家族 【松竹】
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いい作品だし、泣けるし、鉄道ヲタも評価してくれるし。 >>46
あのラストシーンがないとつらい旅をした
家族が報われないじゃないですか
無意味ではないと思いますよ
おじいさんの埋葬で終わってしまったら
やっぱりあんな旅をした事は間違いだったと
いう終わり方になってしまうと思う
井川比佐志もつらすぎるし、
おじいさんも早苗ちゃんも浮かばれませんよ
寅さんだってどんなつらくても
いつもの音楽で明るく終わるじゃないですか
山田洋次らしいと終わらせ方という事で(笑)
故郷はもう何年も見てないから今度見返してみよう >>47
俺は逆にあんな安っぽいハッピーエンド見せつけられたら、死んでいったおじいさんや
娘が報われないと思うし、埋葬の場面まで「苦労の連続だったけど、がんばれ風見家」
と思っていたのが、「はぁ?じいさんや娘死んで半年も経っていないのに、もう次の子
種の話かよ?」と一気に白ける。
個人的には、開墾した畑に蒔いた作物の種から芽が出てきて「俺たちは頑張るぞ」とい
う内に秘めた様な感じで終わった方が綺麗なハッピーエンドになったと思うが・・・。 山田洋次の映画って寅さんと新作以外は
なかなかDVDにならないなあ
家族はもちろんなんだけど同胞も大好きな映画
おばあちゃんちが岩手だから見ててなんだか
なつかしいんだよね
芝居見てて三崎千恵子が思わず目頭を押さえるカット、
あれは泣ける… 同胞に出てた、自分のラブレターを自分で配達しちゃった
郵便配達の人って男はつらいよにも出演してたよね?
たしか平田満が出てたやつだっった 賠償が大阪万博会場で金借りてバックレたおやじに遭遇するシーンが印象的。
なさそうでありそうなんだよなあ。 今朝、フジテレビの番組で「モグ」とかいう
肌触りのいいクッションを売り出した社長の
再現映像が流れてたんだけど
ワゴンに商品載せて社長自ら全国行商をしたという再現映像が
流れた時に家族のメインテーマが流れた
それだけでこの社長に感情移入してしまった(笑)
選曲した人、わかってるね! 70年を肌で知ってる世代にはタイムマシンの
ような映画ですね。高度経済成長と庶民の生活
大阪万博がなつかしい。
自動車や電車、家の中の家具なんかも懐かしい。
ああいうのが普通だった時代だね。 家族のメインテーマって?
新幹線車内の場面から東京の場面に切り替わった時に流れる音楽? >>55
クレジットタイトルで流れる曲と
東京の場面に流れる曲だよね
男はつらいよ望郷篇と同じ年に
この映画も撮影してるってすごいよなあ >>58
望郷篇までの「男はつらいよ」はかなり過密スケジュールで撮られていたらしい。
(ソース:小林信彦「おかしな男・渥美清」)
そんな状況でこんな秀逸な映画を撮れたというのは、本当に凄いことだと思う。 万博のシーンは嫌だったな。(悪口じゃなくてね)
というか万博とあの家族の図式は残酷。 >>61
ああいう山田洋次らしくない、ヒリヒリとした物があるから俺はこの映画大好きだ。
「故郷」もそうだけど、高度経済成長に置いていかれた人々の悲哀を上手く描いている。
あと、山田作品にありがちな、リアリティの無い嘘臭い若者が出てこないのも良い。 「故郷」はウルトラマンエースの所為で比較的最近の話に思えてしまうんだよね。
造船所の賃金に隔世の感があるから変な違和感を感じてしまう。
セブンから帰マンまでのギャップって大きいな。 寅さんが終わって、こういう路線に回帰するかと思ったら
時代劇に逃避してしまったか・・・
今の時代に撮り難いテーマなのかもしれないけど。
ラストはハッピーエンドでよかったと思う。
たとえ松竹の予定調和と言われようとも。
でないと、見てて救われない。
>>38
岩波書店の同時代ライブラリーで出てますね。 83 名前:名無しでGO! メェル:sage 投稿日:2005/08/18(木) 01:51:45 ID:oi1alWF10
今日「家族」のDVD買ってきたんだけど、この映画って衣装・床山さんすら付かない
最小限のスタッフだけで、実際に2ヶ月掛けて長崎→中標津間をロケして撮ったらしい。
鉄的には列車の振動音が各線によって違うのが見所(つまり、実際に撮影時に録られた
音を使っている)。 DVD特典の監督インタビューはひどいよ
どうでもいい話ばかりでさー企画の意図やロケの苦労話(特に大坂)知りたかったのに
構成の鈴木が駄目なんだよなあ〜 >>83
なに?
一緒に買ってきた「故郷」を先に見たんだが、色々といい話していたよ。
そう言われると、「家族」の方は見るのがちょっと欝だ・・・。
あと、知らない女優がナビゲーターをしていたロケ地再訪みたいな企画は酷すぎだな。
あれだったらNHKの「名曲アルバム」みたいに淡々と紹介してくれた方が良かった。 「家族」を注文した。楽しみだ。
>女優がナビゲーターを なんでも余計な味付けをしたがる風潮はあるな
つまらん味付けをしたものでなければ受け付けないバカな視聴者が多いから
仕方ないといえばいえる。しかしくだらん。 DVD メール便でいまさっきついた。テレビ占領されてるのでこれからまずパソコンで見る。 こないだ見た「鬼婆」DVDはよかった
佐藤慶秘蔵の8ミリメイキングは、撮影楽しそう?と思ったし
佐藤・新藤・吉村の音声解説も聴き応えがあったよ
「家族」もせめて音声解説して欲しかった
たいしたことじゃないけど前からちょっと気になっているんだが
ラストの仔牛が生まれるところから
倍賞の向かって右、上のあれは犬歯だろうかね、光って金属の冠に見える
まあ たまたまなのかよくわからんが たいしたことじゃない スマン さくらを見慣れた目から見ると 民子の眉が太いというか濃いというかちょっと気になる
それに赤い口紅の似合わないこと まあ もちろん意図的にそういうメイクをしているわけだろうし
その効果は抜群
色ボケ爺の花沢徳衛からちょいとした色仕掛けで3万円借りるあるいはだまし取る
ここの倍賞の演技も新鮮でいいなあ 「家族」を見て感動して「故郷」「同胞」と行こうと思うのですが、
「故郷」「同胞」DVDは買いですか?どっちか1つで十分?ちなみにどっちも未見。 >>91
「故郷」は間違いなく買い。
「同胞」はちょっと微妙かな。
>>92
どうも有難うございました。
高いDVDなんで慎重になってしまいます。助かりました。 今「故郷」を見てたんだけど、回想シーンで民子が娘の名前を「早苗」って言ってた。
倍賞さん、それ「家族」じゃん・・・・・。
(「故郷」は"千秋"と"まゆみ") ほんとに まだ「故郷」は見てないんだけど見るときに注意してみる >>94
大和丸新造(?)のシーンだね。
千秋とまゆみって、子役の本名みたいだから
はじめは「家族」の早苗って設定で、途中で子役の本名使うことにしたのかな。
「故郷」ってそもそもその場その場で台本書いていたっていうし。 >>96
新造かどうか分からないけど、大漁旗を掲げて船上で石崎家が酒宴を開いている場面。
脚本の手法は今回DVDを買って初めて知ったけど、正直驚いた。
話を早苗の件に戻すと、あの場面が撮影スケジュールのどの辺りで撮ったかが分かれば、
その説が有効かどうか分かるね。 TUTAYAで「家族」「故郷」「息子」かりて見ました
さらに「下町の太陽」も借りてみたよ
「同胞」が置いてないので残念。
「鬼の爪」「たそがれ」も観ました 家族…伊王島ロケの時うちの車(軽のライトバン)にスタッフと役者さんを載せていたらしいが。 砂利運搬船が転覆したってニュースで「故郷」思い出してしまった。
映画に出てくる船は自分から転覆するような仕組みのもんだったけどねぇ‥ >>99
仔細を聞こうか。
>>100
やはり反応があったか。
俺も反射的に思い出した。 島を出るときの桟橋のシーンで共産党のポスター
がチラっと映るね。 >>104
戦後の炭鉱街では宗教と共産主義がせめぎ合いをしていたらしいよ。
九州のある地方に層化信者が多いのはその名残。
それにしてもこの映画に漲る臨場感は凄いな。
これを越えるロードムービーは邦画では無いと思う。 >105「それにしてもこの映画に漲る臨場感は凄いな。
これを越えるロードムービーは邦画では無いと思う。」
激しく同意同感
おれは見ていて、あ ドキュメンタリー と半分錯覚みたいな感覚に襲われて
いやいや 映画映画 いい映画 と覚醒
この浮遊感覚がたまらん 東北本線の車内で世間話してるおっさんたちは地元の人たちだよね。明らかに。
あと大阪の地下街で迷って座り込んだ時周りの人たちが興味深げに見てたけど
あれもガチだよね。 タイトル前画面にもあるけど、行く先々で地元の人が出てるらしいね。
DVD特典監督インタビューにあったが、あの東北本線車中の人たちは、
農協関係の人で、多少は打ち合わせもしたらしい(正確な表現は忘れた)
・・どうかなあと思ったが、映画のなかで十分使える(失礼な表現だが)と思った・・
みたいなことを山田監督が言ってた。 DVDのインタビューで、ドキュメンタリータッチという言葉を山田監督も使ってるね。
・・それで、主人公たちが出会う人々も、実際にその土地で暮らし、仕事をしている人たちに出てもらいたかった。
俳優として素人の人たちがどれくらい芝居ができるのか不安もあったが、
実際に自分が毎日やっている、やってきた仕事、生き方に関しては
リラックスすればうまい芝居をしてくれることがわかった。・・
てなことを山田監督が言ってる。
区役所?で、井川比佐志が火葬について無理を言うところ、
「 ・・あなたもわからないかたですねえ・・ 」
あの職員も現場の素人らしいね。
鎌倉の市役所でカメラをまわしてテストしてみて自信をもったと言ってる。
(あのシーンをどこで撮ったかはよくわからん) しかし、この頃の山田洋次は才能が惜しげもなく発揮されているよな。
男はつらいよでも「望郷編」なんて初期の集大成とも言える傑作を撮っているし。
それが「幸福の黄色いハンカチ」になってくると、後々まで山田作品の欠点でもある
リアリティの無い嘘臭い若者が出てきたりねぇ・・・・。 もう一度「家族」「故郷」みたいなの撮って欲しいな。
暗かろうが重かろうが構わないから。 ヒリヒリね うん それでもいい まだまだ期待してるんだよ 新幹線での移動シーンの車窓ですが、浜名湖シーンと富士山シーンの間の
小さな町と駅はどこですか。掛川だと思うんだが・・。 ぐぐってみたら掛川駅開業は1988年で比較的新しい。
浜松かなぁ。 おれ通りすがりの者だけど
おれも好きで繰り返し見てる映画だとさ
そういうディテールってのも大げさな、ホントにどうでもいいツマランところが
ものすごく気になることがよくある。まわりから変人あつかいされるのよ
(115が変人だと言ってるわけじゃないから 誤解のないように) そこのところ、DVDでなんども見てみたが、おもろかったな。
46分のところで、早苗がむずかって泣く。民子があやす。
それからすぐ比較的大きな水面が見える。ここが浜名湖だよね?
で、カットがかわって(46分31秒)、町、4階建てのマンションとか駅が映る。
同時にここから、民子の「子守歌」が始まる。
ここが浜名湖と連続しているんだとしたら、掛川まではいってない。
浜松のどこかだと思うが、おれにはわからない。
ただ、浜名湖から連続しているとすると、以下の民子の子守歌が長すぎるんだな。 それから(連続して)山っぽいところが映って、工場が見えてくる。
東芝とか、チラっと見える。(47分06秒)
それから、右手に富士山。
まだ、民子は子守歌をうたってる。
47分19秒でカットがかわるまで、民子の子守歌は連続している。切れない。
この富士山が見えだすあたりは、清水は過ぎてるんだよな? 富士、吉原あたりかな。
いずれにしても、問題は、民子の子守歌が始まるカットの町、駅は
民子の子守歌が連続していることからすると、富士山が見えるあたりとかなり近いことになる。
すると、掛川ではないことになる。
ただ、フィルムを編集しているわけだから、子守歌の連続性と
窓外の景色が別であっても、ここでは問題ない。
映画の流れとして自然ならいいわけだろう。
掛川でもいいんじゃないか。
やがて民子はぐっすり眠る。
笠(役名わすれた)が民子を起こして、「富士山の見ゆる」
ここも、富士山が見えだしてから、民子が眠って起こされるまで、連続が悪いが、
映画の流れとしては、まったく問題ない。
それから、すぐ東京に入って、あのテーマが流れて・・
ながながスマン
>>120
夕闇迫る東京の街並みによくあった音楽でしたね。
で、その後帰宅ラッシュの山手線があって、
上野駅広小路口広場でハナさんのばぁがあって…。 でも帰宅時ってそれほどのラッシュにはならんと思うんだが(山手線は特に) >>125
1970年、高度経済成長期だったというのがあるかも
にしてもあの混み様は凄まじいね
家族にとっては大阪に続くカルチャーショックだっただろう >>126
青函は波が荒い時は乗り物に弱い人はリリースしちゃうかもね
宇高は穏やかだった記憶があるなあ
いずれにしても太平洋・日本海のフェリー航路に較べればそんなに
揺れなかったな。 今日、「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」
を見ました。とても良かった。泣いてしまいました。
そして「家族」を想い出しました。
「ほら これが万博よ」
「大阪で博覧会やっとるそうじゃの」
「おじいちゃん万博でしょ」
「家族」久し振りに借りて観てみようと思います。 飛行機がまだ高かったんだねえ。福山の前田吟の給料が2.5万円だって。汽車代が一万何がしだったから
今で言うと、10万円いじょうかな? そうねえ・・ おいら通りすがりだが、
まず最初に、連絡船が島を離れて、大型船が映って、
佐藤勝の音楽がかぶりますね。まずあそこで泣けますね。 新幹線が夕闇の中、終点東京駅に近づいて佐藤勝の音楽に「東京」のテロップ
が入るシーン、なんだかゾクゾクする。
大学で宮崎晃の講義の中で
万博のシーンの苦労話を聞きながら鑑賞した
色々ショックな作品だった
>>135
・精一一家が乗る船を遠くで見送る島の神父さん。
・福山駅での源造と力のやりとり。
・東京で早苗が死に至る迄の出来事。
・北海道に着いて酒宴の翌日に源造が大往生。
さっき気が向いたんでDVDの字幕を出してみたんだが、一寸酷い出来だな。
言葉の一言一言が大事な作品なんだから、戸田翻訳の洋画みたいな雑な字幕は
作らないで欲しいな。 幾ら飛行機が高くて、直行便がなかったとは言え、あの家族にはそっちを選択して欲しかった。
旅の無理がたたって肉親を2人も亡くしたら、金銭に換えられない損失だろうに。
最後に
「美しい初夏の風景」
「初めて自分たちの子牛が生まれた」
「奥さんの胎内にも新しい命が」
で無理矢理ハッピーエンドししようとしても無理があるよ。
>>144
ほんと、何であんな無理なハッピーエンドを付けたのか未だに理解出来ない。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています