マキノ雅弘/マキノ映画
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とにかく色々語れそうだから立てちゃうよ。語ってよ。
昨日今日、渋谷で鶴田浩二の次郎長4本観てきた。
鶴田は本当に「親分!」て呼びたくなる貫禄があるし、佐久間良子との
絡みも情感籠もってて良かった。
鶴田を立てながら周りの子分衆も存在感あるし。
ソフト化されてないせいかリメイク物のせいか、評判は今一つだけど個人的には楽しかった。 僕も鶴田版の3,4を見てきたが面白かった。
展開もスピーディで見ていてだれない。
たしかにな
「ALWAYS 3丁目の夕日」の芝居なんてクソだもんな
マキノが撮れば吉岡と小雪のやりとりなんか名シーンになってたのにな >マキノが生き返れば日本映画は復活するよ
マキノはマキノでも、マキノ雅彦では、無理だろうね。 >>168
言えてますね。あれで評価が高いんだから…
昭和30年代の長屋的雰囲気もうまく出たかも。 >>164
>批評家的な点数主義で映画を評する(ネットでもこれをやりたがる厨が多いこと!)のが馬鹿げてくる。
元々、映画(に限らずあらゆる創作物)ってそういうものだと思うけどね。とくにマキノのような多作=佳作型の人に
いちいち点数を付けるのは大きな間違いでしょう。
批評家が星を付けるのは、あくまで読者の時間の節約の為にそうしているだけなんだけどね。
いつのまにか点数やベストテン・賞だけが独り歩きするようになった。
>>168 >>170
要するに、今の映画は人情劇・感動劇のスタイルさえあればそれでいいわけでしょ。中身
が空でもいいんだよ、観客が勝手に「泣ける」雰囲気が味わえればそれでいい。
マキノだってそりゃ深いことは考えてなかったけど、そこで同じ泣かせをやるにも芸が違うわけですよね。 泣かせのシーンにしても、ひとつの情緒に溺れず、ささっと次の場面に行く。
それが却って余韻を残す。いわゆるお涙頂戴とは一線を画するマキノ流。 >>171
>要するに、今の映画は人情劇・感動劇のスタイルさえあればそれでいいわけでしょ。中身
>が空でもいいんだよ、観客が勝手に「泣ける」雰囲気が味わえればそれでいい。
>マキノだってそりゃ深いことは考えてなかったけど、そこで同じ泣かせをやるにも芸が違うわけですよね。
ほんとにそうだね。
「ALWAYS三丁目の夕日」を全否定するつもりはないけど、読解力のない観客たちに支えられた
人気なんだな〜と、このスレを読んでオモタ↓
http://tv8.2ch.net/test/read.cgi/cinema/1140445828/18-28 >>174
>20 :名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 18:13:00 ID:X022VWHc
>うん、マキノ映画はいいよ〜。
>山崎監督は現代によみがえったマキノ雅弘だ!
>21 :名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 18:47:06 ID:wyMlt47d
>>>20
>全くその通りだと思うね。
>22 :名無シネマ@上映中 :2006/02/21(火) 19:49:19 ID:ugmBkaX/
>>>21
>禿乙
すげ〜、>>168「ALWAYS 3丁目の夕日」の芝居なんてクソ と書いてあるのに、
どうしてここまで好意的に脳内翻訳できるんだろうか・・・。
>うん、マキノ映画はいいよ〜。 (←じつは見たことない)
>山崎監督は現代によみがえったマキノ雅弘だ!
>全くその通りだと思うね。 (←同上)
うん、「3丁目の夕日」板の連中の脳は森の石松並みかもしれん
「次郎長三国志」でも見てくれと言いたいな >>156
蒸し返すようで悪いが、俺はあのおっさんには頭にきている。
周りの迷惑を考えないヤシは最低だ。
ささやかな娯楽を求めて映画を見にきているカタギの衆に、迷惑をかけるようなヤシは、
健さんほっとかないと思うが。 ちょいと質問。
演出家のマキノノゾミって雅弘の何にあたる人?
確か男だとは聞いたんだけど。 みんな今やってる、次郎長三国志は見に行ってるのかい? >>181
このところ、シネマヴェーラで、マキノ雅弘の追っかけやってますw
俄かファンです。
1,2,3,4,5,7,8と観た。
6を飛ばして、7を観たら豚松とお蝶ねえさんが亡くなっていて
「しまった」と思った。
スターの素晴らしさ、シナリオ、おかしみ、殺陣の時の人の多さ等々、皆すべてが
今の時代では成立し得ないもので、おかしな感想かもしれないが、儚さを感じてしまったよ。
もちろん、このような映画を観られて、とてもよかったと思っている。
このシリーズが作られた頃は、今よりもずっと江戸時代に近かったんだなぁ、とアホなことを
ボンヤリと思ったw
さぁ、残りも観るぞ。 >今よりもずっと江戸時代に近かった
これは本当にそう感じるよ
今の時代劇が完全に失った何かが充満している まあ特異点から一般論にするのはちょっと無理があると思うけどな。 はじめの方は面白かったけど7,8あたりはだいぶテンション下がってる >>180
血縁という噂があるけど、無関係だと思うけどな〜。 >>186
そうなんだ。「浪人街」の舞台を手懸けてたから、てっきり遠縁かなんかかと。
まあ本当に一族だったら、もっと前から名前が知られてるか。
ちなみに次郎長は自分も観てる。今週土日(6〜9部)で鶴田版含めて全作制覇。
笑いあり涙ありチャンバラありですごく贅沢な気分になれた。
あと、やっぱりみんな上手いね。時代劇や方言混じりでも芝居に不安定な感じが少ない。 山根氏の話
・シリーズの簡単な概略
・マキノ監督は八部で完結させるつもりだった
・九部は前後編だが後編は作られていない。理由は不明
・通常の「シリーズ」は一話完結の連作が多い(残侠伝など)が、これは続き物の珍しい作品
・このシリーズは前半(4部まで)は仲間がどんどん増えて無条件に楽しい
・一転して後半は重いトーンが続く
・マキノ作品には「鴛鴦歌合戦」のように無条件に楽しい明るい作品と、
「崇禅寺」のように暗い作品の二極がある
・その二面性を凝縮したのがこのシリーズ
こんな感じでした。真新しい話は何もないけど(山根氏の批評は大体そうだし)、
時間も短かったので仕方ないかな。丁寧な話振りは良かったです。 >>188
>・九部は前後編だが後編は作られていない。理由は不明
例の「映画渡世」では、東宝が勝手に企画を立てて番線に載せてしまい、マキノ
が乗り気でなく降りてしまった、という書き方になっていたな。
実は第十部の予告編だけ撮影されているんだよね。昔、フィルムセンターで見た。 「第六部 旅がらす次郎長一家」はせっかくのニュープリントなのに
がっつり傷が入っていて残念だった。
映写事故のためとアナウンスしてたけど、信じがたいミスだな。
>188
五部以降は確かにダウナー系。
特に六部は敗走のうえに厄災が重なる悲惨な話で
大の男が泣いてばかりいるんだが、それでもどこか
カラッとした開放感があるのが不思議でした。
越路吹雪がフェロモン出まくりだったからだろうか。 >>189
そうそう、その予告編と他の次郎長映画との記憶がごちゃ混ぜになって、
山根氏も山田宏一氏もこのシリーズを「10部作」だと思い込んでた、て話もあった。
山根氏なんか実際にそう紹介したこともあったらしく
ビデオ(キネマ倶楽部か?)の解説書くときに初めて知った、ってw
あと、個人的には2ヵ月後に出るという「加藤泰BOX」の内容がすごく気になりましたw
山根氏と鈴木則文監督の対談付きとか。 >>190
いきなりニュープリンと駄目になったと言うことですね…
まあテレシネは終わっているんだろうけど。 山根氏話追記もう一つ。
第九部は、キネ旬で告知されたときは「脚本:橋本忍」で
「お米:岡田茉莉子」と書かれてたらしい。
ところが出来上がってみると岡田は出てないし脚本は唯一マキノ自身だし、
会社と相当なんかあったんじゃないか、てことでした。 岡田茉莉子の次郎長見てみたかったね。
岡田はちょっと演技固いから、
マキノ次郎長で柔らかい演技するところ見てみたかった。
結局、第八部と第九部の間に作った
鶴田浩二&岡田茉莉子「やくざ囃子」になったんだろうな。 おい喪前ら!gooでは第十部ってか完結編があったことになってるぞ!
詳しくは↓参照。『次郎長三国志 完結 荒神山』って・・・
ttp://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD24095/index.html?flash=1
脚本が橋本忍、岡田茉莉子出演となっているので山根氏の話とも一致している。
ところで昨日シネマヴェーラ渋谷で第六部、山根氏の講演、第七部と延々いびき
かいて寝てた馬鹿!寝るのは構わんが、いびきかくな。迷惑じゃ。 昨日・今日とシネマヴェーラ行ってきました。
八部が良かった。森繁の石は、なんか出てくるだけで泣けてくる。
ビデオで、錦之助が石松やってるリメイクも観たけど、
錦ちゃんはスターオーラ出過ぎで「もてない男」っぽくないよね。
頑張ってはいたけど・・・。
今週は一〜六部観る予定です。 >>191
加藤泰DVDボックスにはハスミンも評論を寄稿しているみたい。
講演前、ロビーで山根氏と蓮実氏が談笑しているのに遭遇。
>>195
gooのデータはキネ旬の日本映画紹介から転載している。 >>195
ついでにJMDBでも第九部脚本が橋本忍になってるけど、
これもたぶんキネ旬準拠。
実際の画面では、ちゃんと「脚色:マキノ雅弘」になってました。
しかしハスミンも来てたのか…
なんであの人はこう何でもかんでも絡んでるんだろう…… >>198
昔のキネ旬のデータは基本的に映画会社のプレスの丸写し。プレスは撮影前や
撮影中に書かれる。よって、企画・撮影中に実際のキャスト・スタッフ・ストー
リーが変わってしまうことがある。
脚本については、橋本が書いてきたホンをマキノが気に入らず、時間も無かったのでマ
キノが例の口述による直しの連続で切り刻んで変えてしまったと推測。
その過程で橋本の名前が消えてしまったのでは? >>198
よく奥さん同伴で、ヴェーラに日参されていますよ。
ホントに映画が好きなんだなと、そんなに悪い印象はないなー。
初日に行ったところ、あまりに客が少ないのにびっくりして、
緊急アピールとやらを勝手に方々へ送りつけたとのこと。
それが功を奏したのか、客足も徐々に上向いてきたと。
確かに最初のころは新文芸坐と一週重なっていたせいもあって、閑古鳥が鳴いていた。
ハスミン効果でも何でもいいから、お客が来るのには越したことはない。 荒神山でその後どうなったのか激しく知りたいっ!
予告編やってたから少しは撮ったんじゃないの? >>199ー>>201
おそらく>>199の推測通りでしょうね。
山根氏が「このシリーズの脚本は、とても全体のコンストラクションを
考えて書かれているようには思えない。泣きの場面がしつこすぎて
(しかも何故そこまで哀しいのか伝わらない)著しくバランスを欠いている」と
発言されてましたが、それも口述筆記とかとにかく時間のなさが原因ではないかと。
で、個人的には多少なりとも第十部は撮影されたのでは?と思います
(おそらく橋本忍は9〜10を任され、共に没を食らったのでは)。
第九部の最後が、どう考えてもこんな所で辞められないような場面で終ってますし、
一応予告編(これは撮り下ろしでしょうが)にも「撮影快調」の文字もありますし。
結局撮影中に脚本か俳優かに決定的な問題が生じて、中止に至ったのでは。
今でも存命の長門裕之にでも聞けば真相が明かされるかもしれませんね。
>>200
自分も集客力あるところは好きですよw
ただあんまり色んなところで見るんで節操ないように思うだけでww >>202
>で、個人的には多少なりとも第十部は撮影されたのでは?と思います
このシリーズは2本同時進行のグロスで撮影されたと言われているので、
第十部も一部分は撮影されていた可能性はある。 >>201
気休めだけど、話だけなら原作本は今でも簡単に買える。
第八部とか全く違う部分もあるけどね。 >>202
> 結局撮影中に脚本か俳優かに決定的な問題が生じて、中止に至ったのでは。
第九部の後しばらく東宝と疎遠になるから、
組合と揉めた可能性もあると思う。
実際「第九部 荒神山」は主だった配役に専属の俳優がほとんどいないし。
あるいは日活に引き抜かれたか。 山田宏一の本には
後編の脚本だってできていたんですから。撮影だけはしたんですよ。
でも、こんな調子で封切られちまったので、
スタッフもキャストも、途中でみんなやめたんですよ。
というマキノ監督の発言が載ってるね。やはり撮影はしたんだろうか。
それでその悔しさが日活で次郎長を撮るきっかけになった、とのこと。 >>208
>後編の脚本だってできていたんですから。撮影だけはしたんですよ。
やはり途中までは撮影していた可能性はありますね。
>それでその悔しさが日活で次郎長を撮るきっかけになった、とのこと。
日活や東映でも堂々と同じネタで撮るんだから凄いよな。フォードの騎兵隊もののよ
うに、似たネタを何度でも繰り返して洗練させていく。こういった創作スタイルは
現在では難しい。強いて言えばスピルバーグにそういう所があるけど。 >>207
ちなみに同じ本によると、「無名の俳優ばかりおしつけられて」との発言もあり、
俳優に関しては(森繁、田崎、田中を除くと)会社の意向がかなりあるみたい。
特に小堀明男は東宝がこれでスターに育てたかったみたいだね。 >>210
小堀明男も芸能一家の出身ではなかったですか? 結局、「次郎長三国志」以外には
ほとんど代表作がない。「ラドン」の警察官ぐらいでしか見たことがないな。
このシリーズは基本的には2本グロス撮影で、1本半分の予算・ギャラ・スケジュールで2本撮っていたのでしょう?
東宝が「これで撮ってくれ」と言ってくる二流俳優でも何とかせにゃ、ということですよね? つまり東宝的にはこのシリーズにあまり期待してなかった、てことかな。
商業的にはともかく、批評家受け(キネ旬とか)はあまりよくないみたいだし。
それで九本(予定では十本)も作らせたのが分からないけど、
低予算で確実に当たる収益性の高い作品、てことだけを考えてたのかな。 加東大介を盗っていった「七人の侍」公開もこの年だよね。
いろいろ不満があるところを日活に引き抜かれたかたちかね。 >>211
マキノ監督もあまり小堀明男を気に入ってなかったみたい。
顔がやっぱりスターの貫禄じゃないのかな。鶴田や錦ちゃんと比べたら悪いけど。
>>212
千秋実と志村喬が次郎長に出たのはその補填かなぁ、と思う。 >>214
「・・・あれ(小堀)は、けっして、目をむいていい顔じゃない。
ムシロ、ボヤッとしていて、いい芝居をするひとなんですよね。
もとが、だいたい、御用提灯みたいな、ボンボロチキな顔をしているんだから
こくがないでしょう、あの顔は。次郎長になっても、ただブスッとしていて
腹のなかにはなにかあるように、周囲でみせかけなければしようがないでしょう。」
と山田宏一の「次郎長三国志―マキノ雅弘の世界」にはありますね。
でもその「ボヤッ」とした顔のおかげで、
他のスターにはできない、いい味の次郎長ができたと思う。 古いTVアニメを見ていたら
脚本・松浦健郎
というのに、ぶつかった。
「次郎長三国志」の脚本家は、こんな仕事もしていたのか。 >>216
マキノはいつも撮影中にホンを変えてしまう人なので、「次郎長三国志」にせよ、
どれだけ松浦の台本を使ったか否かは実際は不明。
マツケンは何でも屋なので、映画・TVにジャンルを問わず結構あちこちに名前が
出てくる。弟子が中西隆三・山崎巌。中西や山崎もアニメの仕事が多い。
他にもアニメ関係の人でマツケンの弟子は何人かいるらしい。全盛期は弟子に
下書きさせて書きまくっていたようだ。
山崎の著書「夢のぬかるみ」を見ると、いかにも往年の活動人種らしい、親分肌
で弟子には厳しいが反面お人好しな性格だった感じですね。古本屋に「先生ももっと時代劇を書くといい」
と担がれて使いもしない資料を大量に買わされるエピソードが印象的。
まだお金のなかった頃の山崎から見ると、映画界でバリバリ稼ぎまくる松浦は別世界の人種のように見えたようで。
映画の仕事が無くなるとTVのアクションもの・時代劇・アニメを生活のために何でも書いた。昔の人は器用。 いまのアニメがキモいのは作り手がアニメワールドにどっぷり浸ってるからかね きのうもまた「月形半平太」が国会中継で流された・・ NHKに殺意を抱いた・・ 小堀明男ってどこが良いんだか、わからなかったんだけど
今回、鶴田浩二版と続けて観たら
粋な鶴田より野暮ったい小堀の方が、次郎長役には合っていると感じた。
ついでに、他の役者も比較してみた。
森の石松 森繁久弥>長門裕之
投げ節お仲 久慈あさみ>丘さとみ
お園 越路吹雪=南田洋子
お蝶 若山セツ子≒佐久間良子
以下略 鶴田の次郎長は、完全に鶴田が主役になってる。
出てくるだけで、目を奪われちゃうから。
けどマキノの映画は、親分主役は合わない。 あぁ何となく分かる。
かつぎ上げられた親分、て感じられるのは小堀だな。
後半ほとんど出番ないけどw
後半字幕も森繁の後だけどw
個人的には綱五郎、仙右衛門、三五郎はリメイク版のほうが
「女たらし」に見えて良かった。俳優も二枚目だし。
長門の石松も良いんだけど、相手が森繁じゃな…
リメイクは第八部まで行ってないし。
山城の鬼吉は元祖を意識しすぎかな。ただ悪くはない。
大政は大木実が立派すぎるw
河津の方が「諸国の食いつめ者」の一員っぽいよ
全体的にリメイクもテンションは高いし役者もうまいし
決して悪くない。むしろ不当に評価が低いと思う。 長門はなんか気弱ないいヤツに見えちゃう。
森繁は根性悪そうで、それがマキノ演出で中和されている。
うまくバランスが取れていて、その分厚みが出ていると思う。
今の長門ならアク強そうで合っているのかも。
ちなみに俺は大木実の大政好き。たしかに立派すぎるw おれは東映版、1〜2〜4〜3の順で見たから、
中村竹弥の大政、違和感ありまくり。
お仲も丘さとみに戻るし。
頭の中整理するの大変だった。 鶴田版、リアルタイムで見たけど。
良かったぜ。
初めて、マキノのよさがわかった映画だったよ。
古いのは、3年ぐらい前に全部見たけど
綱五郎の森健二が良かったな。 こんなクイズを思いついた。
第六部で、若山セツ子と越路吹雪が、顔を合わせるけど
この二人は、何つながりでしょう? 東映版4の役者入れ替えには驚いた。
微妙に安い役者になってるし、お仲さんは誰これ?という感じだった。
丘さとみのきりっとした感じが良かったのに
妙に甘えた感じの女優で幻滅。
でもやっぱり面白いんだよな。そこはさすがだ。 仁義なき戦いに比べたらたいした入れ替えでもw
津川や松方も第四部は出てないよね。他の撮影と被ったんだろうか
おかげで仙右衛門と綱五郎の出番も減ってる。さすがに死なないけどw うああああ、終わっちゃったあ!
ひでえよ、年度末の一番忙しい時にやるんだもーん!
もうやんないかなあ?もうやんないかなあ?
アンコール上映とかないの?
情報、希望! しかし山田宏一の本を読むと、マキノ監督は次郎長について
結構不満が強いんだね。時間、人材、環境…
「早撮りのマキノ」とは言いつつ、本質的にはこだわりの人なのかな 東宝だと外様なんで、黒沢との扱いの違いにイライラしたんじゃないでしょうか?
なんだかんだで早撮りをそれほど嫌ってはいないと思いますが。
やはり東映が仕事しやすかったのでは。 リメイク版の次郎長に沢村国太郎って出てる?
記憶にないんだけど… んー何故かはわからないけど昭和34年以降出演作がないねー。
東映版(38年〜40年)の時だと60歳に手が届くくらいだから引退には早いし。
健康状態か金もできたし息子(長門津川)も活躍してるし自分の時代は
終わったと思ったのかもね。 ちなみに国太郎は昭和49年に亡くなってる。 age
川島雄三「洲崎パラダイス赤信号」のDVDに音声コメンタリーとかって、本編とは別に、
画面に最初から最後まで白井と当時のサード助監督(ちなみに1,2助監督は今村昌平と浦山桐郎)の解説を流してる。 けっこうおもしろい。
(もちろん本編は滅茶苦茶おもしろい。スレ違いだが)
そのなかで、助監督が、河津清三郎の演技について、この川島作品ではリラックスして楽しんで演技してる旨の発言してた。
で、次郎長もののマキノに出るときはひどく緊張していて、別人みたいだったと言ってるのが印象に残った。
俺はド素人だから、川島作品で緊張して、マキノ作品でリラックスって感じがあった。
おもしれえもんだ。 >>247
映画芸術の追悼特集に、「野暮な奴は芸者を踊らせて自分は酒を飲んでる
だけだが、粋な奴は自ら芸者を楽しませるもんやで」と言われたのが今も
心に響いている、とのことを寄稿されてました。 日本侠客伝が全作限定BOX&単品販売ということで
あーこの勢いで次郎長とか阿片戦争とかドカドカ出ないかな スカパで「やくざ囃子」見た。
簪一本であそこまで話ひっぱれるんだ。
ムード歌謡股旅篇というノリで、よかった。
河津清三郎と田崎潤、同じ人物がまた出てきたのかと思う時がある。
>>246
河津はマキノとは古い付き合いなので、頭が上がらなかったのかもしれんね。
>>250
河津と田崎潤は雰囲気が似ているので、同じ映画の中で共演していると混乱しますよね。河津も
田崎も、善人悪人どっちをやっても光るよなあ。これは伊東大介や大木実などもそうだが。 >>250 河津さんのスレに田崎さんとの対比があったよ。 NECOで7月に放送予定の「グランドショウ1946年」ってどうナン? >>255
こんなの考えは古いのよ。
これからのマキノヲタはDVDじゃ。
言うなれば、国際外交の時代じゃけん。 >>258
安田道代の女っぷりが最高
田村高廣も泣かせる >>261
いま、ちょうど見てるところだけど、この人って今の大楠道代でしょ。
武の座頭市に出てた女優。
苗字と一緒に顔と声まで変わっちゃったんじゃないかと思うくらい
全然違うね。分からなかった。
ここで浮気な女オハマを演じた安田道代と
武版座頭市の大楠道代っていう、二人の別の女優がいると言われても
信じちゃうね。
若い頃はふっくらしてて、お年を召されてからは痩せて鋭角的になったのか?
声も、今は低いよね。
ちなみに私は若い頃も今も両方好きですが。
武のザトウ市のラストのタップで、
花のような笑顔を見せて、なんて素敵なオバハンなんだろうと思いました。
マキノの「悪名〜」のオハマちゃんは
「健康的な魔性の女」っていう珍しいタイプだね。 >>262
正直、氷点のころがピークだと個人的には思う ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています