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黒部の太陽

0001この子の名無しのお祝いに
垢版 |
04/11/15 04:29:36ID:dTANx7b4
先日、帰省した際、母親に好きな映画を尋ねたところ
「八甲田山」と並んで、この「黒部の太陽」を挙げていた。

レンタル店を探しても見あたらないので、検索したところ
この映画はビデオ化・テレビ放映しないと決まってるらしい。

この映画、観た方いますか?
0098この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2005/10/25(火) 11:53:24ID:QK5RM+4C
>97
2時間15分くらいの海外版で、スクリーンがかなりデカかったから少し暗く感じたけど、プリント
の状態はまぁまぁ。音声はドルビーに馴れた耳からすれば少し貧弱なので、多分2chステレオ。
1時間カットされてても「七人の侍」海外版みたいにワケワカランということは無くて、やや食い足り
ないという感じ。3時間版はもっとエピソードが加わって豊かになってるんだろうなぁと思った。
特に三船の娘が白血病になるエピソードと、裕次郎と三船の娘のラブストーリーは3時間版では
もっとバランスよく組み込まれてるんじゃないかと思う。
0099この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2005/10/25(火) 11:54:47ID:QK5RM+4C
「映画史的」には「ポセイドンアドベンチャー」とか「タワーリングインフェルノ」がパニック映画の
ハシリってことになってるけど、そんなのは「黒部の太陽」の単なるパクリだと言いたくなる。
こっちの方が早いジャン。トンネルのハリが重さに耐え兼ねて、ピシーッと音を立てて吹っ飛んだり、
突然猛烈な水が噴き出してみんなが大慌てするとこなんか、パニック映画のお手本のよう。
熊井啓の映画で好きなのは1つも無かったけど、これは別人のような演出。
今の役者にはあんまりアップに耐えられる人がいないから、殆どヒキで撮っちゃうだろうけど、
この映画に出てくる土方も重役もみんなイイ顔してて、ここぞという場面にアップが入るのもイイ。
破砕帯の掘削が行き詰って、柳栄二郎の熊谷組重役がサジをなげちゃうんだけど、サウナで
三船が柳にサシで裸で説得する場面、「カネと時間があれば人間に出来ないことなんて
無いでしょう!?」と詰め寄ったり、滝沢修の関電社長が柳に土下座して頼む場面のアップ
なんて素晴らしいね。
0100この子の名無しのお祝いに
垢版 |
2005/10/25(火) 11:57:34ID:QK5RM+4C
いよいよトンネルが開通して何百人もいる土方が喜びに沸いてるところに、
三船の娘が死んだという電報が来るんだけど、悲しみを押し殺して「みんなありがとーっ!!」と
絶叫する三船のアップも泣かせる。その一方で土方たちが次々酒樽を叩き割って、最初は
ひしゃくですくってるんだけど、段々興奮してヘルメットでジャブジャブ酒を注ぎ出して
笑わせるんだよね。大勢の人間の普通じゃない感覚がダイレクトに伝わるすごい場面だ。
とにかくこの映画はイイ場面がいっぱいあるんだよ。それでいてハリウッド映画のパクリじゃ
なくて、京都の友禅染や石庭、水落しが何度も出てきて、日本文化を前面に押出している。
気マジメなくらい日本映画と日本文化を高らかに謳い上げた傑作。確かにこんな映画が
中々観れないというのは残念だな。でも「サウンドオブミュージック」や「アラビアのロレンス」
をTVでしか観たことのない奴にまともな評論なんて出来ないと思うけど、これもそういう映画。
でかいスクリーンじゃないと真価は伝わらないから、いずれそういう劇場でリバイバルされる
ことを心待ちにしたいね。
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