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数多く映画化した松本清張原作の映画について、話し合いましょう。 砂の器も昔は単独スレがあったんだけど、三木叩きのせいでスレがぶっ壊れたんじゃなかった? 『ゼロの焦点』に続いて、1962年(昭和37年)頃、 野村芳太郎さんが監督する『砂の器』の脚本作りに、
再び橋本 忍さんと取り組みました。
公開は1974年ですが、脚本は10年以上前に出来ていたんです。
松本清張の原作は、話が入り組み過ぎていて、とても映画になりそうもない。
『これは無理ですよ』と言うと、 橋本さんは、『その通りなんだ』
とにやにや笑い、 『でも、ひとつだけ方法がある』と言って本を開きました。
それには、捜査会議で刑事がハンセン病の男と息子の足取りを語る場面に、 赤鉛筆で傍線が引いてありました。
『追われるように古里を出、島根県の亀嵩(かめだけ)に現れる。
その間どこに回ったかは、この親子にしか分からない。
この分からない、というところを絵にするんだ』。 物乞いをしてこの国のあちこちを回り、
どんな目にあったか。 どんなにつらかったか。 それをクライマックスにして物語を作っていくということです。
捜査会議が再開されたのが、犯人の新曲発表コンサートの晴れの日。
刑事が話し始めたところで音楽が始まる。
その音楽に乗せて、親子の旅の回想がはさまれる。 『どうだ、良いだろう』
と橋本さんは自分の発想にとても興奮し、すぐに旅館を押えてくれ、 と言いました。
夜を日に継いで、仕事を進めたかったんですね。 その時は、横15センチ、縦10センチくらいのカードに、 場面を書いていました。
いらないものは捨て、必要なら挿入する。
最近カードで整理する、というのははやりましたが、 橋本さんは40年以上前に実践していた。
ものすごい勢いで橋本さんがカードに書き込み、
それを僕が原稿用紙に写す。 10日か2週間くらいで、完成しました。
親子があちこち行く場面は、僕が考えました。 村の子供にいじめられるとか、
小学校の校庭をじっと見つめているとか、 橋の下で親子で楽しそうに食事しているとか。
でも、真冬の雪の中は書いていません。 あの場面は野村さんが加えたのです。
物乞いの人達は、寒い時に北には行きません。
でも野村さんはあえて、親子に酷寒の青森県・竜飛岬を歩かせた。
それが映像的な緊張感、過酷さを描き出し、 あの映画の象徴となっています。
それにしても、企画が中断しても10年以上あきらめず、
ついに実現させた野村さんの執念には頭が下がりますね。 橋本の父 「お前の書いたもんはいろいろあるけれど、
読めるのは、この2冊くらいのもんや。
脚本の出来から言うと、この「切腹」の方が上やけれど
好き嫌いから言うと、この「砂の器」の方が、わしは、好きだ。
ところで「切腹」は映画になったのに、これ(「砂の器」)は
映画にならんと?
これは、映画にすれば当たるやろ。」 砂の器ってすぐ映画化してたらカラーじゃなくてモノクロだったのかな 三木「わしを1度でいいからコンサートの舞台に立たせてくれ! 昔からそれが夢でな…♪お〜れは〜ジャイアン〜ガ〜キ大将〜」
和賀にはそれだけは許せなかった 三木「ヒデオ・・・金に困っとるんじゃ。ちと貸してくれんかのう?」
和賀「貸せません」
三木「なぜだ?なぜなんだヒデオ」 和賀「今はもうDVDとBDの時代だからです。どの店も貸し出ししてません」
三木「そらヒデオやのうてビデオやがな!!」 三木「じゃあ、英夫。ビデオって、10回続けて言うてみい」
和賀「ビデオ、ビデオ、ビデオ、ビデオ、ビデオ、ビデオ、ビデオ、ビデオ、ビデオ、ビデオ」
三木「黄熱病のワクチンを開発したのは誰?」
和賀「野口英世でしょ」
三木「アホやな、アメリカのマックス・タイラー博士や」
和賀に殺意が芽生えたのはこのときだった 東宝シネマの「午前10時の映画祭、砂の器
」今日から始まったので観て来た。
入りは2割ほどで空いていた。ほとんどの観客がシニア層。
やはり観て良かった。最近の映画にはない叙情感溢れる画面。ベテラン俳優たちの熱演。
思わず画面に引き込まれてしまった。
カネと時間をタップリ使って、こういう素晴らしい映画が作られていた時代もあったのだな。 >>871
もしかして、野村プロダクションの会計担当者をなさっていたお方ですか? たしかに強欲ジジイ三木役の緒形拳は熱演だな。
感心する。 三木「あの、理恵子とかいう女…いい女じゃの…一度でええから、あんな女を抱いてみたいもんじゃ。駄目かのう、英夫」 >>871
野村芳太郎がはじめ昭和30年代に『砂の器』を作ろうとした際は、確か劇中のハンセン
病の扱いが難しいので断念したんだっけかな?
「日本中をロケして予算が掛かる割にはこの題材は厳しい」と、、、
(霧プロの内情を書いた本ではどういう書き方になってるのか不明だが)
亡くなったピンク映画の西原儀一は、「ボクがピンクを撮っていた昭和40年代前半頃、
野村芳太郎が『ピンクのような低予算のやり方なら(お金も掛からず松竹に迷惑も掛からないから)
この企画も撮れるのでは?』と面識もないボクに飛び込みで相談してきた事がある」と、、、
、、結局、後年に「橋本プロダクション」制作という形で実現。
橋本は「橋本プロ制作だがスタッフは松竹系、、だが現場のスタッフは可能な限り絞られ、
ロケではプロデューサーになっているボクまでが機材運びやレフ持ちをする有様だった」
「野村さんとしては現場の人員は絞る、代わりにこの映画の要はロケだから、そこで
少人数で時間を掛けて粘る」「現場の人員が多いとその拘束費だけでお金が飛んで行ってしまう、、
そこで考え抜いてそういう作戦にしたのだった」と、、、
確かあの父子の旅の場面だけで何ヶ月も使ったんじゃないかな?
確か(もちろん野村やスタッフは合間に他の仕事もしながらたまに集まってという形だけど)
結局は1年ぐらいやってる筈。 >こういう素晴らしい映画
『砂の器』はその後に何度もTV化されるけど、結局は大半はこの野村版のトレース
だよね(まあその全てを観ているわけでもありませんが)
04年のTBS版『砂の器』などはクレジットは「脚本=龍居由佳里 潤色・橋本忍 山田洋次」
と、、もちろん橋本・山田が新たに書いたわけではなく、このTBS版では野村版『砂の器』
を公に下敷きとして使っている為。
『ゼロの焦点』も83年のTBSの映像化は「脚本=山田洋次 橋本忍」となって
いた。これも基本は61年の映画版のトレース。
まあTVの清張もの(で前に野村などが映画化した事があるもの)は大抵は「初めの
映画版」のトレースなんだけど・・・でも大半は(あくまで「原作」の映像化という
建前なので)昔の脚本を公にクレジットする事は無い。
この辺は市川崑版の金田一もの/それ以降の金田一ものの関係に似ている。
「素晴らしい映画」っていうか、これもいま観ると大仰さに辟易という感もあるけどね、、
橋本は「回想シーンを思いついてしてやったり!」だったというが、実は同じ橋本・山田脚本、野村監督
『ゼロの焦点』の南原宏治の過去シーンのフラッシュバックに既に原形があるんだよね、これ。 こんなお笑いネタ映画でマジになっちゃってどうすんの?w お笑いと言えば、丹古母鬼馬二はたけしのお笑いウルトラクイズの初期常連だったな。
捜査会議のシーンで丹波さんの横にいて神妙な表情の鬼馬二を見るとどうしても笑ってしまうw 冒頭にあった聞き込みの目撃証言の川の洗い物を木のそばで行ったり来たりしゃがんだりして見ていた不審者は誰なの? >>882
マジレスすると原作や中居のドラマ版では、
和賀が秋田に送り込んだ捜査攪乱者
映画ではただの無関係って事になってる >>882
捜査が亀田に及んだ事を知った犯人が、捜査を攪乱させる為に、同じグループ (ヌーボーグループ)の男に亀田に行かせて不審な行動を取らせた。
映画ではこの説明が全くないので、原作を読んでないとワケが分からない。 最初は原作を生かすつもりだったのが、だんだん和賀のキャラクターが変わってきたんだろうな。 親子放浪の回想シーン。
真冬の竜飛岬だの雪道だの、崖っぷちの道だの、絵にはなるけど現実問題としてあんな所で野宿したら親子共々凍死してしまうだろう。
それに人家の無い所では物乞いも出来ない。
食べ物はどうしたのだろう?
寒くならないうちに暖かい地方に移動すべきだろう。
と、マジレスで突っ込んでみる。 少年時代に放浪していて戦争中は大阪の自転車屋の小僧となっていた和賀が、青年になってピアノは弾くわ、作曲はするわ、ニューヨーク・フィルの指揮者に招聘されるわ、天才音楽家となって登場する。
一体いつどこで誰に習ったんだよ。
どんな天才ピアニストでも、物心つく頃から師匠について、ひたすらピアノに打ち込み、血の滲むような練習をして、それで初めて一人前のピアニストになれるのに…。
和賀の設定が甘過ぎる、とマジに突っ込んでみる。 ラストの演奏会での手のアップを見たら、「普段はジャズをやっている人だな」と分かるよ。
狙ったわけではないだろうけど。 しでお……なぜだ…どげんしてなんだ…
での手の動きが音の高低と明らかに違うとこがある TOHOで明日砂の器見るぜ
やはり映画館で見たい作品
問題は早起きできるかどうかw 大スクリーンで見たいけど、泣きすぎて恥ずかしい思いをしそうで二の足踏んでます >>895
いくら早起きしてももう間に合わないだろ。
午前十時の映画祭なら「砂の器」は昨日で終り。 >>898
映画館入れ替りで計4週あるよ
12/30まで 実は三木はショタだった。
引き取ったヒデオに性的虐待をしようとしたので、逃げられてしまった。 「…それはこの二人にしか分かりません」
「手紙を押収いたしました・・・」
もうダメだ…涙腺決壊 >>902
おまえって相当なカスだな。
その程度のレスしか書けないのか? 三木謙一さんと、本浦英夫少年とは衆道の契りで結ばれていた
つまり男色関係にあったということですが… そういうこと書いて面白がってもらえるスレかそうでないかわかるようにならないと社会生活に支障を来すよ >>905
金目的でないとしたら、あそこまで執念深く追い続ける目的はそれしか考えられないな。 捜査会議大一番での今西刑事
「和賀が絶対人に知られてはならない秘密・・・それは三木と同性愛の関係にあったということです!」 砂の器を午前10時で観たが、まったくだった。
人の好き嫌いは仕方がないんだけど、何故あれが名作扱いなのかが知りたい。
映画終盤では、周りのご年配の方達は号泣していた。
映画が終わってもまだ泣いていた。
なぜなんだろうか。気になる。 バブルが終わった後に生まれたような人にはわからないことだよ マジだろうが、ネタだろうが、砂の器の書き込みばっかで迷惑なんだよ。
ここは松本清張作品総合スレなんだぜ。
いいかげん砂の器は単独スレ立ててそっちでやれや! >>917
そんなに砂の器の話題ばかりなのが嫌なら
自分自身で他作品の話題を振ればいいじゃん
他人への文句ばかりでなぜ自分で変えようとしないの? >>917
三木叩きが復活した以上、当分無理だよ、あきらめなw 島根県の女子大生殺害事件での、死体が発見された雑木林の空からの空撮は、野村芳太郎監督の「事件」の冒頭場面を思い出させる。 「事件」は清張じゃなくて、大岡昇平だっつーの。
そのネタは過疎の野村芳太郎スレでやれ。 >>921
人に文句言ってる暇があるくせに>>918をスル―するんじゃねえよ
鬼畜でも疑惑でも影の車でもゼロの焦点でも、なんでもいいから
おまえが話題を振ったらどうだ やっぱ砂の器のせいでスレ荒れてるな。
単独スレ作って隔離すべきだろう。 やがて砂の器はスレを追われ、やむなくと巡礼(お遍路)姿で放浪の旅を続けていた。 砂の器のテレビドラマリメイクって、何度もやってるけど、
ハンセン病というネタ使えないので苦労してるよな。
ならば、三木と和賀がホモ関係だったという設定もありかも。 >>926
TBSの中居主演ドラマ版砂の器では
完全にハンセン病を消してたね 三十人殺した犯人に設定したドラマもあったらしいけど、三十人殺そうが 四十人殺そうがハンセン氏病の重さには太刀打ち出来ないだろうな。 「影の車」の内容とタイトルが結び付かないんだけどね、何故、清張はこのタイトルを付けたんだろうね。 つうか映画「影の車」の原作はあくまで「潜在光景」だからな
それを含む短編集の名が「影の車」
小学生の甥に今電話して聞いたから間違いない 嫁も子もいない男がふたりも続いてレスするとは、なんてスレなんだ 松本清張の小説の題名って、編集者が考えていたんじゃないの?
どんな内容でも大丈夫なように、抽象的な題名にしたらしい。 刑事「子供が(お前に)殺意を抱くわけ無いだろう。」
主人公「あるんだ〜〜〜」
主人公が脳裏に潜在的に秘めていた少年時代のあの出来事…。 松本清張は書き下ろしより雑誌連載の小説の方が多かったからなあ。
連載開始に際して締め切りが迫ってたので適当につけた題名とか
連載進めてる内に話が最初の予定と変わってしまい題名が内容と関係無くなってしまったとかありそう。 眼の壁 球形の荒野 時間の習俗 水の炎 草の蔭刻 Dの複合………… 清張はデビュー前に大量にプロット書き溜めていたのを連載で使っていたようだから、
内容が大幅に変わったことはあまりないんじゃないかなあ 砂の器今日日本橋で見てきた
まったりすいてるかと思ったらかなりの埋まり具合でびびった
終盤のホームのシーンあたりでは鼻をすする音がまわりから
名作でした インフルエンザが流行ってるみたいだな
鼻をすする人が多かった 昔NHKで松本清張小説が原作のTVドラマを製作した時のエピソード。
短編数本をドラマ化するためディレクター(和田勉だったかな?)が松本清張宅へ許可を貰いに行った。
清張先生曰わく「良いですよ、自由にドラマを作ってください」
「ところでそれってどんな話?」
ディレクターが面食らいながらも説明するお話をフンフンと聞いてる先生、
やがてクライマックスにさしかかると急に興奮しだし
「君!その話僕知ってるよ!」
題名が内容に即してるかどうかなんて些細なことどうでも良いじゃないかという気になる清張さんです。 基本的に清張作品の色んな背景とかを軽く書き込んで楽しむスレなんだけど、
なぜか砂の器だけは>>944みたいに「感動した!」とマジになって書き込む重いオタがいるんで、
そのオタをおちょくるためにまた三木叩きとかが出てきて荒れるんだよな。
砂の器は専用スレ作って、オタおよび三木叩きはそっちに移動して欲しいわ。 10年以上も前に立っているスレのことで、「このスレは・・・なんだけど」なんて言われても感動できない。 >>947
でも自分で立てる気は毛頭ないんでしょ?
偉そうに他人を馬鹿にしながら
自分の行動力はそんなもんだよねw レス数が950を超えています。1000を超えると書き込みができなくなります。