山根氏の話

・シリーズの簡単な概略
・マキノ監督は八部で完結させるつもりだった
・九部は前後編だが後編は作られていない。理由は不明
・通常の「シリーズ」は一話完結の連作が多い(残侠伝など)が、これは続き物の珍しい作品
・このシリーズは前半(4部まで)は仲間がどんどん増えて無条件に楽しい
・一転して後半は重いトーンが続く
・マキノ作品には「鴛鴦歌合戦」のように無条件に楽しい明るい作品と、
 「崇禅寺」のように暗い作品の二極がある
・その二面性を凝縮したのがこのシリーズ


こんな感じでした。真新しい話は何もないけど(山根氏の批評は大体そうだし)、
時間も短かったので仕方ないかな。丁寧な話振りは良かったです。