【佐藤慶】激動の昭和史　東京裁判【小林正樹】

**この子の名無しのお祝いに** · 04/05/11 02:19

って、どうよ？

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/07 21:02

大川って鳥肌某に似てるね

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/07 23:57

大川周明は政府関係者以外で唯一起訴されたように
戦前の学者で非常に地位が高かった。
戦後の小泉信三以上の地位を学者として築いていた巨人だ。
亜細亜主義最大の論客といえよう。
対米追随の戦後政治で最大の危険な思想家といえる。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/12 00:23

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/19 00:10

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/19 01:13

>>44　
「米英東亜侵略史」、「近世欧羅巴殖民史」、「回教概論」、「復興亜細亜の諸問題」
戦前にこういったタイトルの本を続々と書いて、帝国主義的植民地支配に対する批判を
展開していたら、生贄として告訴した上で、脳梅毒による廃人であるような印象を
植え付けるように細工をするぐらい、検察側は当然やりますな。
大川周明を徹底的に追及するとヤブヘビとなるので、不起訴になったわけです。
なお、診察にあたったのは、内村祐之（鑑三の息子）と神谷美恵子で、みすずの
神谷美恵子著作集のなかに、所見の一部が示されている。
病気治療中に翻訳されたコーラン翻訳（古蘭）は、なかなかの名訳である。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/19 16:06

東京裁判をもう一度劇映画にするんだったら、東条英機は顔がそっくりなんで
是非大竹まことにやってほしい。他は、

武藤章＝小野武彦、広田弘毅＝菅原文太、板垣征四郎＝萩原健一
木村兵太郎＝藤竜也、松井石根＝長塚京三、土肥原賢二＝渡瀬恒彦
木戸幸一＝中村勘九郎、永野修身＝小林桂樹、嶋田繁太郎＝梅宮辰夫
東郷茂徳＝北村総一郎、重光葵＝内藤武敏、畑俊六＝大木実
荒木貞夫＝高松英郎、南次郎＝今福正雄、大島浩＝塩見三省
梅津美治郎＝地井武男、平沼騏一郎＝佐藤慶、賀屋興宣＝大杉漣
橋本欣五郎＝六平直政、佐藤賢了＝石橋遼、小磯国昭＝諏訪太郎
星野直樹＝竹中直人、白鳥敏夫＝飯島大介、鈴木貞一＝モロ師岡
大川周明＝本田博太郎、松岡洋右＝西田敏行、近衛文麿＝村上弘明
清瀬一郎弁護人＝田中邦衛、田中隆吉＝安岡力也、徳田球一＝哀川翔
米内光政＝仲代達矢、溥儀＝田口トモロヲ、マギー神父＝セイン・カミュ
石原莞爾＝ビートたけし、ウェッブ裁判長＝ウィリアム・Ｈ・メイシー
キーナン検事＝ジョン・グッドマン、昭和天皇＝市川染五郎

ま、個人的願望ってことで。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/22 12:00

>>47
「安楽の門」を読もうと何度も挑戦してるんだが、うーむ、難し過ぎる…。
大川の精神鑑定録は、「日本の精神鑑定」（みすず書房）に掲載されてる。

>>48
大竹まことは、ちょっと…。声が高いところも、確かに似てるんだけれども。
板垣征四郎＝萩原健一
鈴木貞一＝モロ師岡
田中隆吉＝安岡力也
徳田球一＝哀川翔
ここら辺は笑った。無茶を承知で書いてるんでしょ？

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/22 21:54

>>48
石原莞爾＝ビートたけし

最高！だが、もし断ったら石原慎太郎にキャスティング。

かぶるね、この二人！

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/23 04:09

DVD買う価値ありますか？

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/23 15:17

ありますよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/25 21:47

　８月４日に再発。
　皇太子一家もご覧になっていただきたい。
　君たち一族を守るために苦労したのですよ。
　
　大川周明は巣鴨でコーランを日本語訳したらしい。狂言説と脳梅毒説
などあるけれど、後者は時々脳に刺激を与え活性化させるらしい。なんか
の本で読んだけど。児島譲の本をもう１回読み直すか。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/07/27 02:20

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/01 21:18

この映画の監督、最初は黒澤に話が行ったんだけど
「これは小林君の方がいいよ」という黒澤のアドバイスで
小林正樹がやることになったというのをはじめて知ったよ

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/04 22:01

モナー二等兵、報告するであります！(敬礼！)

新文芸坐(東京・池袋)でも上映するであります。
現在上映されている「映画を通して戦争を語り継ぐ」という企画の中で、8/11&12
の両日上映されるであります。詳細はＨＰで各自確認汁！
ttp://www.shin-bungeiza.com/

あぁ、敵国語を使ってしまったであります！
モナー二等兵、逝って参ります！！（．．．．．没）

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/04 23:51

手に入った、１枚だけで見るか。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/07 12:46

編集の浦岡敬一の話によると、
今村昌平のところにもフィルムが持ちこまれたことがあったとか。
しかし、あまりにも膨大なフィルムの量に、今村も断念した。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/11 21:27

新文芸座で今日見てきた。７０前後と思しき年配の人が多かったな。
自分もそうだけど、現代史って学校でも習わんし、
ＴＶなんかでは報道が偏ってるし、もっと若い人に見て欲しいな。
若い人に限らず日本人なら一度は見ておきたい。
しかし、小林って人間の條件とか硬派な映画作る人だね。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/12 00:17

>>59
この映画も、二十年近く前は（と自分で書いてショックだが）地上波深夜で放映していた。
ちょうど御巣鷹山に飛行機が落ちたときだった。ニュース追っかけの合間に見ていた。

＞小林監督
ところが実はかなり軟派な映画も作れるんですぜ（笑）。「からみあい」とか
「燃える秋」とか。いや俺は好きですが。

>>56
お疲れであります！報告キボンヌ

４８ · 04/08/12 07:01

>>49
亀レス。

いや、このキャスティング、結構妥当な線と思って書いたんだけどな。
田中隆吉は安岡力也以外に考えられないでしょ。あの巨体で、証言席で
「私の恩人は東条大将です」と頭を下げ、次の瞬間「しかしながら」とやる。
あと、勘九郎が頭を剃って木戸幸一をやるというのも鬼気迫る演技が見られそうで
良いと思うんだけど。東郷＝北村と嶋田＝梅宮は、東郷証言の「脅迫された」発言から。
この二人の俳優さんに是非法廷闘争を再現してもらいたいっす。
哀川翔＝徳田は、語り部的な存在ね。プライドでは同情的な視点から描いていたから、
その逆をやってみるのも面白いかと。哀川が「天皇の財産は没収」とやるのは迫力ありそう。
声も徳田に似ているし。
で、東条英機はマジで大竹まことしかいない。眼鏡と髯を引いても、本当に生き写しだよ。
たのみこむあたりに映画化お願いしてみようかしら。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/12 13:02

>>60
ギコ一等兵報告するであります！(敬礼！)

モナー二等兵は敵国語を使ってしまった為、自決して逝ってしまったものと
思われます。ですから（．．．．．没）となっているのではないかと思われます。
「逝って参ります！！」は活動写真を観に行くという意味ではないと思われます。
よってモナー二等兵からの報告は無いものと思われます。
もし存命ならば対応に苦慮しているものと思われます（激藁
優秀な斥候を失い残念であります。

以上、ギコ一等兵報告終わります！（敬礼！）

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/14 19:37

CSで、嵐寛寿郎（東條）の大東亜戦争と国際裁判やってた。
この小林「東京裁判」みちゃうと、被告人の描き方や
裁判場面はいろいろ不満あるけど、
東條が絞首階段上っていく最後の場面は、ジーンと来た。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/14 21:00

大川周明って何者と思い、近所の市立図書館に行って著書探して
見たけどなかった。代わりに『東條英機「わが無念」』って
いう獄中手記を見つけたんで借りてきた。読んでて色々考えさせ
られた。編集者佐藤早苗の日本人はあの戦争をよく理解しないまま
自ら完全に加害者、犯罪者になりきってしまっている、真実も
知ろうとはしなかった、ＧＨＱの指導をそのまま学校教育として
浸透させてしまった、日本人は正しい判断力を失ってしまうと言う
言葉が身にしみる。。。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/14 23:14

ちなみに昭和６０年、ＴＢＳで２夜連続で放映した日の
２日目の夕方に起こったのが、あの日航機事故。
この映画は３０分遅れながら放送されたので、印象にある人も多いかも。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/14 23:16

ていったら、>>60さんが書いてた。スマソ。

60 · 04/08/16 12:44

>>65,66
いや詳細書いてくれてありがとさんです。
当時の記憶が蘇ったよ。感謝感激です。

>>62
報告ご苦労！（返礼）

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/17 02:22

>>67
俺、たまたま録画していてまだテープ持っているよ。前編オープニングは荻昌弘が
市ヶ谷の法廷に立って裁判官席、被告席などの位置を解説。臨場感を高める。
日航機機体発見のテロップが出るのは後編のトルーマン大統領の演説のところだった。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/08/22 23:41

今日ヒストリーチャンネルでやってるのを少し見た
佐藤慶の声ってこういうのによく合うねえ
声だけで逝きそうになったよ！

**この子の名無しのお祝いに** · 04/09/01 18:53

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/09/08 17:43

DVDが尺の割には安いのに感激、明日にでも買いに行こうっと。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/09/15 02:07:13

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/09/15 09:44:01

じつは漏れは、今はなき、大阪難波の南街シネマでリアルタイムで観た。
正直、長時間の為、お尻が痛くて、なかなか集中できんかった。
今、改めて、観ると、米国にむかついてくる。
A級戦犯の人を、わざわざ天皇誕生日に処刑したり。。。
嫌な国だ、米国は！

**この子の名無しのお祝いに** · 04/09/15 09:51:09

アメリカは今も昔も変らす

**この子の名無しのお祝いに** · 04/09/19 18:30:33

ソビエトよりいいだろ
有無言わさずシベリア送り

**この子の名無しのお祝いに** · 04/09/23 02:30:44

afffff

**この子の名無しのお祝いに** · 04/09/23 09:39:35

>>73
当時は天皇誕生日じゃなかったんだよ。
ってか、クリスマス前に縁起の悪い事務事項は処理しちゃおうっていう
意味合いが強かったんじゃないか？別にエテ公より一本陰毛が少ない
アメ公の肩を持つ気はないが。
ついでに、Ａ級戦犯の汚名を着せられた七勇士の死刑執行を担当したのは
マーチン・ルーサー・キング軍曹。後の黒人運動家だわな。
七士のアジア解放精神でも乗り移ったのかな。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/09/28 00:07:47

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/09/28 00:10:35

皇太子の誕生日でもGHQの底意は同じ。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/10/02 00:31:36

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/10/07 20:31:54

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/10/11 01:57:49

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/10/17 03:06:15

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/10/23 13:41:25

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/10/30 04:58:21

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/11/06 02:59:33

age

**女優は脱ぐ** · 04/11/11 00:11:34

名作でしょう。
こんな時間を感じさせない映画も少なくなったね。
ロードショーは旧日劇だったね｡懐かしい。
日本人なら絶対に見るべし

**下手の前から三列目** · 04/11/11 00:26:20

最新号のキネ旬に編集を担当した
浦岡敬一氏のインタビューが掲載されている。

必読！

**この子の名無しのお祝いに** · 04/11/13 00:27:45

ﾎｼｭ

**この子の名無しのお祝いに** · 04/11/20 14:36:33

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/11/24 17:14:58

日比谷スカラ座初日に見に行ったら１回目の上映後　出口で白人ジャーナリストが
出てきた観客にインタビューを始めた。　日本語で。
アメリカに文句を言おうとマイクを向けられるのを待ったが
幼く見える中学２年生のせいか無視された。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/11/27 14:00:07

ﾎｼｭ

**この子の名無しのお祝いに** · 04/11/28 03:47:46

小林正樹は新聞の物撮りでも、コピーでなく本物の紙面を要求したとか。
さすが完全主義者。白黒なのに……

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/04 22:53:58

age

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/05 09:26:50

大川周明の頭叩き、処刑宣告を聞いて家族に手を振る弘田弘毅

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/11 13:53:07

ホス

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/11 16:42:06

自虐史観しか散見できなかった。
切羽詰った国家の意思決定が裁判の材料になるという
皮肉な視点ができなかったのだろうか？
当時、この映画を支持した30年代が正直に述べる。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/11 17:48:31

80年代に２年連続でやっていたね。
当時厨房で自虐史観に毒されていた私には長くて、よく理解できなかった。
ビデオで撮って置いたが、結局消してしまった。武満の音楽が記憶に残っている。
日航墜落は覚えてないが、同時期にチャップリン回顧特集をやっていたよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/18 15:30:00

ﾎｼｭ

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/20 15:05:24

いやあれを観た自分は全然自虐とは思わんかった。
連合国側がアホにみえた。
東条英機たち、日本側被告たちの知的なクールさにやられますた。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/21 17:30:22

>>100
御意
東條が判決宣告されたとき二回ほど頷く姿と
弘田の裁判官へのお辞儀に続き、二階傍聴席家族へのお辞儀は忘れられない。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/22 12:25:40

東条は自分の死で天皇訴追を阻止する取引に応じ、天皇を守って満足して
死んでいった。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/24 00:45:18

でも、東條は他のＡ級戦犯（というか、他の閣僚たち）に嫌われてたんだよね。
なかでも木戸幸一は、悪し様な陰口を言い続けていたらしい。
昭和天皇でさえも、独白録の中で、彼が嫌われ者だったことを認めている。
巣鴨でも、みんなの中で浮いていたとか。
そういう生臭いドラマが、映画の中では描かれなかったのが残念。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/24 13:04:46

東條も弘田も弁護士要らないとしていたが
東條は、統帥権問題で、
どうしても天皇訴追を避けたかった亜米利加から、
説得されて弁護士つけたとか・・。

弘田は　拘置所で、幾人かから、彼らの自己保身のために
「あのときの発言は無かったことに・・」などと
頼まれて承諾したとか・・。
一度も弁護のために法廷で立たずに、もちろん弁護士も立てず、
かれは絞首刑になった。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/24 19:40:09

明治３８年生まれの祖父がいて、いつも夜７時になるとさっさと寝てしまうんだが
これの放映のときだけはずっと起きていて
二夜連続だったが最後まで無言で観ていたことを思い出す

孫には終始甘いひとだったが、このときは海軍モノの顔だったなと今は思う

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/28 15:43:49

このスレにこられる皆さん、ええ話をしてくれますなあ・・・。

それにしても、この映画、ドキュメンタリーだけど「美しい」と
感じてしまいます。特に、曲線を描く飛行機雲・・・。ＢＧＭも
なく、爆音だけのあのシーンは名場面だと思うのですが…。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/28 16:55:33

東條の逸話から感じるべきなのは、
どれだけ真面目で実直な人間でも、原理主義的になると、
人としてというより、役割として大きなミスを犯すことがあるということでしょう。
開戦のことじゃなくて、戦前の反自由主義的な政策の事ね。

東條を悪く書くだけではここのところがぼやけてしまいます。
東條は昭和天皇からも「実直な人間」と言われる人間だった。
しかし勝ち目のない戦争に国内を統制し始めてしまった。
もともと天皇の意を汲んで開戦を回避するつもりだったのに。

**この子の名無しのお祝いに** · 04/12/30 15:59:20

>>106
確かに。
東洋美術を学んだ小林監督の美意識のなせる技でしょう。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/03 22:13:13

age

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/06 06:36:15

>もともと裕仁の意を汲んで開戦を回避

粉飾決算も甚だしい。無期懲役ものだな

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/07 00:40:52

昭和天皇の耳に真珠湾攻撃計画の情報が入ったのが、決行の一週間前だったっけ？
それも、正式な報告ではなかった。
東條は、天皇に反対されるのが分かってたから、隠し続けていた。
後戻りできないところまで追い込んで、天皇がなし崩し的に開戦決定せざるを得ないようにした。
死刑になって当然だよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/07 00:45:15

いや、東京裁判を肯定してるんじゃないけどね。
東條は日本国民たちの手によって死刑にされるべきだった。

**関東軍お茶汲み娘** · 05/01/07 09:31:14

東条さんは意見が分かれるところだね～。
アタシは石原莞爾命なので東条さんっておやぢだしぃキライだけど。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/08 22:03:21

>>111
裕仁も同罪だな
陸軍、海軍は独立していて統括する機関はなくて
すべてを把握できていたのは実は大元帥の彼ひとりだった
戦後に退位はしてもよかったんでないのか

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/08 22:06:23

＞東條は日本国民たちの手によって死刑にされるべきだった

支持したのはその国民でなかったのか
体制翼賛を望んだのはなにより私たちの祖父母や曽祖父母たちだった
５・１５を正義と叫んだ馬鹿大衆たちの末路よ･･･

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/08 22:13:03

ムッソリーニを引きずり下ろしたのは勇敢なパルチザンたちの力だった
でも東条が失脚したのは政治的なものでしかなく
ましてや戦争の幕引きを国民が行なったわけでもない

東条たちは生け贄でしかない
戦後の反戦思想は戦前日本をチャラにするための
お題目として始まったものであることを忘れるべきではない

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/08 22:45:28

正義と叫びたくなる時代背景があったんだよ。
農村では飢饉、都市部でも景気は最悪。となると民衆の怒りは政治に向
くものね。
例えば今の日本で閣僚が暗殺されたとして、やっぱりひそかに喝采する
人は多いんじゃないかな？
当時の国民が愚かだと言い切れるのは、後の人間の傲慢でしかないよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/09 03:47:17

>正義と叫びたくなる時代背景があったんだよ。

それやっぱ馬鹿としか言いようが無いが。
大衆の狂気や居直り、責任のなすりつけまでは肯定できんわ。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/09 09:38:07

まあ118の言うことは正論なんだろうが、なんか２ちゃんで正論かかれると
うそ臭く思えるんだよなあ・・・。
ご自分は「大衆」なんぞには絶対交わらない。孤高と高潔を実生活でも
貫いていらっしゃる、と。

でも周囲から煙たがれそうな人物ではあるね。
案外小林監督は118のタイプだったのかな？
だから、黒澤並みのいい仕事をしていても、世間での
扱いがイマイチなんだろうか。
研究書も評論本もない、ソフトもなかなか出ない（これは
テレビなどの環境の悪い媒体で自作品を見てほしくなくて
ビデオ化拒否していたせいもあった）。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/09 10:34:16

田原総一郎の「日本の戦争」、誰か読んだ人いる？
>>117が言っている、
＞農村では飢饉、都市部でも景気は最悪。となると民衆の怒りは政治に向くものね。
というのは226事件当時の皇道派青年将校のお題目とそっくりなんだけど、
田原は具体的なデータを提示して、
当時の農村の困窮は当時既に解消されていたし、都市部の経済も高度成長に向かっていたと説いている。

この本にはいろいろと批判もあるが、これに似通った話はこの本以前にもさまざまな論者によって、
いろいろな本や論文でこれまでにも断片的に述べられてきていた。
つまり、「正義と叫びたくなる時代背景があった」のではなく、
やたらと正義感ぶって正義を叫びたがる者たちがいて、他の日本人たちはその者たちのお題目に、
70年もまんまと乗せられているだけではないのか、と。
当時、皇道派は統制派との勢力争いで圧倒的に負けていた。その点も踏まえる必要がある。

＞例えば今の日本で閣僚が暗殺されたとして、やっぱりひそかに喝采する人は多いんじゃないかな？
まったくそうは思わないな。だって、いまの日本は、おそらく世界一平和で豊かな国だから。
（いつの時代でも、正義を叫びたがる人には用心したいものだ。その人が右だろうと左だろうと）
だいたい、そんなふうに思うくらいだったら、２ちゃんでそんなことを言う前に、自分が閣僚を暗殺したら？

せっかく、>>119さんが話を戻そうとしているのに、>>117が気になったものだから一言言いたくなった。
失礼しました。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/11 13:26:14

>>117
> 例えば今の日本で閣僚が暗殺されたとして、やっぱりひそかに喝采する
> 人は多いんじゃないかな？

それに近いことを言って官僚へのテロを煽ってた都知事がいたと思うんだが。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/15 14:58:49

age

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/22 00:50:22

体力がいりそうなので、DVD買ってまだ観ていない。あるだけで安心。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/22 01:27:34

>>121
都知事は田中均が電気ガマ置かれた後に「そういうことになって当然だ」という風に
馬鹿にしたわけだが

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/22 17:53:15

age

**この子の名無しのお祝いに** · 05/01/31 00:25:04

age

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/01 15:01:03

＞支持したのはその国民でなかったのか
＞体制翼賛を望んだのはなにより私たちの祖父母や曽祖父母たちだった
＞５・１５を正義と叫んだ馬鹿大衆たちの末路よ･･･

＞１１５今の時代の人間がそんなことばは言えた義理ではないでそ？
開戦のずいぶん前から言論統制されたし、特高の目は怖かったし。
あの時分に拷問覚悟で歯向かうyouだったら尊敬しますが。

現在だって小泉選んだのは自民党に票を入れた国民って訳じゃん。
ここまで小泉がヘタレで独善的人間かってのを見抜けなかった。
大衆が付和雷同で気まぐれってのは仕方ないことなんですよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/01 21:43:05

言論統制っていっても、実情は一般のイメージのようなものとは程遠かったわけだが。
戦中に軍をボロクソに批判して、なおかつ処分を受けなかった新聞が複数ある。
「朝日新聞の戦争犯罪」とかいう本に現物が載ってるぞ。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/01 23:19:49

大新聞といち個人では警察の扱いが違うんじゃないんのでつかね。
その新聞も軍の大本営の垂れ流しだったようだ、リアルで生きてない
から詳しくないのがアレだけど。
馬鹿大衆も敗戦後は手の平返しでアメリカさんでつから、したたか。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/02 18:00:14

http://www.37vote.net/music/1106975632/
軍歌の人気投票です,よかったら一票入れてください
失礼しました

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/02 21:31:34

>>129
大新聞じゃないほうが潰しやすいんじゃないのか。
それに、言論統制のせいで新聞が大本営発表を無批判に報じるようになったというのも
実際はかなり事情が違う。
有名なところでは、朝日新聞が毎日(当時は日々か)に購読層が流れて売り上げが減少していくのに
危機感を感じて戦意高揚路線を強化した例とか。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/03 01:24:50

うーん、私は第二次大戦について勉強してないからねー
貴方が言うところの戦後民主主義のうさんくささも戦前の馬鹿大衆の
愚かさも理屈では判るけど、言下のもとに馬鹿呼ばわりはしたくない。
前のレスでも誰かそんな発言してたが同感。
まぁ閣僚が暗殺されてもわたすは喜ばないほうだけど。少し前に社民党の
石井議員が刺殺されたじゃん、元右翼に、この事件のほうが不気味ですよ。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/03 22:53:10

>>132
>貴方が言うところの戦後民主主義のうさんくささも戦前の馬鹿大衆の
>愚かさも理屈では判るけど、言下のもとに馬鹿呼ばわりはしたくない。
131は事実を指摘しただけで、何も馬鹿呼ばわりなどしてないと思うが

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/05 11:52:26

age

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/07 21:28:23

聞きたいんだが、あるサイトである中年の男性が「南京大虐殺なんて中共
のでっちあげ、あの市民が無残に殺害される場面もやらせ。なん十万人死亡
というのもおかしい、当時の南京はそんなに人口はないはず。」
と書いてるけどそれって石原都知事も言ってたようだけどホンとなの？

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/07 23:04:56

中国側が言う30万という数字の根拠は薄いし、そんなに人口がなかったのは確か。
東京裁判で出た数字が、その後も一人歩きしてしまっている。

南京大虐殺について、いちばん説得力があると感じた言葉。
高松宮崇仁「むごたらしく殺すことを虐殺という。数は問題ではない」

高松宮殿下は陸軍の一将校として、当時、中国にいた。
事件直後の南京を訪れ、凄惨な現場跡と、中国人に対する関東軍の横暴な態度も目撃している。
そして、その直ぐ後に帰国し、昭和天皇に私的に事件の報告をしている。
（つまり、天皇は、軍の者たちも知らなかった事件の詳細を当初から知っていた）

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/07 23:13:56

>>135
詳しいことはニュース系の板とかで聞けばいいと思うが、
とりあえず箇条書きで説明しとくと・・・

・当時の南京の人口は約２０万人。どうやって３０万人殺すのか？
・数万人の虐殺でも、あったとしたら死体の処理に膨大な手間がかかるし
　(イラクでは戦闘終了後の数千の遺体処理ですら難航していた)、終戦まで隠蔽するのは到底不可能
・陥落後に、城外に逃げていた市民が帰ってきたために、人口が数万人増えた。
　虐殺の類があったら、わざわざ一般人が戻ってくるわけがない
・ティンパーリという記者が当時、虐殺があったとする記事を書いたが、中国国民党の
　幹部が自伝で、金を掴ませて記事を書かせたと書いている。
・現地紙「チャイニーズ・プレス」にすら信用されず、一旦載った虐殺記事が１年か２年で
　年鑑から削除された。
・写真については、半そでの兵士が写ってたり(当時の南京は日本よりはるかに寒い真冬)、
　同じ男が違う役で何枚もの写真に写ってたり、日本の過去の年鑑からキャプションだけ変えて
　持って来たものだったり･･･
　そもそも、「証拠」の必須条件である「いつ、どこで、誰が」撮ったかが確かなものが
　ないためにお話にならない。ちなみに最近、インチキ写真百数十枚を一枚ずつ検証した本が出た。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/07 23:44:26

>>136
現場が凄惨だったら市民が戻って来るかよ・・・

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/08 00:26:26

そうですたか。
つまり何十万人が虐殺されたということが国民党（共産勢力にとっても）
にとって有利になるとふんだ訳ですね。
そういう裏の事情をアメリカ側は当然知っていたんでしょうが、日本を
弁護したという話しは聞かないし東京裁判でも耳にしてないな、たはーっ

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/08 00:51:31

>>138
毎日のように空襲があった東京にも
疎開させられた先の田舎からどんどん人が戻ってたというし

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/08 01:19:12

「黄禍」ならぬ「白禍」をといた強烈本を読んだことがある。
肌の色の違いだけで差別し奴隷という概念をもたらし、暴力で弱者から利益を
略奪搾取し自分達さえよければそれでいいという歴史は白人がもたらした。
ほんの１９世紀まではそれがまかりとおっていたという白人による世界史観。
白人の間では、歴史は歴史として扱い、世界に対して公式謝罪はありません。
それがその時のルールだったんだと開き直ってるととられても仕方ありません。
強者によるルールのおしつけ。白人が確かに文明を進歩させたのは拒めないが
いまだにこの白人によるルールづけからは逃れられないのね。悲しいことに。
やはり原爆ドームの前にある宣誓文はホワイトハウスの前に立てるべき。

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/08 22:24:48

>>140
既に何万人を虐殺した軍隊がいる(であろう)場所と、既に敵機が去った空襲跡地を
同列で語れる神経が全く理解できない

**この子の名無しのお祝いに** · 05/02/09 00:07:44

「毎日のように空襲があった」へのレスが「既に敵機が去った」って、
もしかして故意に読解力が皆無なふりして荒らそうとしているとか？