【松竹】上原謙・佐分利信・佐野周二【三羽烏】
佐分利関連スレはあるけど、他の二人はないのでたててみた。
松竹時代はもちろん、それぞれ大活躍した戦後についても語りたい。 >>104
上原謙にとっても屈指の名作です。
清水宏スレではちょこちょこ言及されています。 関口知宏は父より男前で声もいい、もっとドラマに出てくれないかな
お母さんはカッコ良かったからねー>西田佐智子 宏はよくもわるくも、俳優じゃなくて司会者として大物になった。
佐野周二は名優だがそんなに長生きはしなかったうえ(66で没)、晩年は
先細りだっただけに、孫にはゆっくりでも大成してほしいものだ。 佐野周二の戦後の名作ってなんなんだろ。
ピークは戦前なのか? >111
やはりピークは戦前だと思いますが、戦後も「お嬢さん乾杯」「大阪の宿」
といった秀作がありますよ。
小津作品も「風の中の牡鶏」「麦秋」がありますけど、前者は作品自体が
不評、後者は顔見せ程度の出演でしかないですね。 上原謙は50年代がめざましく、佐分利なんかは中年以降に色々いい作品があるのにね。 顔にアクがなさ過ぎるんじゃないか?
「六條ゆきやま紬」もいい役だったけど、何か物足りないんだよな、佐野周二だと。
あまりにも優良生的だと年取ってから辛いよね。
そのかわりTVでのホームドラマでは意外といい味を出していたんでは
ないだろうか?
「気になる嫁さん」とか、若い世代とのギャップに戸惑う親父の役どころ。
ちょっと早死にではあったな、他の二人と比べて。 佐野周二はなんかこわい。色々ドロドロがたまってそうで。 戦争経験もあるのかな。戦後演技の雰囲気がかわったとかいう批評もあったけど。 上原謙も多く登場するであろう成瀬巳喜男特集も近いね この3人の共通項は小津監督。
だが、成瀬作品には佐分利信だけ出てないな。
佐分利の変わりに山村聡をあてたのか。 小津-上原も私的には付き合いあったらしいけど、作品的には他の二人より
少ないよね。「淑女」はともかく「宗方」という出向作品で一つ。 成瀬巳喜男は戦前松竹時代も佐分利含め三人とも使っていないのね。
三羽烏として売り出す前に、PCLにいっちゃってる。 「家族会議」の最初の方、歌舞伎座でお見合いするシーンで、
桑野通子が佐分利信の方を見ると、一番前の席に佐野周二が
観客の一人としています!!
もちろんキャストに名前無し。エキストラ出演なのか?
あまりにも目立ち過ぎ。 佐野周二が出演する「淑女は何を〜」の上原謙も、遊び心あるちょい役でしたね 3人とも過小評価されてるというか、忘れられてるというか。。 上原謙は自分がお盛んだったから息子に迷惑かけちゃって
佐野周二は息子の結婚のことで心労が大きかった 演技は三人とも特別上手いとは思わないが。
器用さでは佐野、素朴さ(晩年は悪役)では佐分利、二枚目でちょっと
頼りない持ち味が上原。個人的には佐分利信いいな。 上原って育ちの良さが自然に身についてる俳優さんだったので当時の
松竹では貴重な存在だったでしょう。立教大でフルート吹いてたり。
有り難うさん〜浅草の灯〜愛染かつらの頃が一番2枚目で人気絶大 昔 東京12チャンネルで「大阪の宿」放映していたがCMでの細切れと
劣下激しい画質でさんざんだった。BS2で放映してほしいものだ。
最後の蒸気機関車で東京に戻るシ-ン印象的だったな。 >>142
「お嬢さん乾杯」の佐野周二は関口宏にクリソツです。特に横顔。 佐野主演の「君に捧げし命なりせば」が気になる。
戦地で負った頭の怪我が原因で精神を病んで行く男の話らしい。見る機会ないかな。 上原、佐野も息子は長く芸能人やってるのに
佐分利の息子、石崎二郎さんは
すぐに芸能人辞めちゃったのかな?
野村芳太郎監督の「東京湾」に主演したが
けっこう正統派の二枚目って感じで
好感持てたのだが
>>151
すまんが息子さん本人は余り知らんので、親父さんの事で言えば
二代目はそれなりに活躍しているが、失礼ながら上原と佐野は晩年は脇役。
佐分利本人は、主役もしくは準主役の座を守り通した。
まぁ、現代劇のスターは難しいよ。時代劇であれば、
年とっても家父長型の大スターとして君臨できるが。
それにしても、佐野の息子って今でも芸能人と呼べるの? >>152
>それにしても、佐野の息子って今でも芸能人と呼べるの?
何度もガイシュツですが、関口宏は俳優としては中堅で終わったが、TV司会者・事務所経営者として
は成功している。三桂はキャスター・リポーター・文化人のマネージメントで堅実経営。
関口は自分がホストの番組の構成・キャスティングにまで口出し出来る。この
事務所の女性タレントの顔触れを見ると、関口の女性の好みが何となく分かるよ。
サンデーモーニングのレポーターに出ていた子で、いつのまにか見なくなった顔も結構あるよねえ。
みんなあの業界を去ったのか、それともどこかのアナウンス事務所にでもいるのか。
ttp://www.sankeipro.com/
ttp://www.sankeipro.com/profile.html >>153
スレ違いだけど、ここの女性キャスターは、サンデーモーニングでデビューした
人(オーディションされた三桂の生え抜き)か、地方局から上京した人(恐らくはこ
れもオーディションして転職)の二種に大別されるな。
伊藤聡子はテレ朝の局アナ出身かと思っていたんだが、この人も三桂生え抜きか。
う〜む、みんな中央の社員アナにはなれなくても、それでもキー局の表舞台には
何としても上がりたいものなんだねえ・・・あの世界も厳しいなあ・・・。
TVジャーナリズムで生き残るって大変なことなんだねえ・・・。 関口、事務所専属の女とヤリマクリか・・
で飽きたらポイ、仕事やらないとか?
俺が気になるのは、三羽ガラスより
彼らの先輩でいた笠チシュウやね
チシュウの自伝で彼らのこと少し書かれてたな 佐分利どん、田中絹代と共演するときは
スタッフが苦労したらしいね。体格差ありすぎて。 老人ホームで働いているが
佐分利さんの絶大的な人気は分かった
今で言うと全盛期のガクトかハイドかなぁ
凄い人なんだな 人気あるのは男? 女?
女が主体だろうけど、男にも人気ありそうな… 「お茶漬けの味」の佐分利さんが好きだ
全てを分かっているけど、飄々としていてかっこいい >全盛期のガクトかハイド
('A`)
せめてキムタクか織田裕二で・・・。 こないだ古本屋行ったら上原謙の自伝「がんばってます〜人生はフルムーン〜」を
見つけて即買いしたよ! 清水宏の『恋も忘れて』で佐野さん観たよ。
スカしてて、カッコよかったよ。 ある評論家がいっていた。
佐分利信は 重厚だが鈍ではない。
ほんとそのとおりだな。 上原さんの晩節は昔を知る者からすると厳しいものがあったと団塊の母はいっていました。
カツラをつけて二枚目を崩さなかったけど、ワイドショーの格好のネタにされて
哀れな感じに映ったなあ。
女子高生と愛ラブゲームみたいなこともテレビでしてたけど、同じ男性チームにいた
杉兵助の方が女子高生の人気を集めてたんだよねえ。。 『大阪の宿』を神保町シアターで観てきたんだが、佐野周二がニンに合った役柄で、いい作品だったな。
岩崎昶に「無力なヒューマニズムの見本のような主人公」と断ぜられているけど、フツーに映画みてたら、
「傍観者」の域を出ていないながら、川崎弘子とか水戸光子のこころの拠り所になっているなあ、と思う
んじゃないか。まあ、お坊ちゃんお坊ちゃんし過ぎ、というのか、ウワバミ(乙羽信子素晴らしい)に「
住む世界が違う気がするんだよ」と無自覚に地雷発言するのが許せないというヒトが居るのは分かるが。
家城監督なんかも独立プロ時代に、“後ろ向き”は許せないとイジメられて、企画流されたらしい・・・。
いい映画だし、いい役だったね。五所の映画の佐野周二はとてもいい。
こころの拠り所になりつつも、傍観者かつ通りすがりの人間でもあり、
安易な解決など起きないまま終りを向かえる。
しかし何か残ったような気にさせるところはさすが五所というところ。
乙羽に対する佐野の言動は実に素晴らしい。
己れに嘘はついてないし、突き放しすぎず、安気な期待も抱かせない。
あのくらい強くなりたいものだ。
五所流人間賛歌は地味だけど素晴らしい。
『伊豆の娘たち』『わかれ雲』『大阪の宿』『鶏はふたゝび鳴く』は傑作。 ちなみに佐野と五所のコラボ(笑)は、
新道 前篇朱実の巻、花籠の歌、大阪の宿、
鶏はふたゝび鳴く、或る夜ふたたび、蟻の街のマリア
の六作品。
「蟻の〜」の千之赫子が素晴らしい。
「或る〜」はふたたび乙羽さんとの共演。 ワイズ出版の『三羽烏一代記』買いました。2800円で少々高いが、スチール写真多数で、
それなりに悪くないですよ。 ラピュタモーニング乙羽特集にて、佐野さん主演『大阪の宿』上映(16ミリ)age。 上原謙って30代の俺から見ると
大林雅美とのスキャンダルぐらいしかイメージがない。 >>180
「大阪の宿」は凄くいい。
佐野と乙羽の二人も素晴らしい。
佐野の役が良すぎるけどw 「白鷺」の佐野周二見て泣きたくなったよ。
進藤栄太郎か小沢栄太郎が演る役じゃないか。
このころ仕事に行き詰まっていたのかな? 佐分利は同性に好かれると思うけれど、
男で上原や佐野のファンっているのかな? 『伊豆の娘たち』 佐分利プロテクトが印象に残る。 貴公子然がハマる。
河村黎吉は美味しいし、桑野通子の風紀監視委員としての位置づけ(役柄は産婆)がまた
いいんだな。 8月30日の封切りで、「それどころじゃない」のかもしれないけど、
コンパクトにまとまっていて、いい映画だ。 >>186
ビデオで観ましたが、画質が良くなかったですね。画質が良ければより好印象。
常連の出演者に心落ち着き、伊豆大仁周辺のロケ地にも関心。三浦光子美し。
俺の見たフィルムも画質は悪かった。
残ってないのでしょう。
しかし佐分利の役が戦争を思わせるってだけで、
ガチガチのメロドラマなのが笑える。
戦争終わってるのに軍需工場へ赴任してくる
幹部候補生と思われる学生の恋物語w
五所はこの後東宝へ行って、東宝大騒動に巻き込まれて、
というか先導して所属する撮影所を持たない監督になって
しまったけど、いい作品をたくさん残しているね。
流石に巧いわ。 五所作品は名品多いですね。朧夜の女(徳大寺伸),花籠の歌(佐野周二)とか、
大阪の宿(佐野周二),煙突の見える場所(上原謙)などもよかった。
この中で、もし結婚するなら佐野周二が一番良いな
私の中では佐野さんは永遠の爽やか好青年 昭和40年生まれの者ですが、三羽烏の俳優さんはどなたも好きですね。
現代の俳優と違って、イヤミがなくていいのです。人間的にも良い人たちだと思えます。
彼らを敬えるから、彼らの出演している映画も好きになれるのだと考えます。
加山雄三なんて見たくもないし絶対にいやですが、上原謙は素直に受け入れられます。
佐野周二は最初の奥さんと死別してから死ぬまでずっと独身だったの? >>194
当時所属していた日活の女優だった黒木しのぶと添い遂げた、ということでいいんですよね? 昨日から「気になる嫁さん」放送スタート
さっきは第2話やってた BSで鉄道旅している関口の息子は、つまりは佐野さんの孫ということか。 佐野さんの奥さん(関口宏のお母さん)はどんな人か余り知られてないよね。女優さん? 西田佐知子は歌手として、かなり知名度があると思うのだが・・・。 >>200
??
佐野周二さんの奥様のことですよ
何かご存知だったら是非教えてください 小津映画の佐分利信は全ていいな。佐野周二は「麦秋」がいい。
上原は「めし」(成瀬)がいい。この上原って人は、本当は二枚目半の役が最適だと思うね。
演技の良い意味での「おかしさ・軽さ」は絶品だと思う。 市川の「結婚行進曲」は上原のそんなところを引き出した
楽しい映画 小津の「淑女は何をわすれたか」で、上原は実名で、ちょこっと出るね。
あの姦しおばさんたちが、歌舞伎座だかどこかでのホールで、「ほら、あれ上原よ」。
そういえば、小津映画では、上原は、これのみ、と思ったが・・・