【竹生】浪花千栄子【水のように】
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喜劇はもちろん、シリアスでも名脇役。
大阪弁の中でも柔らかくて艶のある島之内言葉の遣い手、
浪花千栄子さんの素晴らしさを語りませんか。 >>117
宝塚映画だから、藤本真澄のキャスティングじゃないかな。
小津は他社で撮る時は、結構遠慮して撮っているから。
森繁みたいな奴でも我慢してる(w
自由にやれるならそもそも絶対に出さない役者でしょう。
成瀬なんて同じ会社なのに一度も使ってないよ。
>>118
高峰秀子が出てないのは、特に理由はないでしょう。
ただ小津は「30になったら、また出てね」と言ったらしいので、
あの歳の高峰ではちょっと役どころに困ったのかもね。
若い頃の高峰はいいところのお嬢さん全然似合わないから。 「彼岸花」は何かと浪花千栄子と山本富士子親子の西の奥ゆかしさ
素晴らしさが取りざたされるが、田中絹代も東の凛とした母親(女)
として向こうを張っていたし、全く引けを取ってなかった。
といっても、絹代タンも元は浪花女なんだよなぁ。 >120
「西の奥ゆかしさ」???
「間違って悪いほうの竹の子送ってしまいました」って平気で相手に言っちゃう人は
あんまり奥ゆかしくないと思うけど。 浪花、山本はしたたかな役だよな。
ただ、絹代が直接対峙していて一番したたかな役どころなのは確か。
俺は「彼岸花」の絹代が最高に好き。
浪花は「京化粧」が好き。
吉田喜重の「嵐を呼ぶ十八人」でも相変わらず(w 「彼岸花」の佐々木(浪花千栄子・山本富士子親子)と佐分利の関係
知っている人いますか?
>124
佐分利が京都で定宿にしていた旅館の親子(佐々木)ってだけでは? >>125
でも、それだけなら、東京に出てきたときわざわざ訪ねてきたりしないだろうし、
田中絹代も浪花千栄子の長話には慣れっこみたいだし、
有馬稲子と山本富士子の仲良しぶりから考えると、
親戚関係にあるのは間違いないでしょう。 昔は用もないのに、遊びに来てお茶だけで半日
過ごす人もいた。よく覚えている。
(当方40台後半デス)
人間関係が今とは違っていたように感じる。
よって、125のほうに近いかな。。。 TBSで「女系家族」やってるけど、映画版では浪花千栄子がやった叔母役を
浅田美代子がやってる・・・格落ちはなはだしい 浅田美代子に関西弁は無理。
どんなに上手くやってもあの役は
やっぱり浪花さんのしゃべりじゃないと。
ついでに宇市も。先代の目の細さと雰囲気が
いかにも原作の宇市だったのに。 なんだかんだ言ってちゃんと見てるとこはえらいなw
話にならんよあんなもん。 >129
関西弁じゃないでしょ
ドラマ版は、現代の東京に設定変更してあるし 29日発売の本家「女系家族」DVD予約してる。楽しみ。
日本映画専門チャンネルで「夜の素顔」逐次放映中。
我らが浪花千栄子は
京マチ子扮する野心的な日舞の師匠の育ての親役。
京が子供のころに売春を強要していたという設定。
大出世した京のもとへ金の無心に来るが足蹴にされる。
「交通費だけでもええわ」とひきずられながらも執拗に哀願。
やはり、それはそれは凄い芝居なのでした。
この人、昭和25年に松竹新喜劇退団して後、一時行方不明だった。昭和27年、
ラジオで「アチャコ青春手帖」をやるとき、母親役にアチャコたっての
希望で浪花千栄子起用となった。しかし京都にいるらしいという噂だけで
スタッフは本人探しに奔走した。たまたま銭湯に入る浪花を目撃したという
人がいてやっと居所が判明したが、仏光寺の長屋は建て付けが悪く戸も開かなかった。
出演依頼しても「大阪へ行く電車賃もなく、着物も質屋に入れた」とのことで
なにがしかのお金を置いて帰ってきたとか。こうしてアチャコ−浪花のコンビは
母子から夫婦へ設定を変え十数年にわたって人気を博した、とのこと。
ソースは「上方放送お笑い史」(読売新聞大阪本社文化部)です。 あれだけの芸を持ちながら
案外受賞とか少ない。
映画出演初期の「祇園囃子」で毎日コンクール助演賞ぐらい?
どれだけ名演技を披露しても
浪花ならあれだけやってあたりまえ。
今さら浪花に賞でもなかろう。
とか思われてたからなのかな? スレ違いだとは思うのですが、
ご存知の方いましたら教えてください。
この夏、京都旅行を予定しています。
浪花千栄子さんが経営しておられた天竜寺近くの旅館「竹生」。
今もまだあるのでしょうか。あれば、宿泊しなくても見学できるのでしょうか。 本名が「南公キクノ」だから、
オロナインH軟膏のキャラクターに起用されたのよね。 >135
役者でも名誉を求める人と求めない人がいるし、浪花千栄子は後者だったのでは 女系家族はすごかった。浅田美代子なんてぜーんぜん。
京マチ子との言い争いは迫力があったねぇ。 >>141
どういうこと?
TVドラマは浪花の役を浅田美代子がやったの? (w >132
「夜の素顔」ぜひ見てみたいなぁ
ビデオもDVDもないんだよねぇ・・・残念 >146
シネヌーヴォの吉村公三郎・女性映画革命にて「夜の素顔」見てきました。
出っ歯気味で奥歯の銀歯がチラチラ見えるところや、クシャクシャの
煙草を咥えながら下品に笑うところが、役柄をよく表現していました。
煙草を持つ手が震えていたのは、アル中ってことかな? >147
多分、アル中でしょうね
もしかしたら、薬中かも >>134
その話そのまま嵐寛伝説にもあてはまる
嵐寛伝説の方が後だからインスパイアされた?
同じ書き手?
浪花千栄子さんに直接関係のない話でごめんなさいね たぶん団塊世代以上の方でしょう。そいう年代のかたがたが2ちゃんに
おられるから面白いんです。 本当に味のある女優さん。今味のある女優さんは皆無ですね。 浪花千栄子さんといえば「猫と庄造と二人のをんな」で
庄造と離婚した品子が新婦福子をたずねてきた時、
「あいつ何しにきよたんや、どあつかましい」と言いながら
すばやく鳥小屋に隠れたシーンが最高。 BS二十四での飯屋のかみさんとNECO「憂愁平野」での新珠三千代の母と、
立て続けに浪花さんを見たがほんと味があるね。演技というイメ−ジより
なりきっているという感じがした。 うん、もうこんな人でてこないね。 >64
5−6年前、夢に浪花千栄子さんが出てきて、夢の中で嬉しくなってお茶を差し上げました。
それで「確か自叙伝、あったよなぁ。」と思い図書館で借りてきて、
表紙を開いた途端、「ありがとうございます。浪花千栄子」という直筆のサインが記してありました。
「お墓参りに行かなくては。」と思い、天龍寺に行き、その辺にいたお寺の人に聞いたら、
すんなり教えて下さいました。そして、すんなりお参りに行きました。
今月になって「もうすぐ命日だわ。」と、ふと思い、いける日が22日しかないので「この日しかないなあ。」と、
命日を調べてみると、22日が命日なので、またまたビックリです。
22日、久し振りにお参りに行ってきます。
2ちゃんに浪花さんの事が載っているなんて、何だかとても嬉しいです。 156の続き。
「料理旅館竹生」は、(10年近く前になると思いますが)
娘さんが処分されたらしく、現在ではもうありません。
22日は、十分に日帰りできるのですが、
この近くに泊まろかなと思っています。
自叙伝「水のように」は図書館で借りてきた際に、
勿論サインを含めて表紙から奥付まで、カラーコピーをとり、
サインは額にいれて玄関に飾っています。
こんなすばらしい女優さんは、いません。
お杉婆と言えば、やっぱり浪花千栄子先生。
『巌流島の決斗』の「ばばはこのような孫
は知らぬ」の泣き声の台詞に、私は貰い泣
きをしました。 >156
お墓参りできて、うらやましいです
以前、墓参りを断られた >64 です
「水のように」は古本屋にて3000円ほどで手に入れました
せっかくですから、>156さんもコピーだけでなく、古本屋さんで現物をお探しになっては
いかがでしょうか? 浪花千栄子は映画では、例えば『女系家族』の分家の叔母の役とか、
テレビ・ドラマではフジテレビ「大奥」(昭和43年度版)の老女
藤岡局といった役どころが素敵でござんした。
ところで彼女が京都・嵐山で経営していた「竹生(ちくぶ)」とかいう
料理屋は今でもあるのでしょうか?
あほんだらーッ!!!
いちいち、おまはんらの書いとる駄文を読んでられるかえーっ!!!
ゴチャゴチヤぬかしてけつかったら承知せえへんぞーッ!!!!
>163
「夜の素顔」のような迫力
玄関のガラスぶち壊す 浪花さんのしゃべっている言葉ってなにわ言葉っていうそうですね。
子供のころは回りにこのような言葉をしゃべって大人がいっぱいいました。
だからこの人の出ている映画を見るとタイムスリップしたような気持ちに
なり非常にここちいい気分になります。 苦労人で成功しても謙虚である人は心地いい人なんだろう。
また、心地いい人だから成功するのかも。
8歳で奉公にでて自殺未遂をするくらい過酷なめにあうのは
浪花さんが誠実で人が良く我慢強かったんだろう。
二十四の瞳でマッちゃんをデコと並んで見つめるシ−ンがあるが
素晴らしく暖かいまなざしだった。
>>168
>>二十四の瞳でマッちゃんをデコと並んで見つめるシ−ンがあるが素晴らしく暖かいまなざしだった。
「マツエ!ドンブリあがってるで!」
団扇をパタパタ羽ばたかせてw
「それじゃお茶でも、た====んと召し上がって」
暖かいシーンでは無いように思うのですが。どうでしょう?
>>169
それは冒頭のシ−ンでしょ。最後にデコが「マッちゃん さよなら」という前
にデコが浪花さんとマッちゃんを二人で見つめるシ−ンがあるじゃない。
僕はその時の浪花さんの目と表情を語ったわけだ。 なるほど。二人で並んで見つめるところね。浪花さん、笑ってるもんね。
キノスケが浪花さんの経歴を知っていたうえでメシ屋のおかみに起用したと
勘ぐるオレ。 小津の、「小早川家の秋」での演技が秀逸ですね
でも、「山椒大夫」のちょい役、あれも凄いですね〜
関西には、浪速千栄子さんのような役者がいなくなったですね
ちょい役でもそれが凄く重要なポイントになっとりますね。
現在この人に近い女優だれかな と思っても誰も思いつかない
ですね。 まったく思いつきませんね〜
杉村春子といい、浪速千栄子さんといい
こういう名脇役は、もう出ないんでしょうか? 山椒大夫見ました。浪花さん扮する姥竹が船から蹴飛ばされるシーン、
やっぱりスタントなんでしょうかねえ?可哀想でした。 内田吐夢監督の「宮本武蔵」5部作
全作出演で、回が進むごとに老けていく感じや、武蔵を追い続ける執念が印象的でした >177
確かに、宮本武蔵ではそう出番は多くないけど全編出演でしたね
ラストになって、急に改心するのはちょっとご都合主義だったけど 映画じゃないけど、昔のNHKのドラマ「あまくちからくち」の
母親役がよかったな。
嫁役の十朱幸代を厳しく教えるところなんか、本当に素晴らしかった。 スレがあって嬉しい。
「猫と庄造とふたりの女」のごうつく姑、
笑い死ぬかと思いました。
昔の日本映画は脇役に味がありましたねぇ >>184
悪しきを祓うて 助けたまえ てんりん教の みこと >>175
溝口監督だし、スタントとか使わなかったかも 成沢昌成の「裸体」で
見事なおっぱいが見れます。
銭湯での嵯峨三智子とのかけあいが最高。
キーポイントは焼きソバです。 「浪花千栄子でございますがな」で始まるオロナイン軟膏のCM、ほのぼのと
してたなあ。
最近見た映画は「大阪物語」 鴈治郎との夫婦役素晴らしかった。 浪花千栄子→上沼恵美子
花菱アチャコ→島田紳介
大阪も大阪弁もえろう変わってしもおた。 >>192
上沼は淡路島出身、紳介は京都出身やし、大阪弁ではないわな 京都みなみ会館にて明日より「溝口健二映画祭」開催age
上映作の中では「雨月物語」「祇園囃子」「噂の女」「近松物語」にご出演
みどころが多いとなると、「祇園囃子」と「近松物語」か >>193
けどあの二人は、いかにも大阪代表として
東京あたりにまで売り出してるとこが
口惜しいやおまへんか。 >>195
吉本興業=大阪ってイメージがありますからね(上沼は吉本じゃないけど)
関西人から見ると青森も秋田も岩手もズーズ弁ってひとくくりに思っちゃう
のと相通じるものがあるのではないでしょうか 吉本の芸人が大阪を悪るしてしもた、ゆう一面はありますわな。 日本映画専門チャンネルで「女系家族」見たーーーーー
雁治郎VS浪花千栄子って最強だな 私も見たよ。
欲の皮のつっばった叔母役があまりに良くて京マチさんも霞んだ。 大昔、祖母のお供でこの人の講話を聞きに行ったが(幼児期)
今となっては貴重な体験だったと思う。
>>198
「小早川家の秋」の二人の絡みもサイコウ。 >小早川家の秋
正確には覚えてないけど、
団令子とのお父ちゃん問答に笑いこけた。
「お母ちゃん、あの人ほんまにうちのお父ちゃん」
「そんなんどうでもよろしい」だったかな。 >>201
競輪場で負けてしまい、さっさと退散って感じで赤鉛筆を新聞ではさんで
胸元にしまう仕草が素敵だった 【未承諾広告】http://www.sakutv.com 無料映画がたくさんあります。一度御覧下さい。 >>200
どんな講演だった?
幼児だし覚えてないか >208.ある宗教団体主催の講演というか講話でした。
会場は和室の大広間でしたが亡き祖母の厚かましい性格が幸いし、かなり
前列に座っていたの為、幼児でしたが印象にはっきり残っています。
溝口、小津映画でオロナインのお祖母ちゃんの偉大さを後付で知るようになるとは・・
ちなみにその宗教団体は大衆化されてる差しさわりのない団体です。 層化ではありませんよ、七福神のある神様を信仰しているところです。 なぜ、みんなそんなヒント合戦なの?
はっきり言えばいいじゃん、○○宗と はっきり言えばと言う割には、あなたも伏字なんですね。
弁天宗。これは「水のように」にも宗派こそ書いてないけど
弁天様を信仰しているって記述があるから、オープンに
して大丈夫だと思う。 黒沢さん、「蜘蛛巣城」の白塗りはまさかオロナインで? >>76
無駄なほどの非常に遅レスなんだが
どうしても書きたい。
「山椒大夫」でどうして悪役になるんだよ?
「蜘蛛の巣城」のもののけ役、長年何を言ってるのかサッパリ分からなかったけど
DVDの字幕でようやく分かった。 >>217
確かに黒澤映画は同時録音が多いから分かりづらいな
映画館の大音響でも分かりづらい時がある ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています