少年時代
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>>42
>駄作の多い篠田だが、この一作は頭抜けている。
脚本の山田太一と、美術の木村威夫のお陰でしょう、と言ってみるテスト。 この映画のロケ地巡りを大学生の頃にしたことがある。行った(っていうか通りかかった)場所は小学校。
長い1本道、太の家、進二が荷物を受け取りに行く駅、町の中学生にからまれる橋、進二の家、武が自転車をとばす港、
女の子と語り合う時にうつる灯台。こんなとこかな >>43
しかし、篠田は「瀬戸内少年野球団」もいいぞ。こういうの得意なんでは?
本人はそう思ってなかったみたいで、「瀬戸内〜」は最初断ったそうだけど。
宮川一夫さんによれば、土日は休みで監督は子供と遊んでいたとか。
子供と一緒に仕事するのうまいんじゃないかな。
最後は自然と胴上げになって、これは監督の仕事ゆえと誉めていた。
たぶん「少年時代」の撮影にも誘ったんだろうな。 >>44
篠田はロケハンに物凄く時間をかけるらしいぞ。
どの映画でも車をつぶしてしまうとか。
確かにいいロケ地多いんだわ。
しかし、この人は駄作というか、抜けてるところがある作品多いな…
例えば、「夜叉ケ池」の玉三郎は脱力だ。ぬいぐるみは好きなんだけどな。 作品の意図としてはあったのかどうかしらないが、
一種の暗喩がちりばめられているように思えた。
武は軍国少年。名前のとおり。
戦前の素朴な日本だ。
勉強部屋に山本五十六の写真を張っている。
「あ、戦艦陸奥かあ。いいなあ」
とバックルを見る冒頭の場面はいじらしい。
進二はリベラル的な良識優等生。
武に支配されていた子供達だが、
時期が19年も押し迫って敗色濃くなった頃、
(名前は忘れたが)、頭のいいクラスの優等生が帰ってくる。
こいつがルームメイトをけしかけて武を追放する。
政治的な実に陰湿なやり方だ。
(戦前、戦後の変化を予想させる)
こういう人物は労働組合運動などで、
左翼的なオルグにたけた人物。
現実の社会生活の中にもよくいる存在だ。
戦後、急に威張りだした左翼人士を思い浮かべた。
貧しい家に生まれた武はけなげに妹の守をしながら、仕事を手伝い
勉強する。戦前の奉公、滅私、節制という価値観を具現している。
その武のいた、苦しかったが古き良き戦前の時代。
あのトンネルに入って武と別れるシーンは、日本人が永久に失った
別世界だった。・・・
公開当時は確か昭和天皇が崩御し、マスコミなどでは
とたんに「戦争責任」ブームが湧き上り、戦前=悪
というイメージが作られていた。
そんな中でよく作ったと思った。
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〜(i~_i.ノ~ __,,--''~~:: :: ::::_,--''~ ;;;; wvv
U U-'''~ ::: :: ::-'''~~ ;;;; ;;;; 武っていういじめっ子役は、僕の中学の一個上の先輩です。
確かオーディションで選ばれたんですよね?
彼は中学時代はサッカー部に所属していましたが、
そんなに際立ったプレイヤーでもなく、淡々と卒業〜
多分普通の人生を送っているものと思われます。
というか、舞台は僕の地元富山!?
なんせ映画を見ていないもので。 >>51
入善、泊 辺りが舞台。
http://www.nsknet.or.jp/~bankou/OieSho000.html
でも長い道から見える小学校も、内部がロケに使われた小学校もこの15年間で
廃校になっちゃったよ。あ、それとラスト武が殴られる桜満開の土手も入善町ですよ。
あと、進二がからまれる橋は氷見市内。進二の家は氷見市郊外。誰か、あの海の
見える神社どこだか教えて この映画、大ヒットしてもいいくらいイイ素材なんだけど監督が
あまり良くなかったね。
木下恵介とかが撮ってたらかなり面白かったかも。
現代では篠田くらいしか適任者がいなかったからしょうがなかったけど。 ●陳情詳細は2チャンネル臨時地震板の・・【東海】原発浜岡なんとかスレ【地震】・・参照して下さい。
N0.44,46に雛形、提出方法(郵送)あります。
陳情増にならないと国会も動きません。東京で4市議会が国に陳情提出したのみです。
●企業誘致の税源移譲、首都移転賛成、全国の津波防波堤や原発、石油コンビナ−トが危険です
同様に陳情書を議会に提出(郵送)してください
●七月東南海地震、九月関東大震災(火災旋風で首都消滅)
詳細は世界の地震学者・各新聞社共同制作本 ニュ−トン「せまりくる巨大地震」ご一読を
●ニュ−トンで全国の活断層・過去の2次被害状況把握できます
★2チャン存続廃止に追い込む日本政府に断固反対! 韓国>日本亡国! 公開中も公開後も、まるで話題にならなかったのに、
日本アカデミー賞で大賞?を取ったとたんに
この映画、一気に話題作になったんだよねえ。
富山県民としては、やっぱりなんとなく嬉しかったさ。
なんせ製作途中の映像がローカルCMでしょっちゅう流れてたからねえ、富山では。 漫画と映画で違和感といえば、
漫画では「大原の武ちゃん」と紹介〜はがきの署名は「進藤 武」
映画では「大原 武」となっていたのだが、「進藤 武」が名前で
大原というのは村の中の字(あざ)の名称ではないのだろうか
オープニングでSLがトンネルに入っていくシーンは合成だと篠田監督
が何かの雑誌でいっていました。
あと54さんへ。相米慎二もいけたんじゃないかと・・・ >>60
相米かあ・・・なんか不思議な映画になってたかもw
いいかもね。あの不思議な感じが井上陽水の主題歌にピッタリ
合うだろうし。 >>60
>>61
駄目でしょう。
あの陸奥のベルトのバックル、山本五十六の写真、
ああした小物を上手く使えるのは篠田の世代じゃないとできない。
相米なんて人がやると、時間性に欠けた
国籍不明の子どもドラマで終っていたろうね。
俺は相米でも結構いけたような気がするな。
井上陽水の曲に合うという>>61の意見には同意。
「東京上空いらっしゃいませ」の「帰れない二人」にはマジ泣かされた。
が、>>62の言うことも何となく分かる。
結果論だけど、この映画は本当に素晴らしいので、やはり篠田でよかったと思う。
相米がやったとしても、それ以外の誰かであっても、ここまで傑作にはならなかったのでは?と
思うくらい、これはいい映画だよ。 この前初めて見た。たしかにラストシーンは泣けるんだが、列車に追いついた武が
「進二!」と叫ぶところ、映像のほうは口を閉じたままなのが萎える。それともあれは
心の叫びなのか。 家にビデオがあるんだけど須藤君には側近がいるね。
武と須藤ではどちらと友達になりたい?俺は冷たそうだけど暴力を振るわない須藤の方がいいな。 そういえばこの映画ってHなシーンがあるよな。太の姉のセックスシーン。 マンガ版の武がクーデターに遭うシーンは壮絶。クラスで山に草刈りの作業中、
担任の先生が用事を思い出し、学校に帰る。
その隙を突いて武藤(病気から復学した武のライバル)の合図で皆が石を武に
ぶつけだす。最初は抵抗しようとした武だが、次々と石を被弾してついに気絶
する、と。
小説版ではフトシ(デブのやつね)も結構フィーチャーされてた。村の嫌われ
者で、家に遊びに来た親戚か遠縁の少女を手篭めにしたり。 おお!こんなところにこんなスレが!!!そんな漏れも好き こんなところに
良スレがあったんですね。
僕がこの映画と出会ったのは小学校3年生の頃だったと思います。
母親に連れられて映画館で見たと記憶しています。
その頃から今に至るまで、少年時代は僕の一番好きな映画です。
武とシンジの友情は確かに同性愛的な空気が醸し出されていると思いますが、
それは少年の間の友情の常ではなかろうかとも思います。
それと、当時の田舎の貧しい日焼けした少年と、
都会から疎開でやってきた洗練された色白の少年というコントラストが
よりいっそう二人の友情に恋愛的な様相を滲ませていると思います。
好きなシーンはやはり最後の汽車の別れのシーンですね。
シンジは自分の一番大事にしていたバックルを最後に武にあげるんですよね。
僕はこういう儚い夢のような映画が大好きです。
しかしあまり映画を積極的に見るほうでもないので好きな映画はそう多くありません。
軍歌など歌っちゃいかん
この子たちは軍歌しか知らんのです
なんてあったっけ? 韓国映画の「われらが歪んだ英雄」が「少年時代」とダブルね。 >>77
駅のホームで、東京に帰るシンジを見送りに来た
子供たちが軍歌「予科練の歌?」を合唱しているシーン。
秀治「コラコラ!軍歌なんぞ歌っちゃいかん!
GHQが何処で見とるかわからんぞ…」
長一郎「この子らは、軍歌しか知らんがや!
軍歌しか教えられとらんのじゃけ」
じゃなかった? 大橋巨泉がいい味出してた。
数分しか登場しなかったけど・・・ いずれハットリくんと併映で名画座にかかるのだろうか。 絶体絶命のピンチで「シンジー!!!」って助けにくる場面が好き。 NHKのBS2で24日の衛星映画劇場で8時から少年時代やるぞ。
楽しみだ。(´∀`) 見た。何回見てもいい。
武が好きな人というのはDV夫と離れられない妻に似ている。
暴力をふるわれるが、そうでないときは実に優しいので
「この人は本当は良い人なんだ」
という気持ちがぬぐえないので離れられない。
そういう私も武に惹かれる。
中の子がこれを機会に芸能界へなどと考えず
一般の世界を自ら選び
地方の進学校から一流大学に進んで
普通のエリートサラリーマンになった、
というのも武らしくていい。 >86
ああ、ヨカッタ。
大原くん、生きてるんだ。
実況の時、交通事故で死んだとかレスあって。
あれは漫画の話だよね…。
北大農学部出て、どっかの研究所にでも入ったのかな。 実況を読みたいのに人大杉ではいれない
どうしたらいいの? 映画のキャッチフレーズが
「あの夏、僕たちの少年時代は終わった・・・」
とかだったと思う。
トンネルからむこうがだんだん
見えなくなるシーン
あれは「少年時代の終わり」の暗示
あと最後に写真立てをおいているのは大人になって
モンテクリスト伯(岩窟王)の本を買い揃えた
武。写真は結局信二のところには送られていないから。
武だけが持っている写真
(あとで郵送したとは経済的事情などから考えにくいし
なんといっても写真がまだできていない、という設定に
したのはこのためだと思う。)
信二役の子はアカデミー主演男優賞にノミネートされるが
逃した。最近だと永遠の君へに出演
もう26歳くらい。 >>89
なるほど。あれは武の部屋の写真立てだったのか。
てっきり信二のだと思い込んでた。
右手を真っ直ぐ上げた武の姿が遠ざかって行く
ラストは何度観ても目頭が熱くなる。
井上陽水の曲も最高。 24日の見たけど、ほんとに感動でした。
特にラストシーンで井上陽水の曲がかかったときには、もう号泣。
終わった後、少年時代を再度聞いてまたまた号泣。本当にいい映画でした。
ところで、進二役の藤田哲也さんは生年月日が1978年3月19日らしいから当時、中1?
ってことは武役の堀岡裕二さんと同い年だったんでしょうか?
>>89
あれは信二の部屋だよ。
いくら貧乏だって写真一枚送れないなんてあり得ない。
文学少年だった信二が大人になった時の書斎、にふさわしいと思う。
あと映画外の話だけど、原作の続編(小説)で、武は若くして交通事故で亡くなってるし
武の部屋ではないと思う。 この映画を最初に見た当時、一番印象に残ったのは配役だった。
主人公である都会から来た優等生は当たり前に典型的美少年。
それに対するもう一方の少年だけど、これは都会の少年から見ると
理解しがたい、得体の知れない所があり、暴力性も持ち合わせている。
この役に抜擢された少年が明白に、日本人の持つ「半島系イメージ」
の外見的特長をを色濃く持ち合わせているのが興味深かったんだよね。 ひさしぶりにラストシーン見て気がついたんだが、
電化されてるところを汽車が走ってるな。
さすがにそこまでは再現できなかったのか、
それとも戦争中は、電化済でも汽車が走ってたのか。
まあ、鉄ヲタだけだろうけど、こんなこと考えるの。 武のあの一重瞼の目が印象的。
頼もしくも見え、優しくも見え、怖くも見え、不気味にも見え…みたいな。 こないだ衛星でみたんですが、ロケ地すごいですね。ホントに昔みたい。セットは使ってないんですか? コンクリの壁に板張り付けて木造に見せたりしているよ。
「瀬戸内少年野球団」の話が多いけど、↓これ読んでみて。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4569215718/
篠田はこういうところがうまいけど、
巧すぎていいロケ地を選んだだけだと思われちゃうんだよね。 少年時代か。
うちの近所でもロケあって、近所の人たくさん出たらすい。
しかし!
地元で映画のロケなんて坂東玉三郎の夜叉が池以来2回目で、
さらにエキストラに出るなんて初めての人ばかり。(田舎だからね)
古い町並みを生かし、撮られたシーンは戦争から帰還してくるシーンと
詳細は忘れたが、岩下志麻との絡みがあるシーン(エロシーンではなく)。
帰還してくるシーンでは、やはり戦争から帰ってくるシーンと言うことで、
リアルさを出すために坊主頭にしてくれないかという要望があった。
2人が果敢にも申し出て、その場で丸坊主に。
岩下志麻とのシーンでは近所のばあちゃんが台詞もないのに、岩下志麻に
向かって「あら〜、ほんま綺麗やわ〜」と言いながら手を握ったり(もちNG)
などなど、まだまだ事件はあるんだが、そんなこんなで完成し、いざ!試写
という事で、エキストラに出た人たちが近くの会館で上映会を開いた。
・・・・・・・・・・・・・・・・
あれほど、一生懸命やったはずのシーンは一切出てこず。さらには、
「さすがに最後くらいは出てくるやろう」と、エンドロールをみんなで凝視
していたらしいが、ない。みんなズッコケタそうだ。
もっと面白い話もあるのだが、これ以上はプライバシーも関わってくるので、
書きません。長文スマソ。 単純に戦前は悪なんだよ。
疎開した都会っ子にとってはネ。
筒井康高の経験談。
100を取った記念にこのスレを我がプヨル王国の領土にしようかの。 最後、主人公の男の子がおじさんと抱き合って泣くシーンが好きだ 信二役と武役ってジャックアンドベティって
ドラマに出てなかったっけ? >>104
ヒロインの少女時代をした早瀬美里が
(先生キスしたことありますかのこ)
富山出身だから出てたかもな 映画のあああ、あああ、あああ、
が、
漫画だと
あ〜〜〜あ〜〜〜
になってる。 >>108
どんなDVDでした?特典映像とかはなし? >>110
特典映像は
特報2本と予告編
と淋しい・・・・・
確か、撮影風景をドキュメントした映像をTV放送で見たことあるんで
それをこのDVDに入れてほしかったよなあ。ガックリです。
モノラルだが、日本語字幕と英語字幕あり。
この日本で生まれ、日本で育った人のための最高の歴史映画と思う。
最後の書斎はやはり信二のほうが似つかわしい。武でもかまわないが。
あのラストシーンの余韻は素晴らしい。
戦後日本の半世紀にわたる時間が濃密に、一瞬にして描かれている。
オレも号泣したね。
涙が出てたまらなかった。 英語タイトルって
TAKESHI -Childfood Days-
なんだね。知らんかった。 >>114
スペル間違えた
TAKESHI -Childhood Days-
ですね。すまそ。
>>6
信二と女の子の相合傘を書いて悪戯して仲を引き裂こうとするところ、
あの相合傘を書いたの武なの?
あと、ラストの書斎は、信二であってほしいなあ。
主題歌の「少年時代」って「Let it Be」や「なごり雪」に似てるね なごり雪は知らんが、Let it Beのイントロにはちょっと似てる。イントロだけね。 なごり雪はLet it Beのオケで歌える
えーと、コード進行が同じらしい 最後のシーン、確か原作者の遺族から蔵書を借りて撮影したんだって。 見る前まで、曲が井上ようすいのあれだし、不二子不二夫だから、もっと
青春デンデケデケデケみたいな、さわやかな映画かと思ってたけど、
すげー陰湿な映画だった。 戦時中の疎開児童の話だぜ?リアルにやったら軽く100倍は陰湿で悲惨になるよ。
これはまだ奇麗事過ぎるくらいだと思った方がいい。 >>124
藤子不二雄Aが原作で、爽やかなわけないだろ(w >>124
人によってこうも感想が違うものなのか・・・ ビデオの最後、シンジ泣いてなかったけど何かで電車の窓から号泣しながら
手振ってた場面見たこと有るんだけど・・・(-_-;)あれは何!?カットされ
てた?! あー、こういう映画も「懐かし」板で語るんだなあと最初に思った。
だけど「作品・人」板って基本的に公開中か、そのすぐ前後の作品の
ためにあるのかな。若さしかなければ1,2年前でも懐かしいっての
も不思議はないのか。
映画そのものは、面白かった。子役の演技は欲カイてもしょうがない
かなって感じ。むしろ妙に慣れてて芸能人してる子役がこの映画を
やったら、気持ち悪いだろうなという気もする。えなり君とか。
邦画が廃れて久しくなってからでは、「金払ってみる価値はあるな」
と思える数少ない映画の一つかな思う。そういう時期の中では良作
でしょ。で、日本映画がまだキラキラしてた昭和30年代40年代の
中に入れたら、どのくらいかなーって思ったりする。 中の上?
いや、やっぱり上作?良作?それとも並み?比較なんて下司だけど
2ch自体が、そもそも下司だしw >>130
> そういう時期の中では良作でしょ。
「そういう時期の中では」と限定が付くなら傑作でしょ?
宮川さんの協力を得て、この時代にこんな映画を作ったのはすごい。
撮影機材が発達しているから昔みたいに誤魔化せないしね。
だから昔より難しくなった部分も多いはずなのに。
久しぶりに借りてきて見た。
もう何回もみたけどやっぱ泣ける! >>131
>宮川さんの協力を得て、この時代にこんな映画を作ったのはすごい。
「少年時代」は宮川さんじゃねえんだけどなあ・・・。それとも関わってたの?
(撮影)鈴木達夫(照明)水野研一、美術は木村威夫先生。
篠田正浩は技術者には存分に腕を振るわせる(ロケハンや美術も丁寧。ロケ地も
入念に飾り込むので、かえって手を入れたことが分からない-そのまま撮ってる
ように見える-ほど)ので、彼らにはとても評判がいい。
しかし・・・技術や音楽は素晴らしいのに観客は楽しくない・・・映画も多い。
(似た技術一流・映画は「?」のタイプとしては、山本薩夫・熊井啓・林海象・伊丹十三・
神山征二郎・坂東玉三郎・岩井俊二・後期の黒澤明・山田洋次、、、らがいる。山田や岩井の映画を観て本当に楽しいか?
なぜか木村威夫はそういう映画が多いなあ・・・)
「少年時代」はマシな方ですね。 >山本薩夫・熊井啓・林海象・伊丹十三・
>神山征二郎・坂東玉三郎・岩井俊二・後期の黒澤明・山田洋次、、、
熊井啓以外、俺の好きな監督ばかりだ。 >昔、漫画版が好きで観たのだがその時は漫画のイメージが強すぎて
>あまり入り込めなかったんですよ。
>この映画の素晴らしさに気が付いてたのは最初のTV放映の時。
>特に後半のタケシのいじらしさに泣けてしまう。
>漫画ではほとんど省略されていた部分です。
>本当は友だちになりたいのに番長の威厳を保つために高圧的にふるまう、
>時に暴力をふるってしまう、さらに失脚したあとは心を閉ざしてしまう、
>その辺のひたすら孤独なタケシは漫画では描ききれていないです。
>映画版はだからこそあのラストが生きてくる。
>皮肉なことにタケシが本当に心を開いた時は別れのときで、
>間に合ってよかった、と間に合わなかった…との狭間で
>なんとも言えない気持ちを残してこの作品は終わるわけです。 何度見ても良い映画です。池辺晋一郎さんのオーケストラも好きです。 名作ですよね。
私の父が主人公達と同年代なんですよ。
何年か前に地上波放送されたときに、一緒に観ていました。
ラストで父が泣くんですよね。
「色んなこと思い出して、たまらん・・・」って。
父は滋賀県出身で、たけしのように地元のガキ大将だったそうです。
滋賀県にもたまに空襲があったようで、逃げ損なった友人が
爆撃でやられるのを目の当たりにしたこともあるそうです。
それでも「戦時中の思いではイヤなことばかりじゃない。」って。
人間て、たくましいなぁ。 139です。
ところでたけし役の少年、10年くらい前に
ドラマ「青春の影」に出演していましたよね。
最終回で袴田くんに殺される役で。
高校生くらいに成長した彼は、とんでもないコワモテになっていました。 昨日15年振りに見ました。
15年前、私は小学校5年生。そのときも号泣して次の日、担任の先生と映画について話しました。
「あの良い曲が最後にしかかからないのがいいね〜。」とか。
その担任の先生に憧れて私も小学校の先生になりました。
でも、私が先生になったときにその先生は亡くなっていたのですよね。
もう、そんなこんなで少年時代が流れた頃には目が腫れまくりでした。
子供はいっぱいけんかして大きくなれ!
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