マキノ雅弘/マキノ映画
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
とにかく色々語れそうだから立てちゃうよ。語ってよ。
>>69
麦こがしの入れ物を、ちゃんちゃんちゃわんと、ちゃんと見ろ >>68
コレクターズ・エディションは「道八茶碗」レプリカも付けてほしかった >>70〜71
まぁ、映画自体が「さ〜ても天下の逸品」なのでありますからして 解説書に「鴛鴦歌合戦」カラオケ歌詞集みたいなのがついてれば完璧なんだが・・・
次回コンプリート版には是非にときぼん ひところカラオケ屋いくと、ディック・ミネの「或る雨の午后」ばかり唄ってた。
2番の歌詞は、「青葉の笛」で唄っていた。もう15年くらい前の話だ。嗚呼…… 東映の任侠映画を撮りまくってた頃、小沢茂弘とか山下耕作の作品とは、違い
何か(明治や大正の情緒)みたいなのを、映画の中で強調してて、世評は良く
ないかもしれないけど、観終わった後 胸にジーンと来た記憶がある。
まさに古き良き時代のカツドウヤ!どんどんDVD化望む! おれ未見なんだけど、
マキノ+千恵蔵+ディック・ミネという「鴛鴦」トリオによる和製オペレッタには
「鴛鴦」の前年に製作された「弥次喜多道中記」もあるんだけど
「鴛鴦」と比べてほとんど話題に上がらない。こっちの方はどうなの? >>77
鴛鴦ほどの歌の連続を期待すると肩透かしを喰らうけど
男の友情に泣ける 鴛鴦ほどリピートして観てないけど面白かったよ
タイトルも「弥次喜多歌合戦」じゃないから、それで判断してちょ マキノ監督は女形出身で、撮影の時 最初に自分が見本に演技してみせたらしい。
もうこんな監督は出てこないと思う! 女形出身じゃなくて、子役出身ね。
女形で有名なのは衣笠貞之助。 失礼! 衣笠監督と混同してしまったみたい!今【日本映画作家全史】(上)
で確認! >>78-79
レス、さんくす。お二方のカキコミ読んで、観たくなりました。
「鴛鴦」と同じ頃に出ていたLD、買っとけばよかった。
田舎暮らしなんで、フィルムではお目にかかれそうもないし。 ♪とかく浮世はままならぬ BOX買う香具師 買えぬ香具師〜 >>68
3000セットというのがビミョーだね。
LD版もってるけど、これも買うというのが3〜5割いるんじゃないか?
そういう漏れも、LDあるのに買ってしまう組 まぎれもないお宝だとは思うんだが、骨董集めてる志村喬のような心境だ罠 あんまり「お宝」を集めすぎて「娘よ夜逃げだ支度しな〜」なんて歌わないように注意! マツケン・サンバで盛り上がる師走に発売とはアッパレじゃ マキノ雅彦の「寝ずの番」は元祖マキノとくらべてどーなの? >歌合戦コレクターズエディション
近場の量販店で「予約終了」と言われたぞ 予約が終っただけだ
在庫完売じゃないから入手はできる 誰も書かないので一応DVDの感想をば。
本編はなんと言っても字幕が付いたのが嬉しかった。『歌えば天国』
では不明になってたエンディングの歌詞もバッチリ。お春さんが焼き
もち妬いてグジュグジュ言うところもちゃんと字幕があったのはちょ
っとびっくりした。アドリブじゃなかったのね。
LDのマキノ監督インタビューでチラッと言っていた、千恵蔵御大の
使えなかった唄う場面が収録…はされていなかったのが残念だけど、
スチール写真は収録。見てるだけで幸せな気分になれますな。
『泡立つ青春』は前半のビヤホールで唄うの場面はちょっと『或る夜
の出来事』の夜行バスの場面を思い出させるノリだったけど、後半は
ビール製造工程の説明に終始した感じ。まぁとても戦前と思えない技
術力の高さや庶民(じゃないかもしれないけど)暮らしぶり等々はそ
れなりに面白かったし、貴重なのでは。 そうかな…『歌えば〜』でも一部歌詞不明としていた位、聞き取り辛い
部分が多々あるわけだし、その中でも特にはっきりしない部分が字幕に
なっていたので台本に詳細に台詞が書いてあって、字幕はそれを基に起
こしたと思ったんだが。 泡立つ青春とか歌えば天国とか、なんの話題なのかサパーリ分からん。
一週間で作った即席ミュージカルだから、台本は現場で変更追加削除されてるでしょう。
どこまでが台本にあって、どれが現場のアドリブなんかなんて、当時の撮影台本と比較
しなきゃ分からないよ。製作に関わっていない人間があれこれ言ったって、所詮憶測。
そんなの分からなくったって、面白いものは面白いから、別にどうでもいいんだけど。
「はな子さん」ってマキノ監督?
「お使いは自転車に乗って」♪ 今年の予言。
津川がマキノの名を大いに汚すであろうぞよ。 >>103
質問。
時間:終日ってどういう意味ですか?
平日の仕事帰りに2本観れるのかいな。 >>108
>>107さんは、単純に「終映」と「終日」を読み間違えただけでは…。
もういっちょマキノ情報。1月14日から渋谷にオープンする
「シネマヴェーラ渋谷」という映画館で、オープニングの北野武特集に
続いて、マキノの『次郎長三国志』特集があるんだけど、なんと!これまで
上映プリントがなかった『第六部 旅がらす次郎長一家』『第七部 初祝い清水港』
『第九部 荒神山』の3作もニュープリントでやってくれるそうな。
楽しみですな〜。 >>109
まじっすか。
荒神山までやるんですか!
早速調べよう! 健さんがキックボクサーになる「ごろつき」は超珍品。 >>109
それは凄い。本当に凄い。驚きだ。旧作上映関連では今年最大のニュースになるかも。 >>112
東宝に上映用プリントが無かっただけで、前からCS(CATV)では
やってたみたいだけどな。キネマ倶楽部からソフトも出ていたと思う。
それとフィルムセンターで上映したこともあるよ。 >>113
フィルムセンターで上映したことある? マジっすか。
「荒神山」はどっかでやった気もするけど、6・7部もやりましたっけ。
まあ、でも、一挙上映は非常に珍しいのは確かなんで、サイト、はっておきます。
これだけでシネマヴェーラ渋谷には花丸あげたい気分だ。
http://www.cinemavera.com/schedule.html >>114
追加情報。東宝の9部作に加えて、63年から、東映で鶴田浩二主演で
製作された『次郎長三国志』シリーズも上映するそうだよ。
こちらは、未ソフト化で、上映プリントもなかった作品。
楽しみですな〜。 >東映で鶴田浩二主演で 製作された『次郎長三国志』シリーズ
鶴田次郎長がいい男になり過ぎてて、ちょっとイヤミだけどね。 01月25日(水) 後 01:00-後 02:30
BS2 懐かし映画劇場
「月形半平太」 <レターボックスサイズ>
【監督】マキノ雅弘
大川 橋蔵/丘 さとみ/青山 京子/高田 浩吉 ほか
〜1961年 東映京都制作〜 ↑ 予約録画しておいたが、国会中継で延期になってた。 東映版「次郎長三国志」シリーズ 昔 深夜の放映で観たけど、おろらく監督本人
としては、東宝みたいに多く撮りたかったろうけど、鶴田や他の俳優も任侠作品に
出なければいけないから、話をブツギリにした感じがする。だいたい次郎長伝を
4部で描ききるのは無理。 『雪之丞変化』をテレビ放映で見た。大川橋蔵が三役で奮闘、
雪之丞の女形が素敵だった。十三代目片岡仁左衛門の師匠も
渋い。
かつて東映随一といわれた腹ちがいの兄【松田定次監督】は今年が生誕100周年ですが、何の動きもないのでしょうか? >>124
まあ、今は観るだけならソフトやCS(ケーブル)・BS等で普通に観れますけどね。
地上波でもKBS京都では松田作品はヘビィ・ローテーション。
松田さんは東映京都でも、下っ端助監督は畏れ多くて口も利けないぐらいに偉い
人だったそうで。当時のスター映画は軒並み撮っている。ただ、映画監督は作家的
な癖のある個性的な作品がないと取り上げにくいですよね。
マキノは何を撮っても演出に独特のリズムがあるけど、松田さんは見えにくいでしょう?
松田定次や佐々木康といった監督は取り上げにくいんですね。
キャメラ2台で長回しして芝居の演出と編集でリズムを出すのがマキノさんだけど、松田さん
は現場でも呆れるほど細かいカット割を繰り返し、それをさらに編集で詰めに
詰めるスタイルだった。テンポはいいが個性が見えない。
忠臣蔵(赤穂浪士)を3回も撮ったとか、そのあたりで引っ張れるか? あるいは未見だが、
キャリア末期の「バラケツ勝負」や「めくらのお市」などは面白そう。 昨日行ったけど、やっぱり、いいなあ。
『浪人街』は初見だったけど、「ああ、マキノ!」と唸るところが、いっぱいあったよ。
それにしても、"マキノ雅彦"のは、予告編を観ると、非常に嫌な予感がする。
センスのないブラックユーモアほどツライものはないのだが……
杞憂だったらいいんだけど……。
「次郎長三国志」で頑張った子役で、マキノの甥の監督作として、観るべきなんだろうか。 >キャメラ2台で長回しして芝居の演出と編集でリズムを出すのがマキノさんだけど
ホントに? マキノは中抜きの名人で、「昨日消えた男」で、
それまで順撮りしていた東宝の撮影所の人たちを驚かせた。
だけど、後年はマルチカメラを使いこなしていたのも事実。
かといって、もちろん中抜きの手法を忘れてるわけじゃなく、
それは映画を観たら分かるよ。使い分けてる。 >>130
マキノが何時頃からキャメラ2台で撮り始めたのかがはっきりしない。恐らく、
東映でカラー・シネスコで撮るようになった時期が境目ではないかと思う。
中抜きを始めるぐらいにセッカチな人なので、トータルでの経済効率を考えているんでしょうね。
2台になればそれはそれで照明や構図の手間暇も掛かるのだが、それを差し引いてもキャメラを切り返す時間がもったいないし、
役者の演技が現場のカット割で途切れることが気に入らなかったのでしょう。
まだマルチカメラを始めていなかったと思われる頃でも、レールや台車の移動を使いつつ、
ゆっくりと俳優の芝居場を捉えるような演出を行うことが多かった。
本人がその事にどれだけ自覚的だったかは不明で、案外に何も考えていなかったのかもしれないが、
実は日本で同時代のフランスやハリウッドに通じる映画話法を持っていたのが、当時のマキノだったのではないですか?
ジョン・フォード、ジャン・ルノワール、ハワード・ホークスと並び称されるべき人ですね。 >>131
まあ、大げさに評価すまいと思っても、昨日(4日のことね)やった中で
どっちかというとデキの悪い方の「浪人街」にしても、神業なところあるよなあ。
最初の方の近衛と河津が居酒屋の外でチャンバラを始めて、
藤田が太鼓を叩くあたりの一連は、どう演出してるかわからんが、
ひたすら自由でおおらかで活気があってお祭り的で凄い。
弟子の喜八や澤井が、ああいう感じを出してるのは見たことないもんなあ。
つか、ホント、ルノワールあたりが近いよ。 >>131
東映DVDボックスの解説書の対談の澤井発言によると、
マキノは2カメでの照明は、「太陽が両方からあたってる」状態でも気にしない人だったと。
フォトジェニーの人ではない。それよりも役者のいい芝居を一気に撮りたい、というようなことを言っていた。 だいたい無声映画って照明、おおらかなことあるよね。 昔の時代劇はライト当てる方向決まっていた人多かったし。 シネマヴェーラ渋谷で、今週の土曜日から上映する、『次郎長三国志』特集
の、タイムテーブルが発表されないけど、どうしたのかな〜?ちょっと、
心配になってきた…。 >>137
ありゃ、ホントだ。ありがとさん。でも、公式HPには載ってないし、
チラシとかも劇場に置いてないんだよな〜。でも、なんで第一部から
始めないの? 「港祭りに来た男」めちゃくちゃ面白かった。
なんでこれが未ソフト化なんだ。 今日は二本ともアタリだった
大友柳太朗いいねえ・・・色男だけど不器用かつ品がある
丘さとみ美しすぎ 「男の花道」 マジ泣けた・・・最高
ところで文芸坐の最前列に連日居る道化師のオッサンなんなの?
別にどんな格好しようが自由だけどさ 津川がマキノ雅彦を名乗り映画監督デビューする件について。 マキノ雅弘が存命の内にマキノを襲名しちゃったんだよね。
喜んでいたらしいが、弱っちゃったのかな。 いや、割とどうでもいいんじゃないの。
むしろ、ほんとに喜んでたんでしょ。 で,今日は9時55分の「日本侠客伝」から鈴木・澤井両監督インタビューまで
新文芸座にいたのですが,映画は2本とも雨&とびとびで,あれでは演出のテンポとかは
味わえないような気がしました。「浪速篇」は笑いもあっておもしろかった。
鈴木監督は入院後というとこで声が出ない風でしたが一生懸命話しておられ,いろいろと興味あるエピソードも
披露されていました。
ワイズ出版からインタビュー本を出してほしいです,深作・中島ばりのボリュームで。
道化師のおっさん今日もいたね。というか,席がとなりでした…ちなみに自分じゃないよ。 河津清三郎は崇拝していた。
監督作品に殆ど出演している。 >>147
あのひと、虎のお面は鑑賞中は外してるの?
毎日同じ衣装だけど洗濯しなくて匂わないんだろうか?
すごく気になる・・・ 最前列のあの人は道化師のおっさんじゃないよ。
彼は新宿タイガーマスクといって、あの格好で昔から新聞配達をやっている。
TV番組でとり上げられたこともある、映画好きのちょっとした有名人でつ。
そのときはタイガーの部屋の中も映してたけど、同じような衣装も何着かあったな。
(「我に撃つ用意あり」で石橋蓮司が扮した新聞配達のモデルでもある)
新宿の映画館でバイトしてた友人の話では、映画館は劇場招待券と引き換えに
新聞を無料購読してるので、映画好きのタイガーはもらった招待券で
新宿中の映画館に出没してるそうなw
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=802561 >>150
おお、鑑賞中はマスクを外すんだw
最前列であのお面じゃ見えないもんな
あの膨大な手荷物は新聞なのか?
きょう間近で観察したらオードリー&BBがプリントされた特製シースルーバッグを掛けていた
どこで手に入れたんだろう? >>150
タイガーマスクは新宿の名物男なので、住み込んでいる販売店も追い出せないんだろうな。「この
人がいなきゃ」って感じなんだろうね。あの稼業もラクじゃないだろうなあ・・・。
>映画館は劇場招待券と引き換えに新聞を無料購読してる
昔の「ビラ下」の習慣の名残ですね。昔は新聞販売店・銭湯・商店にはよくポスターを貼らせてもらっていた。
ttp://www.wind.ne.jp/asakusau/asakusa/kobore/kobore2.htm
いまだにその土地で古くから営業している各映画館には、地元の販売店からそ
の地方で配達されている日刊紙はほぼ全紙届きますよ。購読費は払わない。
代わりに何枚か無料招待券を上げるだけ。主に販売員の人が使ってるみたいね。
古い馴染みではない新しいシネコンやミニシアターには、もうこの習慣はないと思う。
ちなみに拡販で配るプロ野球や映画の切符は、拡販さんと映画・スポーツ興行
の営業さんの方の取引なのでまた別です。あのあたりの詳しい事情はちょっとよく
分からない。あの辺となると、まあ何かとグレーな世界ではあるね。 文芸座くらいキャパあるとこならいいけど、
ラピュタみたいな狭い劇場にまで遠征して来るんだぜ、あのおっさん!
それも最前列!
うっとおしくてかなわん! 三百人劇場で見かけたこともあるけど、フィルムセンターはまだないな・・・ >>151
外すというより、頭の上にずり上げるだけ。
お面にスクリーンの光が反射して、すごい気になった。
あんなのが近くに坐ってたら、気になって映画どころじゃない。
劇場は周りの迷惑も考えて、せめて普通の格好して見に来い、くらい言ってほしいね。
>>155
タイガーのことは、自分が高倉健になったつもりで、まあ大目に見てやれ まあ、そういうことがあってもええんとちゃうか?(マキノ風) 席が埋まったわけでもないのに、タイガーの真後ろで見てる青年が居た
絶対に視界に入ると思うんだが・・・ マキノは本当に安定して高レベルの名演出家ですね
それとも文芸坐のセレクトが良かったのでしょうか やっつけ仕事も多かったよ。けど総じてレベルは高いね。
情感出すのがうまいから、なんとかしてしまえるんだろうな。
1.ヌケ2.スジ3.ドウサのはずだけど、3の指導が巧すぎる。 ダメダメ作でも「これは!」と思うところがある。
逆に言えば、「これは!」というところで客を引きつければ、
いわゆる「名作」に仕立てようという欲もなかった。
こういう人を前にすると、批評家的な点数主義で映画を評する
(ネットでもこれをやりたがる厨が多いこと!)のが馬鹿げてくる。 昨日今日、渋谷で鶴田浩二の次郎長4本観てきた。
鶴田は本当に「親分!」て呼びたくなる貫禄があるし、佐久間良子との
絡みも情感籠もってて良かった。
鶴田を立てながら周りの子分衆も存在感あるし。
ソフト化されてないせいかリメイク物のせいか、評判は今一つだけど個人的には楽しかった。 僕も鶴田版の3,4を見てきたが面白かった。
展開もスピーディで見ていてだれない。
たしかにな
「ALWAYS 3丁目の夕日」の芝居なんてクソだもんな
マキノが撮れば吉岡と小雪のやりとりなんか名シーンになってたのにな >マキノが生き返れば日本映画は復活するよ
マキノはマキノでも、マキノ雅彦では、無理だろうね。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています