>>476
>『関東緋桜一家』(1972)の時点でもう全然やる気がなく、
>この時点でまだ64歳なんだけど、既に体が相当に弱っていたのではないか?
それはない。テレビでは「長谷川伸」シリーズとか「女、その愛」シリーズとか、
かなり手掛けてるし、「マチャアキの森の石松」では全26話を演出してる。
津川に頼まれて舞台の演出も多い。

フォーマットががっちり固まってマンネリ化のきわみだった俊藤流の任侠映画の作り方に
もはや飽き飽きしていたのだろう。映画界の状況を考えると、
映画に固執するよりはテレビや舞台のほうがまだ好きな題材を演出できる、ということだろう。