小保方氏に割烹着を着せたのは笹井氏なのか? 〈「笹井副センター長」未亡人インタビュー(2)〉
http://news.ameba.jp/20160216-101/

 小保方晴子氏(32)による手記『あの日』の出版を受けて行った、笹井芳樹氏の
未亡人へのインタビュー。小保方氏の元上司で、理化学研究所のCDB(発生・再生
科学総合研究センター)副センター長だった笹井氏が自ら命を絶ったのは、2014年8月
5日のことだった。家族宛て、理研の幹部宛て、小保方氏宛てに残された遺書には、
共通して〈マスコミなどからの不当なバッシング、理研やラボヘの責任から疲れ切ってしま
った〉とあったという。

 ***

 確かにその当時、笹井氏と小保方氏の“関係”についての報道は過熱する一方だった。

 例えば、自殺の10日前に放映された『NHKスペシャル 調査報告 STAP細胞 不正
の深層』では、〈小保方さんと論文準備が出来るのをとてもうれしく思っています〉〈笹井
先生 また近いうちにご相談に伺わせていただけないでしょうか〉なる両氏のメールのやり
取りを、男女のナレーターに思わせぶりな口調で音読させていた。

 著書で小保方氏はこれを、「個人攻撃」「過剰演出」と述べている。

「主人はその番組は見ていませんでした。ただ、研究室で誰かに内容を聞き、取材にも
メールで答えたようですが、番組では、『都合の良いところだけピックアップされてしまった』と
残念がっていました。私は番組を見ましたけど、あのメールも、変なナレーションを付けなけ
れば、至って普通のメールですよね。単なる業務上のやり取りでしょう。それをわざわざ、と
いう思いはあります」(未亡人)

■“小保方さんに割烹着を着せた”

「また、以前から親しくしていた全国紙の記者が、一方からの情報で事実確認もなく
『笹井が小保方さんを囲い込んでいた』というような記事を載せたこともありました。これ
に主人は『裏切られたみたいだ』とすごく怒っていました。信頼していただけに、その豹変
ぶりがとても信じられなかったようですね。