マキノ雅弘/マキノ映画
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とにかく色々語れそうだから立てちゃうよ。語ってよ。
記憶だけで、鴛鴦歌合戦の志村狂斎先生茶碗礼賛の歌を記す。
記憶違いは、御指摘を歓迎するとともに、御海容を乞う次第。
さーて、さてさてこの茶碗、チャンチャンチャワンと音も響く
ドウハチ茶碗は日本一よ、見たか聞いたか聞いたか見たか、
塗った薬の色といい、艶はいと良し値よし、腰のあたりの柔らかさ
さーて、さてさてこの茶碗、さーても天下の逸品だ!
「昭和残侠伝・死んでもらいます」DVD化してくれ〜 ドウハチ茶碗は日本一よ⇒日本一じゃ
腰のあたりの柔らかさ⇒ほどのよさ
さーても天下の逸品だ⇒逸品じゃ
ドウハチ茶碗は日本一よ⇒日本一だ
腰のあたりの柔らかさ⇒ほどのよさ ⇒腰のまるみの程のよさ 来週、BS2で橋蔵版の「月形半平太」をやるよ。東映のトップの御用監督の一人として、
異母兄の松田定次とともに撮りまくっていた頃の1本。
マキノだから面白いだろうけど、ワンパターンは目に見えてるんだよなあ、この頃となると・・・。
マキノの現存作品って何本くらいあるのだろうね? 現存作を全部観た人っているのかな?
ttp://www.jmdb.ne.jp/person/p0019660.htm 出汁巻き卵を食べるたびに「これよ!これがキラクの味よ!」と言ってしまう漏れは痛いですか。 京都映画祭で近衛十四郎版の『浪人街』見たけど、渋かった。河津清三郎の
赤牛もカッコ良かった。 月形半平太はつまらなかった。自伝などを参照しないと詳しいことはわからないが、
これはやる気が無かったのではないかな?
随所で役者にマキノ調の細かい仕種をつけたりはしているが・・・。
橋蔵の長セリフやラストの狂乱といった見せ場があるが、これも橋蔵に華を持たせ
たったで、これでええやろ? という感じだなあ。 マキノ雅弘の映画は駄作2割5分、佳作5割、傑作1割5分、超傑作1割ぐらいの割合ではないか?
もっとも、本数が多いから、映画作品の質×制作した本数の合計ならば、やはり日本一の監督になる。
藤純子の引退とともに、事実上監督引退をしてしまったのは、残念なように見えるが、あの職人芸を
成立させていたスタッフの層の厚さも、だいたい、あのころに崩れ始めていたのではないか? 俺、この人の作品結構見た、と思いきや、まだ26本しか見てないや。
見れども見れども沢山あるよね。一割見た中で、
超傑作と思ったのは「恋山彦(総集編)」「続清水港」「浪人街」「鴛鴦歌合戦」「関東緋桜一家」だな。
傑作は「殺陣師段平」「阿片戦争」「丹下作善56正続編」「日侠・花と龍」「日本大侠客」。
あとは、佳作11コ 駄作4コかな?
まあ、ビデオや再上映されたなかから、良さそうなもの選んで見たから、傑作率は高くなるかな?
>>15
ほんと、一つの時代の終わりって感じだよね。
鶴田浩二の「弥太郎笠」は誰も観ていないのか? BSでは今年、これで2回は放映
している。詩情溢れる佳作ですね。
短いカットを積み重ねたあの殺陣は明らかに手抜きなのだが(よく見ると、鶴田はたいして
斬っていない)、簡潔をもってよしとするマキノ流のリズムには痺れる。
おおらかさと抒情に満ちたマキノこそ日本のジョン・フォードと言えよう。 マチャアキを秀吉に、とのアイデアは凄くイイ。今からでも観たい。 時代劇よりやくざ映画になってからの方が評価が高くなった。
俺もやくざ映画の方が好き。 そういえばマキノが撮る予定だったのに、病気か何かで撮れなくなって
急遽中島貞夫が撮った「男の勝負」ってやつ、夏の中島特集のなかでも
ちょっと雰囲気違って中々面白かったよ。
DVDとか放映があったらまた見たい。 >>10の方
その台詞はたしか[昭和残侠伝/死んで貰います]の目の見えない荒木道子の台詞ですゎね
観客も登場人物たちもいっせいに「はっ!」となる名場面ですゎね
あれを見るとマキノ雅弘は日本のジョン・フォードと言うより ジャン・ルノワールという気がぃたしますゎ 今日、午後1時からBSで
「武蔵と小次郎」放映。
未見なので楽しみ。 ものすごく昔の人と思ってたら、黒澤と二つしか違わないんだな >>15
その映画のよさの比率、どことなく納得します。
今日は、ビデオにとっておいた「清水港に来た男」を見たけど。
面白ろかったな。
マキノの楽しさ、艶、いいテンポが出ていて。
これは、傑作に入れておく。 ちなみに、私のマキノ映画、超傑作は。
「昭和残侠伝・血染の唐獅子」
「日本侠客伝・斬り込み」
傑作は、とりあえず思いつくまま上げてみると。
「次郎長三国志」
「弥太郎笠」
「日本侠客伝・花と竜、関東篇、浪花篇」
「昭和残侠伝・唐獅子仁義、死んで貰います」
・・・ >>30
それって小国だよね?
千恵蔵の「清水港」のリメイクなんですか? 千恵蔵も「清水港に来た男」やっていたんですか?
私が見たのは、橋蔵のものです。
(昭和35年と、あったかな?) 超傑作
「鴛鴦歌合戦」「次郎長三国志 東海一の暴れん坊」「日本侠客伝 関東篇」
「昭和残侠伝 死んで貰います」「侠骨一代」
傑作
「血煙高田馬場」「弥太郎笠(錦之助版)」「昭和残侠伝 血染めの唐獅子」
部分傑作
「次郎長三国志・次郎長初旅」の森繁の啖呵
「忠臣蔵(錦之助大石版)」(部分監督)の殿中刃傷の報の江戸屋敷への早駆
「必勝歌」の唐突なレビュー・シーン
「浪人街」の現存フィルム
未見の「続清水港」「人生とんぼ返り」何とか観られないものか
>>15
恐らく、「監督」作品は260本前後はあると思われるが、92年頃に旧文芸坐で特集した際は、
その時点でフィルムでは50〜60本ぐらいしか上映できなかった。
その後、CS放映・映画祭などの特集等に際しニュープリもされたので、現在ではもっと
上映可能作品は多いだろう。また、プリントは焼かれていないがソフト化・TV放映されている作品
もあるので、正式な現存数は不明だが、ネガさえ残っていれば、どの作品も今後も観られる望みはあると考えられる。 駄作2割5分を除き、佳作以上が7割5分とは、かなりの高率でどの作品も観る価値がある、ということだね。
観たうちでは、
超傑作「鴛鴦歌合戦」「次郎長三国志 海道一の暴れん坊」「昭和残侠伝 死んで貰います」
傑作「血煙高田馬場」「日本侠客伝 浪花篇」「日本侠客伝 関東篇」「悪名一番勝負」
佳作「弥太郎笠(鶴田浩二版)」「一本刀土俵入」「清水港に来た男」「昭和残侠伝 血染の唐獅子」
「若き日の次郎長 東海の顔役」「日本侠客伝 斬り込み」「新網走番外地」「玄海遊侠伝 破れかぶれ」
こういう、飛び抜けた名作よりも佳作群のアベレージの高さが圧倒的なタイプの多作型監督は、
一握りの作品を「傑作」と呼んで済ませるのはどうもしっくりこない。
まだまだ、面白そうなのに観ていない映画が多過ぎる・・・! 「20代でボクの監督生活は終わった。パッと咲き、パッと散ったんや。後は頼まれて
演出しただけ。自分で撮りたいと思ったシャシンは1本もないわ」
ttp://www.hochi.co.jp/html/whatday/what/10/1029.htm
>>15
>マキノ雅弘の映画は駄作2割5分、佳作5割、傑作1割5分、超傑作1割ぐらいの割合
自分はとても統計だせるほど見てないけど、それでもそんな感じだろうなと思うよ。 「おしどり駕篭」
「千姫と秀頼」
文芸座、ひばり特集で、6.22
東映で鶴田主演の「次郎長三国志」シリーズは良かった!
東宝版は観てないけど テレビの話題だけど、『長谷川伸シリーズ』再放送して欲しいなあ。片岡千恵
蔵・長谷川一夫から渡哲也・高橋英樹まで、幅広い世代の時代劇スターが集う
た名作。マキノ雅弘の情熱によって具現したテレビシリーズ。 >>48
ちょっとまえに東映チャンネルでやってたよね 今月のスカパー!の日本映画専門チャンネルで鶴田浩二、岸恵子で
「ハワイの夜」(1953)をやっている。任侠でも時代劇でもないから
かえって新鮮かも知れない。
> 今日出海の原作をマキノ雅弘監督が映画化。ハワイロケは、
> 共同監督の松林宗恵が担当した。スポーツ親善使節としてハ
> ワイへ派遣された加納明(鶴田)と牧野春夫(三橋)は、日
> 系二世のジーン河合(岸)、隆夫(水島)姉弟と出会う。い
> つしかジーンと恋に落ち、再会を誓って帰国した明だったが、
>真珠湾攻撃を経て日米開戦を迎える。ハワイを舞台に、戦争に
> 翻弄された男女の悲恋を描く。
(http://www.nihon-eiga.com/prog/105576_000.html) necoでは6月に「赤城の血祭」をやるそうだ。
出演:北上弥太朗、田崎潤、小堀明男、本郷秀雄、筑紫あけみ、
島崎雪子、永井柳太郎
在日であれ、朝鮮人をマンセーしない作品は、
すべて上映禁止処分が課せられるであろう。
言い換えれば、ビートたけし主演のあの作品は、
即刻上映禁止、シュレッター、監督俳優は謝罪・賠償の処分に課せられるということだ。 この人「生誕百年」は三年後だもんな。
誕生日が2月29日だから、22回目の誕生日を迎えずになくなったわけだが。
フィルムセンターで生誕百年大回顧展を開くとしても、北京オリンピックの
年までは待たなきゃならないんだな。
>>55-56
この人は作品数が多いから大変ですよ。現存作品だけでも相当数はあるんじゃないかな?
昔の監督はみんな多いけどね。観ても観ても終わらないのね。
現在、具体的にどれだけの作品がプリント化され上映可能かは分からないけどね。
長いこと観られなかった意外なものが、BS・CSやソフトで出たりもしているしね。 [映]「日本侠客伝」
8/12 02:30 >> 04:15
テレビ東京
映画
(1964年東映)
日本侠客伝◇64年、東映。萬屋錦之介、高倉健。東京・深川木場で材木を運ぶ木場政組と、対立する新興の沖山運送。
木場政組は巻き返しを図るが、悪らつな沖山運送は政治家や警察を抱き込んで木場政組をつぶそうとする。
マキノ雅広監督。 鶴田の「次郎長三国志」も面白いぞ。
若い藤純子さんが初々しくていいね。 チャンネルNECOでやってた「朝やけ血戦場」は
マキノ作品でもハズレの方だった。
ツマンネ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています