『まあだだよ』～後期・晩年黒澤全般スレ

**この子の名無しのお祝いに** · 2005/06/21(火) 00:58:58

黒澤後期の作品は大体スレたってるので、ここで遺作のスレを立てたい。

これだけでは話もたないかもしれないので、80、90年代の後期から晩年にいたる
黒澤の特質、変化、エピソードみたいなの、あと彼の手で撮られなかった「雨あがる」
「海は見ていた」とかの話なども。
(作品自体の話は作品スレがある場合はそちらで)

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/06/04(日) 03:09:56

>>180
痴呆っつーのとは違うと思うんだが　>>夢

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/06/04(日) 03:52:22

自分の考えにあてはまってもそれが真実とは限らない。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/06/04(日) 08:25:24

3作品とも好きだけどな
8月のラストなんかいいよ

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/07/17(月) 17:46:17

やたら評判悪いから期待しないで「乱」と「影武者」観たんだけど、
普通に面白かった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/07/30(日) 04:55:33

上げ

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/07/30(日) 10:10:09

「乱」なんかは「どっかの映研上がりの人間がリア王を時代劇で
やってみたいってんで映画化したんだけど、金がないから役者は
知り合いとか近所のスポーツ用品店の店主とかに声をかけ、あと
親戚に一人だけ大芝居の出来る古参の役者がいたんで、それを
主役にして撮っちゃったんだ。でも手作りでセットや衣装を
作ったんだけど頑張ってるよ。素人臭くて硬いけど、大きな
テーマに体当たりでぶつかった小品佳作だね」
などといって知らない人に見せたらぶったまげると思うが。

桂千穂だっけ。「乱を見て思ったけど、さいきんの黒澤さんって
カルト・ムービーしてません？」って言ってたのは。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/08/04(金) 21:33:20

『まあだだよ』って全体的にはヌル過ぎて、

あんまり胸に残らなかったんだけど、

なんといっても、庵の中の香川京子が素晴らしかった。

季節は秋のシーン。

黙ってても絵になる女優って、今いないなぁ…。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/08/05(土) 01:14:53

そうね、いい役者がいていいセットがある。つまらない映画だけど。

**：この子の名無しのお祝いに** · 2006/08/05(土) 16:15:34

温いけど、ねこ話になける・・・。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/08/27(日) 09:47:19

まぁ～あだかい！

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/09/06(水) 00:39:34

久しぶりに「夢」を見たんだけれど
ゴッホあたりまではなんとかぼーっと見れるんだが
そのあとの「赤富士」や「鬼」、「水車の村」の説教臭さは耐えられない・・・
ふだんからあんなリベラルな夢を見てた・・・わけないよね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/09/06(水) 17:56:11

「水車の村」は映像の力が説教を上回っているんで
それほど説教臭くは感じないなぁ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/09/07(木) 11:54:21

夢は、自分の好きなエピソードだけを繰り返し見ればいいんだと思うよ。
俺はゴッホが好きだからゴッホのところばかり繰り返し見ている。
あのゴッホが英語じゃなくてフランス語しゃべってくれれば俺の中では唯一神映画。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/09/12(火) 20:34:27

『夢』のDVDって公開時の予告編って収録されているの？
あれって『太陽の帝国』の音楽が使われていて
「何だかスゲー壮大な映画」と勘違いされそうな予告編だったが
LDには収録されてないのでもう一回見たいんだよね。
予告編が入っているならDVDへの買い直しに踏み切れるんだが。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/09/14(木) 21:31:05

保守

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/09/17(日) 19:34:14

「夢」は、狐の話を９０分位に膨らませて１作品としたほうがよかった。
残りは余録だな。黒沢の蘊蓄話や説教は、居酒屋で上司の自慢話を聞か
されるようなぬるさがあった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/09/17(日) 19:42:30

自分的には、狐と水車が好きだな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/09/17(日) 22:11:25

うん、狐はいい。
>>199
狐+αで60分でどうかな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/09/24(日) 00:39:22

オチがなければトンネルもいい

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/01(日) 07:42:22

黒沢の晩年の作品は一種の私小説、人生哀歌の随筆のような境地へどんどん入っていく。
どうにも億劫で「８月のラプソ」などに未だに手が伸びん。
最後に、すかっとした娯楽作品で締めて欲しかった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/02(月) 10:15:49

「夢」は映画館の座席で、今ここで見られたことを心から感謝できた
至福の体験だった。まあ雪女はさすがにつらかったがｗ

黒澤は戦後すぐに双葉十三郎に「戦後の黒澤作品を見ると、一つとして
似たような題材を扱っていないのに気づく。これは彼が真の作家である
証拠であろう」と言われた人。
見ている側は「この間見て感激したものと同じような奴をもう一丁」
という感想を持っても、やってる側からすればとっくの昔に卒業した
古臭くって青臭い思い出話。宮崎駿や手塚治虫もそうだったけど、
「一度やったことはその場で全力投球・完全燃焼、すぐに新しい素材と
目標を求めて新天地に旅立つ」というのがクリエイターの信念というもの
なのでしょう。
（逆に人が切り拓いた物を、手をかけてじっくり洗練させ、熟成させる
アルチザンとしての職人魂を燃やす人も居るのだけれど、それはそれ、と
いうこと。）

だから黒澤晩年はアクションも見られなかったし、宮崎の能天気な活劇も
もう見られない。まあそれを受け継ぐのが若い世代の仕事である訳で、
宮崎の「僕は変わったんじゃない。年取っただけ。残りわずかな時間は
一番通俗が寄り付かない根源の問題をやりたい。それで、僕が根源に
にじり寄ろうとすると、とたんに昔の漫画映画の方が良かったっていう
若者がいる。若い人がなんでワーッと大笑いしてああ面白かったねって
いう映画を自分で作ろうとしないのか、その方が不思議ですね」とか、
黒澤の「ひとが一生懸命赤い色を塗ってるのに『青くないじゃないか』
って文句言われても困るんだよ」というのはやっぱり真理でしょう。
「若い時にしか作れない映画がある」っていうのは、「大人の映画は
ガキには作れない」というのと同じ意味である訳で。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/06(金) 03:48:47

『八月の狂想曲』の吉岡秀隆と親類の女性が林の中で語り合っている時、
突然、吉岡が女性にムラムラしてしまい抱きつこうとするシーンがあったと
思うが、あれはやはりＴＶドラマ『北の国から』のパロディ？？（オマージ
ュか？）あれには笑ってしまったが。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/07(土) 22:54:02

原作にあるシーンだからそんな意図はないでしょ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/10/31(火) 00:48:36

坂東め

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/11/03(金) 06:58:56

成功するほど芸術志向になったので大衆から乖離していったな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/11/03(金) 14:01:52

>成功するほど

東宝は儲かったが、黒澤プロは火の車。
大衆受けする作品作っても損するだけだから
馬鹿らしくなったのさ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/11/12(日) 09:01:49

最後の作品『まあだだよ』の興行成績はどうだったんでしょうかね？

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/11/12(日) 09:39:09

大赤字で、プロデューサは全員首が飛びました。
jmdbでその後どうなったか見てください。

ゼネラル・プロデューサー ................　徳間康快小暮剛平
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0312440.htm
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0179100.htm
製作 ................　山本洋入江雄三
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0151300.htm
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0319790.htm
プロデューサー ................　黒澤久雄
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0121180.htm
アソシエイト・プロデューサー ................　飯泉征吉
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0327770.htm
プロダクションコーディネイター ................　末弘嚴彦
http://www.jmdb.ne.jp/person/p0690990.htm

徳間、黒澤の二人はさすがにその後も安泰ですが。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/11/12(日) 10:24:59

馬鹿ですか？
山本洋はいまも現役バリバリ、第一線のプロデューサー。
他の人は、たまたまその時期に社命で映画部門を担当させられていただけ。
プロデューサーという名が付く人ならみんな、何か凄い責任と権限を持った存在なんだと思ってる？
映画制作について何も分かってないし、会社組織というもの自体がどんなものなのかも分かっていない。

20代はアシスタント・プロデューサー、そのあと系列出版社の営業マン、そのあと映画の宣伝マン、そのあと系列出版社で編集長なんて人もいる。
どんな映画でも、製作部の末端の人たちなんか社命で配置させられただけなんだから、責任をとらされるわけがない。
「まあだだよ」の場合は特に、そもそもが徳間康快の趣味で引き受けた企画なんだから、大映社員に責任があろうはずもない。
それに大赤字でもない。
第一、徳間康快は6.7年前に死んでるんで安泰も何もない。
死んでしまったんで、「まあただよ」同様に彼の趣味で立ち上げられた筒井康隆脚本「大魔神」の企画は頓挫してしまった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/11/12(日) 10:32:19

それから、「プロダクションコーディネイター」というのは、プロデューサーじゃないよ。
昔の日本映画でいうところの「製作事務」「製作進行」。
単なる事務処理屋さん。
製作スケジュールの調整、ロケ地撮影許可の折衝、小道具借り受けの窓口などなどの役目。
現場にはノー・タッチ。ほとんど現場に行かない人も多い。
こんなのは10代の映画ファンでも知ってること。
（そういう人でも、映画によっては「プロデューサー」とクレジットされることも多い。
プロデューサーの肩書きなんて、その程度のもの）

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/08(金) 09:30:55

ココ見て「夢」ってのに興味が沸いたよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/24(日) 22:57:03

黒澤監督のファンが集まっている所でなんだけど、私はカラーになってからの
黒澤作品てダメだと思う。かつての、その時代にカメラを持っていって撮った
かのようなリアリズムがなくなって「乱」の合戦シーンなんてきれいな芝生の
上での戦いだったし、「夢」に至ってはなんでこんな気持ちの悪い映画作った
のかとクビをかしげた。「8月・・・」は見に行く気にもならなかった。黒澤
監督を尊敬しているだけに、晩年の作品は残念だった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/24(日) 23:02:35

黒黒か上の監

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/25(月) 16:47:44

>>215
じゃ、白黒時代の作品だけ見てればいいんじゃないの？
さようなら。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/25(月) 20:50:43

>>215
「どですかでん」を観ることを薦める。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/26(火) 15:24:59

>>215は娯楽映画が好きな人なんだよ。

白黒の黒澤が好きとか書いてるけど
「どん底」とか「白痴」は嫌いなタイプ。
そういう人が「どですかでん」を面白がれるわけないじゃん。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/26(火) 21:45:12

>>215じゃないが、そういうのを妄想というんじゃないかね。
>>215は、「どん底」とか「白痴」が嫌いとは一言も言っていない。
「どですかでん」も既に見ているかもしれない。

「同じシェイクスピアの映画化でも『蜘蛛巣城』は大好きだが『乱』は退屈だった」という人は沢山いる。
俺自身は圧倒的に「乱」が好きだけどね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/27(水) 16:50:38

だよな。決め付けて批判したり糾弾したりするのはよくない。

黒澤映画は素晴らしいけれど、偏屈なファンが多すぎて、
それが黒澤の名を貶めているのに気づいて欲しい。

黒澤に入れ込んでる、惚れているってのはいいんだけれどね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/28(木) 10:37:15

そうだな。
攻撃的で狭量な奴が多いな。
小津スレも批判は認めない奴いるけど、
黒沢スレのは攻撃的で狭量だ。

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/29(金) 01:35:03

>>219
>>221
>>222
あのー、ホストが同じなんですけど、、、、

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/29(金) 16:28:21

>あのー、ホストが同じなんですけど、、、、

お前にみるわけないだろ

**この子の名無しのお祝いに** · 2006/12/29(金) 23:02:46

「乱」意外と面白かった。ピーターが意外な大役だった。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/01/02(火) 14:55:47

「乱」意外と面白かった。星一徹が意外な大役だった。

**215** · 2007/01/03(水) 00:12:40

>>220 まったくおっしゃる通りです。黒澤作品を批判すれば叩かれることは承知
の上でしたが、貴方や>>221 >>222のような方がおられて安心しました。
>>217のように「気に入らなきゃ見なきゃいい」と言ってしまったら映画評なんて
できませんもんね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/01/30(火) 10:57:07

晩年の作品なら『夢』と『まあだだよ』が好きだな…。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/01/30(火) 16:28:22

>私はカラーになってからの
黒澤作品てダメだと思う。かつての、その時代にカメラを持っていって撮った
かのようなリアリズムがなくなって

だって、あなたのいう「リアリズム」からは離れようとして
撮った作品だからね。
カラー以前と同じような作品作ろうとしてるのに
それがうまくいってないからダメという批判ならわかる。

元々ねらいが違うのに、俺はこんなの嫌いと
言われても困るよ。

小津映画見に行ってアクションシーンがないから
ダメというのと同じだよ。
小津映画は嫌いだという「感想」ならわかるけど。

「乱」も「夢」も「八月」も大好きなんですけどね。
私は。
>「夢」に至ってはなんでこんな気持ちの悪い映画作った
のかとクビをかしげた。

幸福感に包まれて映画館を出られて幸せでした。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/11(日) 13:57:37

橋本忍さんは夢が一番好きらしいね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/12(月) 07:32:56

カラーではそうらしいね。
それで要らないエピソードがあるから切った方がいいって。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/12(月) 23:26:14

>>231
>要らないエピソード

イーグルが.... いやなんでもない

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/21(水) 19:46:37

『まあだだよ』での松村さんのビールの飲みっぷりの良さ。
これだけが印象に残ってる。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/21(水) 23:29:19

まあだだよは、内田百聞に託して、黒澤が親友の本多猪四郎とともに山本嘉次郎門下生の頃の思いでやふいんきを描写したと聞いたことがある
いい話やね

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/22(木) 01:18:46

>>234
>>78

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/26(月) 19:00:56

黒澤はカラーになってからのほうがいいと思うんだけど
俺って少数派みたいだ
白黒時代は臭みが激しいと思うんだけどなぁ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/27(火) 06:00:07

なれるとおいしいくさやのひもの

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/02/28(水) 19:17:40

>>235
それも堀川の推測に過ぎないけどなｗ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/01(木) 06:13:48

どですかでんってもっと評価されてもいいと思うけどな

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/01(木) 18:46:02

「どですかでん」見ようと思ったけど３０分いかないうちに
猛烈な眠気に襲われて見れなかった。
どこが面白いんだ？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/01(木) 19:15:49

>>240
年を取ればわかるようになるよ
負けてしまった人々へのオマージュなんだけどね
後半特に印象的なセリフや場面がいっぱい
「枯れてしまえば何の木でもないんだわ」とか
「君ぃ、プールが出来たよ」等
負けることの痛みを思い知った後で見たら泣けるよ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/01(木) 22:53:25

>>241

シンダンジンは俺だ。
早く死んで楽になりたい。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/03(土) 21:14:37

>>241
これ撮り終わってから手首切ったんだよな？
黒澤はひとことでゆーとナイーブだと思う
小津の強靭さと対照的で最初受ける印象と正反対なんだな

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/05(月) 12:32:04

乱は映画館で観て印象に残った初めての映画
荒野で彷徨う仲代とピーターの姿には
幼少時ながらどの怪獣映画にも勝る衝撃を受けた
黒澤さんは真に偉大な監督

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/05(月) 13:01:13

>>18
「乱」
カンヌ国際映画祭が1980年代の映画ベスト1に選出

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/11(日) 06:14:07

「姿三四郎」観た
こ、これは恥ずかしい
現代人が見たらとても見れたもんじゃない
この映画を褒めてある批評もよく見かけるけど、それは一般人の見解から遊離してると思うぞ
なにからなにまで臭い
まぁだだよと姿三四郎比べたら圧倒的にまあだだよのほうがいいと思うんだが、批評を比べたら姿のほうを見るだろうな
これってフェアじゃないだろ？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/11(日) 10:21:20

>>246
スレ違い

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/03/11(日) 20:07:49

>>53
今更で，さっきＣＡＴＶでみて，このスレ見つけたんだけど，松村さん，本当に苦しそう
あの歌だって必死でびっくり。
そりゃあ老け込むだろうて

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/05/01(火) 10:25:02

もういいかい？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/05/01(火) 10:28:04

>>249
もーいーよ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/05/04(金) 15:26:25

後期は自殺した兄ちゃんに近づいたのかと思った

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/10(日) 10:43:46

？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/10(日) 12:44:09

「弁士をやっていて若いときに自殺した自分の兄貴に黒澤明自身が近づいた」
と翻訳してみまスタ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/13(水) 06:26:46

まあだだよはいいと思うんだけどな
どこか異様な感じで面白く観れた

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/21(木) 12:00:32

こっちで良いのでしょうか…
先日『影武者』を観たんですが、藤原釜足さんは何処に出てきた教えて下さい。
志村喬さんは直ぐに判ったんですが…

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/23(土) 23:30:28

Wikiって自己解決(>.<)y-~
お騒がせしましたorz

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/29(金) 02:34:28

今、深夜放送で「まあだだよ」を見ている。

14年前に試写会で見た時、お年寄りが多くて至る場面で笑い声が起こって、映画が終ると拍手が鳴ったのを思い出した。

世代とか時代が重ならないと、どうしようもなく伝わらない面白さはあるんだろうね。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/29(金) 07:48:01

小林亜星（僧侶役）の
「心配すんな、まだ俺の出番じゃない。」
とか、かな。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/29(金) 23:49:08

世代は関係ないんじゃないかな
当時学生だったけど引き込まれて観たな
夢が好きな親父は観てられなくて途中で退席したらしいけど

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/30(土) 01:47:43

>世代は関係ないんじゃないかな

そうだね。
かなり年配らしい京都の美術館の浣腸が酷評してたから。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/30(土) 02:25:45

そういえば佐藤勝も確か酷評していたね。

>>258
百けん先生がユーモラスな講釈をたれる度に、爺さん達が座っている席から笑いが起こっていた気がする。

あと、ビアホールで「おいっちに♪」の即興のかえ唄シーンも大笑いだった。

自分も「チィーチィーパッパァー、チィーパッパァー♪」で思わず笑ったけど。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/30(土) 04:17:11

>>144
宮沢りえが出る黒澤映画は観たいなあ
晩年は老人ばかり撮ってただけに

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/06/30(土) 08:38:21

>>257
試写会とか映画館は観たい人が観に行っているんだから、
そこから一般的な世代論を言うのは愚の骨頂。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/07/01(日) 16:56:08

この映画を劇場公開されたとき（２０代）見たけど
ノラのエピソードで号泣し（爆笑）、
「庭の柳の木も、もうこんなに大きくなった」の
ナレーションで何故か感動した。

「お月様が出ましたよ」
「♪出た出た月がー」

四季の移り変わりのシーンも

とても素敵な映画なのにね。

モーッアルトの晩年の作品「クラリネット五重奏曲」の様な澄み切った美しさの
ある稀有な映画。
素晴らしい遺作だと思う。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/07/14(土) 19:11:15

「デルス・ウザーラ」は単独スレ無いのかな？
白痴の失敗を反省して腕を上げた後で取り直した傑作だと思うんだけど

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/07/14(土) 21:28:56

デルスは黒澤明論を語る上で非常に秀逸なテキストだと思うんだけど
単独作品としてみると
黒澤がよく言う「映画になってる（なってない）」という表現を借りれば
映画になってない気がするんだよね。
>>265さんも「白痴」との関係性で語ってるように。
今後年取ってくるとまた印象が変わってくるかもしれんけど。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/09/15(土) 13:35:40

デルスは好きな作品だな
ただ訴えるものが弱い気もする

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/09/16(日) 11:54:43

>訴えるものが弱い気もする

そこがいい。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/09/16(日) 11:55:27

>訴えるものが弱い気もする

そこがいい。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/09/29(土) 19:32:42

>>215
あなたの好きな白黒の黒澤作品を飽きるまで堪能して、
もっと他にも観たい衝動に駆られてから
カラーに進出されたらいいと思います。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/23(火) 18:53:20

>>270
そりゃそーだ

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/23(火) 19:15:27

そんなきれいな芝生かな
乱の合戦て

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/23(火) 19:53:34

>>264
ハゲどう　どうどうどう
「クラリネット五重奏曲」・・・うん、いいことおっしゃいます

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/24(水) 00:38:25

「まあだだよ」は、
内田百間・命のウチの親父が観て
「くだらん・・・」と吐き捨ててた。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/24(水) 17:15:32

「クラリネット五重奏曲」を良い曲だからといって
人にすすめても
「フーン？」でしょうね。

「クラリネット五重奏曲」を名曲だと思えなくとも
生きていくのには困りませんから別にいいのですよ。

かくいう私も「クラリネット五重奏曲」を最初は
「つまらん」と思った人でしたから。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/24(水) 17:43:55

ハクチもデルスも好きだな
おれは

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/10/24(水) 18:02:43

Post War Kurosawa 楽しみだな

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/10(土) 19:52:18

戦後にしては、猫ちゃん（ノラ？）が太り過ぎじゃない？
去勢したからかなと思ったら、立派なタマタマが付いていたし。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/11(日) 02:50:32

>>272
特にきれいでもなかったけど、写真を見れば狙いは明らか。
ttp://www.pbs.org/wnet/gperf/shows/kurosawa/multimedia/images/film7_01.jpg

荒れ野で戦わせたいなら他の場所を選ぶか、この場所を荒らしたでしょうな。
他のシーンの撮影規模を見ればそのくらい大ごとでも何でもない事が分かるはず。

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/11(日) 11:47:32

芝生が綺麗だっていうのはバリーリンドンの影響じゃね？

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/11(日) 11:49:05

別に生え方とかそんなきれいじゃないし

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/14(水) 15:57:41

「内田百閒を知る者にとっては、この映画は失望させるだけであったことは、
作品そのものが、黒澤的世界の象徴である「先生と弟子」のパターンで
描かれているからにほかならない。」

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/14(水) 17:08:06

コピペで批判すんな、チンカス

**この子の名無しのお祝いに** · 2007/11/15(木) 03:21:28

>黒澤的世界の象徴である「先生と弟子」のパターン

あの映画は今までの黒澤の「先生と弟子」のパターンからは
逸脱してる作品なんですけど。