【竹生】浪花千栄子【水のように】
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喜劇はもちろん、シリアスでも名脇役。
大阪弁の中でも柔らかくて艶のある島之内言葉の遣い手、
浪花千栄子さんの素晴らしさを語りませんか。 >80
人のいい役でしょうね
海岸での仕打ちにしたって、朝吉への愛のムチだったでしょうし 小津監督『小早川家の秋』での中村鴈治郎の元妾も
記憶に残ってますが、これはどっちともいえない役でしょうか。
京都出身の人によると、これぞ京女、だそうですが。 >>75
話には聞いてますが、感動的なスピーチだったらしいですね。 浪花千栄子の陽気な残酷さ(極限のリアリスト!)が遺憾なく発揮された
「浪花の恋の物語」名セリフ集
(その1)
忠兵衛(中村錦之助)と梅川(有馬稲子)のいる座席へやってきた遣り手のおえん(浪花さん)
「開けまっせ。あのー、実はな、(梅)川さんに身請けの話が持ち上がってきてまんねん。
へ、それでえらいすんまへんねけどな。さきほどいただきましたお足、お返ししてこいと
内証から言われましたんでんねん。へえ、お大尽とお話が決まりました以上は廓の義理と
いうもんがおましてな。祝言すむまで川さんの体をどうしてもきれいな体にしとかんなりまへん
のでんねやがな。……川さん、そらまたいったい何の真似や。ぼんぼんぃな、
川さん玉の輿に乗るんどっせ。よう心汲んであげて、男らしゅうスッパリと祝うて
あげまひょいな」
なおも食い下がる忠兵衛に
「そんなこと何ぼ聞いたかて同じことですがな。花魁は売りもんに買いもん、
自分の思うたようになりまっかいな」 (その2)
梅川が身請けされ、仮祝言が上げられるところへ駆けつけた忠兵衛に、
「今な、お大尽が川さんの身代金と借金、合わせて250両(ポンと手を打つ)
きっぱりと払うてくれはりましたんやがな」
そのあと丹波屋八右衛門(千秋実)と噂しながら、
「まあ、怖やの。……それやったら、まるで騙りでんがな。ようまあ、
そんなお金で身請けの手付けやと言うたもんでんなあ。(「もうやめて」
と哀願する梅川に)そやけどあんた、ゼゼがなかったら、こんなとこに
来んといたらよろしいのやがな」 (その3)
忠兵衛と梅川が捕らえられたとの報に、居合わせた近松門左衛門に
「先生、先生! とうとう捕らまりましたそうな。……新口村の入り口で
あっさり御用になったそうでおます。(「やはり親に会いに行ったのか」
と言う近松に答えて)そうらしゅございますな。一目親に会うて、
あとで心中でもするつもりと違いましたんやろかいな先生」
そのあと女将に呼ばれ、「梅川には苦労させられる」とぼやく相手に、
「けど女将さん、何が幸せになるやわからしまへんでんなぁ。
帰ってきてみなはれ。お客がつくこと請け合いですわ。繁盛しまっせぇ」 有名な猫に命を救われたエピソード
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~matu-emk/naniwa.htm
……泣けます >>84
> 浪花千栄子の陽気な残酷さ(極限のリアリスト!)が遺憾なく発揮された
それは脚本上の役の話。
うまくこなす演技力を誉めて挙げて。 >>88
もちろんですとも。
古い大阪弁の複雑な語尾を鮮やかに使いこなす巧みさ
(もうネイティヴ大阪人でも、こんなの喋れる役者はいないかも……)
に加え、あらゆる人生の残酷さをケラケラと笑い飛ばすたくましさに、
人生の達人である浪花さんの極意が表れているように思えて、
それであのセリフ(脚本・成沢昌茂)を引用したのですよ。 亡くなったとき66歳というのが信じられない。
http://www.art-space.gr.jp/kamigata/s56b.html
名作・傑作に山ほど出ているが、二等兵物語とか
江利チエミのサザエさんの叔母さん役とか
どうでもいい娯楽映画(これ、ほめ言葉ですよ)に
出ている姿を見てみたい。 「夫婦善哉」の蝶子の先輩で、芸者上がりのヤトナ斡旋業のおきんさん役も
良かったね。「なんやのこれ。ウチにくれよった?こんな事するさかい
あんた所帯が持てへんのやわいな。貧乏の元やがな。ウチ来る時こんな事
せんとおいてや。」と蝶子のおもたせを一端キセルの先で押しやっておいて、
「ま、折角やから頂いておきますけども。おおきに」というと、すばやく神棚に
あげて拍手を打つあたりの芸は、まさにこの人ならではの十八番。
何度観ても笑いつつ感心してしまう。 ↑
あの口調が彷彿!
それにしても、浪花さんのセリフを反芻してみると
今テレビから流れてるのはもちろん、
実際に大阪でしゃべられてる「大阪弁」がいかに下品で貧しいものか
思い知らされて、悲しくなってきますね。 まあ、それは標準語でも言えることで。
昔の映画を見ていると、日本人は奥ゆかしいし礼儀正しいよね。
あまりに崩れた方向に一挙に流れたから、今後は少し日本語を
見直すとか、きちんとしゃべれるほうがかっこいいとか
そういう価値観になってくるんでは?
ともあれ、浪花千栄子。「祇園囃子」の茶屋の女将も凄かったね。
あのアッパッパに足袋で庭石の上に立って団扇使ってるとこ
とか、本当にもう。この人ならでは。男では山茶花究、女では
この人が脇で出てたらもう面白いに決まってると誰かが前に
書きこんでたけど、まさにその通り。それなら「夫婦善哉」は
最強の布陣だよね。 花登筐の死の直前の自伝『私の裏切り裏切られ史』に
実母亡きあと、浪花千栄子を母のように慕っていたこと、
彼女のために「お初天神」という劇を書いたことが記されている。
これは浪花さんの死後、花登氏の作家生活何周年かの記念として
連続ドラマ化されているが、絶品だったと称されるオリジナル舞台版は
何かの形で残っていないだろうか。
浪花さんが扮したのは、さまざまな過去を持つ人々が繰り広げる葛藤に、
鮮やかな裁きを見せる大阪・北新地の料亭の女将。見たい……。 >>93
川島の「暖簾」「貸間あり」も最強の布陣。
つーか、「暖簾」の中村鴈治郎との
夫婦のかけあいがいいんだよなあ。 おれは浪花千栄子さんと
昔の特撮映画が好きだが、
この二つだけはどうにも重ならない。
昔の名バイプレーヤーは
あらゆるジャンルの映画に出ていることが多いが、
これはさすがになあ。 >96
「怪談佐賀屋敷」 特撮とはちょっと違うか・・・ >>97
あっ! なるほど……
特撮モノと名脇役女優の接点が
「怪談(化け猫)映画」だったというのは凄く面白いです。 小早川家の秋
山茶花究と藤木悠の会話で「47,8くらい」って言われるけど、実年齢は54歳。
でも、私の目には60近くにしか見えなかった。 100get
>99
「小早川家の秋」は44年前の作品ですから、今の54歳と当時の54歳じゃ
ずいぶん違うでしょうね
ちなみに、今年54歳になる女優は、多岐川裕美・岡本麗・三林京子。 こんなページがあったんですね〜
浪速千栄子のファンのページが〜 驚きです。
浪速千栄子さんは、ホンマに上手い役者さんですね〜。
小早川家の秋、良いですよね、あの味は〜。
まぁ、もうああいう映画が撮られることもないでしょうけど。
あの芸は〜〜、ホンマに凄いです。
美空ひばりの母親役の「ジャンケン娘」も、ちょっとびっくりの役ですよ〜。
錦之介の武蔵の「お杉婆」の役も、色々と浮かんできます〜。
もう、ああゆう役者さんはもうでないのではないでしょうか〜。
山茶花究さん、二代目の鴈治郎丈、懐かしいです〜。 浪花千栄子が演じたらもっと映画も締まんのになァと邦画観てて思うことが最近多い 大映の化け猫映画第一作「怪談佐賀屋敷」にて、最初に猫にとりつかれるのは浪花千栄子。
と言うことは、化け猫女優第一号ってこと? すばらしい! 見直したぜアップル。
みんなも秋葉原に行って浪花さんを見上げようではないか。
ttp://homepage.mac.com/m_hiroshi/mac_gase/21/ 「京化粧」でやった山本富士子の母役の浪花千栄子がよかった。
小津作品で、訪ねてきた浪花千栄子が「御不浄」に行ことすると
廊下に ” ホウキが逆さまに立てて ”ある。(WWW
一度、通ってしまいそうになり、また戻ってホウキを直す。(WWWWW
なんでしたっけ?作品名。
「おうどんか何かありますか?」
『あいにくウチはご飯物しかおいてありゃしません。
そいじゃ、お茶でもた〜〜〜〜んと召し上がってください。
マツエ!お客さん!』
”オロナインH軟膏をどうぞ!” >>105
絶品でしたね。
二人とも関西人ですから自然で
そりゃあ綺麗な台詞の遣り取りでした。 あれうまいよなあ。
嫌な役目なんだけど、ただ悪役になるなんて安易さじゃなくてさ。
佐田啓二の味わう宙ぶらりん感を観客も共有できる。
佐田啓二としてもベストに近いな。
芥川比呂志だとちょっと違うんだよな。 昔の邦画見ていて、タイトルクレジットにこの人の名前あると
ほんとにうれしくなる!
瞼に焼き付いた名演の数々を思い出すだけで胸が熱くなります。
純粋に演技だけで判断すれば、恐らくこの人が邦画史上最高峰!
浪花千栄子の芸を見る喜びを、一人でも多くに知ってもらいたいです。
ビバ!浪花千栄子^o^/
これからも浪花千栄子との思いがけない出会いを期待して
往年の邦画を見続けます。 今、レンタルビデオで「彼岸花」見てる。
おかしい、浪花さんの出てくるところだけ映画が違う……。
何かフィルムの回転速度が違う気がする。
しかし、何ていう言葉と表情の巧みさ!
饒舌の限りを尽くして、しかも下品に落ちない。
小津作品はあまり好きでなかったのだけど、浪花さんの出てるのは見ようっと。
「そうですか。それではお茶でもた〜〜〜んとオアガリ!!松枝!!!!なにをタッとるんで!仕事にもどり!」 >112
>饒舌の限りを尽くして、しかも下品に落ちない。
同感です。
この人、えげつない役を演じても品格があるんですよね。 なんと言っても、雁次郎との掛け合い。
「浮草」もいいが、「女系家族」がいい。
角川のDVD発売、もっと早く大胆に進めてほすぃ。 >115
鴈治郎との競演は「小早川家の秋」じゃないか? >>112
確かにあの作品では浪花千栄子の出てるシーンだけ違和感があるね。以前、何か
で読んだんだけど、小津監督の演技指導に業を煮やした浪花千栄子が、いつもの
調子でベラベラッとやったんだって。それ以降、小津監督は2度と浪花千栄子を
使わなかった、と書いてあったけど、これ以降も『小早川家の秋』で使ってるん
だよね。なぜ? >>117
スレ違いになるけど、小津式演出術には、少なからず反発する俳優もいたらしいね。
森繁久彌との確執は有名だし、山茶花究も反感を持ったらしい。だいたい松竹以外の
俳優だね。あと、高峰秀子も『宗方姉妹』ではいつもの演技だね。彼女もこれ以降は
小津作品に出演していない。 >>117
宝塚映画だから、藤本真澄のキャスティングじゃないかな。
小津は他社で撮る時は、結構遠慮して撮っているから。
森繁みたいな奴でも我慢してる(w
自由にやれるならそもそも絶対に出さない役者でしょう。
成瀬なんて同じ会社なのに一度も使ってないよ。
>>118
高峰秀子が出てないのは、特に理由はないでしょう。
ただ小津は「30になったら、また出てね」と言ったらしいので、
あの歳の高峰ではちょっと役どころに困ったのかもね。
若い頃の高峰はいいところのお嬢さん全然似合わないから。 「彼岸花」は何かと浪花千栄子と山本富士子親子の西の奥ゆかしさ
素晴らしさが取りざたされるが、田中絹代も東の凛とした母親(女)
として向こうを張っていたし、全く引けを取ってなかった。
といっても、絹代タンも元は浪花女なんだよなぁ。 >120
「西の奥ゆかしさ」???
「間違って悪いほうの竹の子送ってしまいました」って平気で相手に言っちゃう人は
あんまり奥ゆかしくないと思うけど。 浪花、山本はしたたかな役だよな。
ただ、絹代が直接対峙していて一番したたかな役どころなのは確か。
俺は「彼岸花」の絹代が最高に好き。
浪花は「京化粧」が好き。
吉田喜重の「嵐を呼ぶ十八人」でも相変わらず(w 「彼岸花」の佐々木(浪花千栄子・山本富士子親子)と佐分利の関係
知っている人いますか?
>124
佐分利が京都で定宿にしていた旅館の親子(佐々木)ってだけでは? >>125
でも、それだけなら、東京に出てきたときわざわざ訪ねてきたりしないだろうし、
田中絹代も浪花千栄子の長話には慣れっこみたいだし、
有馬稲子と山本富士子の仲良しぶりから考えると、
親戚関係にあるのは間違いないでしょう。 昔は用もないのに、遊びに来てお茶だけで半日
過ごす人もいた。よく覚えている。
(当方40台後半デス)
人間関係が今とは違っていたように感じる。
よって、125のほうに近いかな。。。 TBSで「女系家族」やってるけど、映画版では浪花千栄子がやった叔母役を
浅田美代子がやってる・・・格落ちはなはだしい 浅田美代子に関西弁は無理。
どんなに上手くやってもあの役は
やっぱり浪花さんのしゃべりじゃないと。
ついでに宇市も。先代の目の細さと雰囲気が
いかにも原作の宇市だったのに。 なんだかんだ言ってちゃんと見てるとこはえらいなw
話にならんよあんなもん。 >129
関西弁じゃないでしょ
ドラマ版は、現代の東京に設定変更してあるし 29日発売の本家「女系家族」DVD予約してる。楽しみ。
日本映画専門チャンネルで「夜の素顔」逐次放映中。
我らが浪花千栄子は
京マチ子扮する野心的な日舞の師匠の育ての親役。
京が子供のころに売春を強要していたという設定。
大出世した京のもとへ金の無心に来るが足蹴にされる。
「交通費だけでもええわ」とひきずられながらも執拗に哀願。
やはり、それはそれは凄い芝居なのでした。
この人、昭和25年に松竹新喜劇退団して後、一時行方不明だった。昭和27年、
ラジオで「アチャコ青春手帖」をやるとき、母親役にアチャコたっての
希望で浪花千栄子起用となった。しかし京都にいるらしいという噂だけで
スタッフは本人探しに奔走した。たまたま銭湯に入る浪花を目撃したという
人がいてやっと居所が判明したが、仏光寺の長屋は建て付けが悪く戸も開かなかった。
出演依頼しても「大阪へ行く電車賃もなく、着物も質屋に入れた」とのことで
なにがしかのお金を置いて帰ってきたとか。こうしてアチャコ−浪花のコンビは
母子から夫婦へ設定を変え十数年にわたって人気を博した、とのこと。
ソースは「上方放送お笑い史」(読売新聞大阪本社文化部)です。 あれだけの芸を持ちながら
案外受賞とか少ない。
映画出演初期の「祇園囃子」で毎日コンクール助演賞ぐらい?
どれだけ名演技を披露しても
浪花ならあれだけやってあたりまえ。
今さら浪花に賞でもなかろう。
とか思われてたからなのかな? スレ違いだとは思うのですが、
ご存知の方いましたら教えてください。
この夏、京都旅行を予定しています。
浪花千栄子さんが経営しておられた天竜寺近くの旅館「竹生」。
今もまだあるのでしょうか。あれば、宿泊しなくても見学できるのでしょうか。 本名が「南公キクノ」だから、
オロナインH軟膏のキャラクターに起用されたのよね。 >135
役者でも名誉を求める人と求めない人がいるし、浪花千栄子は後者だったのでは 女系家族はすごかった。浅田美代子なんてぜーんぜん。
京マチ子との言い争いは迫力があったねぇ。 >>141
どういうこと?
TVドラマは浪花の役を浅田美代子がやったの? (w >132
「夜の素顔」ぜひ見てみたいなぁ
ビデオもDVDもないんだよねぇ・・・残念 >146
シネヌーヴォの吉村公三郎・女性映画革命にて「夜の素顔」見てきました。
出っ歯気味で奥歯の銀歯がチラチラ見えるところや、クシャクシャの
煙草を咥えながら下品に笑うところが、役柄をよく表現していました。
煙草を持つ手が震えていたのは、アル中ってことかな? >147
多分、アル中でしょうね
もしかしたら、薬中かも >>134
その話そのまま嵐寛伝説にもあてはまる
嵐寛伝説の方が後だからインスパイアされた?
同じ書き手?
浪花千栄子さんに直接関係のない話でごめんなさいね たぶん団塊世代以上の方でしょう。そいう年代のかたがたが2ちゃんに
おられるから面白いんです。 本当に味のある女優さん。今味のある女優さんは皆無ですね。 浪花千栄子さんといえば「猫と庄造と二人のをんな」で
庄造と離婚した品子が新婦福子をたずねてきた時、
「あいつ何しにきよたんや、どあつかましい」と言いながら
すばやく鳥小屋に隠れたシーンが最高。 BS二十四での飯屋のかみさんとNECO「憂愁平野」での新珠三千代の母と、
立て続けに浪花さんを見たがほんと味があるね。演技というイメ−ジより
なりきっているという感じがした。 うん、もうこんな人でてこないね。 >64
5−6年前、夢に浪花千栄子さんが出てきて、夢の中で嬉しくなってお茶を差し上げました。
それで「確か自叙伝、あったよなぁ。」と思い図書館で借りてきて、
表紙を開いた途端、「ありがとうございます。浪花千栄子」という直筆のサインが記してありました。
「お墓参りに行かなくては。」と思い、天龍寺に行き、その辺にいたお寺の人に聞いたら、
すんなり教えて下さいました。そして、すんなりお参りに行きました。
今月になって「もうすぐ命日だわ。」と、ふと思い、いける日が22日しかないので「この日しかないなあ。」と、
命日を調べてみると、22日が命日なので、またまたビックリです。
22日、久し振りにお参りに行ってきます。
2ちゃんに浪花さんの事が載っているなんて、何だかとても嬉しいです。 156の続き。
「料理旅館竹生」は、(10年近く前になると思いますが)
娘さんが処分されたらしく、現在ではもうありません。
22日は、十分に日帰りできるのですが、
この近くに泊まろかなと思っています。
自叙伝「水のように」は図書館で借りてきた際に、
勿論サインを含めて表紙から奥付まで、カラーコピーをとり、
サインは額にいれて玄関に飾っています。
こんなすばらしい女優さんは、いません。
お杉婆と言えば、やっぱり浪花千栄子先生。
『巌流島の決斗』の「ばばはこのような孫
は知らぬ」の泣き声の台詞に、私は貰い泣
きをしました。 >156
お墓参りできて、うらやましいです
以前、墓参りを断られた >64 です
「水のように」は古本屋にて3000円ほどで手に入れました
せっかくですから、>156さんもコピーだけでなく、古本屋さんで現物をお探しになっては
いかがでしょうか? 浪花千栄子は映画では、例えば『女系家族』の分家の叔母の役とか、
テレビ・ドラマではフジテレビ「大奥」(昭和43年度版)の老女
藤岡局といった役どころが素敵でござんした。
ところで彼女が京都・嵐山で経営していた「竹生(ちくぶ)」とかいう
料理屋は今でもあるのでしょうか?
あほんだらーッ!!!
いちいち、おまはんらの書いとる駄文を読んでられるかえーっ!!!
ゴチャゴチヤぬかしてけつかったら承知せえへんぞーッ!!!!
>163
「夜の素顔」のような迫力
玄関のガラスぶち壊す 浪花さんのしゃべっている言葉ってなにわ言葉っていうそうですね。
子供のころは回りにこのような言葉をしゃべって大人がいっぱいいました。
だからこの人の出ている映画を見るとタイムスリップしたような気持ちに
なり非常にここちいい気分になります。 苦労人で成功しても謙虚である人は心地いい人なんだろう。
また、心地いい人だから成功するのかも。
8歳で奉公にでて自殺未遂をするくらい過酷なめにあうのは
浪花さんが誠実で人が良く我慢強かったんだろう。
二十四の瞳でマッちゃんをデコと並んで見つめるシ−ンがあるが
素晴らしく暖かいまなざしだった。
>>168
>>二十四の瞳でマッちゃんをデコと並んで見つめるシ−ンがあるが素晴らしく暖かいまなざしだった。
「マツエ!ドンブリあがってるで!」
団扇をパタパタ羽ばたかせてw
「それじゃお茶でも、た====んと召し上がって」
暖かいシーンでは無いように思うのですが。どうでしょう?
>>169
それは冒頭のシ−ンでしょ。最後にデコが「マッちゃん さよなら」という前
にデコが浪花さんとマッちゃんを二人で見つめるシ−ンがあるじゃない。
僕はその時の浪花さんの目と表情を語ったわけだ。 なるほど。二人で並んで見つめるところね。浪花さん、笑ってるもんね。
キノスケが浪花さんの経歴を知っていたうえでメシ屋のおかみに起用したと
勘ぐるオレ。 小津の、「小早川家の秋」での演技が秀逸ですね
でも、「山椒大夫」のちょい役、あれも凄いですね〜
関西には、浪速千栄子さんのような役者がいなくなったですね
ちょい役でもそれが凄く重要なポイントになっとりますね。
現在この人に近い女優だれかな と思っても誰も思いつかない
ですね。 まったく思いつきませんね〜
杉村春子といい、浪速千栄子さんといい
こういう名脇役は、もう出ないんでしょうか? 山椒大夫見ました。浪花さん扮する姥竹が船から蹴飛ばされるシーン、
やっぱりスタントなんでしょうかねえ?可哀想でした。 内田吐夢監督の「宮本武蔵」5部作
全作出演で、回が進むごとに老けていく感じや、武蔵を追い続ける執念が印象的でした >177
確かに、宮本武蔵ではそう出番は多くないけど全編出演でしたね
ラストになって、急に改心するのはちょっとご都合主義だったけど ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています