【竹生】浪花千栄子【水のように】
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喜劇はもちろん、シリアスでも名脇役。
大阪弁の中でも柔らかくて艶のある島之内言葉の遣い手、
浪花千栄子さんの素晴らしさを語りませんか。 山茶花究は「イケズ」を演じると天下一品
実生活でも相当な「イケズ」だったらしい。 彼女とミヤコ蝶々には大阪女の根っこの深さ(強さ、したたかさ、しなやかさ、懐の深さ)を感じるよ。
当方、東京生まれの東京育ち。 見てて快感を覚える、この人の芝居て。あまりにも見事な表現に出くわすと
なんかもう笑えてくるよね、それが特別愉快な場面でなくても。
ほんとうに美味な芸を味わわせてくれた人でした。 >1です。短期間に沢山レスがついて嬉しいです。
「水野晴郎と銀幕の花々」に、浪花千栄子に関する記述があったので引用
淡島千景
「私、東京でしょう。夫婦善哉での大阪弁には泣きました。浪花千栄子さんがご一緒だった
ので色々教えていただいて、だからできたようなもの。浪花さんはお芝居がお上手でしたか
らね。脇に出てらしても主役を食うぐらいの腕をお持ちだった」
香川京子
(近松物語では、人妻役も京都弁もああいう衣装も初めてで)「裾がからまっちゃって・・・
きっと監督もお困りになったんじゃないかしら・・・私を浪花さんに預けちゃったんですよ。
「ちょっと教えてやってください」って。浪花さんが旅館を建ててらっしゃって、まだ開業し
てなかったんですけど、無理をお願いしてそこに泊めていただいて、テープで京都弁を
教えていただいたり、衣装を着て歩く練習から・・・そこから教えていただいたんです。
浪花さんは出番がないときでも毎日付き合っていただいて、側でずっと見ていて下さって、
色々指導してくださったんですよ。そのお陰でできたの」
どちらも彼女らしいエピソードですね。長文失礼しました。
いい役者で好きだけど、今の映画には出る幕がないね。
撮影所映画/プログラムピクチャーってもう帰ってこないんだね。
TVの月曜ドラマランド辺りがああいう役者の最後の活躍場所? (舞台除く) 「二十四の瞳」での食堂の女主人役も印象深い。本心は一刻も早く厄介払い
したい相手(大石先生……高峰秀子)に対して、表向きは慇懃すぎるほどの
態度で応対しながら、しかしまたその応対の端々に本心をさりげなく相手に
見せつけて当人を居づらくなるようにし向けていく……そんないわば海千山千の
女主人の狡猾で微妙な企みを、見え透いた愛想笑いの中に見事に忍び込ませ
ながら演じていた。 浪花千栄子さんの言葉は「船場ことば」で普通の大阪弁より
ハンナリしてます。
世間の荒波にもまれもまれてスレまくった女の小ずるさだとか、打算だとか、
居直りだとか、頑なさだとか、あるいは一種の迫力とかいったものを、背景に
虐げられた者の妬みや反発までも織り込ませながら演じることのできる
その表現力の深さ! ほんと、溜息ものです。
人間ておもしろいなあ、人生それ自体が巧まざるドラマなんだなあと、この人の
芸を見てるとそんな感懐を抱かずにはいれません。浪花千栄子自身がきっと
鋭い人生の観察者だったんでしょうね。 >22
「船場ことば」ではなくて、「島之内ことば」です。
船場は商人の町なので、柔らかいようで裏ではがめつい。
島之内は花街なので、柔らかくて艶があり粋。 >20
二十四の瞳
本日、京都文化博物館にて上映記念age ある人が「浪花女」の条件をこう書いていた。
「強い自我・楽天性・勇敢・正直」そして「いつもおかしみを発散する巧妙な大阪ことば」
浪花さんこそは、まさに浪花女でしたね。 この人って「蜘蛛巣城」のモノノケの人だよね。
あの延々と歌を歌うシーンはやっぱ怖い。 『横堀川』という映画で初めてこの人を観たとき、
左卜全が女装して出てきたのだと思って
混乱してしまった私は目が腐ってますか? >>27>>29
実は見終わってからも「ほんとにあれが?」と思った。
気さくな下町のおばちゃんや、気品あるご寮人役のイメージが強かったもんで。 初めて「蜘蛛巣城」見たとき、
物の怪はみんな誰だかわかんなかった。
中村伸郎、宮口精二、木村功あんだけの出演なんてw 駅前シリーズの第一作、「喜劇・駅前旅館」では、紡績工場の女工の引率の先生として登場。
朝は張り切って屋上でラジオ体操。ちょうちんブルマ姿が拝めます。
生徒が足をくじいたら、「ドジョウを裂いて貼ると良い」と言い出し、伴淳三郎がドジョウを
さばくことになる。この、伴淳との掛け合いが最高に面白い! 俺は「悪名」と「貸間あり」がいいなあ。どっちもこわいけど。
そうそう中村鴈治郎 と夫婦役の「暖簾」もよかった。
浪花千栄子さんについては、
昨年(かな?)朝日新聞に大映の元社員(だったっけ?)の方が連載されてたエッセイに
いくつかのエピソードが語られてました。
その後、本になってたはずで、探してるんだけど見つからん。
浪花千栄子
山茶花究
田中春男
関西を舞台にした映画でこの三人が出ていれば間違いなし! 何てカッコいい人なんだろうと思う。
中村錦之助「宮本武蔵」での、手のつけられない悪たれのお杉婆さん。
最後に誤解が解けて、巌流島の決闘に臨もうとする武蔵に「たけぞう!
負けるでないぞー!」と入江若葉のお通をかばいながら叫ぶシーンは涙が出ました。
その入江若葉のお母さん・入江たか子が主演した「怪猫岡崎騒動」の彼女もすごい。
世継ぎの赤ん坊を敵に奪われようとして短剣ひとつで立ち向かう、武家育ちという感じの台詞の
鮮やかさ!単なるオロナイン軟膏のCMでしか知らない世代にとって、芸の奥深さにぞくぞくします。 >>33
悪名・続悪名の浪花さんはよかったよね。
勝新に「親分」と呼ばれる役に貫禄たっぷりにはまっていました。
>>34
同感。山茶花究は本当に自然に関西弁を使うので
大阪人の私も安心して観ていられます。
(たいていは「そんなんちゃうがな」という
とってつけたようなエセ関西弁が多いので) こんな人が脇役で出てたら主役もぼやぼやしてられないよね。
去年の大河ドラマは救いがたい内容だったけど、それでももし
あれに浪花千栄子がお杉で出てたら、何割かは作品の質もアップ
していたんじゃないだろうか。彼女ほどの演技者なら「表現」と
いうものに対する厳しさや奥深さを、他の俳優やスタッフに
無言のうちに伝え、波及させて、結果的にドラマを何割か引き締める
ことに間違いなく貢献していたと思うんだけど。 >>37
全くその通りだと思います。でも時代が開き過ぎた・・。
米倉涼子がお通をやるに至っては、何をかいわんやです。
ああでも、近在のチンピラ・ニセモノ役者を片っ端から
ぶった切ってもらいたかったなー。 森繁と親子役で共演の「猫と庄造とふたりの女」の
浪花さんもいいよー。
もっとも浪花さんを見てたら関西の女のひとが
怖くなったけどねw >39
部屋でお札を数えているとき、息子が入ってくる
あわてて座布団の下にお札をかくして、座布団の上に座り
「悪しきを はらって 助けたまえ てんりん教の みこと」と
礼拝するシーンが最高に面白い! >>40
わはは、それそれ!
二階にいてさー、夏だからシミーズ姿なんだよねー。
山田五十鈴のできたお嫁さんをいじめちゃってねー。 2月6日と8日 各日13:30〜と17:00〜
「瞼の母」上演記念 age 肝心の会場を忘れてました
京都文化博物館の映像ホールです
入場には常設展か特別展のチケットが必要です >41
シミーズ姿といえば、「祇園囃子」で木暮実千代が訪ねて行ったときもシミーズ姿だったような。
蚊帳の中で夫婦でお灸すえてなかたっけ?
もしかしたら「夫婦善哉」の方だったかも知れない。 女の園で 岸恵子が「おばさんいる?どこ?」と入ってくると
「へい スンマヘン おしっこでしてん」と手をふきながら出てくるシーン
なにげないけど うまい!!とおもう自分は?? さっきBS2で小津の「彼岸花」やってたんだけど、
浪花千栄子が出てくるシーンだけ突出してなにやら非常にシュールな味わいが
しとりましたっけ。なんでやろ。
それにしても、ぴーちくぱーちくさえずり続ける浪花さんのせりふを聞いてるだけで
なにやら眩暈が......。 あさって土曜日。京都文化博物館にて「祇園囃子」上映。
13:30〜と17:00〜の2回 記念age >>53
じゃあ「お父さんは心配症」って覚えてる?
ごめん、関係なかったね(笑)。 「祇園囃子」の浪花千栄子はホントに恐かった
ホントに恐かった >55
その「祇園囃子」ですが、明日、京都文化博物館映像ホールにて上映。
13:30〜と17:00〜の2回 >43
「瞼の母」ではワンシーンの出演ですけど印象的でしたね
錦之助が若くてかっこいい! たしか、智辮学園で有名な辮天宗の信者さんだったんですよね 『大当り三色娘』見てたら、下北原マーケット(下北沢をイメージ?)の
缶詰め屋さんで浪花千栄子が出てきてうれしくなった。
見合い話を壊すためにわざと店でえげつなく値切ってみせた江利チエミを
逆に気に入ってしまうという展開。
今は吉本の芸人の影響か大阪では「オカン」という言葉が当たり前になったが、
最近までは、貧乏でもちゃんとした家の子がそんな呼び方をしたら叱られたもの。
そんな時代の、決して「オカン」ではない優しくしたたかな「お母ちゃん」像でした。 「彼岸花」は浪花千栄子・山本富士子親子がすべてを持っていったな。
京都の旅館での、浪花・山本・佐分利の掛け合いは絶品!!
山本「おかあちゃん、今日はせんぐりせんぐりええ考えが浮かぶな」
浪花「そりゃそうや、(頭を指差し)ここが違う」 嵐山の天竜寺塔頭、松厳寺に墓があるそうですが、どなたか参拝した方
おられませんか?
今度京都に行くので是非参拝したいと思っています。
天竜寺の情報ならネットであるんですが、塔頭の情報はないので
随時公開なのか、拝観料は必要か、道順についてご存知の方、教えてください。 >61
天竜寺に問い合わせてはいかがでしょうか
最悪でも、塔頭の連絡先は教えてもらえるだろうし >61
ここに連絡先載ってますよ
ttp://www.geocities.jp/ntonkatu/si_tenryuzi.htm >62-63
レスありがとうございました。
行く前に寺に問い合わせたら、「一般公開していません。親類や関係者に許可をもらってください」
とのことでした。残念。
三隅研次「女系家族」は、京マチ子や若尾文子らもいいが、
中村鴈治郎と浪花千栄子のほとんどやりすぎともいえる演技の応酬が見もの。
>>66
高槻松竹セントラルにて「女系家族」見ました
鴈治郎とのやりとりも面白いけど、本宅伺いに来た若尾文子の羽織を破ってまで脱がすシーンや、
妾宅で若尾の診察に無理やり乱入シーンはエグかったですね
>55
確かに老練なやり手ババァでした
でも、今だと女性の貞操ってあれほどの価値がないと思う
特に水商売の女性だと >>60
「せんぐりせんぐり」
こないだ八十四で亡くなった母親が使っていたなー
「せんぐり」だけでも「次々」という意味ですが
二つ重ねると「次から次へと」のせわしない感じがいっそう出ますね。 なぜか我が家にNHKでの浪花さんのインタビューをダビングしたテープがあるんです。
お茶の間用に作られたせいか、オロナイン軟膏のCMに採用されたいきさつとかの内容で、
あまり突っ込んだ話題はないんですが、その普段の話しぶりは聞いているだけでも癒されますねえ。 当方、生まれも育ちもあずまのえびすですが、この方の大阪言葉は日本の財産ですね。 >69
「せんぐりせんぐり」は「いんぐりもんぐり」に似ていて、淫靡な響きだ 「雪国」見てきました。島村の逗留する宿の女中・おつた役です。
雪国の設定なので、基本は標準語だけど、ちょっとだけ関西弁も入ってました。
大きな為所は無かったけど、堅実な出来でした。 >73
人のいい役・・・彼岸花。夫婦善哉。女の園。
悪役・・・祇園囃子。女系家族。山椒大夫。近松物語。
??・・・蜘蛛巣城。 >>76
人のいい役にリメイク版(京マチ子主演)の『滝の白糸』を追加。
>>77
悪役は毛利菊江ですね。 >78
勘違いしてました、山椒大夫。
人さらいは毛利菊江でしたね。 >80
人のいい役でしょうね
海岸での仕打ちにしたって、朝吉への愛のムチだったでしょうし 小津監督『小早川家の秋』での中村鴈治郎の元妾も
記憶に残ってますが、これはどっちともいえない役でしょうか。
京都出身の人によると、これぞ京女、だそうですが。 >>75
話には聞いてますが、感動的なスピーチだったらしいですね。 浪花千栄子の陽気な残酷さ(極限のリアリスト!)が遺憾なく発揮された
「浪花の恋の物語」名セリフ集
(その1)
忠兵衛(中村錦之助)と梅川(有馬稲子)のいる座席へやってきた遣り手のおえん(浪花さん)
「開けまっせ。あのー、実はな、(梅)川さんに身請けの話が持ち上がってきてまんねん。
へ、それでえらいすんまへんねけどな。さきほどいただきましたお足、お返ししてこいと
内証から言われましたんでんねん。へえ、お大尽とお話が決まりました以上は廓の義理と
いうもんがおましてな。祝言すむまで川さんの体をどうしてもきれいな体にしとかんなりまへん
のでんねやがな。……川さん、そらまたいったい何の真似や。ぼんぼんぃな、
川さん玉の輿に乗るんどっせ。よう心汲んであげて、男らしゅうスッパリと祝うて
あげまひょいな」
なおも食い下がる忠兵衛に
「そんなこと何ぼ聞いたかて同じことですがな。花魁は売りもんに買いもん、
自分の思うたようになりまっかいな」 (その2)
梅川が身請けされ、仮祝言が上げられるところへ駆けつけた忠兵衛に、
「今な、お大尽が川さんの身代金と借金、合わせて250両(ポンと手を打つ)
きっぱりと払うてくれはりましたんやがな」
そのあと丹波屋八右衛門(千秋実)と噂しながら、
「まあ、怖やの。……それやったら、まるで騙りでんがな。ようまあ、
そんなお金で身請けの手付けやと言うたもんでんなあ。(「もうやめて」
と哀願する梅川に)そやけどあんた、ゼゼがなかったら、こんなとこに
来んといたらよろしいのやがな」 (その3)
忠兵衛と梅川が捕らえられたとの報に、居合わせた近松門左衛門に
「先生、先生! とうとう捕らまりましたそうな。……新口村の入り口で
あっさり御用になったそうでおます。(「やはり親に会いに行ったのか」
と言う近松に答えて)そうらしゅございますな。一目親に会うて、
あとで心中でもするつもりと違いましたんやろかいな先生」
そのあと女将に呼ばれ、「梅川には苦労させられる」とぼやく相手に、
「けど女将さん、何が幸せになるやわからしまへんでんなぁ。
帰ってきてみなはれ。お客がつくこと請け合いですわ。繁盛しまっせぇ」 有名な猫に命を救われたエピソード
ttp://www2s.biglobe.ne.jp/~matu-emk/naniwa.htm
……泣けます >>84
> 浪花千栄子の陽気な残酷さ(極限のリアリスト!)が遺憾なく発揮された
それは脚本上の役の話。
うまくこなす演技力を誉めて挙げて。 >>88
もちろんですとも。
古い大阪弁の複雑な語尾を鮮やかに使いこなす巧みさ
(もうネイティヴ大阪人でも、こんなの喋れる役者はいないかも……)
に加え、あらゆる人生の残酷さをケラケラと笑い飛ばすたくましさに、
人生の達人である浪花さんの極意が表れているように思えて、
それであのセリフ(脚本・成沢昌茂)を引用したのですよ。 亡くなったとき66歳というのが信じられない。
http://www.art-space.gr.jp/kamigata/s56b.html
名作・傑作に山ほど出ているが、二等兵物語とか
江利チエミのサザエさんの叔母さん役とか
どうでもいい娯楽映画(これ、ほめ言葉ですよ)に
出ている姿を見てみたい。 「夫婦善哉」の蝶子の先輩で、芸者上がりのヤトナ斡旋業のおきんさん役も
良かったね。「なんやのこれ。ウチにくれよった?こんな事するさかい
あんた所帯が持てへんのやわいな。貧乏の元やがな。ウチ来る時こんな事
せんとおいてや。」と蝶子のおもたせを一端キセルの先で押しやっておいて、
「ま、折角やから頂いておきますけども。おおきに」というと、すばやく神棚に
あげて拍手を打つあたりの芸は、まさにこの人ならではの十八番。
何度観ても笑いつつ感心してしまう。 ↑
あの口調が彷彿!
それにしても、浪花さんのセリフを反芻してみると
今テレビから流れてるのはもちろん、
実際に大阪でしゃべられてる「大阪弁」がいかに下品で貧しいものか
思い知らされて、悲しくなってきますね。 まあ、それは標準語でも言えることで。
昔の映画を見ていると、日本人は奥ゆかしいし礼儀正しいよね。
あまりに崩れた方向に一挙に流れたから、今後は少し日本語を
見直すとか、きちんとしゃべれるほうがかっこいいとか
そういう価値観になってくるんでは?
ともあれ、浪花千栄子。「祇園囃子」の茶屋の女将も凄かったね。
あのアッパッパに足袋で庭石の上に立って団扇使ってるとこ
とか、本当にもう。この人ならでは。男では山茶花究、女では
この人が脇で出てたらもう面白いに決まってると誰かが前に
書きこんでたけど、まさにその通り。それなら「夫婦善哉」は
最強の布陣だよね。 花登筐の死の直前の自伝『私の裏切り裏切られ史』に
実母亡きあと、浪花千栄子を母のように慕っていたこと、
彼女のために「お初天神」という劇を書いたことが記されている。
これは浪花さんの死後、花登氏の作家生活何周年かの記念として
連続ドラマ化されているが、絶品だったと称されるオリジナル舞台版は
何かの形で残っていないだろうか。
浪花さんが扮したのは、さまざまな過去を持つ人々が繰り広げる葛藤に、
鮮やかな裁きを見せる大阪・北新地の料亭の女将。見たい……。 >>93
川島の「暖簾」「貸間あり」も最強の布陣。
つーか、「暖簾」の中村鴈治郎との
夫婦のかけあいがいいんだよなあ。 おれは浪花千栄子さんと
昔の特撮映画が好きだが、
この二つだけはどうにも重ならない。
昔の名バイプレーヤーは
あらゆるジャンルの映画に出ていることが多いが、
これはさすがになあ。 >96
「怪談佐賀屋敷」 特撮とはちょっと違うか・・・ >>97
あっ! なるほど……
特撮モノと名脇役女優の接点が
「怪談(化け猫)映画」だったというのは凄く面白いです。 小早川家の秋
山茶花究と藤木悠の会話で「47,8くらい」って言われるけど、実年齢は54歳。
でも、私の目には60近くにしか見えなかった。 100get
>99
「小早川家の秋」は44年前の作品ですから、今の54歳と当時の54歳じゃ
ずいぶん違うでしょうね
ちなみに、今年54歳になる女優は、多岐川裕美・岡本麗・三林京子。 こんなページがあったんですね〜
浪速千栄子のファンのページが〜 驚きです。
浪速千栄子さんは、ホンマに上手い役者さんですね〜。
小早川家の秋、良いですよね、あの味は〜。
まぁ、もうああいう映画が撮られることもないでしょうけど。
あの芸は〜〜、ホンマに凄いです。
美空ひばりの母親役の「ジャンケン娘」も、ちょっとびっくりの役ですよ〜。
錦之介の武蔵の「お杉婆」の役も、色々と浮かんできます〜。
もう、ああゆう役者さんはもうでないのではないでしょうか〜。
山茶花究さん、二代目の鴈治郎丈、懐かしいです〜。 浪花千栄子が演じたらもっと映画も締まんのになァと邦画観てて思うことが最近多い 大映の化け猫映画第一作「怪談佐賀屋敷」にて、最初に猫にとりつかれるのは浪花千栄子。
と言うことは、化け猫女優第一号ってこと? すばらしい! 見直したぜアップル。
みんなも秋葉原に行って浪花さんを見上げようではないか。
ttp://homepage.mac.com/m_hiroshi/mac_gase/21/ 「京化粧」でやった山本富士子の母役の浪花千栄子がよかった。
小津作品で、訪ねてきた浪花千栄子が「御不浄」に行ことすると
廊下に ” ホウキが逆さまに立てて ”ある。(WWW
一度、通ってしまいそうになり、また戻ってホウキを直す。(WWWWW
なんでしたっけ?作品名。
「おうどんか何かありますか?」
『あいにくウチはご飯物しかおいてありゃしません。
そいじゃ、お茶でもた〜〜〜〜んと召し上がってください。
マツエ!お客さん!』
”オロナインH軟膏をどうぞ!” >>105
絶品でしたね。
二人とも関西人ですから自然で
そりゃあ綺麗な台詞の遣り取りでした。 あれうまいよなあ。
嫌な役目なんだけど、ただ悪役になるなんて安易さじゃなくてさ。
佐田啓二の味わう宙ぶらりん感を観客も共有できる。
佐田啓二としてもベストに近いな。
芥川比呂志だとちょっと違うんだよな。 昔の邦画見ていて、タイトルクレジットにこの人の名前あると
ほんとにうれしくなる!
瞼に焼き付いた名演の数々を思い出すだけで胸が熱くなります。
純粋に演技だけで判断すれば、恐らくこの人が邦画史上最高峰!
浪花千栄子の芸を見る喜びを、一人でも多くに知ってもらいたいです。
ビバ!浪花千栄子^o^/
これからも浪花千栄子との思いがけない出会いを期待して
往年の邦画を見続けます。 今、レンタルビデオで「彼岸花」見てる。
おかしい、浪花さんの出てくるところだけ映画が違う……。
何かフィルムの回転速度が違う気がする。
しかし、何ていう言葉と表情の巧みさ!
饒舌の限りを尽くして、しかも下品に落ちない。
小津作品はあまり好きでなかったのだけど、浪花さんの出てるのは見ようっと。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています