山田宏一の本には

後編の脚本だってできていたんですから。撮影だけはしたんですよ。
でも、こんな調子で封切られちまったので、
スタッフもキャストも、途中でみんなやめたんですよ。

というマキノ監督の発言が載ってるね。やはり撮影はしたんだろうか。
それでその悔しさが日活で次郎長を撮るきっかけになった、とのこと。