鬼畜
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
>>413
これからDVDを見ます。結果報告します。
>>414
確かに男の子の「遠くいくんだ」の赤ひげは泣けた。
でも鬼畜のあの女の子もよかった。
これから久し振りにDVDを見ます。 今DVDを見終えました。
確かに不自然なライトが車窓に写ってはいました。
25年振りに見たこの作品、やはり傑作だと思います。(25年前京都弥生座で見ました)
小江戸の風情と能登の海が切なく映りました。
1歳半の子役にも拍手!
しかし2006年は、子どもにとってもっとひどい時代になっていますね。 当時の岩下志麻は渾身の役づくりで、普段から入りこみ親戚の子供でも怖がって泣いたらしい。 今回初めてDVDで見ました(わざわざ砂の器と連続で)
正直見ているうちにどんどん気が滅入ってきますね・・・
とりあえず利一が死なずに済んだことと良子が殺されたわけではないことだけは
救いなのかもしれませんが(後者は自分を無理やり納得させてるだけだけど) 鈴香バージョンでリメイクしてほしいな。
「この人はお母ちゃんじゃないよ!」
子供の頃、ふと目覚めたら母親がオレの首を絞めていた。
こういう事が二度有った。
他に包丁で布団の上から刺された事も有る。
もちろん料理包丁が布団を突き抜ける事なんかなかったが。
母親は正気じゃなかった。
本気では無かったと信じたいが客観的に冷静に考えても自分が目覚めていなければ、そのまま殺されていたんだと思う。
それでもオレは母親から愛されたかった。
正気でなかったが故に、愛情を与えてくれる事も有るだろうと信じていた。
数年が経ち、母の精神の調子が良好な時にテレビでこの作品を一緒に観た。
母は松本清張や緒方拳が大好きだったから。
観始めて直ぐに母の状態に変化が表れると思い警戒したが、そんな事はなかった。
それなりにオレの前で「鬼畜」を楽しんで観ていた。
いくら何でも自分の子供に手を掛けた事なんて忘れるはずがない。
母と喧嘩した時にも時折、昔のこの事実を罵ったりしたから解る。
この時から、オレは母親に期待するのを止めた。
そして、この映画の少年のように強くなりたいと思った。
この映画はいつまでも記憶の片隅じゃなく、記憶の真ん中に残った。
でも、この少年を「強い」と感じたのは誤りだったと大人になって考え直した。
母が死んで気付いたんだが少年は強がっていただけなんだよな。
父親を庇ったのも、これ以上に傷付きたくない自分のため以外の何物でもない。
それに気付いて、この映画に少し違和感を覚えるようになった。
何か違うんではないか、と。
この映画、監督が当初の構想を変えて救いを与えるラストに変えたんだってね。
松本清張の意向に反して。
オレは「親の愛情」に変わるものなんて無いと思っているから救いなんか無いのが正解だと思うが、、、ラストに救いが有ったからこそオレは生きているかも知れない、、、なんて考えると複雑だな。
長文済みません。
どうしても一度は書き込みしたかった事なんで許して下さいね。
あと、、、2ちゃんねるに書き込み出来る事で解るでしょうけど、いまではそれなりに幸せな時間と場所を見つける事が出来る人間です。
心配しないでね、と。 <彩香ちゃんて、どんな子?>
○真夜中、母親の折檻を受けて泣いて外に出されてた女の子。
○朝起こして貰えず遅刻しても、泣きながら学校へ通った女の子。
○学校給食が唯一のごちそうだった女の子。
○たまに与えられる食事はカップラーメン、近所で家畜用のパンの耳を貰って
美味しそうに食べていた女の子。
○カップラーメンのお湯が無くて、途方に暮れて外をとぼとぼ歩いていた女の子。
○お湯がどうしても手に入らないときはカップラーメンを生で囓っていた女の子。
○空腹のため学校で倒れた事がある女の子。
○汚い洋服を着せられて、風呂にも入れて貰えず悪臭を漂わせていた女の子。
○給食代や修学旅行の積立金を払えなくても、母親をかばおうとした女の子。
○真冬に外に出されて震えているのを、近所の人が見かねて車に乗せようとしても
母親に気を遣ってかたくなに拒んだ女の子。
○十円玉と一円玉が数枚入った、小さな青い財布を宝物のように大切にしていた女の子。
○店先で無料の飴を貰うとき、自分の分の他に必ず母親の分も貰ってうれしそうにお礼を
言った女の子。
○親子同伴が条件のプールへ一人で行って入場を断られたとき、母親の病気のことを説明して
常に母親をかばおうとした女の子。
○母親と出かけて母親に話しかけても、無視され続けた子。
○お菓子を貰ったときは近所の大人に「これ、あげる。」と言って、会話の相手になって
貰おうとした女の子。
○やさしそうな山菜取りのお年寄りに、話しの相手になって貰えるとその後をずっとついて
行こうとした女の子。
○いつも一人で何かしゃべりながら、一人で遊んでいた女の子。
○ブランコ乗せてあげたり遊んでくれたり、小さな子にとっては優しいお姉さんだった女の子。
○東京出身の男の子に背中蹴られたり顔に雑巾ぶつけられたり執拗な苛めを受けても、黙ってそれに
耐えていた女の子。
○東京の子に「田舎もの!」と苛められて何をされても黙って下を向き、涙をぽろぽろと流していた女の子。 >>424
こういう台詞は言いたくないが「社会が悪い」としか思えないよね。
もちろん政治批判じゃなくて戦後批判なんだけど。
もう少しだけでも、たとえば彩花ちゃんと面識が有った民生委員に余裕が有ったら救えたかも知れない。
でも、、、、
それでも彩花ちゃんは救いの手を振り払って母親にしがみ付いたんだろうが・・・。
>○カップラーメンのお湯が無くて、途方に暮れて外をとぼとぼ歩いていた女の子。
大沢誉志幸の「そして僕は途方にくれる」(カップヌードルのCMソングだった)が頭に浮かんだ俺は鬼畜? 最後の「父ちゃんじゃない!」の息子の心理。
「自分のお父さんが僕にそんなことをするなんて、信じたくない」
というのと、
父親が悪いことをして自分を傷つけた・・・警察(他の大人たち)に
そのことを知られて責められるのが、親に対してかわいそうだと思っている・・・。
私は親には虐待されていたのでよくわかります。 親に虐待された人の大半は親を許せなくて後年苦しむのです。
継母にものすごい虐待をして、その継母とも親父は離婚した
ので数十年交流がなかったのに、その継母が死んだと聞いて
ものすごい歓喜の感情がわき上がってしまい戸惑った私。
就職内定した時よりも嬉しい感情だったので驚きました。
人が死んで嬉しいと思う自分に驚きました。 >>428
> 継母にものすごい虐待をして、
「されて」の間違い?
>>429
幸せに暮した人間には分からない感情。
私は母親(実の)に虐待されていました。
毎日殴られて、でもそれが母親ってものなんだろうと思っていました。
この映画はその母親と見に行きました。
病気した時だけ優しかったので、
「なんでお母さんは私が病気をした時だけやさしいんだろう?」って
子供心に不思議でした・・・。
多分毎日のストレスのはけ口にされていた「だけ」なんでしょうね・・・。
本当に憎かったわけではないのでしょうが・・・。
でも未だに他人を愛したことなんてないです。
動物しか愛せないです・・・。 邦画の児童虐待映画と言えばコレと「愛を乞うひと」が浮かぶんだけど、やっぱり陰惨で救いがないのはこっちかなぁ
自分は暴力的な虐待はなかったけどヨッコの様に置き去りにされた事がある
すぐ保護されたし一年で母親は戻ってきたけど、夕暮れのデパートの屋上は今でもトラウマだ
直接的な暴力シーンより夕方になっても公園に誰も迎えにきてくれないシーンとかに泣けた レンタルで初めて見た
子役の棒読みはちょっと気になるが傑作だわ
でもオチの部分が砂の器に通じるようなものがあるな
血の繋がった人にこれほど酷い仕打ちを食らったのにそれでもあなたは守るのですかみたいな
でも長男はオヤジを庇ったのか、言葉の通りオヤジを見捨てたのか二通りの見方が出来そうだが >437さん
利一ですよ現在34歳。鬼畜のスレあるとは凄い(笑) DVD届いたああああああああああああ
見れ!見れ!見る! 動画upしました。
3分割した2本です。
up2781.zip 鬼畜 岩下志麻 緒形拳 小川真由美 1/3
up2783.zip 鬼畜 岩下志麻 緒形拳 小川真由美 2/3
http://www.774.cc:8000/upload-pro/upload.html まじ?
30年前の映画だからもうおっさんですね。
岩下志麻さんを庄二君が怖がって近づくと泣いたという逸話は本当ですか?
しかし邦画屈指のラストシーンを支えた一人とは幸せですねえ。 >>445
神キターーーーーーーーーーーーーーーーーー GJ いただきますた。 知らない人だよって最後に言ったのは解釈どうすればいい?
親父かばったのか?また家に帰ったら今度こそ殺される的な恐怖が過った為か?意味深だな 解釈は観る側に任されているんだと思うが、
「かばう」が全くないということはないと思う。
それから子が親を「捨てる」もある。 庄二君が怖がって近づくと泣いたという逸話 嘘でしょう優しかったですよみんな。 いや、岩下志麻さん本人が語っているんです。自伝で。
鏡の向こう側に
http://www.amazon.co.jp/dp/4391112914/
役に入り込んじゃうから、当時新幹線で東京と京都を往復していたんだけど、
新幹線の中で子供を睨んで泣かせたとも書いてある。
まあ、嘘というか思い込みである可能性はありますが。役に入り込んじゃってw >>445の動画 見ました。
岩下志麻タン ハアハア 2番目の女の子を東京タワーに置き去りにしたけど彼女の、その後を知りたい 映画だから余韻持たせて終わらせているけど、
実際は、父と息子の二人が否認しても、
近所の聞き取りなんかで、長男も長女もすっかり身元がバレますよ。
まあ施設で育てることになるんでしょうけども。 一瞬、東京タワーで幼女を見かけて勃起したのかと思った 目覚めてからのリイチは、警官からの質問に無言で対応。自分の名前すら教えない。
強面刑事の「誰をかばってるんだ!」という激昂にも屈しない。
その後、石版の欠片から足がついて父親が逮捕され、証言を求められるが、
ここでもリイチは父親をかばう。誰よりも男を愛してした者は女達ではなく息子だった。
父を守る息子の姿に落涙を禁じえない・・・ オニギリを子供に無理矢理食わせる志麻に天国の山下画伯は「おおお…おむすびををを…たたたた…大切にしないといけけけけないんだな」って言ってんじゃないかな 現在の岩瀬さんのお顔をアップしてもらえないでしょうか? 【社会】「“かくれんぼをしよう”と言われた」赤ちゃんポストに預けられた男児「父親と福岡から来た」とも…父親の刑事責任は問えず★2
http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1179389385/
10年前に見た時は怖い映画だなーというくらいだったけど
今回久しぶりに見たら最後のシーンでもう泣けてきて泣けてきて・・・・
ちなみに公開当時は利一と同じくらいの歳で、上野動物園にもよく連れて行って
もらってたので妙に感慨深かった。
あと当時、東武線沿線に(東上線ではないが)住んでたので肌色の電車も懐かしすぎて・・・
この映画見るとあの頃に帰りたいとつくづく思ってしまう。
個人的な話でスマソだが・・・
この映画と「この子の七つのお祝いに」での志麻さんは最恐 >>1
当時この映画に金を出して映画館で見ようと思った人間って一体何を期待して見たんだ?
タイトルからしてダメだろ
砂の器や八つ墓村の野村だから期待できるってことだったのか?
ダンナや恋人がデートでこの映画を誘ったらドン引きすると思う カップルで見るのにふさわしくない映画を作ったり見たりしちゃいかんのか >>468
そんなつまらん事を言うための、ここにわざわざ
来たのか?
黙って、ディズニー映画でも不細工な彼女と見てやがれ!
子供の頃この映画が非常に話題になってた時に、
両親に「きちくってどういう意味?」と尋ねて、初めてその言葉の意味を
知った記憶があるよ。
あれから30年ちょいですか・・・?本日初めてDVD借りて観てみた。
やるせないなぁ、、、、
鬼畜・・・かーちゃんもとうちゃんもどうしようもない人間だけどさ、
宗吉は真性の鬼畜ってわけじゃないな。。。今の時代ならお梅なんて
むしろ巻き込まれた被害者だなw
宗吉の幼少時代背景からして、たぶん貧乏と飢えと愛情の欠落と無教養・・・
環境が人をあのように成長させた、という部分もあるだろうね。
この映画は人権が叫ばれるような時代の話だから、この大人達はたしかに
鬼畜と呼ばれておかしくないのだけど、それこそ戦前の日本なら
貧乏のどん底で口減らしの為に姥捨て山に実の母を捨てたり、幼い男子を
奉公に出したり女子を遊郭に売ったり、と殺人と大して変わらないことを
やってた気がするなぁ。
悲しいけど、貧しさとひもじさは人を変えてしまうね 今見始めたけど、タイトルとは違い導入部は笑えるなw
これを見る前は復讐するは我にありを見たから
緒方拳の違いは面白いわ。
この2本で一気に好きになった。役者やね。 一気に怖くなった小川真由美w
八つ墓村の小川真由美だw
見終わった・・・・・やっぱり松本清張には野村芳太郎だな・・・・
野村作品は何本も見てきたけど、砂の器と八つ墓村と鬼畜が抜けてますな 野村作品の醸し出すあの雰囲気は、
一体どこから出てきているのだろう。
監督固有だから、演出由来なのは明らかだが… 子役が下手なのは・・・・・・
砂の器みたいにセリフなしでだったら良かったけど
顔の表情なんか良かったから 今日ヨドバシでDVD買ったよ、清張シリーズ期間限定で\2800−だった。 長男を殺す旅で、夜に酒を飲みながら自分の生い立ちを泣きながら語ってた父親。
あの話しが可哀想で可哀想で、トラウマ。 >>475
この頃の緒形拳の演技は恐ろしいものがあるね。 子供の頃何度かTVで見た。
要所要所で流れる音楽がまた複雑な気分にさせるんだよね…
離婚して離れて暮らした実父が緒方拳に良く似てて、観るたびやるせない気持ちになったな
その父ももう亡くなったけど 俺正直緒形拳さんの作品で好きなのはこれだけだな。
復習するは我にありもあまり好きじゃない(拳さんの芝居は神だけど、先日DVD借りたら画質がやたら暗くて悪かった) 井筒監督でリメイクしてくれないかな。
それにしてめリマスター盤は出ないのかな?
砂の器は出てるのに。 >487
>井筒監督でリメイクしてくれないかな。
それだけは止めてくれ。
リメイクはもういい。 俺は他の監督で観てみたいけど、
この企画はもうメジャーでは絶対に通らないでしょ。
野村は、若い頃は会社都合の喜劇撮ったりして、
撮影所内でも人望のある人だったから、
こういう企画も通ったけど。
今は昔ほど清張ブランドもないしね。 改めて見ると重いな、これ。
俺も片親で水商売の母から育ったけどよ、
昭和50年頃にしても、こんな服着てなかったけどなぁ。
ガッチャマンよか、バイオマンだったけどな。
今じゃTVでは流せないなこれ。子供の頃に9時からの枠であったのは
何回か見た事がある。
俺はこれを超えるすごい映画はあると思うけど、
これほど重い映画はこれ以外には無いな。
あのメインテーマのオルゴールが頭から離れない。 緒形→たかし、志麻→黒木、野村→田中登で、
二時間ドラマやったぞ。 普通の人でも風向き次第で、簡単に人間の道を踏み外すってとが、
他人事ではない気がして、怖かった。
しっかり生きようと自分の方向性を少し変えてくれた映画
ラストシーンで利一とヨッコは絶対再会して欲しかった・・・
今月末発売される期間限定DVDを予約しようか考えてます 警察で利一と父親との再会シーン かばっていたのか見捨てたのかと
上の方にも議論があったが 俺は少しばかり違う見方をしていた
昔付合ってた女の子と些細な事で喧嘩別れしてしまった
2週間程して冷静になり彼女の家へ行って謝ろうとした
そんな事を何も考えずに出来るよな青二才だった
しかしドアを開け姿を現した彼女は確かにあの彼女なのだが
もう別人の女になっていた というか俺にはそう見えた
結局元のさやにはおさまらなかった
そこにいたのは確かに俺の知らない別人の女の子だった >>502
えっ?
引っ越しして別人が住んでたって事?
もう少し詳しく頼みます。 上の方にも書いてありましたがTV版のCMってどこかで
見られないでしょうか?
今借りているDVDは劇場版の予告しかありませんでした 俺のトラウマ映画だ
ガイシュツらしいが言いたい
ヨッコの緒方拳への耳うち
「ヨッコ、お父さん、好きですよ」
と東京タワーのシーンは、邦画史上最強クラスの悲しいシーンだな
おとうちゃんちょっとしょんべん
行ってくるから。また見てろ!
(コイン望遠鏡) 。・゚・(ノД`)・゚・。
今、一歳になった一児の母ですが、たまに敢えて見たくなります
もう冒頭の、我が息子と変わらない歳の庄ちゃんが
ムニャムニャと可愛らしくねんねの目を擦るトコから心が痛くなる… むしろ地上波で普通に流したほうが 絶対乳幼児虐待少なくなるでしょ!? 同意
でも、あの名シーンご飯を赤ちゃんに詰め込みは間違いなくカットされそう
今は何でも『だからこそ見せるべきでは?』の部分が
中途半端なオブラートに包まれる
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています