見てきた。6ユーロ。
土曜の夜、200人程度の小映写室だが、地下鉄のうす汚
い連中にヘキエキしているオレにとって、パリのどこ
にこんなにいるのかと思われるほどのハイソで満席。
この地ではMIZOはセレブのたしなみになっているのか。
これで数回目かの視聴になるが、いま見ると場面展
開が急すぎたり、不自然と思われるシーン(沢村貞子
の頭髪)があって、当初の感動がうすまってしたよう
な気がした。欧米人にはこの程度のテンポが合うのか
もしれない。それにしても、悲劇をひきたたせたる実
際の寺社仏閣を背景した映像の厚みは圧倒的だ。
オレの邦画史上NO.1作品であにることに変わりはない。 田中絹代は台詞棒読みだ。
別に棒読みでも役にはまっていれば文句はないが
雨月はそれが気になる。 >>21
雨月の最後の再会シーンとその後のナレーションは填っているじゃない。 衛星劇場に加入したので祇園の姉妹というのを見たら敵性語があったらしく音声切られてた。
このチャンネルではよくあるの? 今、戦争中か、戒厳令なんかよ。
「祇園の姉妹」はフィルムもブツ切れ。 沢村貞子の嫉妬の演技は圧巻。
ゾクゾクした。
凄い迫力だった。 拝金主義者の男をネチネチと表現した柳永二郎の名演も素晴らしい 先に山椒太夫をみたから西鶴一代女って
山椒太夫の田中絹代の方のストーリーとして同じにしかみえなかった
悲惨な女が行く先々で悲惨な目にあう 多くの映画は、「男と女が恋する」だけ、「男と男が闘う」だけ。 おはるの母を演じたのはベテラン松浦築枝。
田中絹代との年齢差はわずか二歳だが、母役を演じきった貫禄。
演技の層が厚いねえ。 >>35
同感。重厚な演技をする人が多いこの映画で、軽妙な雰囲気の中で
お春への一途な思いを見事に演じきった大泉滉氏の文吉役は傑作演
技だと思う 沢村貞子・加東大介、姉の熱演・弟の名演、それぞれ印象的 毛利菊枝が演ずる尼さんの、sexに対する拒否反応が凄かった。
一番sexに執着して拘ってるのは尼さんじゃないの? 溝口の最高だな
これだけ日本の民族性の高さを感じる映画は無い >>43
同意。日本芸能の偉大さを教えてくれる映画。
田中絹代を初めとする出演者の熱演。
溝口・依田両氏の重厚な演出・脚本。
スタッフの情熱。
永遠の傑作だと思う。 こういう日本、東洋の無常観を描いた傑作はもう出ないんだろうな スタジオが使えず、枚方パークの菊人形館でセットを組んだらしいね まあ、映画会社が直接製作しないと、
スタジオ長期貸出しは難しいわな。
費用をちゃんと計上されたらペイしないもん。 9月22日 DVD発売
ttp://dvd.eigaseikatu.com/dvd/187413/ やっぱり東宝が権利買っているのか。
そして東宝価格w
4050円ならそれほどでも。
紀伊国屋価格より安いし。 たった三本だけか。
ttp://www013.upp.so-net.ne.jp/orii/houga/kantoku/mizoguchi/index.htm
このHPの中の人はこれだけ観てるわけだからもっとフィルムあるはずだよな。 韓国からの逆輸入盤\1,230でしたよ。
韓国って日本文化解禁してたのね。 解禁は近年のことだけど、海賊版という形で映画ファンはみんな見てるらしいね 西鶴の韓国版は地雷。
画面が暗すぎで英語字幕入ってるし。 溝口映画の最高傑作。いや、日本の、世界の最高傑作かも。
田中絹代としても、「サンダカン八番娼館・望郷」と並ぶ名演技。 人形・・・桐竹紋十郎
太夫・・・竹本紋太夫
三味線・・・豊沢猿二郎
振付・・・井上八千代
キャスト・スタッフに各界の巨星・重鎮の人々が結集。
三船の顔の輪郭まで違っていたのが不思議・遊戯。
ダイエットさせられたのか? 三船の演技も一途な気持ちが出てていいと思うんだが。 カットされたシーンに奥方が腰元にお春の人形を作らせ、
殴る蹴るのリンチをやらすのがあった。 お。ここにもあった「西鶴一代女」。
DVD発売おめ。
この発売があるから、こないだのBS放映ではずしたのか。
関係ないか。
DVDで初めて「西鶴」見ました。
一生を一晩の夢で見てしまったような荘重な視聴感でした。
見終わった後、人生経験そのものを得たような気持ちにさせてくれる映画は(知る限りでは)溝口作品だけですね。
ノーカットで見たかった……。 西鶴は東洋芸術史上の傑作
この映画の価値は永遠に不滅だろう >>48
西鶴は独立プロ製作だよ。児井プロ。配給が新東宝。
スタジオは宝塚映画のを借りて、他には倉庫を改造して作った。
撮影が延びて赤字覚悟で続行。
同じく児井が新東宝で製作しhた小津の宗方姉妹も宝塚映画のスタジオ。 この映画は客が入らず、児井が制作した映画の中で唯一赤字となった。
しかし海外で賞を獲り、スランプが続いていた溝口が評価される。 凄いものを観た・・・
場面場面が厳粛で磨ぎすさまれている。
音楽も素晴らしかった。斉藤一郎が担当だったんだね。
田中絹代が、かつて女乞食に恵んだ場所で自分が物乞いになっている。
血の気が引いたシ−ンではある。 田中さんが溝口監督とはスクリ−ンの上での夫婦だと言っていたが、充分納得する。 BSで見て以来DVDほしいなーと思ってたのですがアマゾンレビュー等読む限りだと
画質は良くないみたいなんですね。昔の映画だからしょうがないんだろうけど
あまり強烈な傷が目立つみたいだとやっぱり躊躇してしまう。レンタルでチェックしようにも
レンタル禁止なのかどこも置いてないみたい。キャプ画像置いてるかレビューサイトあったら
紹介して下さい。 西鶴は20世紀以降に日本に生まれた人全員に見てほしい映画 この映画を観ていると溝口健二と言う人の価値観の崇高さに心打たれる
淀川さんも言ってるけど本当に大人だなと思う 久々に観たけど西鶴は本当に凄い
あまりに凄いから所々で笑ってしまう
こういうことは音楽ではあっても映画ではまずないんだけど 現在に追いついてから先が有るってのはこの映画が最初なの?
>>94
最近では下妻物語とかと同じ構成だね
あの映画も最後は跳ね飛ばされて死んで終わるんだと思いながら見てたよ
沢村貞子のつけ髪、猫に咥えさせるシ−ン 印象的だったな。
あのシルエット 溝口のことだから何回もやり直したんだろうな。
絹代さんが意趣返しするというのも以外な感じがしたが、溝口流のリアリズム
なのか 「人間をありのままに・・・」ということかね。 少なくともルビッチの「生きるべきか死ぬべきか」がやってる ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています