白痴/どですかでん
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武満徹作曲の「どですかでん」のテーマを聴くと、何とも言えない
郷愁がかきたてられる・・・・・ 「白痴」は原節子人気が凄くて撮影が大変だったそうな↓
ttp://www.iword.co.jp/iword/s03_07.html
ナスターシャの「悪魔的な(までの)美貌」って原節子ドンピシャだよな。
ボックス特典の完全版シナリオ読んだ人いる? / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ミ
/ ,―――─―-ミ
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| / ,(・ ) ( ・)
(6 つ |
| ∪__ | <くろさわあきら せんせい
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/| ∪ /\ ど で す か でん ど で す か でん ど で す か でん
どですかでん どですかでん どですかでん どですかでん
どですかでん(電車バカー)どですかでん(電車バカー)どですかでん
どですかでんどですかでんどですかでんどですかでんどでどでどでどで
どですかでんどですかでんどですかでんどですかでんどですかでん 妙法蓮華経 妙法蓮華経 妙法蓮華経 妙法蓮華経 妙法蓮華経
妙法蓮華経 妙法蓮華経 妙法蓮華経 妙法蓮華経 妙法蓮華経 どですかでん、大好き!
これ撮影中のクロサワは終始ニコニコしながら
「かわいく撮ろうね」と言ってたらしい。
見るたびに贔屓のキャラが変るんだな。
風変わりなジイサン役の渡辺篤(漢字あってるか?)とか異様に巧い
「白痴」はコッポラが偏愛しているという話を聞いたことがある。
「どですかでん」は実は隠れファンは多いと私は思う。(私もその一人) 芥川、ドストエフスキー、シェークスピア、ゴーリキー……
いろんな作家を取り上げてるけど、
やっぱ黒澤のメンタリティには山本周五郎が
一番あってるんじゃなかろうか ドストエフスキーの原作を見たことないけど、「白痴」との類似点と相違点を教えてください 類似点=愛のドラマ《メロ》
相違点=これは遠藤周作の発言からの引用だが、
原作の「白痴」は階級闘争が本当は主題らしい
この部分が黒澤版には無い。 >>19
大ざっぱな印象では可能な限り原作に忠実に映画化しようとしたんだなとは思う。
ただし自分で読むが吉。
特にイッポリートの告白やムイシュキンの自らの発作に関する恍惚感
の記述は、一読の価値あり。
>>27
こんなとこに出てこないで養護学校に戻りたまえ。 >>12
刀を振り回す男に対して「疲れたろう、ちょっと変わろうか?」のとこがいい。 >>31
その言葉に打ちのめされるジェリー藤尾の情けない顔がまたいい! 幻の「白痴」完全版の存在を祈るもの。
映画関係の人に聞きたいんですけど、撮影した未編集のネガフィルムは
保存してあるものなのでしょうか。
通常ポジで編集してそれを元にネガ編集。
その際原版のネガを編集して残りは廃棄? だったら完全版はもはや不可能。
原版ネガと完全版のポジが残っているなら、いつかだれかが復活してくれるのを
いつまでも待ちたい。
完全版のポジが1本あるだけでしょ、確か。
本当は廃棄されるところを、こっそり持ち出した人がいたと言うことらしいから。 こっそり持ち出した人に感謝しなければなりませんね。
「完全版のポジ」のごとく貴重な資料も、倉庫代や税金の負担を節約しようという
だけの理由で廃棄されることも、けして珍しくはないからです。
ここで、最悪の場合の可能性を考えてみましょう。
「倉庫代や税金も馬鹿にならないからこのフイルムは捨てるぞ。欲しけりゃかってに持っけ」
ということで、ある個人の所有になる。(ここまではよい。問題は、次の@〜Bだ!)
@ その人が亡くなって、遺族がごみだと思って廃棄する。
A ポジが可燃性フイルムなので、不燃性フイルムにデュープしないと家に保存できない」
という指摘を受けて、デュープの金が捻出できずに廃棄する。
B フイルム自体が可燃性なので、冷房費をケチっているわけでもないのに、突如発火して
家ごとフイルムも灰燼に帰す。
@〜Bのようなことがないように、みんなして祈っておくれ! もう一つ別の可能性もあるぞ。
C持ち主が「これを知ってるのは自分だけ。自分も老いて先が長くない。ならば
この自分の物であるフィルムも道連れ、他の誰にも渡さない」と、庭の焚き火に
くべて燃やす(笑 熊井啓がキネ旬で、完全版の存在を確認したようなことを匂わせていたね・・・
もう数年前のことだけど、その後どうなってるんだろう? 真相を知る熊井啓さんが、突如、事故か病気で逝去もしくは植物人間に近いような
状態になって、誰も所在を知るものがいなくなる……なんてぇ縁起でもないこと
だけは、絶対に御免こうむりたいね。
それで、その「完全版」が、じつは未編集のラッシュフィルムでした、なんていう
こともないんだろうね? 時代的に可燃性フィルムということはないでしょう? そら戦前じゃない。
未編集のラッシュ(ネガ)なら一級品。
ネガ→ネガで複製。
それからポジに焼いて編集。(熊井系に頼む)
ポジ→ポジで1本だけ完成ポジ公開。(勝手な夢) じいさんが某映画会社で編集技師やっていたんだが、昔は
未編集のネガやプリントはすぐ廃棄するか、フイルム缶にいれ
てそこら辺に積んでおいて邪魔になったら廃棄したそうです。 向井亜紀に「どですかでん」みせてやりたい。
三波伸介のやった「とうちゃん」のツメのアカでも
煎じて飲んで頂きたい。 頭師佳孝 最高〜ッ!!
つーか黒澤映画がカラーになるとこんなに色がキレイなんだと
わかっただけでも忘れられない映画です。 >>48
俺は原色ケバケバでちょっと抵抗があったな
私は映画で主人公が語る、死刑になる前のエピソード
「もう死んでしまうのなら、もっと人に優しくしておけばよかった
と思ったんです」(うろ覚え)
に感動して原作を読んだ。で、初めて知ったけど
あの部分は映画のオリジナルだったんですね。 俺は両方好きな映画だが、なぜこの二つを一所にするのか分からん。
「白痴」は、原作の雰囲気を随所に盛り込んで、うまくできていると思う。
(俺は、映画の「白痴」を見てから、ドスト...の原作をすぐ読んだくちで、
刺激されて、結局ドストエフスキーの長編作品を総て読破した。
筋を追うのではなく、映像での工夫がうまいと思う。
(配役としては、千石規子はちょっと違和感あり。)
ロシア(というか上映された当時ではソビエト)では、この映画はとても評判が良い。
俺はソビエト映画の「白痴」も見たが、無残だった。
ドストエフ作品の映画化という意味ではベスト1かな?
(小編の「白夜」の映画化も、ヴィスコンティとかブレッソンとかも好きだが、映画化の難易度が桁違い)
でもこの映画は森雅之という凄い役者の貢献度が高いかな。
他の役者がやっていたら、かなり寒い(シベリア並み)の映画になっていた気もする。
「どですかでん」は、まず映像的、色彩的に凄いと思った。
(この映画での色彩感覚は美大出身の村上龍も凄いって書いていたよね。
実際上映直後から、あの色彩には賛否両論あったが、俺は凄いと思ったほうで、今でも変わらず。
そしていろんなエピソードも面白い。印象に残るの一杯ある。
「夫婦交換」も、誰が父親だか分からない大家族も面白いね。
乞食の三谷昇が子供の病気が心配で夕闇の中を彷徨うシーンは
ムンクの「叫び」みたいだな 図師の演技ってうまいの?
冒頭の電車を見てる時の目なんか
完全に○○の目だし 六ちゃんの家に貼ってある電車の絵が教会のステンドグラスに見えます
すべての愚かな人間たちを優しく見守っているような
ラストであの絵がパンされていくと、武満徹のあのテーマが流れてくる・・・
そこでボロ泣きですぜ ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています