旧帝大教授がが、学位取得を目指して熱心に論文を書いている3人の女子院生の中で誰をパーマネント助教にするか
長いこと考えていた。 そこで教授は3人に最近注目されている実験手法を使った「ちょっとコレNature級かも?」
と思われなくも無い予備実験のデータを渡し、
女子院生らがそのデータをどう活用するか見ることにした。

 一人目の女子院生は、実験データを一目見てこんなものは信用できないとしてゴミ箱に捨ててこういった
「私は研究が大好きです。 だからこんな怪しげなデータをFigureに加えてあとで取り下げることになりかねない論文発表はできません」

二人目の女子院生は、実験条件を徹底検証しそのデータに再現性がないとわかるとこういった
「私にとっては研究は再現性と仮説の斬新さです。だから実験データの真偽を確かめましたが流行の仮説に沿った
もっともらしい実験データは偶然の産物では再現性が認められませんのでこれは論文には使えません」

最後の女子院生は、予備実験データをそのまま信用してすぐさまFigureをこさえて論文の中心データに加えて、
早速、Natureに投稿、掲載されたものの関連分野の研究者や2chで袋だたきされたあと泣きながらこういった
「私は研究を愛しています、お前なんか研究じゃなくて高IF雑誌の方か好きなんだろう
言う方もいらっしゃるとは思いますが本当に研究を愛しているんです・・・」

……教授は考え、3人の中で一番おっぱいの大きい女子院生をパーマネント助教にした。