白痴/どですかでん
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乞食の三谷昇が子供の病気が心配で夕闇の中を彷徨うシーンは
ムンクの「叫び」みたいだな 図師の演技ってうまいの?
冒頭の電車を見てる時の目なんか
完全に○○の目だし 六ちゃんの家に貼ってある電車の絵が教会のステンドグラスに見えます
すべての愚かな人間たちを優しく見守っているような
ラストであの絵がパンされていくと、武満徹のあのテーマが流れてくる・・・
そこでボロ泣きですぜ きんに向かって「頭が良くなるように」
という発言も裏を返せば
自分は頭がおかしい→知的障害者は頭がおかしいって事だろ?
電車を走らせているときに複数の少年に石を投げつけられるシーンなんかも
障害者に対してものすごい表現だよ
黒沢の差別表現がものすごい映画と感じた 六ちゃんが架空の電車を点検しているシーン最高!
何でも黒澤さんはこのシーン撮るときチャップリンの動きを参考にしたそうな。 >>56
同感、武田鉄矢が同じようなこと言ってた。 「どですかでん」の原作には子供を亡くした乞食の父親が犬に喋りかけるエピソードがあるらしい。
>>59
子供達が石を投げるというのはないけど、
六ちゃんが母親の頭が良くなるようにというのは原作に書いてあるエピソードだよ 「どですかでん」のDVDには欠番があるけど、どんなエピソードだったのだろう?
知っている人は教えて。 昨日見たんだけど、すごい不思議な映画だね。ストーリーというストーリーもなく。黒澤監督はこんな映画もとれるんだなと思った。
なんかこう、切なさも含めて全部が愛に溢れてるっていうか。滑稽なシーンもちりばめられてて愛嬌があって親しみやすい。
だから最初から引き付けられるよ。七人の侍とかとはまた違う感じで。
始まりという始まりもなく、オチというオチもなく。でもダラダラ行くんじゃなく納得がいく。うん、この映画好きだわ。
見おわってアレの真似したし(笑)どですかでん♪ 明日の晩御飯はなんですか?
今日はラーメンです。
今から電車。 「どですかでん」の中で渡辺篤と藤原釜足がアンサンブルするシーン!
「すごい!!!」の一言、まさしく「芸」そのもの!!!
二人とも長い俳優歴のなかで培ってきたものが「芸」となってこのシーンに
集約されている。
特に渡辺篤にとっては生涯の最後のラストシーン...自然と涙が・・・ 松村達夫のエピソードだけ、やけに生々しいというか、
人間臭いというか。 ナンミョウレンギョウナンミョウレンギョウナンミョウレンギョウナンミョウレンギョウナンミョウレンギョウナンミョウレンギョウ 自殺が未遂じゃなかったら・・・これが遺作だね、キミ ショーケンと乞食のインテリ親父の顔がよく似ていると思っている今日このごろ。 頭師くんが「○○町のセット」って言ってたけど、
○○町て実在するのか? >>1
僕は「ごくせん」の宇津井健が「どですかでん」の丹波さんに見えてしかたない。 「どですかでん」って黒澤版「お早よう」だったんだな。
最近「お早よう」見て気づいた。
「難波金融伝ミナミの帝王」で電車をバックに頭師佳孝が疾走しているシーンがあったw 何でこんな簡単な事がこれまでどの黒澤本にも
書いてないのかな
【「電車の六ちゃん」は黒澤の仇名「黒ちゃん」のひっくり返し】 >>83
ネタだと思うが念のためつっこむと...
原作(「季節のない街」)でも「六ちゃん」なんだけど。
山本周五郎は黒澤が映画化することを想定して書いたとでも? 何でもないんだよ、当たり前のことなんだ。
じっとしてりゃあいいんだよ。
目をつぶるんだよ、かつ子。
何でもないんだから・・・
目をつぶってろ!
>>52
……というわけで、「白痴」に対して「どですかでん」の人気が圧倒的であることを
証明するための抱き合わせスレなのでしたっ! じゃあ、他の黒澤作品に対して「どですかでん」の人気はどうなのかな?
黒澤は「赤ひげ」まで、という頭の固い人達の意見が多いようだが・・・ 実は「どですかでん」が黒澤のみならず、日本映画の最高峰! 俺は、どですかでん>>赤ひげ だな
ちなみに、黒澤は「どですかでん」までたと思う どですかでんは、今でこそ正当に評価されるべき。
ところで、乞食の息子の役の子はあの後も役者をしてたのかな? 「どですかでん」に失望した人も、その後が絶望的に酷かったので
今となっては相対的に評価が高くなってるかも 四騎の会のメンバーだった市川崑は「どですかでん」のストーリーが暗いからやめようと製作に反対したらしいね。 明るいか暗いかでいえば「犬神家」の方が暗いと思うが・・・ 原作は確かに暗い。文章は諧謔的なんだけど内容は救いようが無いというか
何ともやりきれない。映画は原作の半分弱をほぼ忠実になぞっているけど、
なぜか明るくなった。 結局、市川崑の不安は的中しちゃったね。
興行的にも批評的にも失敗。そして黒澤監督の自殺未遂・・・。 批評的に失敗というのは、
それ以前の黒澤映画とはあまりにも違った感触に戸惑ったってことでしょ?
今だったら当時より先入観無く見られて、評価も上がってるんじゃないかな。 ど で す か でん ど で す か でん ど で す か でん
ど で す か でん ど で す か でん ど で す か でん
どですかでん どですかでん どですかでん どですかでん
どですかでん(電車バカー)どですかでん(電車バカー)どですかでん(電車バカー)
どですかでんどですかでんどですかでんどですかでんどでどでどでどで
どですかでんどですかでんどですかでんどですかでんどですかでん 何でもないんだよ、当たり前のことなんだ。
じっとしてりゃあいいんだよ。
目をつぶるんだよ、かつ子。
何でもないんだから・・・
目をつぶってろ!
ズボッ! そうだね・・・女は魔物だね。
ぼく、女なんてちっとも欲しくないよ。 顔面神経痛の伴淳が鬼嫁をかばうシーンも
よかった。少なくとも、黒澤のカラー作品の
中では最高傑作(デルス・ウザーラは未見) 「どですかでん」は、黒澤監督初カラー作品にして、最も幸せの寓話として成功している。
影武者以降の黒沢作品の展開の、予告編的?作品。この作品以降と、それ以前の黒沢監督の作品を観る上で重要な分岐点をなす作品だと思う。
後の「夢」などと比べれば一目瞭然。
どですかでん
子ども死んだり
狂ったり
犯されたり
殺されかけたり
べたっとした色使いと相俟って
けっこー不気味だった。
ホントは怖いグリム童話 ってトコ・・ どですかでん は強烈な色彩と毒を含みながら、
「世の中は、こんなにも美しいんだ」という
監督の強い主張を感じる。
>>110
灰皿の中のタバコを残り物の料理にぶちまけて
食べられないようにした女に
「意地の悪いことすんじゃねえ」という料理人がよかった。 >>115
この言葉はじじぃか偽善者かそれなりに辛酸を舐めた人か情の強い人にしかわからんかも知れない気がする >>115
美しくも何ともない現実逃避したクソ人間ばかりじゃないか。
電車ばかみたいに脳内世界で生きている人間と、映画という虚構を作って生業としている自分とは同じだということ。
現実社会と脳内世界、生きている、存在しているといえるのはどっちかということだ。
電車ばかみたいに100%脳内世界で生きてみたいという黒澤の狂おしい叫びみたいなのを感じて痛々しい思いにさせられるな。
よく、人間賛歌みたいな評を聞くが、本質を理解していない??状態になったやつの苦し紛れの感想に過ぎない。
>>120
考え杉なんだよ。ビートルズの「Nowhere Man」でも聴いてみたら? 人間は現実の世界と脳内世界と両方生きている(比率は人それぞれだが)、と俺は思っているのだが、実際はそうでもないのかよ。
みんな現実のみで生きてるのかよ?
夜寝る前とかいろいろ架空設定で脳内プレイとかしねえの?
あるいはスポーツ見たり映画見て登場人物と自分を入れ替えて創造してみたりとか…。
そういうヤツなら「どですかでん」「季節のない街」の主題なんかすぐぴんとくるもんだと持っていたのだが、そうでもないのが不思議だ。
で、ほぼ100%脳内のみへ行ってしまってるのが、電車ばかとロンパリマイホームオタおやじ。
それはそれで幸せな生き方にも見えてしまうのは危険な兆候か?
たんばさんが自殺志願おやじに言うじゃん、
「あんたが生きているうちは、死んだ家族も(あんたの脳内で)生きているんだ。
あんた、死んじゃってその家族も殺しちゃってもいいのか?」って。
認識とか実存とは何ぞやの初歩なんだけど、その面からアプローチしてる評論もきかねえよなあ。
白痴のキャストって
他のどの黒澤映画よりもダントツで豪華メンバーなんだよな
今から見ればではなく
当時のキャスティングから見ても ていうかなんで白痴とどですかでんが一緒に括られてんだ?
ぜんぜん違うと思うが?
どですかでんは舞台は太陽の墓場とか橋のない川とかそっち系の底辺のストーリーだし
白痴は舞台は地獄に落ちた勇者どもとかの貴族とか金持ちの話 白痴の舞台は札幌でなく満州帝国の新京にすればよかったのに。 どですかでんのオープニングテーマはなんと言う曲だい?良い曲だね 地方議会議員の家を守るためにかなり血の濃い近親婚をさせて、
3人生まれた子の2人があっぱっぱーな家があるんだけど、
男の子はどですかでんになって女の子はお人形さんを抱きしめてる。
IQは低くても性差って確実にあるんだな。
なんで電車や人形が性的シンボルになるのかよくワカンネ
3人目は噂によるとアメリカまで行って人種を指定して人工授精したらしいんだが、
頭はそこそこ人並みの女の子なんだが気の毒なことにアルビノだ。
ここまで書いたらあの家かって知ってる人もいるだろうが黙っておいてやってくれ。 >>129
サントラCDでは「メインテーマ」になってる。
武満徹の作曲。
>>131
それ最近の話? >>音源はステレオかな?どですかでん公開当時自分の親父(今年還暦)が
久しぶりの黒澤作品!と期待してが見て頭がくらくらした・・・
98歳で無くなった祖母が生前「羅生門」を受賞前に見たけど
「難しいな〜」が正直な感想・・
自分自身は経過を知っているから驚かないけどリアルタイムだと同じ反応するな
・・・
>>133
通販のみのサントラCDではモノ、ステレオ両方入ってるよ。
多分、あまりに収録時間が短いからじゃないかな。 >>134
サンクス(遅くてごめん・・)
どですかでん自分が見たときは三波、伴淳の演技でジーンときて
松村達雄でゾットしたな〜
あと全体を通して感じたことは「黒澤監督この時期つらかったのかな?」
気になって岩波の全集読んだら昭和46年 自殺未遂
悲しすぎる・・よく立ち直ったと思うよ
四騎の会の第1回作品は「どら平太」が良かったと個人的には感じますけど・・
どですかでん
これは頭が少し弱い坊やが電車遊びで近所の一軒一軒を駅に見立てて
駅から駅と訪問する物語でね
ジュリアン・デュヴィヴィ監督の映画のよう
子供が一軒ずつズッーと人生をスケッチして行く
ドラマとしてはこんなに面白い話はないのにね
着想が凄い
一人の子供が見えない線路を伝わって行く所なんか本当に珍しい
西洋人ならいっぺんに映画にしたい話だし、オムニバスで非常に
面白い使いかたをしているんだ
しかし未完成で終わってしまったね
相撲板から10スレぐらいを経てここの>>136にやってきました。
記念真紀子。 あの街によく似た街を見つけました。
でも、内緒・・・ どですかでん、長く観る機会が無かったのをようやくビデオで観ました。
救われる気持ちと救われない気持ちを同時に沸き起こさせる映画。
正直、感動しました‥。さすが黒澤。
色彩設計も凄いね。聖的な美しさと毒々しい汚らしさが混然一体となってる。
ところで、三谷昇の子供の役はゴジラ対ヘドラに出てた子ですか?
泣いたよぉ、プール〜〜… サム・メンデスの「アメリカン・ビューティー」をみた時、風に舞うビニール袋とか少女と赤い花の組み合わせとか、「どですかでん」へのオマージュなのかな?などと思いましたが。 三谷さん、何故か「笑っていいとも!」の
テレホンショッキングに招かれたことがある。
あの番組で、どですかでんと殆ど変わらない不気味さを貫いてたな。
結局時間が来て、お友達を紹介する段になったものの
お約束の「客席え〜!」が全くなくてw
お茶の間のこっちがハラハラしたな。とにかく合掌。 >>144
>とにかく合掌。
それ、他のどなたかと間違われてると思う。 >>145->>146
とっくに故人じゃなかったか?
とにかく三谷さんはいいともでドン引きされたw 自分も見たよ
もう10年以上前、
出てきた時点でドン引きだったうえに
三谷さんが自分で書いたかなんかした絵を持参して披露した後
「いい芸術作品は見るだけで頭にいいそうなんですよ」みたいな客いじりを、ペロっと舌を出して言ったんだけど残酷なまでに引かれてた。
いいとも2回出てるね
87年4月21(火) 李 麗仙→22(水) 三谷 昇→23(木) 南 美江
92年5月07(木) 西田敏行→08(金) 三谷 昇→11(月) 宮本信子
三谷さんは戦争中に目を負傷したらしい。
それ以来、目にコンプレックスがあるんだと。 三谷さん、二、三年前の公演と思うけど岩松了の芝居に出てたのをBSの深夜で見かけた。小林薫とか緒川たまきとか出てたやつ。
やくざの親分の役でしたが、軽妙かつ堂々たるものでした。お元気そうでうれしかったよ。
目のケガは交通事故が原因と記憶してたんだけど、戦争がらみだったの…? ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています