>>422
リーダーっていうか、奴等的には『ボス』だねw
オートバイ乗り回してたのも、東映に行ったのも
映画に出たのも、どれもこれも舘より岩城の方が先だけど
徒党を組みたがり、年齢主義を用いてマウント取りたがる舘の支配下において
彼はボスではなくサブリーダーだった。

岩城がこれに出なかったのは、これと同時上映の『暴走の季節』
(暴走族シリーズ第3弾)の主演だったから。
『暴走の季節』主演は岩城 監督は『網走番外地』シリーズの石井輝男
『暴力教室』主演は松田 舘は助演 
監督は岩城も菅原文太の舎弟役で出演してた
『横浜暗黒街 マシンガンの竜』で昇進したばかりの岡本明久

岩城は、石井輝男、深作欣二、佐藤純彌、鈴木則文、
斎藤武市(日活で小林旭の『渡り鳥シリーズ』撮ってた監督)等
有名監督の作品に出演して、舘より何歩もリードしてたが
その最中、ご承知の通りに自滅した。

舘は、昇進したばかりの監督の映画にしか出れず、それも指で数える程度。
その上、専属のクセして東映のTVシリーズの仕事は全く皆無って有様。
程なくして、東映東京撮影所から
にっかつ撮影所(東映セントラルフィルム)に事実上の左遷って流れで
『皮ジャン反抗族』(舘ひろし 主演第一回作品)に至った